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pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

ゆきてかへらぬ@イオンシネマ

2025-02-28 15:18:40 | 映画/DVD

監督 根岸吉太郎
音楽 岩代太郎
プロデューサー 木下直哉
脚本 田中陽造

出演 中原中也(木戸大聖)・小林秀雄(岡田将生)・長谷川泰子(広瀬すず)ほか

あらすじ
大正時代の京都。20歳の新進女優・長谷川泰子(広瀬すず)は17歳の学生・中原中也(木戸大聖)と出会い、互いに惹(ひ)かれ合った二人は共に暮らし始める。その後東京に引っ越した二人のもとを、中也の友人・小林秀雄(岡田将生)が訪ねてくる。彼は中也の詩人としての才能を誰よりも評価し、中也も批評の達人である秀雄に認められることを誇りに思っていたが、そんな二人の様子を目にした泰子は一人取り残されたような感覚を抱く。しかし秀雄もまた彼女に惹(ひ)かれていたのだった。


岡田将生さんが「知の巨人」であり昭和の正統芸術派を代表する小林秀雄氏を演じるというただ一点に興味を惹かれ(実はただのミーハー)何の予備知識もなく映画館へ。客席は白髪多し。天才詩人中原中也ファンも多いのかも。お隣は元文学青年風のおじいさんでした。

中原中也と言えば「汚れつちまった悲しみに」と、ゆあーんゆよーんの「サーカス」しか知らず、早逝した破滅型天才詩人ぐらいの認識でした。また、あの昭和を代表する評論家小林秀雄氏とこんな因縁があったとは、全く知りませんでした。

この二人を翻弄するのか二人に翻弄されたのかよくわからない女優の長谷川泰子がすずちゃん。朝ドラ「なつぞら」では岡田将生くんと兄妹じゃなかったっけ

小林が、中也と同棲している泰子に惹かれ、奪うような形で奇妙な三角関係になってしまう3人。「中也と小林、2本のつっかい棒でやっと立っている」という泰子。美しいっていいわね、いや、罪ね

悲惨な出自も関係し、小林との生活の中で次第に神経症のような症状を呈していく泰子。そりゃ辛いわ。普通の育ち方ではなかったために、家事も炊事も全部小林が担っていたとか。そりゃ小林秀雄も辛いわ。。。「虎に翼」でも知的な裁判官を演じた岡田君。今回も知的で素敵そして悲しい

そして中也の死。結核菌が脳に入って脳膜炎を起こしたとか。

史実によれば、中也が泰子と別れた後に見合いで結婚した妻との間には二人の子が生まれたものの、二人とも子供のうちに亡くなったとか。天才詩人と言われた人もあまり幸せではなかったのかも。

中也を演じる木戸大聖くんは、写真でよく見るランボーの帽子をかぶった中原中也にそっくりでした。

大人な演技の広瀬すずちゃん、モガなヘアスタイルは宮沢りえさんのようでした。

 

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ファーストキス 1ST KISS@イオンシネマ

2025-02-16 18:20:56 | 映画/DVD

脚本 坂元裕二

監督 塚原あゆ子

出演 松たか子 松村北斗 吉岡里帆 森七菜 神野美鈴 リリー・フランキーほか

あらすじ

15年間連れ添い、長らく倦怠期だった夫を事故で亡くした女性が、タイムトラベルの方法を手に入れ、出会う前の若い夫との再会をきっかけに彼との人生を顧みる。


いやー泣きました。

大好きな人と結婚し、素敵な結婚生活を夢みるカップル。でも、生活する上では、価値観の違い、習慣の違い、日々判断を迫られる様々に対する考え方の違いなどがボロボロボロボロでてくるのが結婚生活。愛だけでその溝を埋めていけるのは何年くらいなんでしょうね

「恋は盲目っていうじゃないですか。結婚は逆に解像度が上がります。見逃していた欠点が4Kで見えてきます」「好きな所を発見しあうのが“恋愛”。嫌いな所を見つけ合うのが“結婚”」「恋愛感情と靴下の片方はいつかなくなります」

そして行き着くところは。。。

そんな15年目の2人に訪れた夫の事故死という不幸。人命救助はそりゃ素晴らしいけど、残された家族はどうなるんだという妻の気持ちもすごくわかる。

でも、ふとしたかことからタイムスリップ(ここからいきなりSF)して、出会った頃の彼に遭遇してしまう妻。ここからは松さんの真骨頂。なんとか夫を早すぎる死から救おうと一直線に頑張ります。

