別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

貝母

2015-03-28 | 自然や花など

 

  家でみつからないバイモの花

 常盤緑道で写してきた

 

  寂びた色でうつむく姿   内なる網目模様
 

  フェンス際の2.3か所に 固まっている

 

 上から見れば こんな具合    髭を伸ばしてあたりにつかまる。
強風にも折れない知恵を持っているのね。

  

 

 ユリ科 中国原産の多年草。 来年は、やさしい人からいただいた
庭のバイモが出てきますように

 

 

 

 

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このごろ

2015-03-26 | イーゼルのうた

  

     水彩 4F

 風はつめたいけれど 春は そこここに…
  ひとりが休んで 仲間3人で機嫌よく ツバキを描いた
 

 

 会は40年続く 
  今では人も減り 指導者もなく マンネリ化してきた
  心機一転  もっと勉強したい 刺激をもらいたいと
 それぞれが思うようになった

 

  新学期  指導者のいる別のグループを探そうと思う

 

 

 

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わが庭の

2015-03-25 | こころ模様

 留守中の庭に 春が来ていた  
ハナニラが咲き

 

  クリスマスローズは大きく広げ  

 

 

  岩ザクラや

  ツバキ

 

  こちらも温かかったのでしょう  一気に開花しました
 ちいさな庭です

 

 

 

 

 

   ※ 旅のアルバム フォトチャンネル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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旅の思い出

2015-03-22 | 道すがら

 法華寺ではたくさんの花が迎えてくれました

回遊式庭園の 寒あやめ 

 こちらは めずらしい金魚葉椿
  葉は まるで金魚の尾びれのよう
       この椿 ルピナスさんちにも あったなあ

椿磯隠 イソガクレは 侘助のように小さな花です

  東書院で開催中の「春の古代ひな人形展」で 
 歴代の門跡が持参された ひな人形や天皇家より拝領の御所人形など拝見しました。

 ほかの花々を ゆっくりご覧ください

 

 

  

 

 

 

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馬酔木の森

2015-03-19 | 道すがら

馬酔木を探して 依水園へ。 濃い紅と

 透きとおったピンクもいい

 花ぶさの雨となりたる馬酔木かな  碧雲居

 

 


 

 旅は5日目 19日は朝から冷たい雨であった。
猿沢の池、元興寺をめぐりようやく春日の森にたどり着く。

 鬱蒼として及ばないひかり、 天蓋の開いたところに幾本か白花をつけている。
 吹き降りとなり冷えたからだに濁流の激しい音が無情に響いた。 

 家持のように可憐な花を袖に入れてみようか…

 池水に影さへ見えて咲きにほふ馬酔木の花を袖に扱入(コキ)れな  巻20・ 4512

   磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど見すべき君が在りと言はなくに  大伯皇女

  

   

    

    見すべき君… に  もうお会いすることもできない

 

 

 

 

 

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リフレッシュ

2015-03-14 | こころ模様

 

  西澤笛畝(ニシザワ テキホ)の 玩具絵貼交屏風 (右双)

 笛畝は日本や中国、韓国、タイ、印度、チェコスロバキア、イタリアなどから集めた人形を描き、 それらを貼り交ぜた。 細やかな観察と、やわらかな彩色に温もりがあって人柄が解るようなの。
 人形を玩具から芸術品に高めた画家の情熱を感じた。 

息子の土産に紛れていたこの顔は   いったいどこの人?


