退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「脳内独語の古典小説といささか微妙なリメイク」について

2021-04-24 02:31:20 | Weblog
晴れ。おだやか。

プルースト「失われた時を求めて 10 囚われの女」を途中まで読む。

どうしてこんなに速く読めてしまうのだろうと思ったのだけれど。
本書は「脳内独語」を再現しているからだということに気付く。

そこには「時計で測るような時間」は存在しない。
ただひたすら「流れる」だけだから。

これまた明日読了予定。
いよいよ「第3コーナー」を曲がりつつある趣き。

クリス・アディソン「ザ・ハッスル」(’19)を観る。

本作がフランク・オズ「だまされてリヴィエラ」(’88)のリメイクだと知ってふむふむ。
マイケル・ケインとスティーヴ・マーティンを女性に変えて。

プロデューサーでもあるレベル・ウィルソンの目の付け所の「勝利」。
ただし個人的にはアン・ハサウェイに魅力を感じないのでそこが残念。

お肉たっぷりの「可愛い女子」の魅力をあらためて。
「just the way you are=あなたのままで」という言葉を思い出した次第。

冒頭のアニメーションが好ましい出来。
もっともオリジナルに比べると内容は微妙だったり。

とはいえそれを知らなければ楽しく観られることは確か。
というわけで是非ともオリジナルを観るべしと言っておく。
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