ドアの向こう

日々のメモ書き 

こつごもり

2014-12-30 | 自然や花など

 雨上がりの公園で

  手すりの 滴が金色に光った
 

 紅葉葉楓の実が落ちて

   こんなに拾った  
    とくに 強風の翌日がお勧め…

  刺のある鎧で 守られる種子  不思議な造形に感動する
  瓶に入れて 森のようすを聞こう
  

・「イチョウ 奇跡の2億年史 生き残った最古の樹木の物語」
  ピータークレイン著 矢野真千子訳  河出書房新社 438p
     ゲーテの 「Ginkgo biloba」も愉しみで

   読みたいけれど まだ手元にはない
    お年玉がもらえたら買いたい

・ 最近 駅前や空き地で注連飾りや門松を売る人たちがみえないけれど 気のせいかな
  うちは飾らないけれど
 お正月飾は  園芸店や花屋さん・ホームセンター・スーパーでも売っている

・寒くなると 冬ごもり 
  蕪村の画集を眺めて暮らそう

  老はいや死ぬこともいや年忘れ  風生

・きょうは大晦日の前日 
 「おおつごもり」の前日で「こつごもり(小晦日)」

  春や来(コ)し年や行きけん小晦日   芭蕉 


 

   つたない絵日記に たくさんのお客様がいらして うれしいです
  来年も どうぞよろしくお願いいたします
   

 

 

 

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たそがれは

2014-12-23 | 自然や花など

  郵便を出しに 新都心まで行った

   夕ぐれは早く 4時過ぎると 

 

  あたりは茜雲に 染まった

 

  誰(た)そ  彼は…

  橋のうえで すれ違うのはどなたでしょうか

 

 

 

 

  

 

 

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時雨

2014-12-04 | 自然や花など

  急に寒くなって
  木の葉の 時雨が降りました  
  

   一足早く 
 

 届けられた 冬の手紙…

   

   うれしいね   こんなにたくさん

 時雨の色


 

  近くを歩くだけで

  まだまだ紅葉狩り

  柿の実は 冬晴に映えて
   
    染の野は枯に朱をうつ木守柿    澄雄

 曇って さむそうな梢

    木守柿来る年のこと誰も知らず   万千代

     

 

 

 

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小春日

2014-11-27 | 自然や花など

    玉の如き小春日和を授かりし   たかし

                               (エミリオ・グレコ  ゆあみ)


  冷たい雨がつづいたあとの小春日、 ほっとしました。  小さな喜び探していると 

 紅葉葉楓(もみじばふう)の 黄葉です

 

    お店のオリーブが 少しずつ色づく
  かわいい実です

  

  舗道の巨大なレモン  ずっしり重い ポンテローザ

 

 

 明日からはまた雨   変わりやすい天気です。

   お風邪に気をつけて…

  

 

 

 

 

 

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紅葉狩

2014-11-11 | 道すがら

 

  ツアーバスで箱根町に着いた。 

 

  芦ノ湖のほとり 東京箱根間大学駅伝の像  ここで折り返すのね
 熱戦が浮かびます。

 

  海賊船で桃源台まで

2階 船首から  小雨にけむる木々の色

 遠足や家族旅行で何度もきているけれど 紅葉ははじめてかな

 

 ロープウェイから  
 眼下にうねる錦のひろがり  
  

 大涌谷で大粒の雨・・    黒たまごの漆黒

 


  黄赤や緑が濡れて鮮やかになった


 チューブから出したてのあの色この色 
  みごとな景色を描いたのは 誰かしら   
 

  強羅から  箱根湯本へ  (登山電車

スイッチバック方式でジグザグに進む  (大平台駅

 

  木の間を縫って  

 

右へ左へ 夢中で撮った

 赤い電車にゆれながら 遠く思いを馳せている

 

  寄木細工が飾られて
  新しいものより  古雅な香りが好もしく

 

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季節のコロン

2014-11-05 | 自然や花など

 庭の嵯峨菊を見ていると 足長蜂がやってきて

 

  せっせと蜜集め

 

 


 

 

  藪柑子が生って   ひそかに・・ コロン

 藪茗荷に 青いコロン

   藪茗荷の花 (7月

 

 colon と 言祝ぐ  (コトホグ)

 

 ホウチャクソウは青い ころん


 ホウチャクソウの花 (5月

 

 近くでは  季節外れの カッシア (アンデスの乙女)、 紅花満作も咲いている。

 

 

 

 

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運河に沿って

2014-11-03 | 道すがら

 帰りは 天王洲アイルで下車。  運河に出ると水門の横、 遠慮がちに帆船が見えた。


 倉庫を改造した おしゃれなレストランで


  熱いコーヒーを飲もう。 
 水面にひかりの粒が躍っている。 食器のふれあう音  ざわめき 小声の会話を楽しんで
明るい陽が日除けを照らすと ルノワールの絵も浮かんできた。 

   T. Y. ハーバーブルワリー
   

 

 
  ここまで10700歩   

 

 元気を取りもどして  品川駅まで歩く
遊歩道をいくと 対岸から見えた東京海洋大学の雲鷹丸が
 大きな姿を現した。 役目を終えて今は陸にあがっている。

 

  いつも水辺は 気持ちがいい。 心地よい風が流れていく。 

   連れはどんどん行ってしまう。 
 

 お~い  待ってよ!
    ストレリチアが咲いてるよぅ 
 

 背中ばかり追っかけて スケッチしないのも残念だった。 
  16638歩 11.6km

 

 

 

 

 

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秋点描Ⅳ

2014-10-27 | 自然や花など

 秋かと思えば昨日今日は 24.5度と暑く、  琉球朝顔が咲いている。 歩いていても汗をかく。

 

 ヘブンリーブルー?