 笛畝のコレクションをみれば インドの人形に顔や雰囲気が似ている 
 本人は忘れているけど ベトナムから印度へ出張したときのものでしょう 
 
 

 彼女のおしゃれも素敵だね


 

 

春らしくなって 冬眠から覚めたばかりの蛙ですが

 

 

  すこしリフレッシュしたいと思います

                よろしくお願いいたします

 

 

 

 

   

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待ちわびて

2015-03-12 | こころ模様

  煙るような雨のあとの 満開の花

 

 校庭の隅に いつまでも咲くロウバイ

日向には 沈丁花


 

なんとなくせわしく 一週間もごぶさたして

 でも  こころだけは 窓につけたシールのように 華やいでいたのです

 「合格!」の弾む知らせ  
  お菓子を焼いたり 会食したり

 作品展をのぞいたり・・・

 小学生の作品に入りこむ心地よさ 
  本 本 本…  暖かな図書室 みどりの風 白い雲・・ すがたはないけれど
 活発な児童が見えました
  (画像は 「大東小 池田さん」の作品です)

 

にぎやかな仲間に囲まれて 時を忘れていました  (本太小 新田さんの作品です)

おなじ会場で 
さいたま市所蔵品展 「人形に捧げた生涯 西澤笛畝の足跡」

 西澤笛畝の本業は日本画家。その生涯を人形の蒐集や研究に捧げた。


  

・享保雛 江戸時代 ・次郎左衛門頭立雛 江戸時代 ・衣装人形 式三番 江戸時代
・西澤笛畝  玩具絵貼交屏風 昭和時代
・清水晴風 玩具絵書簡貼交屏風 明治末期~大正時代

玩具絵の貼交屏風、芥子雛の細緻なお道具など愉しみました。

 

  

 

 

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間もなく

2015-03-04 | 自然や花など

 ポカポカと気持のよい春の日
 モクレンも 大きく伸びをしている

 弥生の空は桜の木に ふんわり軽いスカーフをかけて

 

 風は冷たいけれど ほんとうの春があちらこちらに顔を出す

 ご近所の河津桜がちらほら咲いた

 

         -☆-

BLOGをはじめてそろそろ10年。
 今では動かない画像や、まったく見えないのもあり、たいへん見苦しくなってしまいました。 おいでくださる方に恥ずかしく思います。

 

 


 

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水ぬるむ

2015-03-01 | こころ模様

  
  辛うじて芽やなぎ水にとゞきけり  万太郎

  三月は鼻に微風を送る山    澄雄
  温むより何やら萌ゆる水の底  子規

 

   水底に映れる影もぬるむなり   久女

 早くも三月。 水ぬるみ魚が動きはじめるころ、釣果も上がることでしょう。
霞んでみえる景色、 柳の芽は微風を受けてそわそわしている。
 (画像 梅まつりの大宮第二公園で) 

 

 

 

 

 

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梅まつり

2015-02-24 | 道すがら

  曇り空を晴らすような紅です
  濃淡重ねて華やかでしょう。

   大宮梅まつり ただいま開催中

 

 

  藪椿も惹かれます

 

  花びらが退化した茶筅梅などめずらしく 鄙びた風情に魅かれます。

 


 

 園内の梅ほとんどが蕾…  週末はどうでしょうか 

  全国陶器まつりも賑わっています

 

  

 

 

 

 

 

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tugumi

2015-02-22 | 夢見鳥

 視線を感じて 目をあげると
 こちらを窺うツグミ…   しばらく見つめ合った。

  このごろ頻繁に やってくる

 

 慣れたツグミは 庭に降りたち 
  シジュウカラや雀が残した餌を啄んでいく


 常連のヒヨドリが警戒するまえを スタスタと歩く


 

 

 

  空き地に星の瞳が ちらほら



 

 廓信寺の梅が見ごろ

  境内の福寿草を楽しみに お詣りを 

 

 

 

 

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噴水あがる

2015-02-21 | 別所沼だより

 久々に別所沼へ。 しばらく来ないうちに景色が変わった。
 南に噴水ができ、対岸のウナギ屋さんが無くなっていた。跡地になにができるのでしょう。そういえばバス通りの喫茶店も、コンビニもいつの間にか移転したよう。自然だけが残るのだろうか。
  

  水鳥もたくさん集まってくる。

 

 頭の後ろに垂れさがる冠羽で キンクロハジロとわかります。
 青い灰色をした「くちばし」 目は黄色なの。

 

