pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

宇宙兄弟に注目!

2012-03-29 21:23:12 | 映画/DVD

G.W.封切りの映画「宇宙兄弟」。小栗旬くんが石立鉄男さんみたいなアフロヘアにヒゲ?!岡田将生くんと兄弟?!と思ってなんとなく気になっていたら、堤真一さんもご出演とのこと。さっそく「宇宙兄弟」公式HPをのぞいたら、なんとプリンス井上芳雄くんがリーゼントにうっすらヒゲでご出演兄弟の子役ちゃんたちもなんだかとってもかわいいこりゃあ楽しみです!

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春がきた

2012-03-28 22:40:07 | 私の好きなもの

・・・・って、とっくに春は来ているのかもしれませんが、今朝、我が家の椿が開花。

伊豆のおじいちゃんが新築の時に送ってくれたこの椿。15年を過ぎ、昨年の外壁工事の際にはずいぶん乱暴にバサバサ枝払いをしたにもかかわらず、ちゃんときれいに咲いてくれました

世の中が不安や不穏に包まれても、花はいつもと同じに咲くんだなあと、自分の小ささを恥じたりもします。

今日は子供たちのドッジボール大会もみました。なんだか、久しぶりにパワーあふれる場に居合わせ、エネルギーをもらった感じです。

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Happy Wedding!

2012-03-25 21:23:35 | 雑感

結婚式に行ってきました緑の森のウェディング

とーっても可愛い新郎新婦に思わず顔がほころんじゃいました。

震災後、私のまわりでも、娘たちのまわりでも、結婚するカップルが増えています。昨年4月に就職したばかりの次女の友達までも。

うちの娘たちは、まだまだそんな気はぜ~んぜんないようですけど。

原発問題、首都直下型地震の恐怖、テポドン情報までも。。。。。やっぱり、みんな不安なのかな~

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MONSTER/浦沢直樹 

2012-03-24 21:21:15 | 私の本棚

行きつけのヘアサロンでは、私の好みをよく知っていて椅子に座ると必ず映画雑誌「CUT」やコミックスを持ってきてくれます。

前回、浦沢直樹さんの「PLUTO」を真剣に読んでいる私を見て「これ読みました?」と持ってきてくれたのが「MONSTER」

サロンでは時間切れで4冊ほどしか読めなかったので、帰りに書店に走って大人買いしました

チェコ国境を彷徨っていた美しい男女の双子と、双子の男の子を救って壮絶な迷宮に入り込んでしまった日本人外科医のサイコスリラーと言ってしまえばそれまでですが、ベルリンの壁の崩壊、多重人格、孤児院の人体実験、絶対悪、悪魔と神の絵本、人間の中に潜む怪物、名前のない悪魔。。。。

物語が壮大すぎて一言ではとても語ることができませんが、様々なエピソードや多種多様の登場人物が現れては殺され、謎が謎を呼び、最後の最後まで息をつかせないこの展開。手塚治虫を思わせるものすごくスケール大きい作品でした。

18巻、一気読み。サロンで流し読みしていた部分もガッツリ読みました。

・・・・・・深い。

マンガにこんなに嵌ったのは久しぶり。そういえば娘を出産する直前にも浦沢直樹に嵌ったことがあったっけ。その時はYAWARA!でした

なにやってんだかね~ふと、「のみのピコ」という絵本の一節が頭に浮かびました。

「これは、のみのピコ。これは、のみのピコのすんでいるネコのゴエモン。これは、のみのピコのすんでいるネコのゴエモンのしっぽをふんずけたあきらくん。これは、のみのピコのすんでいるネコのゴエモンのしっぽをふんずけたあきらくんの、マンガを読んでいるお母さん

徹夜でマンガを読んでるお母さんて、やっぱりギャグなのかも・・・・

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高校球児おそるべし。

2012-03-22 20:38:54 | 雑感

昨日の選抜高校野球開会式、石巻工阿部翔人主将の素晴らしい選手宣誓に心を打たれました。

まっすぐに前を見て堂々と真摯に語る姿。すごいです。

昨年、東日本大震災直後の選抜の選手宣誓も本当に素晴らしかったことを思い、若くまっすぐな気持ちを持った彼らこそがズタズタな日本の立て直しを担う人たちなんだろうな。。。と、漠然と思いました。

がんばれワカゾー!