 

 

   西日に透けるハナミズキ ハッとする朱、赤、茶色・・


 

 余所の生け垣に かわいい瓜坊がコロコロ・・   烏瓜の実
 レースのような花 種のかたちは結び文   知れば知るほど面白い

 

 燃えるようなピラカンサ。 その名もギリシャ語で火と棘の意。  バラ科。  

 紅白や絞りの山茶花も咲いて、 夕方から風向きが変わって雨戸をガタガタ・・ 木枯らし1号

  明日は一気に冷えるそうだ。 

 

 

 

 

 

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秋点描Ⅲ

2014-10-16 | 自然や花など

 工芸館へつづく道   ススキが呼んだ

 近所のフェイジョア  実がなってる

 6月の花さえ 印象的


  

渋谷 オーチャードホールへ向かう途中  たのしい探検

 

かぼちゃの馬車が待機して
 暗くなればイルミネーションが光る

 

 誘われて 森山良子コンサート -グレイテスト・ヒッツー

透明感のある歌声、歌唱力、楽しいトークを満喫した。 とくに  ショパン作曲 「子犬のワルツ」(速いテンポ! 超絶技巧)。 ドイツ語によるシューベルトの「アヴェマリア」 「30年を2時間半で」 (演技力に注目) 「さとうきび畑」

 衣装もすてきです

 

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赤い月

2014-10-08 | 自然や花など

きょうは皆既月食。 月が欠けて見えるのは夕方 6 時過ぎから夜 9時半ごろ。 
 7時半から8時半ごろが、月が完全に地球の影に入ってしまう皆既食。 
 日本では 約3年ぶりに良く見える。 (Nikon 星空案内より)

夜風は寒いけれど

 天体ショーを 愉しんだ

 

 あんこ玉みたいだ

 

 上空に赤い月  

 

 

 

 

 

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良夜

2014-10-06 | 自然や花など

  

  この良夜海に在らむと漕ぎ出づる    佐野まもる
 

  生涯にかゝる良夜の幾度か        福田蓼汀

 

 
 台風が去って 十三夜の月が昇った   5時32分
  
 
今宵の 大宮氷川神社観月雅楽演奏会は 15日に延期です
  待ち遠しいこと

 

 

 

 

 


   

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秋点描Ⅱ

2014-10-04 | 自然や花など

さいたま新都心 ビル街の芒です
6日は十三夜  後の月見

大宮氷川神社  観月雅楽演奏会が楽しみです。 

 

 フジバカマ

花水木の実

 冬青(そよご) かな?  

 葉の上にひとつずつ

 

 朝顔の仲間でしょうか 

  古来より  白い秋です

 

 

 

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秋点描

2014-10-03 | 自然や花など

 遊歩道にさがす秋

 

  ブルーのドレスは小麦ちゃん   おしゃれですね

  レースの縁飾りと ハイソックスのさわやかな白 

 色づきはじめた植栽

 

パッションフルーツの仲間  トケイソウに実がなっている
 枇杷のようで
 

機械じかけの花からは まったく想像できませんね。 

 

 

 

 

 

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秋の香り

2014-09-27 | 自然や花など

外にでると、 町はよい匂いで満ちていた。 

 金木犀の香りだ。

 生垣すべてが金木犀
 我が家にも2本、 市の花として贈られたのだ。

  とうとう秋が来たんだね。


 

 家のまえで胡麻を育てている方があって、 鉢が二つ、 胡麻は二本。

 そこを通るたび、ひそかに観察してきた。 夏のさかり白っぽい紫の花が咲き、緑の筒形の実ができ莢がふくらみ、 今は枯れ色が弾けはじめている。

 なかを覗くと粒々が見える。 刈り取って 筵のうえに干して 
殻を叩いた… ふるさとの農作業が思い出された。
 「胡麻刈る」  「胡麻干す」 「胡麻叩く」 どれも秋の季語。 新胡麻が出たらさっそく買いもとめ、「ごま塩」をつくる。 胡麻を炒るときは塩のほか大さじ2杯くらいの水を入れ、全体を湿らせてから炒ると良い。 塩でコーティングされた胡麻は、湿気を呼ばずいつまでも薫り高い。

 胡麻の花は 狐の手袋に似てるよ。


 

ダリアをみるとかならず近づく。 
あまり楽しくはなかった遠い日の記憶。

 

 水引草二筋三筋風のまゝ  安藤寿胡

 

  「ジヴェルニーの食卓 原田マハ」 を読んだばかりで気取ってしまった。 
 影が長くなったな…

  

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用水の周り

2014-09-22 | 自然や花など

 万葉のころ 「いちしの花」として歌われた彼岸花

 

 追記) ふくら雀さんの投稿から、あらためて深まった彼岸花のせかい、
清川 妙著 「万葉集 花語り」から コメント欄に詳しく載せました。

 

 

 

 恋のバトル。 上にいる小ぶりなのがたぶん雌で
  右下の恋敵は半分くらい食べられてしまっている。 
  

この木、前にも出会った  

開花すると 青い珠実…   何だったかなぁ  思い出せない

 調べると クサギ 葉や茎を傷つけると嫌なにおいがする それで臭木になったが
花は馥郁とした香り。 
 藁の灰汁で煮出し染料にするとあった。 縹色(ハナダイロ) 薄い青に染まる。

 

 

 

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