晴れ。だったはず。
本が切れたので適当に選んで
内田樹「下流社会」を流し読む。
わからないものに対して好奇心でなく初めから「対価」を要求することの愚。
そういう環境に置かれてしまった子どもたちは貧しい。
気が付けば何度「貧しい」という言葉を使ったかしれないけれど
事ほど左様に「貧しい」事実がある。
端からなんでもわかっていれば苦労はない。
人は一寸先がわからないのが基本なのに。
そこで浮かび上がってくるのが「時間」。
とりあえず長くお付き合いするのかどうかという「姿勢」。
たとえば「結婚」というのも本来はそういうもので。
たまに会うのが情熱の元とも知らず共に暮らせば「寛容」のみが重要。
「恋」は病気なので長続きしないもの。
「愛」は長続きすることを前提として付き合うもの。
「この人でなければ」と思うのは錯覚で
「この人でよかったかも」というのがそこそこな現実。
お互いたかが知れているのだから
「予想もつかない未来」をいたずらに限定したところでしかたがない。
ただしそうした「真実」はいかにも味気ないので
人はついつい「情熱」に走ったりする。
本が切れたので適当に選んで
内田樹「下流社会」を流し読む。
わからないものに対して好奇心でなく初めから「対価」を要求することの愚。
そういう環境に置かれてしまった子どもたちは貧しい。
気が付けば何度「貧しい」という言葉を使ったかしれないけれど
事ほど左様に「貧しい」事実がある。
端からなんでもわかっていれば苦労はない。
人は一寸先がわからないのが基本なのに。
そこで浮かび上がってくるのが「時間」。
とりあえず長くお付き合いするのかどうかという「姿勢」。
たとえば「結婚」というのも本来はそういうもので。
たまに会うのが情熱の元とも知らず共に暮らせば「寛容」のみが重要。
「恋」は病気なので長続きしないもの。
「愛」は長続きすることを前提として付き合うもの。
「この人でなければ」と思うのは錯覚で
「この人でよかったかも」というのがそこそこな現実。
お互いたかが知れているのだから
「予想もつかない未来」をいたずらに限定したところでしかたがない。
ただしそうした「真実」はいかにも味気ないので
人はついつい「情熱」に走ったりする。
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