「にゃ?」(「ん?」)
「にゃぁ~。」(「覗かないでよ~!」)
「にゃあ!」(「ほんとにもう!」)
と、これはとある日のコロンさん。
寝床にと与えたカドラーをひっくり返し、
底の部分を爪でかきむしった挙句穴をあけ、
そこから顔を出してご機嫌だったので、そっと覗いてみたのです。
こんな感じでこの子はよく一人遊びをしております。
というか、我が家はいつもわんこだらけで、
中には猫を目の敵にしている、ぽち&くまがいるから、
のんきにケージから出て遊んでいると、
「あ!猫や!」
「猫や~!」
と、吠え声を出して追いかけるので、
普段遊ぶのは、どうしても自分のケージの中となってしまうのです。
また、ぽち&くまが別の階に行っており、コロンを別段気にしない子ばかりであっても、
その子たちはコロンと遊ぶというようなことがないので、
どうしてもコロンは一人遊びばかりすることとなってしまいます。
その様子を見ていると、
「コロンは友達がいなくて可哀そうやな~。」
とか思ったりもするのですが、
それはそれで、本人(猫)は結構満足そうに、地味な一人遊びを楽しんでおります。
私はわんことはずいぶん長く一緒に暮らしていますが、
猫とはいえば、家にいたのは黒にゃんだけ。
あの子はものすごく臆病で、家族以外の人の目には触れないように過ごしていたほどだったから、
もちろんわんこと遊ぶなどとんでもない話でしたが、それでも、よく窓から表を眺めておりました。
当時近所に住んでいた生き別れの家族を眺めていたのか?
でもコロンにはそういうこともないのです。
猫ってそういうもんなのかな~?
と、猫素人の私は、今日もコロンのトイレを掃除しながら、
「あんた寂しくない?」
と、声をかけるのですが、かえってくる返事はいつも決まって、
「にゃぁ~~~♪」
ま、ええんかな?これで。