でも、結果はどうしても変わらない。それを知った夫が素晴らしいです。それなら、運命に抗わず、その15年を大切に過ごせばいい。すごい

感想をいろいろ読んでいたら、最初の遺影と運命を知った後の最後の遺影の表情がかわっているとか。もう一度みなくちゃ

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海の沈黙@イオンシネマG列センター

2024-11-27 21:54:37 | 映画/DVD

原作・脚本:倉本 聰
監督:若松 節朗

出演:
本木 雅弘
小泉 今日子 清水 美砂 仲村 トオル 菅野 恵 /石坂 浩二
萩原 聖人 村田 雄浩 佐野 史郎 田中 健 三船 美佳 津嘉山 正種
中井貴一

世界的な画家、田村修三の展覧会で大事件が起きた。展示作品のひとつが贋作だとわかったのだ。連日、報道が加熱する中、北海道で全身に刺青の入った女の死体が発見される。このふたつの事件の間に浮かび上がった男。それは、かつて新進気鋭の天才画家と呼ばれるも、ある事件を機に人々の前から姿を消した津山竜次だった。かつて

の竜次の恋人で、現在は田村の妻・安奈は北海道へ向かう。
もう会うことはないと思っていた竜次と安奈は小樽で再会を果たす。
しかし、病は竜次の身体を蝕んでいた。残り少ない時間の中で彼は何を描くのか?何を思うのか?彼が秘めていた想いとは?


「美しいものはただ記憶として心の奥に刻まれていればいい」。この言葉が印象的な作品でした。

世の中には評価されなくても素晴らしい作品を生み出す人々がいて、その作品がいつまでも人の心に残り続けることがあるのですね

それを静かに体現する本木 雅弘さんが素敵すぎました
久しぶりに拝見した石坂浩二さんが俗物すぎてびっくり

そうそう、ワンちゃんがすごくいい味だしてました✨

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八犬伝@イオンシネマ

2024-11-05 16:40:29 | 映画/DVD

原作
山田風太郎
脚本・監督
曽利文彦

キャスト
役所広司(滝沢馬琴)
内野聖陽(葛飾北斎)
土屋太鳳(伏姫)
渡邊圭祐(犬塚信乃)
鈴木仁(犬川壮助)
板垣李光人(犬坂毛野)
水上恒司(犬飼現八)
松岡広大(犬村大角)
佳久創(犬田小文吾)
藤岡真威人(犬江親兵衛)
上杉柊平(犬山道節)
河合優実(浜路)
栗山千明(玉梓)
中村獅童(七代目 市川團十郎)
尾上右近(三代目 尾上菊五郎)
磯村勇斗(宗伯)
立川談春(鶴屋南北)
黒木華(お路)
寺島しのぶ(お百)

あらすじ
江戸時代、戯作者・滝沢馬琴(役所広司)は友人の浮世絵師・葛飾北斎(内野聖陽)に構想中の物語を語り始める。それは里見家にかけられた呪いを解くため、運命に引き寄せられた8人の剣士たちの戦いを描く物語だった。たちまち魅了された北斎は物語の続きを聴くため、足しげく馬琴のもとへ通い、二人の奇妙な関係が始まる。執筆作業は、悪が横行する世で勧善懲悪を貫くという馬琴のライフワークとなるが、28年の歳月を経て最終局面に差し掛かろうとした矢先、彼の視力が悪化してしまう。


こどものころ、確かNHKで辻村寿サブロー氏による人形劇「八犬伝」に夢中になりました。あらすじはうろ覚えですが、犬塚信乃が人形なのにかっこよく、玉梓が怨霊がめちゃくちゃ怖かった親友Kちゃんは犬坂毛野さんにハマっていたようなそんな風にあのころから「推し」を見つけてはきゃーきゃー言ってたのよね

で、映画「八犬伝」。もちろん、おばちゃんのお目当ては内野聖陽さんに役所広司さんで、この2人の演技バトルを観るだけで幸せ~とチケットとったわけですが、いや、おもしろかった!実の部分の28年にわたる滝沢馬琴の苦悩や葛飾北斎の天才っぷり。(時間の経過によって少しづつ凄みが増し、老いに近づく演技秀逸)虚の部分、八犬伝イケメンチームの荒唐無稽なんで玉梓が怨霊になったのか、どうして八犬士なのかなども楽しく理解できました。特撮も立ち回りもすごいです。虚のほうはほんと迫力満点これ、劇団☆新感線でやらないかな

滝沢馬琴と正反対の価値観を持つ鶴屋南北はなんと談春師匠!忠臣蔵舞台に出ているのは錚々たる歌舞伎役者の皆様で、そういう意味でも豪華な映画でした!これはTVじゃなくて大きなスクリーンで観たいものです。

 

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碁盤斬り〜柳田格之進が映画に!

