退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「『オタク』というフィルターはあるものの結構まともな言説と『宗教』に包まれたSF映画」について

2024-01-04 03:40:54 | Weblog
くもり。ちょいと晴れ間もあったか。

最後の休日ということで本屋へ行く。

東浩紀「訂正する力」を買って読む。
バフチン、クリプキ、ウィトゲンシュタインがわかりやすく。

名前はどうでもいいのだけれどこの種の態度が「普通」だと思いたい。
「オタク」が「現実」に出会ったという「フィルター」はあるものの。

「日本人の忘れやすさ」をむしろポジティブにと。
著者の発想は素敵だけれどたぶん「現実」には無理筋。

そもそも字を読めて意味がわかる人々が減っているのだから。
ただ「君子は豹変す」と同様に「過ちは正した方がいい」のは確か。

出来るかなあ。
出来ないだろうなあ。

リドリー・スコット「エイリアン コヴェナント」(’17)を再見。

オリジナルにアンドロイドの意志を付け加えた内容。
基本の物語は同じく。

「圧倒的な感染力」を持つ生きものには勝てるはずもなく。
そこに「死なないアンドロイド」が加わるのだから。

「コヴェナント」とは「契約」で「約束の地」でもある模様。
結局「宗教」ですかと思うのみ。

SFチックなものでもそれは変わらず。
「欧米人=あなたたちの妄想」でしょうと敢えて。

映像はキレイ。
かの監督の性質なので。

マイケル・ファスベンダーがすべてと言っていいかも。
「宗教」が「地獄と極楽」を描くものであることを覚えておこう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする