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ドアの向こう

日々のメモ書き 

命かがやく

2010-09-04 | こころ模様
     

  先日 ドキュメンタリー映画 「風のかたち」 をみました。 

  映画は 小児がんと闘う子どもたちと医療関係者、ボランティアの活動を10年がかりで記録しています。 小児ガンは10人中7~8人が治る。 と言っても、10人中2、3人は生きることがむずかしい と。

  毎年開かれるサマーキャンプで…  しぜんの匂い、 しぜんのやさしさ…  あるがままの自然がくれる、げんきのもと… つかの間でも 闘病のことを忘れられたでしょうか。 そして ひとりじゃない。

 不安とたたかいながら周りを気づかう子。 寄りそう医師、応援する(元患者)先輩、 スタッフや家族の思いがとどく。 でも、 当事者にしか解らない もっと深い思いや愁いもあるのでは。 これだけで 蛙が知った振りをしては 失礼かなと思いました。
 
  うつくしい映像もひかれます。 語りすぎないで、 いざない、 余白をうめるように。 やさしい色で、 患者のきもちをはかるような自然は 美しくさり気なく。
 思いをふくらませてくれる野の花や虫… 
 
  重いことを 押しつけではなく、 
観る者にゆだねるかたちで。 
 小児ガンについて知り、考える良い機会をいただきました。 

  小児ガンは治る病気です……

  健気なこどもたちに元気をいただきました。
  大病せずに 今あることを感謝します。
    ありがとうございました。 
 
      
        
 
  主催は若き学友、 落雷2周年記念の上映会です。 
 なんとポジティブな考え、 まず 発想に乾杯しました。 
 
  二部は 伊勢真一監督と寺田さんのトークショーを楽しみました。 寺田さんは黒のドレスに羽織ったものが稲妻のイメージでしょうか、 雷ファッションも美しく決まっていました。  終わらない仕事はない… 肝に銘じます。 
  
 たんたんと記録されたようでも どう伝えるか… 監督の個性、感性が光っているとおもいました。 子どもたちに思いを馳せる 猛暑の日。 
 
  終わらない夏も 無いですね。
 
 
 
 
コメント
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