pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

壁抜け男/自由劇場3列目下手

2006-09-30 20:22:38 | 観劇/コンサート

自由劇場は「オンディーヌ」、「思い出を売る男」以来、久しぶりです。考えてみれば、どれもみな石丸幹二さん主演。でも、今日のお目当ては、オペラ座の怪人以外の高井治さんのお姿だったんで~す

とはいえ、やっぱり石丸さんには釘付けです。今日は前方席とはいえ端の方でしたが、幕が開いたらなんと石丸さんが目の前でした。おいしい!なんて素敵

お話は、真面目な小役人の石丸さんが、突然(本当に突然すぎてびっくり)壁を抜けられるようになり、自分の壁を突き破って大胆にもパン屋に泥棒(ジャンバルジャンか)に入ったり宝石泥棒になったり、不幸な人妻と恋に落ちたりする物語で、全編が歌。もう、本当に素晴らしい歌声壁の抜け方にもいろんなパターンがあって、とっても面白かったです。ええどうなってるのと思うところもたくさんあり、楽しい楽しい!

高井さんは石丸さんの上司、人妻の夫の検事、刑務所の所長の3役ですが、やっぱりすごい声量で歌い上げます。手の動きも素敵怪人の時はどういうわけか丸顔のように見えてしまいますが、あごの線もシャープで、私好みのおでこ。怪人の抑えた優美な演技とは対照的に、めちゃくちゃハジけてました。高井さんと石丸さんが並ぶと、どうしても怪人とラウルを思い浮かべてしまうのですが、二人とも楽しそうで、観ているこちらまで思わず微笑んでしまいました

最後はちょっとシュールな終わり方でしたが、(シュールというよりホラーかも・・・)そこは観てのお楽しみ。

カーテンコールでは、キャスト全員が劇中で歌ったナンバーをひとつずつ歌う洒落た趣向で、最後には石丸さんのリードで「人生は最高!」を客席も一緒に合唱しました。何度ものカーテンコールで、最後にもう一度合唱。2度目は客席の声もずいぶん大きくなっていました。お隣のおばさまは、「石丸さんみたいな音楽の先生におそわりたかったわー」とうっとりされていました。同感

行くたびに思うのですが、四季の専用劇場、特にこの自由劇場は本当に素敵なところです。写真の一番右は、2階のテラスからの眺めです。あんまり上手に写せませんでしたが、本当にうっとりする眺めでした。夜は更に更にロマンティックですね

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TOMMY

2006-09-29 00:22:11 | 観劇/コンサート

今日は中川晃教コンサートの一般発売日。平日ソワレをGETしましたが、良席がくるといいなあ・・アッキーといえば、「モーツアルト!」は卒業らしいという噂で愕然としていましたが、そこはアッキー。どんどん新しい作品にトライするんですね。SHIROHに続き、いのうえさんの演出で「TOMMY」に出演がきまったようです。たしか三重苦の青年の話で、来日公演がありましたね。私は行かれませんでしたが、アッキーがやったらぴったりかも・・またまた憑依してしまうでしょうね。絶対行きます!共演の高岡早紀さんは、6月のOUR HOUSEを観に来ていました。アッキーとの共演を意識してたのかもね。小林十市さん、最近とても気になっているので、本当に楽しみです。3月なんてすぐですからね。明日は四季の「壁抜け男」10月ペテン師と詐欺師に奇跡の人、11月12月マリーアントワネットにタンゴ冬の終わりに、アッキーのコンサートとバーン・ディス、1月2月はタイタニックで3月がTOMMYで4月がジキル&ハイド、レミゼもすぐだし、こまつ座もある。蜷川さんの「恋の骨折り損」もいかなくちゃ。貧乏暇なしです。頑張って働かなきゃ

ロック★オペラ THE WHO'S『TOMMY』
演出:いのうえひでのり
出演:中川晃教、高岡早紀 ROLLY 小林十市 右近健一 村木よし子 斉藤レイ他
公演期間:東京公演:2007年3月 日生劇場
       大阪公演:2007年4月 シアター・ドラマシティ

 