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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

2012-03-20 22:53:10 | 映画/DVD

いや・・・・・メリル・ストリープさん渾身の演技にただただ驚き、そのあまりの切なさに涙がとまりませんでした。もう、サッチャー元首相にしか見えなかったです。

サッチャー元首相と言えばもう、ひたすら強さを前面に出した文字通りの「鉄の女」として知られ、フォークランド紛争の際の一歩も引かない強い姿勢がとても印象的。

そんなサッチャー氏が認知症と戦っているという事実を知った時には本当に驚きました。

ここからネタバレ

 

 


 

映画では、既に亡くなった夫の姿を常に間近に見て、というか、もう幻となった夫デニス氏があたかも一緒に生活しているかのように過ごす認知症のサッチャー氏の過去、現在、そして明日が交錯するような構成になっています。

すごい。まっすぐに自分の信じる道を進む潔さに感動しました。しかも、11年余もそのポジションで舵とりをしてきたということにもびっくりです。直球勝負の首相は当然のように反感も買い、非難もされ、首相を降りる頃には側近いびりと言われたりいろいろあったようですが、あれだけ複雑で多様な問題を抱えている中で国民全体が快く受け入れるような政策をとるなどというのは至難の技と言わざるを得ないんでしょうね。政治家って大変だなあ・・・・とつくづく思いました。

ステキだなあ・・・と思ったのは、若き日の最初の選挙で落選した後、デニス氏からプロポーズされた場面。自分は毎日お皿を洗ったり、家事をきちんとこなすことより、自分の信念に従って突き進むことしかできないと言う彼女を、そんな君が好きだとすっぽり包んでくれる彼。もう、この場面だけで涙がとまりませんでした。この夫がいたからこそ、サッチャー氏は頑張れたんではないかと。

サッチャー氏は若く、意欲に満ち、自分の信念のままに突き進む頃には明るいブルー、次第に苦悩を抱えるに従いその色は濃くなり、ブラウンに変わり、引退の時には真紅の衣装になっていました。

最後にようやくデニス氏の遺品を整理する気持ちが整い、去りゆく夫の幻を見送る姿に本当に切なくなりました。誰にも等しく「老い」はやってくる・・・・という現実を痛いほど感じました。サッチャーおそるべし。メリル・ストリープおそるべし。。。。

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ねこmirror

2012-03-19 21:02:35 | 

最近お気に入りのお茶を買いに中杉通りのお茶屋さんへ行く途中、ちょっとおしゃれな服と雑貨のお店を見つけました。

どれも「これでやっていけるの?」と思うようなお値段。写真の鏡には一目惚れしました。

ブロンズの猫ちゃんが2匹鏡の中をのぞいています

この他にも可愛いものがいっぱいでしたが、サマーニット、綿のストールとこの鏡で今日は我慢しました。

また行ってみようと思います。結構近いところに掘り出し物があるんだなと、ほくそ笑んで帰宅しました。

お茶も、母が40年来お付き合いしてきた茶舗がご主人のご不幸で閉店してしまい、いろいろ探してやっと手頃で美味しいお茶にたどり着きました。たかがお茶、されどお茶。。。なんて言ったら怒られますね。

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White day なう

2012-03-14 23:02:27 | 私の好きなもの

すっかり忘れていましたが、今日はホワイトデーだったんですね職場では義理チョコ廃止令を出したのでホワイトデーのホの字もありませんでしたが、夫はちゃんと覚えていたようで、近所で美味しいと評判のパティスリー1.2.3でケーキを買ってきてくれました。マロングラッセ入りホイップクリームたっぷりのモンブラン仕立てロールケーキにビンクの。可愛くて美味しいケーキでした。