2024-05-18 21:56:55 | 映画/DVD

なんとなくテレビをみていたら、草彅剛さん主演の映画「碁盤斬り」のCMが。

〜浪人・柳田格之進は身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われ、娘のお絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしている。

 

しかし、かねてから嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、嘘偽りない勝負を心掛けている。

え!?なにこれ、柳田格之進私が初めてみっちり聴いた志の輔師匠の落語「柳田格之進」じゃありませんか!STORYを読むと微妙に脚色されてますが、間違いない!しかも父のために自ら犠牲になろうとするお絹さんは清原果耶さんじゃありませんか。こりゃ、観なくちゃ!猿の惑星の新作もあるし、久しぶりに映画館に行かなくちゃ!

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ナショナルシアターライブ「ライフ・オブ・パイ」@シネ・リーブル

2023-06-22 21:55:04 | 映画/DVD

10年前にこの作品の映画バージョンを観てその壮大さにすっかり魂持っていかれた私。

たまたま知人とその映画の話になり、感想ブログを検索していたらなんとナショナルシアターライブでイギリスで舞台化されたライフ・オブ・パイやってるじゃありませんか!しかもシネ・リーブルで!

と、いうことでソッコー行ってきました。映画だけどナショナルシアターライブだから割引なしの特別料金3000円。

いやーーーいやいやいやいや、すごい舞台と出会ってしまいました!

最初は、あの宇宙的とも言える壮大な物語をどうやって板の上で。。と思い、さらに始まってみれば、かつての青山円形劇場くらいの丸い小さな舞台。役者が8人横並びすればいっぱいになってしまいそうな小さな空間。ここでどうやって。。と思ったのは全くの杞憂。この小さな空間が200日以上太平洋を漂流したパイが入院している病室から動物園に、大きな船の甲板に、荒れ狂う海に、はたまた様々なものが浮遊する海中に変わるんです

そして登場する動物たちにまたびっくり!動物園を経営する一家がカナダに移住するために動物たちを伴って乗った船が難破する話なので当然動物が出てくるんですけど、これがすごい!ヤギも虎もオランウータンもハイエナもシマウマもみんな実物大のパペットなんですが、一体を頭、胴体、下半身というように複数の人があやつります。この動きがリアル!プログラムによれば、虎は骨格から動きを割り出していったとか。本当に本物の動物にしかみえません!操る人間が丸見えなのに。これほんとにすごい。それだけではなく、プロジェクションマッピングと舞台の仕掛けが魔法のように次から次へと場面を変えていき、本当に魔法のようです。

他の動物たちが亡くなり、虎とふたりぼっちになり次第に心を通わせる様に涙が出そうでした。この物語には解釈が2つありますが、私は動物の物語を選びたいです。パイを演じるハイラム・アベセカラさんは王立演劇学校で学んだ正真正銘のシェイクスピア役者さん。とても美しく感情豊かなパイをしっかりと演じていらっしゃいました。あー素晴らしいお芝居みられてよかった!

この舞台、ロンドン公演を終えて今はブロードウェイで絶賛公演中だそうです。日本バージョンもやってくださーい!カッキーパイはどうでしょう?

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ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ@シネマシャンテ

2022-12-16 14:57:30 | 映画/DVD

監督:ウィル・シャープ

出演:ヴェネディクト・カンバーバッチ
   クレア・フォイ他

あらすじ:
イギリスの上流階級に生まれたルイスは早くに父を亡くし、一家を支えるためイラストレーターとして働くように。やがて妹の家庭教師エミリーと恋に落ちた彼は、周囲から身分違いと猛反対されながらも彼女と結婚。しかしエミリーは、末期ガンを宣告されてしまう。そんな中、ルイスは庭に迷い込んできた子猫にピーターと名づけ、エミリーのために子猫の絵を描き始める。


先日の朝日新聞にこの映画の劇評があり、あのヴェネディクト・カンバーバッチさんが猫の絵をたくさん遺した人を演じるとのことで俄然興味がわいて、早速日比谷へ。

ルイス・ウェインという方はイギリスではかなり有名とのことですが、私は全く知りませんでした。「誰もが知っている有名な猫のイラスト」と聞いて、ハワイのあの猫かな?と思った程度。(イギリスだってば)いろいろググると、なんとあの「吾輩は猫である」の中に出てくる猫の絵葉書はこのウェイン氏の作であるとのこと。こんな本も出ていました。