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ジャスティス

2006-09-28 23:11:06 | 映画/DVD

トム・クルーズのマイノリティー・リポートで一目ぼれしたコリン・ファレル主演、捕虜収容所物の映画「ジャスティス」・・・封切り当時の予告編ではコリン・ファレルの連合軍将校の軍服姿がめちゃくちゃ素敵だったものの、車で隣に座った上級将校が頭を打ち抜かれて血しぶきが飛んだり、車で転落して目が醒めたら凍死体の山の中だったりで、血みどろ残酷アレルギーの私は、ついに観にいけませんでした。

本日新聞のTV欄をチェックしたら、お昼すぎの12ch映画にこの作品が!ここって、古い映画が多いよね~まだここの枠にくるような作品じゃないと思うけど・・と、ちょっと憤慨もあり、とうとう観てしまいました。

前半の血みどろ場面はほとんど目をつぶってしまいましたが、コリンが全裸で拷問を受ける場面で胸がきゅーーーーん全裸だからじゃないですよ。なんというか、捨てられた子犬をみているようなせつない母性本能そして捕虜収容所での階級差別、人種差別に人権侵害。

エール大学で法律を学んだ彼は、白人軍曹を殺したとされる黒人将校の軍法会議で、黒人将校の弁護を引き受けます。この裁判には連合国捕虜たちのある陰謀が隠されているのですが、真実を暴こうとするコリンが、事実をひとつづつ明らかにするうちに、どんどん成長していく。その成長っぷりが素晴らしい。ただのボンボン将校が、立派な大人になっていく過程がすごいです。ブルース・ウィルスが連合国大尉として捕虜たちを率いていますが、存在感という点ではコリンとナチの収容所長のほうがあったかな。最後にこの大尉が人としての「誇り」を体現しようとするのですが、イマイチそこだけ空気が・・・殺人の罪を着せられながらも、毅然とふるまう黒人将校の「誇り」のほうが、私にはぐっときてしまいました。

コリン・ファレルは眉毛がせんだみつおだとか、変人とかいろいろ言われますが、好きだわー

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ミス・サイゴン

2006-09-27 22:16:02 | 観劇/コンサート

                   彼女は蓮の花

emiemiさん情報で、急いで東宝HPをのぞいたら、なるほど再々演のオーディションのNEWS!楽しみですねーわくわく

そこで希望キャスティング。(あくまで私の個人的妄想的希望ですのでお許しを)

キム:新妻聖子・月川勇気・鈴木杏
  (「蓮の花」だからなーう・・・む。Tシャツ一枚で、太ももがいやらしくない方希望)

クリス:中川晃教・小栗旬・谷原章介・浦井健治
  (誠実端正なようでいて、実は気弱で無計画で泣き虫だからなー)

エンジニア:内野聖陽・北村一輝・橋本さとし・佐々木蔵之助
  (かなり胡散臭くてアヤシイ役うっちー新境地ってことで頑張れ!)

ジョン:緒形拳・松本幸四郎・吉田剛太郎
    (この方々に「ブイ・ドイ」を朗々と歌い上げてほしい!)

エレン:石原さとみ・佐渡寧子
  (夢にうなされ、昔の恋人の名を叫ぶ夫を抱きしめてあげられる根性、現地妻と対決する度胸・・・)

トゥイ:橋本じゅん・吉野圭吾・駒田一・古田新太・北村有起哉
  (亡霊になって現れた時のお姿がポイント)

ジジ:シルビア・グラブ・麻美れい・夏木マリ
  (貫禄と女の悲しさ「映画のように~」)

タム:「純情きらり」のとおるちゃん
  (無条件でかわいい男の子よろしく。チャメが猫じゃなかったら絶対この役)

 

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父からの手紙/小杉健治 著

2006-09-26 23:23:51 | 私の本棚

この著者の作品は未読でしたが、タイトルにひとめぼれして買ってしまいました。

お話は、失踪した父から残された家族に定期的に届く手紙から、事の真相を追ううちにある事件に巻き込まれる娘の話と、偶発的に殺人を犯し、刑期を終えて出所した青年の話が交互に語られながら、ある時ひとつに結びつき、手紙の意味が明かされるという、ちょっと複雑な構造のお話でした。展開にはちょっとご都合主義なところもあり、突っ込みどころはいろいろありましたしかしながら、娘が50歳になる日までの手紙を書き続ける父親の心情は、涙なくしては読めませんでした。

