別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

微笑み

2012-12-21 | 自然や花など

    

  柘榴の実は熟すと割れて、 中からルビーのような赤い実が現れる。 
                       
  あたかも賢者の額から 思想がはじき出たかのようだ…
      (ポール・ヴァレリー   柘榴)    

皮が厚い石榴は、ひとの額のように堅い、 賢者の額から思想がはじき出る… 

 
        簪も櫛もなき髪笑む石榴  草田男


髪に 簪も櫛も飾らぬひとの微笑み…

       
         熟れざくろ濃き朝霧を噛んでゐし    鷹女
   
 霧を噛む石榴… 自然もこころも大きい 

     

   あはは… って 笑っているようなザクロ
   豪快なザクロと
  

 

 

 


 

コメント
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