pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2010

2010-05-04 23:19:18 | 観劇/コンサート

ショパン生誕200年を記念して「ショパンの宇宙」と銘打ったラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」に、ショパン好きな長女とふたりで行ってきました。ショパンの全作品を網羅し、173ものプログラムを展開するというショパンイヤー最大のフェスティバルです。メイン会場の東京国際フォーラムはものすごい混雑。地上広場には出店もたくさん出て、お祭り気分で盛り上がっていました。

ロビーコンサートのチケット購入者は、地下の展示ホール、ヴァレ・ノワール広場のイベントに参加できます。私たちが到着した時間には、ポーランドの3人のピアニストによるコンサートと、ショパンが半生を過ごしたワルシャワの映像のコラボ、Chopin2.0-Newparadigmと、のだめオーケストラ弦楽四重奏団と河野紘子さんのピアノ演奏などがありました。のだめオーケストラのステージにはのだめカンタービレに出てくるマングースも登場してタクトを振っていました。かわいい~

ショパン・カフェでは帝国ホテルなども出店して、おいしいランチがなんと800円でした。おいしかった~ほかにもたくさんのお店が並んでいます。目うつりしまくり。

14時からは7階のホールB7ドラクロワ(ホールには、ショパンゆかりの名前がつけられています。おなじみのホールCはヴィアルド、ホールB5はジョルジュ・サンドなど。)に移動して、C.ティベルギアンのピアノと香港シンフォニエッタ演奏、イヴ・ウィンシー指揮によるメンデルスゾーン序曲「フィンガルの洞窟」とショパン・ピアノ協奏曲第2番ヘ短調op.21を鑑賞。素晴らしかったです今回の有料のコンサートはすべて45分という刻みでお値段も1500円~4000円。チケットさえとれればハシゴできる嬉しいお値段ですね。ちなみに私たちの聴いたコンサートは3000円也。聴きごたえのある素晴らしい演奏でした。特にピアノコンチェルトの第2楽章にはうっとりでした。。。

地上広場にはショパン市場。ここにはショパングッズの他に過去のラフォルジュルネで販売されたモーツアルトやベートーベン、シューベルトのグッズもありました。

次はフォーラムの外へ出て丸の内エリアへ移動。

 東京ビルTOKIA1階「ガレリア」では、石井絵里奈さんによるショパン「幻想即興曲op.66」の演奏がありましたが、ごらんのようにものすごい人の山で、音は聞こえど姿は見えず・・・残念

 で、くじけずに丸ビルへ移動。こちらでは1階ロビー「MARUCUBE」でマズルカ作品6の2の演奏がありました。

 ここでお茶。丸ビル3Fのハーブスのチェリーチーズスフレとストロベリータルトを、アッサムティーとデトックス・ハイビスカスティーでいただきました。ここは長女のおごり。ちょっとうれしい母でした。

 丸ビル7階ではショパン展。ショパンの本物の自筆譜やショパンの死後すぐに型が取られた「ショパンの左手」(レプリカ)やデス・マスクなども展示されていました。ショパンの手は意外に小さく、この優しい手からあれだけの作品が紡ぎだされたとは思えぬほど華奢でした。

そんなこんなでショパンに酔いしれ、心はすっかりヨーロピアンだったにもかかわらず、この後なぜか江戸時代に飛ぶんですな。と、いうわけで6時からはよみうりホールで落語。続きは明日。おやすみなさいませ。