手紙っていいですよね

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オープンキャンパスその3

2006-09-24 23:28:38 | 雑感

  気持ちの良い秋風の中、次女につきあってまたまたオープン・キャンパスへ。

大学の最上階の展望室から眺めた風景は、逆光ながら、なかなか素敵本日出かけた大学は、どちらかというと硬派な感じ。以前に行った超近代的な施設を持つ大学と異なり、掲示板なども昔のように登校して自分で確認します。でも、さすが現代っ子。誰かが休講情報を見に行ったら同じ講義をとっている友達同志、チェンメで情報を流すそうです。みんな携帯もってますからねなんか、こっちのほうが好感もてちゃう。

そして、キャンパスツアーは他と同じですが、「○○学部生の本音トーク・ライブ!」なんていう企画もあり、参加。タイトルは柔らかいですが、なんのなんの。中味は結構濃く、そこで何をどのようにして学ぶのか、将来はどんな道が開かれているのか、課外ではどんな楽しいことがあるのかなどがよくわかりました。一年生の女子学生の進行も、パワーポイントを駆使したプレゼンもなかなかのもの。今時の大学生も結構熱いそして、大学も、ものすごくグローバルな視点で学生を育てようとしているんだなーと感心してしまいました。なんというか、うらやましいな・・

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THE LAKE HOUSE/イルマーレ

2006-09-23 00:43:11 | 映画/DVD

今日はchat noir さんと共にジキル&ハイドの先行に参戦し、めでたく前方(1階サブセンと2階センターですが)GETこれで鹿賀さんの最後のジキハイを見届けることができます。

と、いうことで気持ちが軽くなり、キアヌ・リーブス&サンドラ・ブロックの新作「イルマーレ」へGO夕飯時にかかったせいなのか、封切り日にもかかわらず、お客さんはまばら。映画の時はいつもできるだけ後方センターに席をとってもらうのですが、私の座ったO列センターブロックには他にだーれもいませんでした。昼間は埋まったのかな~席・・・

お話は韓流「イルマーレ」のリメイクですが、「イルマーレ」とは海という意味のイタリア語なんだそうで、湖の家が大きな役割を果たすこの作品は、やはり原題のTHE LAKE HOUSEが妥当でしょう。イルマーレはレストランの名前として出ては来ますが、サブタイトルにすればいいのになー・・・

でも、素敵でしたよーキアヌこの方、本当にこういう役がぴったり。控えめで誠実で不器用で、どこもガツガツしていない品の良さ。大好きな「雲の上で散歩」を彷彿とさせました。そしてサンドラ・ブロックも素敵!強いのに弱く、かっこいいのに可愛い
さすが韓流のリメイクだけあって、おきまりの交通事故ネタとか、「ありえないよね」とツッコミ入れたくなるところもありましたが、お二人の美しさでなんでも許しちゃうキャロル・キングのIt' too lateがせつなく響いていました。ダンスのシーンはポール・マッカートニーThis Never Happened Beforeずるいぐらいの選曲ですね
ただ、ポスターにあるコピーとか雑誌などでちょっとは予習しておかないと、最初の頃は????となります。何故アレックスは約束の場所に来なかったのか、何故ふたりは出会ったのか、最初の方をよーーーく観ておけば良かった!もう一度いこうかな。

過去と現在を行き来するわんちゃんの役割も重要ポイントですね。うちのチャメも時々消えるから、もしかして時空をこえてるかも動物って不思議

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やってきましたブタクサ花粉

2006-09-22 23:58:01 | 私の好きなもの

         不老長寿の仙薬は 早寝、早起き、朝の露
             ブロンズ:朝露童子/薮内佐斗司作

なんだか鼻がグズグズすると思ったら、そのうちにくしゃみが止まらなくなり、目はシバシバ・・・そうだ!10月になるんだった!