漱石先生がご覧になった絵ハガキはこれ→

かの岩合光昭氏も共鳴したというこの映画、猫中心かといえばそうでもなく、ルイス本人の波乱の人生。ブルジョワ階級に生まれたものの、父を失いたくさんの妹たちを支えるために様々な仕事をしようと試みるが、どれもなかなかうまくはいかず、何故か特許と電気にこだわる。よーく見ると、この作品の原題って、[The Electrical life of Luis Wain]なんですよね。反対を押し切って結婚した10歳年上の妻のために描いたたくさんの猫たちがこの作家の生活を支えることになっていくわけですが、絵と一緒に版権まで売り渡してしまったがゆえに、いくら評判になって絵はがきが売れても、一向にお金持ちにはなりません。誰か教えてあげればいいのに~

それでも、病魔に侵された妻の「世界は美しい」という言葉を胸に絵を描き続けます。しかしながら、妻を失い、ソウルメイトだった愛猫ピーターを失い、次第に壊れていく心。ピーターの最期を見つめる場面とベッドで号泣するシーンは本当に短いのですが、胸が締め付けられてしまいました。やがて絵にも変化が訪れ、現代でも彼が晩年に描いた「万華鏡猫」は精神疾患をもつ人の典型的な絵として扱われているそうです。

統合失調症と診断されて貧民病院に入れられたウェインを救ってくれたのは、あのH.G.ウェルズをはじめとした彼の絵のファンたちだったそうです。

ラストは本当に美しい景色の中に入っていくウェイン。きっとその先には最愛の妻と愛猫ピーターが待っているんだろうなあ。。

ルイス・ウエインの猫の絵は今月下旬から銀座の画廊で公開されるそうなので、そちらものぞいてみようかな。

 

 

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SABAKAN@イオンシネマ

2022-08-24 21:45:52 | 映画/DVD

監督:金沢知樹
脚本:金沢知樹 萩森淳
出演:番家一路 原田琥之佑 尾野真千子 竹原ピストル 村川絵梨 福地桃子 ゴリけん 八村倫太郎(WATWING) 茅島みずき 篠原 篤 泉澤祐希 貫地谷しほり 草彅剛 岩松了

あらすじ:

1986年の長崎。夫婦喧嘩は多いが愛情深い両親と弟と暮らす久田は、斉藤由貴とキン消しが大好きな小学5年生。そんな久田は、家が貧しくクラスメートから避けられている竹本と、ひょんなことから“イルカを見るため”にブーメラン島を目指すことに。海で溺れかけ、ヤンキーに絡まれ、散々な目に合うが、この冒険をきっかけに二人の友情が深まる中、別れを予感させる悲しい事件が起こってしまう…。


すごーく久しぶりに映画館へ。もしかしたら、コロナ騒ぎが始まってからは初めてかもしれない。心を動かされたのは、王様のブランチで紹介された映像の、男の子ふたりの表情かも。

貧しい暮らしをバカにされ、着ている物をバカにされ、それでも強い心を持つ竹ちゃん。子どもって残酷だなあと思いつつ、自分たちではどうしようもない境遇を笑う他人って、昔も今もいるのかもと感じる。

そんな級友たちのなかで、決して貧しさを笑ったりしなかった久ちゃんを誘い「イルカを見に行こう」と誘う竹ちゃん。この冒険にはいろんな出来事が起き、そのたびにいろんな人に助けられますが、喧嘩の強そうな青年が竹ちゃんにひと言「負けるなよ」と声をかけ、自分のアポロキャップをかぶせてくれる場面にぐっときました。無駄な言葉は一切なく、ただ「負けるなよ」という言葉のなんという力強いこと。

もうひとつ。ふたりがミカン山でミカン農家?のおじさんにおいかけられる場面。転んでしまって走れなくなりそうな久ちゃんに竹ちゃんが「きめろ!」自分は走れると心に決めるんだ。そうかもしれない。負けているのは自分の心かもしれない。走れると自分で決めれば、きっと走り出すことができるんだ。もう、ほんとにこの少ない言葉の重みが泣けて泣けて

たくさんの困難を抱え、さらにまたもっと大きな不幸にみまわれてしまう竹ちゃんなのですが、彼はきっと乗り越えて行けるんだろうという希望を感じました。もしかしたらもう会えなくなってしまうかもしれない2人が「またね!」「またね!」と何度も何度も繰り返す姿に、もう涙が止まりませんでした。ふたりの「またね!」は、きっとまたいつか会うためのおまじないだったんだろうな。

そして、2人を見守る大人たちが本当に温かくて優しくて、ふんわりした気持ちになりました。

この作品は、草彅くん演じる久ちゃんの回想の形をとっています。竹ちゃんと久ちゃんの「今」が、確実に少年の日と繋がっていることが、なんだか嬉しくなりました。エンドロールがはじまっても、明るくなるまで決して席を立ってはなりませんよ

