退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「豊かな数学の世界とロシア映画の微妙な面白さ」について

2024-02-28 02:44:01 | Weblog
晴れ。風強く冷たし。

矢野健太郎「暮しの数学」を読む。

オリジナルは1962年。
それが2020年になって文庫化され。

前半では英語も学べる。
もっともあまり一般的でない単語が多いけれど。

遠近法や音階についてもあれこれ。
世界各国のいろんな計算法の紹介もあり。

この「豊かさ」を知っておきたいもの。
「代数のわかりやすさ」についても。

イゴール・バラノフ「ワールドエンド」(’19)を観る。

本作の設定にはいささか無理があるものの。
「ゴジラが東京しか襲わないこと」を思えばそれもよし。

「口のないエイリアン」が「敵味方」に分かれるのにふむふむ。
「超能力者」が敵を察知したり。

「スペツナズ」のユーリがアリョーナをレイプする描写が唐突。
前半の色彩の描写は好ましく。

ラストは「エイリアン」(’79)の影響がありありと。
そこからの展開が面白く。

それにしても152分というのは長すぎる。
「エイリアンが操る人類の姿」が「人間らしいゾンビ」だったり。

これも「不安のなせる業」か。
要は「誰も信用できない」ということで。
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