私の花粉症は結構重症だもんで、春対策は1月15日過ぎたらかならず花粉症の薬を飲み、カラス天狗マスクをします。ですが、秋はだいたい鼻づまりが始まってグショグショになってから耳鼻科に駆け込むのがパターン。でも今年は早いなあ。。

明日はいよいよキアヌ&サンドラ・ブロックの「イルマーレ」初日ですね今夜は名作「スピード」の前にイルマーレ宣伝を兼ねて撮影秘話をちょこっとだけやっていました。「スピード」・・・・キアヌのSWAT隊員は、めちゃくちゃかっこよく、コリン・ファレルが現れるまでは誰にも負けないSUPER SWATでしたねえ・・・

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蒲田行進曲~城崎非情編ソワレ/青山劇場1階P列上手

2006-09-21 00:34:02 | 観劇/コンサート

「蒲田行進曲」は、風間杜夫さんの銀ちゃん、平田満さんのヤス、松坂慶子さんの小夏という映画のキャストがとても印象的だったので、錦織一清さんや風間俊介くんがどう演じるのかな、と期待して出かけました。

オープニングから、いきなり少年隊の曲。そしてヤスが風間君!?金八先生のイメージだと中学生・・・ちょっとどうかな、と乗り切れずにいましたが、銀ちゃんのライバルにして親友の中村屋、佐藤アツヒロさんの登場で、がぜん舞台が引き締まりました。この方、光ゲンジの時はあまり目立ちませんでしたが、いいわー目力がすごい。動きにキレがある。筧さんと共演の「エビ大王」の時も存在感たっぷりな役者さんだなと注目していましたが、かなり好きです。私。

ストーリーは映画と同じですが、なにせ風間君が、感情を抑えきれないワガママ高校生のようで、平田満さんの演じた渋い大部屋役者の悲哀はあまり感じませんでした。頑張ってはいるんだけれど、銀ちゃんの子を宿しているのに無理やりヤスと結婚させられた臨月の小夏を前に自分の心情をぶつけながら殴ったり蹴ったりする場面が長い!周りには感動してすすり泣きも聞こえましたが、破水してるっちゅう妊婦をなして蹴飛ばすの?殴るの?というところであまり同情できませんでした。ここで殴っちゃう必然性があるの~??

小夏、黒谷さんはとっても綺麗でスタイルの良い方でした。風間君と並ぶと姉弟みたい・・表参道の駅にも大きなポスターがありました。錦織さんは・・・がっちりしたおじさんになりましたねーまあ、オーラもそこそこ。でも、傲慢で淋しがりやの銀ちゃんは、アツヒロ君のほうがよかったかも・・劇場の外でも、「え!?アツヒロさんが銀ちゃんなんじゃないの?」という声が聞こえました。ポスターの写真も一番目立つポジションだったし。

劇場内にはテレビカメラが数台入っていましたので、DVD発売があるのかもしれませんね。アツヒロさんの場面だけならもう一度観たいかも・・・でした。

 

 

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あっという間に秋ですね

2006-09-20 22:21:58 | 雑感

あと10日で上半期も終わり。今年は自分が異動したわけでもないのに半年の間に上司が3回も変わるという滅茶苦茶な人事があり、なんだか疲れました。上司というのは面白いもので、新しい職場に来ると妙にはりきり、改革しようとか思うようです。

元いた職場のやりかたに合わせたいだけに見えるんですけど。黙っていられない私はなんやかやと意見を申し上げるので、きっと嫌だろう。顔に出てるもん。「お局め!」と思ってるだろけど、そんなものはとっくに飛び越えちゃってるもんねーだ!

もうすぐ運動会だ~!学芸会だ~!おまつりだ~!と、楽しいことばっかりのガキンチョに戻りたいかも。今日はぐちりました。ごめんなさい

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放浪記マチネ/帝劇1階M列センター

2006-09-19 21:28:38 | 観劇/コンサート

                  森光子さん達筆!