久ちゃんは、なんとなく大泉洋さん似。竹ちゃんはなんとあの原田芳雄さんのお孫さんだそうです。ふたりとも、きっといい役者さんになるだろうなあ。

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EDMOND/シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!@ユナイテッドシネマ

2020-11-20 21:26:55 | 映画/DVD

監督・原案・脚本 アレクシス・ミシャリク
製作 アラン・ゴールドマン

キャスト
トマ・ソリヴェレ(エドモン・ロスタン)
オリヴィエ・グルメ(コンスタン・コクラン)
マティルド・セニエ(マリア・レゴー)
トム・レーブ(レオ・ヴォルニー)
ルーシー・ブジュナー(ジャンヌ)
アリス・ドゥ・ランクザン(ロズモンド)
クレマンティーヌ・セラリエ(サラ・ベルナール)
イゴール・ゴーツマン(ジャン・コクラン)

あらすじ
1897年、パリで暮らす詩人で劇作家のエドモン・ロスタン(トマ・ソリヴェレ)は、ここ数年スランプに陥っていた。2人の子供を抱え、生活に不安を感じた彼は俳優のコンスタン・コクラン(オリヴィエ・グルメ)に、年末に上演する舞台の話を持ちかける。だが、実はエドモンは英雄喜劇となるはずの新作をまだ一行も書いていなかった。


鹿賀さん主演のミュージカルや吉田剛太郎さんのストレート舞台で何度も涙したシラノ

この映画はその作者エドモン・ロスタンがこの素敵な戯曲を書き上げ、上演するまでを描く物語です。いや~面白かった!
気弱で小柄で心優しい、どちらかといえばのび太くんみたいなエドモンが、悩みつつも彼を取り巻く人たちのちょっとした言葉やヒントからどんどんイメージを膨らませ、素晴らしい舞台を作り上げていくさまが、本当にわくわくハンサムなのに言葉を紡ぐ術を知らないクリスチャンが、シラノの「言葉の力」を借りてバルコニーにいるロクサーヌに愛を語り、ハートをわしづかみにするシーンも、エドモンと仲良しのイケメン俳優レオとの間にあった出来事がヒントになっていて。そこ、すごく素敵です。そう、女の子は見た目だけじゃなくてロマンティックな言葉が大好物

エドモンが突然ふって沸いたチャンスをつかみ新たな舞台の脚本に悩んでいるとき、何気なく入ったカフェでヒントをもらうエピソードも素晴らしいカフェの主人がくれたヒントによってひらめく瞬間が、まさに「降りてきた」という感じ。シラノ・ド・ベルジュラックが実在の人物で、剣豪であり、作家であり、哲学者・理学者で、頭に材木を受けて大けがをしたというのも実話だったということもびっくりでした。

シラノを演じるコンスタン・コクランが本当に素晴らしいです。偉大な俳優なのに借金まみれで劇場支配人とトラブルになったり、舞台から締め出されそうになったりという困難に遭いながらも、いつも大きく前向きでぶれない。ベルギーの至宝と言われる方なのだそうです。そういえば日本の至宝、段田さんにも似てる✨なるほど!オリヴィエ・グルメが演じるコクランが演じるシラノ。

さまざまなアクシデントを乗り越え、渾身の舞台の幕があがる時に流れる曲はボレロ✨いやがうえにも胸が高まります!もう、素晴らしすぎて自分自身が客席からこの舞台を生で観ているようでした。最後はもうすっかり入り込んでしまいました。サラ▪ベルナールやアントン▪チェーホフも登場しますよ!

ロクサーヌを演じるマリアの「俳優に明日はないのよ!今がすべて!」という言葉にも圧倒されました。「恋におちたシェイクスピア」も映画から舞台になりましたよね。この作品もぜひ!

エンドロールには、コクランをはじめとする名優たちが演じたシラノの映像やロクサーヌを演じたマリアやライバルのジョルジュなどの画像が出てきますので、最後まで席をたたないことをおすすめします✨

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The Illusionist~幻影師アイゼンハイムDVDを観る

2020-11-14 21:05:28 | 映画/DVD

製作年: 2006年
製作国: アメリカ/チェコ
原題: THE ILLUSIONIST
監督: ニール・バーガー

出演者: エドワード・ノートン 、 ポール・ジアマッティ 、 ジェシカ・ビール 、 ルーファス・シーウェル 、 エディ・マーサン 、 ジェイク・ウッド 、 トム・フィッシャー 、 アーロン・テイラー=ジョンソン 、 エレノア・トムリンソン 、 カール・ジョンソン

