粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

地震、雪山、松山

2011年03月21日 | Weblog

この度の東日本で発生した巨大地震や大津波による被災、原発事故により拡大されつつある
被災に遭われた方々の苦しみを思うと、自分にできる支援は何かと考えるとともに、この
未曾有の被害に改めて自然の大いなる脅威を感じています。


地震の影響が東京にも出ている中、1月から入院している肉親の様子を見るため18日に
四国・松山に帰省。
この日、羽田空港は電力不足対策により、屋内はやや暗くなっていました。
 
羽田発の便は軒並みほぼ満席で、三連休前ということよりも地震や原発事故の影響と
思われます。


被災地行きを除くと飛行機は予定通り運行しており、居並ぶ機体を見るといつもとなんら
変わりがありません。
 

飛び立つと直ぐに雪山が見えてきました。どこか分かりませんが、真下にスキー場が鮮
明に見えます。
 

雪山がさらに近づいて来て、しばらく見とれていました。
 

上空から、こんなに間近に雪山を見たのは初めて。
 

手前が中央アルプス、遠方が北アルプスと思われます。
 
雪山に見とれ、何もかもすっかり忘れていました。

松山に到着すると、地震の影響は全くありません。

病院に行き、想像以上に身体も意識も衰えた肉親の姿に、覚悟はしていましたがこのよ
うな日が思っていたより早く来てしまったと感じました。
2日間付き添いで病院に宿泊することにし、日中は今後のことの事務手続きや、いくつか
の親戚を訪ねたりしてあわただしい時を過ごしました。
唯一、毎晩道後温泉に入って癒し、二日目の夜は知人と語りながら瀬戸内の魚を握った
寿司を楽しみました。

次回の帰省予定のゴールデンウィークまで帰る必要がないことを願って、20日に松山を
飛び立ちました。
 
 


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