敬老の日と誕生日のプレゼントということで、母を招待して姉と三人で帝劇「放浪記」へ。前々から「今のうちに森さんのでんぐり返しをみておかなくちゃね!」と言っていたので、早くからチケットを押さえました。

さすが放浪記とあって、帝劇は年配の方でいっぱい。ヴァンパイアやミーマイと同じ劇場とは思えないほどです。売店も然り。ミュージカルのCDなどは、ぬれせんのお隣あたりにひっそりと寄せられていました。私たちの隣はおじいちゃん、おばあちゃんと孫娘(または嫁?)という感じの方々で、孫または嫁は、「次はこれ観ませんか?」と、しっかりレミゼのチラシを老夫婦にアピールしてました話の具合では、彼女はきっしーファンのようでした

さて放浪記。話は、言わずと知れた作者、林芙美子さんの貧乏物語で、「極貧生活を明るく生き抜く主人公」とありますが、・・・・全然明るく感じませんでした森さんは終始頑張っておられましたが、好きな男には連続技で裏切られ、初めての男には疎まれ、親友にはののしられ・・・これでもか、これでもか、と襲う不幸は、なんだか「嫌われ松子」みたいでした。売れっ子作家になってお金持ちになっても、全然幸せそうではない芙美子。最後の最後に親友からもらった言葉も、「ちっともしあわせじゃないのね」というような感じでした。なにくそ!というファイト・・・あんまり感じなかったかも。

問題は、劇場にもあるかもしれません。この作品はずっと芸術座で上演されていたせいか、2000人規模のこの帝劇では、役者さんの声が届いてこないのです。奈良岡さんの声と、終盤の斉藤晴彦さんの声はよく響いていたのですが、あとの役者さんたちはボソボソっと喋る感じで、展開にメリハリがなかったように思います。森さんの体力を考えてなのか、5幕構成で何度も休憩が入ることもテンションダウンの原因かも。4幕が終わったところで、お隣の方が私に「終わりじゃないんですか?」と聞いてきたほどです。

カーテンコールは、森さんが正面に正座し、上手、下手と静かに手を差し伸べ、見回しながら丁寧にお辞儀をされて終わりました。他のキャストは登場せず、静かな終わり方。にぎやかで派手な演出のミュージカルばかりみてるせいかなー、いやいや、こまつ座なんかはもっとテーマが胸に迫るぞ~・・・など、ちょっと複雑な感じでした。でも、母はとても楽しめたとの事なので、よしとします。

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オペラ座の怪人/四季劇場海1階10列センター

2006-09-18 21:25:27 | 観劇/コンサート

                 また行っちゃいました

こちらでemiemiさんやchat noirさんのお話を伺って佐野ファントムと鈴木ラウルをどうしても観たくなり、汐留へGO!

「海」で、オペラ座の怪人が開幕して以来、ファントムは高井さん一筋でしたので、ラウル出身佐野さんのファントム、どうかなーと思いましたが、なんの。よかったです!前半は自信満々、後半は血を吐くようなせつないファントムでした。あえて難をいうなら、屋上の「決して許しはしないぞ~~~~」に、個人的に非常に思い入れがあるので、そこんとこもうちょっと怨みがこもってるといいなーと思いましたが、許容範囲。

西珠美さんのクリスティーヌは、なんか和風だなと思いましたが、高音がきれいに伸びてここちよかったです。「墓場にて」では泣けて泣けて・・・しかしあの髪型、日本人で馴染む人は少ないかもしれませんね。佐渡さんは違和感が少なかったけれど・・・

ラウル、鈴木涼太さん!素敵!私の中では石丸さんの域に達してました。あの富士額、お名前のように涼しい目元びびびび~ん!!(まただよ・・)ときてしまいました。発声も安定していて素晴らしい!この方、CATSではスキンブルシャンクスだったし、石丸さん路線でいきそうですね。「オンディーヌ」のハンスなんかも似合いそうな王子キャラでした

幕間にオケピをのぞいたら、指揮者がなんとヴァンパイアで特大のキバをつけていた西野さんでした。思わず「あ、お久しぶりです!」と言ってしまったら、にこやかに答えて下さいました。むこうは知らないのに、ずうずうしいにも保土ヶ谷バイパス・・・