あらすじ
イリュージョンが見せ物として隆盛を誇る中、天才と評され絶大な人気を集める幻影師、アイゼンハイム。ある日、評判を聞きつけた皇太子レオポルドが婚約者を伴い観覧に訪れる。その婚約者こそ、かつてアイゼンハイムが愛した女性ソフィだったのだが…。


急逝した三浦春馬さんが主演をつとめるはずだったミュージカル「イリュージョニスト」の原作映画があると聞いて、さっそく借りてみました。

主演のアイゼンハイムは、あのファイトクラブやハルクで印象的だったエドワード・ノートン今回ものすごく素敵なにせイリュージョニストなので、不思議なオーラをまとっています。奇跡を生み出す指先の美しいことネタバレすると1月のミュージカル公演に響くので控えますが、とにかくこれは奇術中心の怪しい作品ではなく、極上のラブストーリーです 久々に映画みた~っという満足感でいっぱい

身分違いで引き裂かれた若い日の恋を忘れることなく、胸に秘めた想いを持ち続けるふたりがほんとに素敵障壁となるのはオーストリア皇太子ですが、今回は悪役っぽい。

異なる解釈のルドルフかも?(役名はレオポルトだけどね)と思われる場面もあります。

皇太子の命を受けてアイゼンハイムを見張る刑事さんがジャベールを更にいい人にした感じなのですが、どこかで見たことが。。。と思ったら、「ウォルトディズニーの約束」で、メリーポピンズの作者にして孤高のトラヴァース夫人と心を通わせる運転手さんでした。この方のまなざしがとても印象的です。

このイリュージョン満載の作品、舞台でどうやって仕立てるんだろうと思うといまからわくわくします。その前にチケットとれるかしら。。。

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フォードvsフェラーリ@ユナイテッドシネマ

2020-01-19 20:26:33 | 映画/DVD

【監督】
ジェームズ・マンゴールド

【キャスト】
マット・デイモン、クリスチャン・ベール、ジョシュ・ルーカス、ジョン・バーンサル、カトリーナ・パルフ、トレイシー・レッツ、ノア・ジュープ

【あらすじ】

1966年のル・マン24時間耐久レースで絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いたドラマ。ル・マンでの勝利を目指すフォード・モーター社から依頼を受けた、元レーサーのカーデザイナー、キャロル・シェルビーは、常勝チームのフェラーリ社に勝つため、フェラーリを超える新しい車の開発と優秀なドライバーの獲得を必要としていた。シェルビーは、破天荒なイギリス人レーサーのケン・マイルズに目をつけ、一部上層部からの反発を受けながらもマイルズをチームに引き入れる。限られた資金と時間の中、シェルビーとマイルズは力を合わせて数々の困難を乗り越えていくが……


ほんとはアナ雪見たかったのですが、ダンナにつきあってフォードvsフェラーリ鑑賞。

いや、バットマン役者のクリスチャン・ベールさんが、本当に凄かったです

ただただ純粋に車が大好きで大好きで大好きなマイルズ。彼の才能を高く買うシェルビーと、ただ利用だけして、宣伝のためには不都合な彼を外そうとするフォード社。巨大組織の様々な思惑などは全く意に介さず、ひたすらスピードに挑戦することだけを考えて改良を提言し、実践していくマイルズはまぶしいほどでした。

ル・マン24時間耐久レースのシーンはすごかった~💦💦凄い臨場感💦💦レースの過酷さを伝え、レーサーの凄さを伝えるために無理やりレースカーにのせた老フォード二世が恐怖のあまり泣き出してしまうとこなど、本当にリアル✨

ル・マンではフォードの宣伝のために理不尽な理由で優勝を逃す結果になりましたが、達成感は半端なく、自らを透明にしてしまう境地にまで達したのだと感じました。

本当に走ることが大好きだったのですね。

彼を信じてずっと寄り添った奥様と息子ちゃんも素晴らしかったです✨

なんとこれは実話だそうで、マイルズが乗ったフォードGT40MkⅡのプラモデルも夫のコレクションにしっかり入っていました😆死ぬ前に実物欲しいんだって。無理だから。

 

 

 

 

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「決算!忠臣蔵」そして「カツベン」@ユナイテッドシネマ

2019-12-22 22:53:54 | 映画/DVD

監督・脚本:中村義洋
原作:山本博文『「忠臣蔵」の決算書』(新潮新書)
出演:堤真一、岡村隆史、濱田岳、横山裕、妻夫木聡、荒川良々、竹内結子、石原さとみ


日本人なら誰でも知ってる忠臣蔵。大石内蔵助を堤真一さんが!浅野内匠頭を阿部サダヲさんがやるんじゃ、いかなくっちゃ!