 風は冷たく頬に痛い。 日陰に霜柱が残っていた。

 ハウスまえの河津桜は 一輪だけ咲いて

 散歩の人を集めている

 2日もすれば ほどけそうな蕾がたくさんみえた。



 ガイド日が近づくとだいぶ前から天気ばかり気にしています。今日は半日ガイド。 晴れたおかげで午前だけで、19名いらっしゃった。雨が降る日のガイドは寒くて大変なことでしょう。

 ・何度も訪ねている追分の堀辰雄文学記念館で別所沼のヒアシンスハウスを知った。
男性は堀文学に造詣深く心から楽しんでくださった。 

・歩く会の方々がおおぜい。その内7名がいらした。
説明半ばで 集合の声がかかり残念そう。改めてお越しくださるそうです。
・大学で美術を教えていらっしゃる先生とお嬢さん。ヒアシンスハウス設立のころから知っている。立原の合唱曲など。お話が尽きない。(ありがとうございました。

 午後のガイドにバトンタッチ。 朝は蕾だったさくらがふっくらしている。
遊歩道に雪柳の小さな花、ミモザの黄色い塊、間もなく咲きそうだ。白梅、紅梅、ロウバイ、朱色のボケなど愉しませる。
 帰路は沼のスケッチにやってきた友と一緒、 自転車を転がして歩いた。 本日7700歩

 

 

 

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長い時間

2015-02-19 | イーゼルのうた

  ぶらぶら来たら 絵画教室のまえに出た

 通りから見えるように飾られた かわいい作品

 伸び伸びしてて屈託がない   いい絵じゃないの

一方 行き詰まった顔…

  きりがないほど悩んで
    似てるけれど どこか違う
   眼が小さいの 大きいのと 
   ひと筆入れるたびに まったく別人になってしまうから厄介だ

  あぁ~ さっきの方がよかったじゃない! と 仲間は言うけど
  前回より しぼんだ顔が現れた

 写真では一瞬を切りとる  かかる時間は1秒に満たない
 ところが絵には 長い時間が含まれている 
 右側七分くらい斜めだった角度も微妙で 鏡を覗くたびにそこが違ってしまう

 本人の欠点が隠されて…   野見山さんのエッセイにドキッとした
こころが さもしいのである。 よく見られたいばっかりに。 で…  似ていないのでUPしますね。
道であってもわからないと思って。

 ここまで6時間くらいかかって  もううんざりしてるけど 
 仲間は 「来月もやりましょう」 「描けないなんて悔しいじゃない
 こうなったら とことん描きましょう」と意欲的なんです。

 

 

  

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光のなかで

2015-02-16 | こころ模様

   おさなごの声が聞こえる園庭で 春のつぼみが耀いている


  ポカポカ陽気に背中を押され 
      真っ赤なしずくに目を奪われた


 人気の多肉植物を植えるお宅です

 ケーキのように  

 

 花のように 

 

 

 

   

 

  こちらでは シックな彩り

  寂びたうつわもいいですね

 

 
  すてきなものに出会う 風光る午後 
 遠まわりしてよかった  

 

 

 

 

 

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角ぐむ

2015-02-14 | 自然や花など

  以前 描いたことのある雲南桜草を ことしも買ってきた。   
 その時は気づかなかったが 今日つくづくと眺むれば
   花の付け根がおもしろい。風船のように膨らんでいた。
  いつも見ているふりをして ほとんど見ていないらしい。

  描いたのは2009年、
 5年まえのあのころを  昨日のように思い出せるのは飛びとびながら
 blogという日記をつけているからだ。 

  
  
 このあたりは、 まいあさ氷点下で
  午後のひなたが 華奢な桜草をいたわるように包んだ。

  


 

  庭の満天星に 角のような芽が出てきた。 これが「角ぐむ」か…

調べると 
角ぐむ(つのぐむ)は 葦や荻(オギ)、ススキ・マコモなどに多くいうとあった。 

  キラキラと耀く
    まるで貴人の冠のようです

 

 

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