とーってもいい感じで何度もカーテンコールに応えてくださったので、思わず3回目にお隣の方につられて立ち上がって拍手していたら、後ろからちょいちょい!とつつかれ、「見えないでしょ!」としかられました。半分以上の方がスタンディングで気持ち良く拍手していたんのに~そんなこともあるのね

帰りに、前から食べてみたいと思っていた祇園辻利の抹茶ソフトを食べました。ここはいつも長蛇の列で入れたことがなかったのですが、テイクアウトのコーナーができて、その場でも、近くのベンチでも食べられるようになっていました。抹茶ソフトクリームに、白玉、ゆであずき、抹茶クリーム入りのパピロがささって500円。これを食べたらカテコのいやなことなどすっとびました。

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伊豆高原に行ってきました。

2006-09-17 18:43:30 | 雑感

連休だ!旅行だ~!・・・・というのとはちょっと違いますが、スーパービューに乗って、秋の伊豆高原へ。

ここには、愛する旦那様のご両親様がお住まいです。もともとは都内に住んでいたのですが、末っ子である我が旦那様の結婚を機会に移住したわけです。義母も義父も、初めの頃はこのいい加減な嫁(つまり私)にあきれて「教育的指導!ピーー!」というのもたくさんいただきましたが、私は基本的に人と話すのが好きなので、いつの間にか何でも話せる関係になりました。

お二人とも高齢になってきましたので、時々こうやって話し相手、ぐちの聞き役に出かけます。今回は敬老の日のお祝いもかねて。美味しいお魚をいただき、さわやかな木立をお散歩して、私もリフレッシュさせてもらいました。本当はお庭に群生したコスモスを撮ってここにアップしたかったのですが、話に夢中で忘れてしまいました。写真は帰りのスーパービューと、伊豆の海。向こうにうっすら見えるのは初島です。

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どら猫ジョージ

2006-09-14 00:03:19 | 

                                  おいらはチャメ

ご近所に、礼子ちゃんのほかにもチャメにそっくりなサバ猫発見!なんと今日帰宅すると、塀の上にどっかり座っていました。命名ジョージ。たぶん雄。また訪ねてくる友達猫がふえました。

ところで、日比谷に新しい劇場がオープンするようですね。杮落としは三谷幸喜さんの作品!絶対いかなくちゃ!近くにペニンシュラもオープンだし、来年は日比谷に注目ですね

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ためいきついたら・・・

2006-09-13 23:54:59 | 雑感

出張先でひとりランチをしていたら、若い頃一緒にプロジェクトチームで仕事をしたことのある女性に「お久しぶりです!」と、声をかけられました。彼女は富豪の令嬢(死語!?)で、とても幸せな結婚をして3人のお子さんにも恵まれたのですが、ご主人が若くして亡くなり、頑張ってひとりでお子さんたちを育てています。私がご一緒した頃はまだ独身で、屈託のない笑顔の素敵なお嬢さんでした。今は、肝っ玉母さん!

安定した仕事があるとはいえ、やはり母一人で三人のお子さんを育てていくのは並大抵のことではないでしょう。でも、「ほんと、大変なんですよ~」と、変わらぬ笑顔で言う彼女。「時々ですけど、はあ~いやになっちゃうな~って、ため息ついちゃう時もあるんですよ。」

ずっと前に、友人が「ため息ひとつつくとね、幸せが逃げちゃうっていうでしょ。だから大きなため息ひとつついちゃった時は、ふたつ吸い込むんだよ。そしたら戻ってくるから。」と言ったのをふと思い出し、そのおまじないを彼女にも教えてあげました。すると彼女は、「そうなんですか!いいこと聞いちゃった!」と、大笑いしながら「こうですか!?」と、思い切り吸い込んでました。結構つらい事だってあるけれど、過呼吸にならない程度に幸せ吸い戻して頑張ろうね!と、励ましあって別れました。私なんかまだまだ甘い。がんばらなくちゃ!と思う昼さがりでした。

 

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