でも、これは通常の美談ではなく、「決算書」なので、浅野家のリアルな台所事情が面白かったです。討ち入りシーンがなくても成り立つのね・・・が、やっぱり堤内蔵助の討ち入り見たかったな

監督 周防正行

出演 

染谷俊太郎  成田凌
橘琴江   井上真央
青木豊子  渡辺えり
栗原梅子  黒島結菜
永尾虎夫  音尾琢真
橘重蔵   小日向文世
山岡秋声  永瀬正敏
木村忠義  竹野内豊
茂木貴之  高良健吾
青木富夫  竹中直人

あらすじ

一流の活動弁士になることを目指す俊太郎(成田凌)は、隣町のライバル映画館に客も人材も取られて閑古鳥の鳴く映画館・青木館に流れ着く。人使いの荒い館主夫婦、傲慢で自信過剰な弁士、酔っぱらってばかりの弁士、気難しい職人気質な映写技師といった曲者ばかりが残った青木館で、雑用ばかり任される俊太郎。そんな彼の前に、大金を狙う泥棒、泥棒とニセ活動弁士を追う警察、そして幼なじみの初恋相手が現れ……。


「わろてんか」でヒロインの息子役だった成田凌くん、いいです スクリーンを見て初めて周防監督作品だと知ったのですが、本当に面白かったです!活動写真て、あんなだったのね。。。弁士によってギャグにもシリアスにもなっちゃうとは。どこからどう見たって活動弁士には見えない成田くんがいい声!素晴らしい!「活弁士ってこんな感じ」というイメージがないからこその自由さなのかなとも思っちゃいました。それほど軽やかでのびのびしてて、素敵

また、天下の二枚目 竹之内豊さんを銭形警部みたいにしちゃうとこ、高良健吾さんの色気を悪玉に利用しちゃうとこ、あの永瀬さんを酔払いの落ちぶれ弁士にしちゃうとこ、成河くんをニューシネマ・パラダイスの映写技師みたいにしちゃうとこ、城田くんや萌音ちゃんや奥さんの草刈さんやシャーロットさんまで無声映画のスクリーンに登場させちゃうとこなど、本当におしゃれで心憎いったらなかったです。うきうきしちゃうじゃないですか

そんな中、一点、音尾琢磨さんのヤクザが本当に恐ろしくてたまりませんでした

よく見てみれば、あのShall we ダンス?のメンバーいっぱい出てますね役所さんはいないけど。あー楽しかった。もう一回みたいほど。

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ライオンキング@バルト9

2019-08-24 20:44:48 | 映画/DVD

監督:ジョン・ファヴロー
オリジナル・ソング:エルトン・ジョン、ティム・ライス

シンバ:ドナルド・グローヴァー
ナラ:ビヨンセ

あらすじ:

命あふれるサバンナの王国プライドランド。その王であるライオン〈ムファサ〉に、息子〈シンバ〉が誕生する。だが、シンバはある“悲劇”によって父ムファサを失い、王国を追放されてしまう。新たな世界で彼は仲間と出会い、“自分が生まれてきた意味、使命とは何か”を知っていく。王となる自らの運命に立ち向かうために―。


劇団四季のライオンキングを観た時には、あまりの造形の見事さに、アートだわ~と、ひたすらうっとりしたものですが、この映画では。CGのものすごい進化っぷりに驚きまくりでした

Your Majesty と、ムファサにかしずくザズーのおじぎの美しいこと シンバを抱きあげる長老猿ラフィキの神々しいこと!いちいち感動しますが、なにより子シンバのきゃわゆいことといったら!

むしょうにうちの猫を抱っこしたい気持ちになりました」

ストーリーは数々の悲劇を乗り越えたシンバの成長物語ですが、父ムファサの姿が今は亡き父や義父の姿とだぶって、泣けてしょうがなかったです親というのはありがたいものです。

しかし、ムファサを死に追いやってしまった悲しみからプライドランドを出て、ずっと虫ばっかり食べてたシンバ。。。よくスカーに勝てましたねぇ

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アラジン~2D字幕版@ユナイテッドシネマ

2019-06-10 17:41:58 | 映画/DVD

スタッフ
監督 ガイ・リッチー
製作 ダン・リン
   ジョナサン・アイリヒ
製作総指揮 ケビン・デラノイ マーク・プラット
作曲:アラン・メンケン

 キャスト
ウィル・スミス  ジーニー
メナ・マスード  アラジン
ナオミ・スコット ジャスミン
マーワン・ケンザリ  ジャファー
ナビド・ネガーバン  サルタン
ナシム・ペドラド   ダリア
ビリー・マグヌッセン アンダース王子

STORY

ダイヤモンドの心を持ちながら、本当の自分の居場所を探す貧しい青年アラジンが巡り合ったのは、王宮の外の世界での自由を求める王女ジャスミンと、 “3つの願い”を叶えることができる“ランプの魔人”ジーニー。

果たして3人はこの運命の出会いによって、それぞれの“本当の願い”に気づき、それを叶えることはできるのだろうか──?


