嬉しいお客さん

先日、店で珍しくちゃんと仕事をし、そしてお買い上げいただいたお客さんをお見送りしていると、
「おや？あれは誰だ？」
入り口付近に紙袋を下げた若い男の子が何か言いたげな様子で待っている。
ああ、こりゃ多分営業の子だなとそう思い、ご丁重にお引き取りいただこうと、
「何か御用ですか？」と声をかけると、
「あの、先日メッサーで…」
「あああ～！はいはいはい！あの時の君ぃ？！」

実はぽちと一緒にメッサーで遊んでいたこの日、自転車に乗った若者に声をかけられしばしお話をしていたのです。
で、その時の若者が彼だったのです。
だから予想外でびっくりするやら、嬉しいやら。
まあまあどうぞと招き入れ、まずは一言。
「それにしてもよくここが分かったね。」

そんなわけでその後はしばしあれこれと談笑。
メッサーが好きで模型好きだとは聞いておりましたが、実はバイクでも共通の趣味があったり、
またかなりニッチ（「小規模で盲点的」な、いわゆる「マニアック」や「風変わり」な）趣味の持ち主であることも判明！
（具体的には、ドイツポストに関するあれこれ）
だからそれも面白く、あれこれいろいろお話を伺いました。

しかしまあ、こういうのは本当に嬉しいね♪
以前は、趣味のバイクなどで広く仲間を募って集まってたりはしたけれど、
大きなところでは世界情勢、小さなところでは家庭の事情などがあり、
このごろめっきり閉じた世界の中で遊んでいたりしますので、
新たに知り合いが増えるということがあまりなかったのです。
そういうこともあり非常に嬉しい！
（おまけに、ちゃんと仕事をしている姿も見てもらえたし♪）
ヽ（^∀^）ﾉ

てなわけで、ぜひ連絡先を交換しようとなり私が紙と鉛筆を手にすると、
「いやそれならラインを…」と彼が。
でもご免、私はスマホを持っていないので電話番号でしか連絡の手立てがないのだよ。
しかもそれすらも、気が付くのが数日後で毎回みんなに怒られている。
（=^^=）ゞ

そして無事電話番号の交換が終わったので、
「よし、では次回メッサーで出動するときは連絡するんで、またあそこの河原でな♪」

こうしてまた一つ、メッサーで出かける際の楽しみが増えました。

そうそう、実は最初に彼が手にしていた紙袋は私へのお土産が入っておりまして、
どれどれどれと喜び勇んで中を覗くと…



あ！例の切れ端カステラ♪


さすが～。、わかってくれてる！

ヽ（^∀^）ﾉ