木蔭にたたずむスリムな奴!
その正体は…
HONDA TL50 バイアルス50
1976年発売のホンダ発のトライアル入門モデル。
じつはこれ私のものではなく、前回同様に今回も車検お代車として借りてきていたのです。
だけども乗るのが楽しいので、返却前にこうしてひと遊びしていたのですよ。
この時代の原付(50CC)はとかく楽しい奴が多い!
エンジンは正直って非力だけれど、その分扱いやすく、
おまけにスリムな車体のせいもあり、意外とよく走る!!
実際メーターも80キロ表記♪
実際そこまで出るかどうかと言われれば…
アタリの車体なら、少しいじればそこまで達したし、あるいはそれ以上も!
だけども、当時原付きはノーヘルが当たり前であったから、
思えばずいぶんめちゃくちゃな時代でしたし、だからこそ楽しかったとも言えますね。
さて、今回はそんなスリムで楽しいTLだから…
スリムで楽しいラデイゥス№42!
こいつは小型ガソリンストーブの傑作のひとつで、本体は筒型なれど、
使いよい一体式ケースゆえに、箱ストに分類すべきかどうかいつも悩みます。
なんせ、ケースを展開すればそのまま風防を兼ねたゴトクになるから使い良いことこの上なし!
おまけに使用時も常に本体が見えるので愛でることのできるこのうれしさよ♪
ケースの中できらり輝く美しいストーブ!
また燃料がガソリンであるので、プレヒートは手早く、立ち上がりも速い!
そのうえ、見た目に反してパワフルですよ!!
またタンク底面にフィラーを持つユニークな構造のため、ジョウゴなどがなくとも、給油ができます。
この中央の凹みからきれいにタンク内へ♪
よく考えられた構造です。
ですので、タンク上部フィラーがないので見た目もスッキリ美しい!
こうお話をすると、
「でも安全弁がないので少し不安です…」
というお声をも聴くことがります。
ですが個人的にはその心配は無用かと…
というのも、この手のストーブが熱暴走をするケースは、そのほとんどが次の理由。
つまり上部に想定以上の大きな鍋や鉄板などを乗せての使用。
その反射熱がストーブに伝わり過剰に熱せられ熱暴走を起こすのです。
ですがこの42に関して言うと、ケースのサイズがゴトクのサイズなので、あまり大きなものは乗せれないし、
仮に乗せたとしても、構造上その熱がストーブのタンクへ過剰に伝わるとは到底思えない。
(ケース側壁が遮熱版と作用するし、ケース内部にも遮熱版を備えているから)
また、タンク自体が小さく容量も知れているので、暴走するほどまでの過剰な連続使用も心配不必要かなと…
(ただし昨今の日本の酷暑の様な異常な状況は無視)
そういうわけで、ことこの42に関しては安全弁の心配は不要だと思いますが、
それでもまだ不安があるという方にはご遠慮いただくほかないですね。
だから、使って楽しい奴!
そう、そう…
昔の原付ではないですが、ノーヘルやとんがった性能などなど…。
今思うと危険が危ない状態も、当時は「だからこそ」めちゃくちゃ楽しかったから、そういう感じのものだと…
**動画**
スリムでやんちゃで、楽しい! ~ホンダ・バイアルス50&ラディウス№42~Slim, naughty and fun! ~Honda Vials 50 & Radius No. 42~
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