中村倫也くんがアラジンの吹替えをされると話題の「アラジン」今日は字幕版で観て来ました。

アラジンもジーニーも、そしてウィル・スミス氏のジーニーも、アニメのキャラクターにそっくりで、まずびっくり!特にアラジンは、本当にアニメから抜け出てきたかのようにそっくりです!そして、私はCG多用の映画ちょっと苦手なんですが、今回はほんとに素晴らしい!ディズニーの魔法おそるべしです!

劇団四季の舞台版であ、とにかくランプに閉じ込められた世界最強の魔王ジーニーに釘付けでしたが、この映画では、自立した心と強い好奇心を抱き、自由に憧れる王女ジャスミンの存在感がすごかったです。砂漠の王国アグラバーの民を思い、王家を継ぐための努力を重ねてきたのに、「女は王になれない」という法律に行く手を阻まれ、それでも頑張ろうとする姿がたくましい!アラジンもジーニーも、魔法使いの国務大臣ジャファーさえもかすんでしまうほど。

音楽も素晴らしく、アラジンと2人で空とぶじゅうたんに乗り、王国をめぐりながら「ホール・ニュー・ワールド」が流れた時には、ちょっと泣けてしまいましたアラジンといつも一緒の猿のアブー、ジャスミンに寄り添うトラのラジャーがとっても可愛かったです本当に魔法のような映画です

3つ願いをかなえてくれるといったら、何をお願いしようかな~


予告編で、ライオンキング実写版の予告が!楽しみ~

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コンフィデンスマンJP@ユナイテッドシネマ

2019-06-06 17:20:52 | 映画/DVD

スタッフ
監督 田中亮
脚本 古沢良太
製作 石原隆 市川南
企画 成河広明

キャスト
長澤まさみ  ダー子
東出昌大   ボクちゃん
小手伸也   五十嵐
小日向文世  リチャード
織田梨沙   モナコ
瀧川英次   ちょび髭
マイケル・キダ  バトラー
前田敦子   鈴木さん
佐津川愛美  矢島理花
岡田義徳   キンタ
桜井ユキ   ギンコ
生瀬勝久
山口紗弥加
小池徹平  桂公彦
佐藤隆太  鉢巻秀男
吉瀬美智子 桜田しず子
石黒賢   城ヶ崎善三
竹内結子  ラン・リウ
三浦春馬  ジェシー
江口洋介  赤星栄介

STORY

華麗に大胆に人を騙し続ける百戦錬磨のコンフィデンスマン(=信用詐欺師)、ダー子、ボクちゃん、リチャード、そして五十嵐。
次なるオサカナ(=ターゲット)は、香港マフィアの女帝で、その冷酷さから<氷姫>という異名を持つラン・リウ。
彼女が持つと言われている伝説のパープルダイヤを狙って、3人は香港へ。ランに取り入ろうと様々な策を講じるが、なかなかエサに食いつかず苦戦する。
そんな中、天才詐欺師ジェシーが現れ、同じくランを狙っていることがわかる。
そして、以前ダー子たちに騙され恨みを持つ日本のヤクザ・赤星の影もちらつき始め、事態は予測不可能な展開に。
騙し騙されの三つ巴の戦いを制するのは誰なのか!?


いや、気持ちよくだまされました!この作品、TV版も欠かさず観ていたので、いちいち疑いながら観ていましたが、まさかあそこから既にトリックだったとは!一筋縄ではいかないダー子チームに拍手!

あやしいあやしいとは思いながらも、最近舞台で大爆発の三浦春馬くんの、果てしなく怪しいけど、あまりのジェントリースイートイケメン大作戦についうっとりしちゃったりもしたのでした。映画「ゴースト」ばりの、ろくろ回し後ろからハグシーンなんか、ほんと美しいそして、竹内結子さん、かっこいい香港マフィアの女帝(?)っぷりおみごと!

荒唐無稽といっちゃあ荒唐無稽ですが、ここまでやるとほんと楽しすぎです!お約束の札束乱舞シーン、私もやってみたい!さっそく続編のニュースもありました。早く観たい!

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