退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「友だちだったら好ましい女子たちと七変化のキャラクター」について

2020-10-05 02:37:45 | Weblog
くもり。日曜は食料の買い出しに行くのがルーティーンに。

ジェーン・スー「私がオバさんになったよ」を読む。

タイトルは森高千里「私がオバさんになっても」から。
「非実力派宣言」をした彼女は当時「オシャレ」で。

本書は対談集。
光浦靖子、山内マリコ、中野信子、田中俊之、海野つなみ、宇多丸、酒井順子、能町みね子。

宇多丸と早稲田で同じサークルに居たのを初めて知る。
先輩後輩の関係のようで。

残念ながら著者のラジオ番組は聴いたことがなく。
それでも「好ましい存在」であることに変わりはなく。

中野信子の「異端ぶり」をあらためて。
TVで見かける際はそうでもないのに。

「友だち」だといいなと思う「女子たち」の姿がいい感じ。
こちとら「ヘンなおぢさん」ではあるのだけれど。

松田定次「七つの顔」(’46)を観る。

片岡千恵蔵の「多羅尾伴内」を確認したくて。
観客からして「どう見ても千恵蔵」だという「矛盾」は横に置いておこう。

轟夕起子との「出会い」のシーンで「探偵小説の話」がちょいと。
「洲崎パラダイス 赤信号」(’56)ではすっかり「おかみさん」な女優の姿よ。

ホームズ、ルコック、ソーンダイク、チャーリー・チャン、フィロ・バンス、クイーンにルパン。
戦争が終わって「趣味」を満開にしたのだろうか。

本作の「トリック」は「古典的」ではあるもののうなずける内容。
後に小林旭もやったはずのキャラクターを知っておこう。

石森章太郎のマンガもあったか。
「正義と真実の使徒、藤村大造だ」という台詞はまだない。
コメント
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