きのうのこと…
雷鳴と稲光り、霰まで降った。
それらが屋根のうえでまとまって握り拳くらいになると、ぐちゃっと落ちていく。
突然の嵐 呆然とする。
気温3度。 能登の方達はお花見どころではないのだと、お見舞いの言葉も悴んでいる。
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花はいかに… 夜は散歩に出た。
桜吹雪が濡れるベンチや 黒い土にアートを残していた。
水たまりに揺れる筏。 十六夜の月が薄墨色に染めあげて
妖しく浮かびあがる花の塊。 優雅な情趣に誘われる。
ためらいがちな夜半の月… 薪能も待ち遠しい。
カメラは入院中、記録がなくて残念だ。