退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「決して『素人向け』ではない本と圧倒的な魅力のある女優」について

2021-04-07 02:37:33 | Weblog
くもり。夜になって降る。

岩槻邦男「新・植物とつきあう本」を読む。

素人向けの紹介かと思いきや。
著者のこれまでの人生の「総まとめ」になっている内容。

「すれっからしの身」としては理解できたものの。
とても素人には歯が立たないはずで。

ゲーテ、芭蕉、蕪村あるいは太宰治やアリストテレスも登場し。
理解するにはなかなかに難しいと思われるのだけれど。

とりあえず「歯が立つところ」からといった趣き。
「マスコミ」を「イモ」に例えるあたりに笑う。

何とも「優雅な表現」なので気付きにくいだろう。
少なくとも著者が相当に「屈折」した人物であることだけは明らか。

リチャード・クワイン「媚薬」(’58)を観る。

ヒッチコック「めまい」も同年の作品で主演が同じカップル。
ジェームズ・スチュアートとキム・ノヴァク。

脇にジャック・レモンと「ドラキュラの花嫁」エルザ・ランチェスターもいる「贅沢」。
物語は「魔女が人間に恋する」ということでよろしく。

魔法を唱える時のフレーズが印象に残る音楽はジョージ・ダニング。
シャム猫のパイワケットの魅力も存分に。

それにしてもキム・ノヴァクの素敵なことときたら。
いかにもな「魔女ぶり」を楽しもう。

例えば。

わが国の女優陣はそれぞれに魅力的。
ただし彼女のように「圧倒的な魅力」を発するものは少なく。

眉毛の描き方は大げさだとはいえその「不自然さ」を超える美貌たるや。
かの女優はまだ元気でいるようなので現在の姿も確認したいもの。
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