晴れ。おだやか。
掛尾良夫「キネマ旬報物語」を読む。
そうして始まったのかということと同時に何とも複雑な「歴史」。
ひとつの雑誌に関わる人々の興亡よ。
何度も休刊しては復活し。
編集長や編集方針、寄稿者あるいは金主も変わり。
この「疾風怒濤ぶり」は味わい深く。
現在の姿は未確認だけれど。
個人的にはほんの一時期に買って読んだのみ。
たぶん遥か昔の大学時代のことだと思うが詳細は不明。
それとは別に。
アマゾンプライムからの本人確認のメールになぜかリンクがきちんとされていず。
何度やっても同じ結果に。
仕方なく久方ぶりにGyaoへ。
西村昭五郎「覗かれた情事」(’72)を観る。
エロ小説を書いている夫と「作品を絶対に読まない」と約束した妻。
作品を愛読している友人に唆されて読んだ結果はというお話。
照明・熊谷秀夫の技術を味わう。
光と影の交錯が素敵。
白川和子の下から見上げる時の表情の「うらめしさ」。
丹古母鬼馬二の「野生ぶり」が好ましい(刑務所で歯ブラシを削って局所に埋めた話も)。
「女子の性欲」が認められていなかった時代の作品。
その「解放の果て」は「唐突な終わり」を迎えて。
「私をあなたの小説の中に閉じ込めないで」という台詞が意味深。
つまり「男子の妄想」は「現実の女子の姿」を見ていないと。
ただしそうした展開を全て操っているのが「小説家の弟子」だったり。
その「限界」ゆえに主人公は死んで「別世界」へ。
「女子の生き難さ」を描いた作品。
なかなかに深い「ロマンポルノ」を是非。
掛尾良夫「キネマ旬報物語」を読む。
そうして始まったのかということと同時に何とも複雑な「歴史」。
ひとつの雑誌に関わる人々の興亡よ。
何度も休刊しては復活し。
編集長や編集方針、寄稿者あるいは金主も変わり。
この「疾風怒濤ぶり」は味わい深く。
現在の姿は未確認だけれど。
個人的にはほんの一時期に買って読んだのみ。
たぶん遥か昔の大学時代のことだと思うが詳細は不明。
それとは別に。
アマゾンプライムからの本人確認のメールになぜかリンクがきちんとされていず。
何度やっても同じ結果に。
仕方なく久方ぶりにGyaoへ。
西村昭五郎「覗かれた情事」(’72)を観る。
エロ小説を書いている夫と「作品を絶対に読まない」と約束した妻。
作品を愛読している友人に唆されて読んだ結果はというお話。
照明・熊谷秀夫の技術を味わう。
光と影の交錯が素敵。
白川和子の下から見上げる時の表情の「うらめしさ」。
丹古母鬼馬二の「野生ぶり」が好ましい(刑務所で歯ブラシを削って局所に埋めた話も)。
「女子の性欲」が認められていなかった時代の作品。
その「解放の果て」は「唐突な終わり」を迎えて。
「私をあなたの小説の中に閉じ込めないで」という台詞が意味深。
つまり「男子の妄想」は「現実の女子の姿」を見ていないと。
ただしそうした展開を全て操っているのが「小説家の弟子」だったり。
その「限界」ゆえに主人公は死んで「別世界」へ。
「女子の生き難さ」を描いた作品。
なかなかに深い「ロマンポルノ」を是非。