退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「下り坂を歩くこと」について

2013-01-23 02:15:39 | Weblog
雨のち晴れ。借りた傘を置き忘れる。

下水工事のためにしばらく家を離れていたが
ようやく復帰する。

妹のマンションの「ゲストハウス」とやらは
ビジネスホテルより広くて値段は安かった。

ただしネットが出来ずタバコも吸えずという「二重苦」。
後者は風呂場の換気扇を強にして凌いだけれど。

久方ぶりの「独り暮らし」というより「監禁」されている感じがした。
それもまた楽しからずやと言えばそれまでのこと。

木原武一「快楽の哲学 より豊かに生きるために」を読む。

ギリシャ・ドイツ・フランス・中国の思想家たちの言葉のさまざまな引用は
それほど「刺激」はないにせよ自らの「読書歴」を振り返るにはいいかも。

今という時代を考えると
「知る喜び」の重要性はもっと声高に語られるべきなのかもしれない。

引き続き荻上チキ「僕らはいつまで『ダメ出し社会』を続けるのか」を読む。

タイトル通りの冷静な分析と語り口。
この種の本に「答え」を求めるのは間違っていることを知ろう。

「地道にまともなことを続けること」

よくも悪くも「下り坂の時代」には
いたずらに叫ぶことなく「耐える」必要がありそう。

少なくとも「他人におまかせ」という態度は×。
それぞれが「レベルアップ」していくしかないか。

それにしても新刊本屋には「読みたい本」が少ないのに驚く。
もちろんこちらの「アンテナの問題」も忘れずにおきたいものの。

新たな「刺激」を求めてさまようことに変わりはなく
いささか「停滞気味」なのもよくあること。

歩くのは嫌いではないのでマイペースで行くことにする。
コメント
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