←キャスト表は本棚! ←巨大な「逆転時計(タイムターナー)」
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原作:J.K.ローリング脚本・オリジナルストーリー:ジャック・ソーン
演出・オリジナルストーリー:ジョン・ティファニー
振付・ステージング:スティーヴン・ホゲット
〈出演〉
ハリー・ポッター:藤原竜也
アルバス・ポッター:福山 康平
スコーピウス・マルフォイ:斉藤 莉生
デルフィー:岩田 華怜
ハーマイオニー・グレンジャー:早霧 せいな
ロン・ウィーズリー:竪山 隼太
ドラコ・マルフォイ:宮尾 俊太郎
ジニー・ポッター:馬渕 英里何
マクゴナガル校長:榊󠄀原 郁恵
〈あらすじ〉
ハリー、ロン、ハーマイオニーが魔法界を救ってから19年後、
かつての暗闇の世を思わせる不穏な事件が
あいつぎ、人々を不安にさせていた。
魔法省で働くハリー・ポッターはいまや三人の子の父親。
今年ホグワーツ魔法魔術学校に入学する次男のアルバスは、
英雄の家に生まれた自分の運命にあらがうように、
父親に反抗的な態度を取る。幼い頃に両親を亡くした
ハリーは、父親としてうまくふるまえず、
関係を修復できずにいた。
そんな中、アルバスは魔法学校の入学式に向かうホグワーツ特急の車内で、
偶然一人の少年と出会う。彼は、父ハリーと犬猿の仲である
ドラコ・マルフォイの息子、スコーピウスだった!
二人の出会いが引き金となり、暗闇による支配が、
加速していく・・・。
先日のスコットランド国立美術館展の帰り道、親友チェシャ猫ちゃんが「ハリー・ポッター観て来たよ!魔法がスゴイ」と、劇場の画像を見せてくれました。本棚がキャスト表になっててすごい!と、よく見るとハリーが藤原君、ハーマイオニーが早霧せいなさん、ドラコが宮尾俊太郎さまじゃありませんか!そ・・そうだった!キャスト発表になった時、宮尾さんが!早霧さんが!って喜んだんだった。。でも、チケット争奪戦が凄そうだし、ハリポタは最初の数冊しか読んでないしなあ。。と、二の足踏んでたのでした。
で、なんとなく公式を覗いたら、あれ?6月チケットまだある!しかも、I列って、前が通路の見やすい席だ!・・としうことで即GET噂の限定9と3/4チケットの並び!
幕が開くと、そこはもう魔法の世界でした。普段着のハリー親子が、一瞬にしてマント姿に!そこから一気にハリポタの世界に引き込まれました
藤原君のハリーはもちろん、早霧さんのきりっとした魔法大臣ハーマイオニー素敵そして、ドラコの宮尾俊太郎様、ミュージカルの舞台はありましたが、ストレート舞台は初めて。立ち姿や身のこなしが美しいだけでなく。台詞まわしも落ち着きのある重厚な感じで、シェイクスピア劇などでも拝見したい!と思っちゃいました。
今回はハリーとドラコの子供たちがメインとなります。早くにヴォルデモートに両親を殺されたハリーが、思春期の息子に手を焼き、言ってはいけない一言をぶつけてしまう。ドラコもまた、息子が自分の出生の秘密に疑問を抱いていることに悩む。。そんな「親子」と「友情」の物語が軸という感じでしょうか。あとは触っちゃいけない「逆転時計(タイムターナー)」へたに触ると歴史が変わっちゃうってやつですね
宮尾さんドラコが「人生で一番難しいのは子育てというけれど、本当に難しいのは自分を育てることだ。生きていく上には様々な岐路があり、自分で選択しなければならない。そんな時に必要なのは親や友達だが、自分には友がなく、親にも相談できず孤独だった」というようなことをつぶやいたのがとても印象的でした。数々の魔法仕掛けで賑やかな舞台ですが、この言葉がこの作品をあらわしているように思えました。そうだよなあ。。自分はたいしたことない人生だけど、親にも友達にも恵まれたかもなどとセンチメンタルな気分になりました
私の席はSですが、9と3/4席(20,000円)の皆様は、入場も一番早く、規制退場も一番先、特別プログラム付でした。プログラムは2000円なので、見やすさと優越感が3000円なのね。。と横目でうらやましがってきました。その席には、ホグワーツのガウン姿の方もちらほら。気合入ってました!
5月までキャスト発表になりましたね。一年間のロングランはすごいなあ