退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「あれこれ」について

2013-01-14 02:25:45 | Weblog
『くもり。寒さは緩む。

斎藤美奈子「月夜にランタン」を読む。

それぞれの指摘は「まとも」。
ただし著者の作品をあれこれ読んできた身としては刺激が少ないか。

「妊娠小説」に初めて触れた時のなるほどという気持ちはずいぶん薄れたものの
著者の立ち位置が変わっていないという点では納得する。

「お付き合い」が長くなるとどうしても「倦怠期」が訪れやすい。
もっともそうしたことを感じさせてくれるほど著書に接するかどうかも重要。

ときどき「どうしてるかな」と近況を知りたくなる友人。
今のところ勝手にそう思っておく。

食べ物で言うなら「お茶漬けの味」。
同名の小津作品における小暮実千代は可愛かった記憶がある。

それはそれとして。

NHKスペシャルで深海のダイオウイカを見る。

まだ「未知の領域=トワイライト・ゾーン」が存在しているらしい。
金色のイカはキレイだったけれど案外小さく見えたのがいささか残念。

「水戸黄門」同様1時間番組で45分以降にクライマックスを持ってきた模様。
「クラーケン」のような巨大イカをどうにかイメージさせたかったところが伺える。

冷静に思えば前半を飾ったさまざまな発光クラゲの方に「神秘」があるかも。
おそらく「予告」がいささか「過剰」だったのではあるまいか。

登場する日本人の博士が「テンタクルズ」と言うのを聞いて
これまた同名の映画を思い出す。

「何が怪物を狂わせたのか」という予告編のフレーズは
その「大時代な調子」ゆえにいまだに覚えている。

ジョン・ヒューストン、シェリー・ウィンタース、ヘンリー・フォンダらが出演。
今にして思えば相当な「豪華キャスト」だが作品そのものはつまらなかったはず。

ちなみに「テンタクルズ」とは「触手」のことで「吸盤」は「サッカー」。
なるほど視聴者に「まとわりつき吸い寄せる」効果は十分。

その後「アバター」を途中から観る。

「原住民」を意識し始めた頃の「西部劇」のよう。
それ以前の「インディアン」は「野蛮」でしかなかった。』

と書いて昨日寝た。

雨のちくもり。夜に風が吹く。

「貝殻追放2」読了。

ニヤリとさせるユーモアが素敵。
かつて人々が学生野球に熱中した「歴史」をあらためて知る。

老若に関係なく女子が「アイドル」に熱狂するのは時代を問わないのだとすると
女子とはそうした「生き物」なのだということになる。

その「臆面のなさ」はいわゆる「本音」で
男子からすると「デリカシーがない」ことになるというわけ。

「深くて暗い河」の一部か。
それぞれに「議論」していただくと楽しそう。

深夜「Lie to me」を観る。

今回は「ソシオパス=サイコパス」を採り上げていた。
「魅力的に見える」せいで余計に怖さが増すところは変わらず。

「テッド・バンディ」などという懐かしい名前も登場。
「不可解な存在」はやはり恐ろしい。

ティム・ロスの何とも「知能指数の高そうな顔」もコワい。
彼のアクの強さがドラマ全体を支えている。

個人的には主人公にスカウトされたモニカ・レイマンドが好ましい。
彼女はときどき「やさしいヘビ」のように見えたりもするのだが。

さて。

明日は結局変えることになった歯医者の一日目。
仮歯のまま過ごしているので早く決着させてもらいたい。
コメント
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