’23 GW2

くもり。風がまだ冷たく。

武田砂鉄編「開局70周年記念　TBSラジオ公式読本」を読む。

ラジオを聞いていたのは中学校の頃の深夜番組まで。
それ以降さっぱりお付き合いがなくなったものの。

「コミュニティ」を作るメディアであることをあらためて。
今となってはさらに重要な存在かもと思うことしきり。

この種のものがあってこそという「世界」を知っておこう。
おそらく「健全な批判精神」が辛うじて残されているということで。

長峰由紀の「だって、それしかないじゃないですか。
それ以外にないじゃないですか。語り継いでいくしかないんです」が素敵。

永六輔の「戦争体験」について。
自らが経験しているかどうかの如何を問わず。

「語り」というものの魅力を知っておこう。
巷で「好ましくない声」を聞くことが少なくないので余計に思いは募り。

松林宗恵「社長忍法帳」（’65）を観る。

小林桂樹は司葉子と結婚して出世。
58年前の北海道の景色など。

何もかも「従来通り」で。
当時の観客は飽きなかったのかどうかは不明。

引き続き松林宗恵「続・社長忍法帳」（’65）を観る。

藤田進と進藤英太郎、浪花千栄子が参加。
いずれも何とももったいない使われ方。

今回は「建設会社」の設定。
気分は「毒を食らわば皿まで」。

「キャラクターの描写」が全くなく。
すべて「お馴染みの」という形だからいやはや。

どうやらその「事実」の「確認作業」に。
ここまで来たら「やるしかない」のみ。