娘たちとみんなでいただきました。美味しかった〜

・・・・・それにしても地震、怖かったですね。我が家のあたりは震度3だったようですが、千葉は震度5強とか。今までの震度3より揺れが強かったように感じたのは首都直下型への恐怖感が手伝っているせいだと思いますが、やはり怖い。今日は手回し充電機能のついたラジオと個別包装のプルーンを購入。非常食料にはどうしても野菜が不足するので、プルーンがいいわよという同僚のアドヴァイスをいただきました。ああ、こうやって毎日怯えて暮らすのいやです・・・・・イープラスから「『シレンとラギ』のチケット発送しました!」というインフォが来てましたが、果たして行かれるのでしょうか。。。。

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ジキル&ハイド@日生劇場1階F列下手

2012-03-11 19:53:15 | 観劇/コンサート

演出:山田和也
上演台本・詞:平哲郎

原作:R・L・スティーブンソン
音楽:フランク・ワイルドホーン
脚本・作詞:レスリー・ブリカッス

ジキル&ハイド:石丸幹二
ルーシー:濱田めぐみ
エマ:笹本玲奈
アターソン:吉野圭吾
ストライド:畠中 洋
執事プール:花王おさむ 
ダンヴァース卿:中嶋しゅう

プループス卿:KENTARO 
グロソップ将軍:石山毅
サベージ伯爵:石飛幸治
ベイジングストーク大司教:若泉亮
ビーコンズフィールド侯爵夫人:岡田静 ほか


前回の鹿賀さん東京千秋楽、名古屋大千秋楽の興奮からはや5年。ついにジキル&ハイドが新キャストで登場!しかも主演はまさかの石丸さん!(いや、ブラックさを微塵も感じない王子の鏡なもんで。。。)ルーシーがあの濱田めぐみさん!いやが上にも期待は高まる一方でした。アンサンブルさんはよく調べていませんが、グロソップ将軍石山さん以外はがらりとキャストが変わっていました。「事件事件!」と高らかに歌い上げた新聞売りの阿部よしつぐさんも新しい方に変わっていて驚きました。アンジョルラスを射止めたほどの阿部さんはいまさら新聞少年でもないか・・・・と思いつつ、舞踏会場面のタキシード姿が美しかったのにな〜などと回想。新キャストの寺元さんもなかなかの美声でした。

細かな演出がちょこちょこ変わっていましたが、全体的に若返って(失礼!)ビジュアルだけでなく歌声も力強さを増した気がしました。鹿賀さんと石丸さん。どうしたってあれだけの凄い役ですから、比較されるのは仕方ないとご本人も思っているでしょうが、今回は石丸さん、鹿賀さんとは一味違う石丸さんなりの石丸さんならではの役作りをされて成功していると思いました。

違う意見もあるかと思いますが、ジキルとハイドを全く別の人格として鮮やかなほどくっきり演じたのが鹿賀さん。石丸さんは、台詞の中にもあったように、ジキルの中に潜在的にあるブラックな部分(hydeならぬhide)がハイドとなって現れているという感じがしました。だからなのか、ハイドになってもジキルが見え隠れした最初のうちは迫力いまひとつだったのに、次第に制御不能になっていくにしたがい、どんどん恐ろしさが増し、ルーシー殺害後の「対決」ではまるでせむしの悪魔のようないやらしく邪悪な姿に変わっていったように見えました。石丸ハイドおそるべし。石丸さんの当たり役になるのは間違いないと思います。

そして吉野アターソン弁護士。えーっ・・・アターソンって、あんなに踊ったっけ?と思うほど、酒場「どん底」でアンサンブルさんに混じって踊ってました。さすが吉野さん。お隣りの方は吉野ファンらしく、アターソン登場のたびにさっとオペラグラスを上げてました

特筆すべきは女性陣。エマ、ルーシー、共に情感と声量たっぷりで、おふたりのデュエットは本当に聴きごたえがありました。玲奈ちゃんのエマは今まで見てきた中で一番だと感じました。優しく、強く、どこまでもまっすぐに、ヘンリー・ジキルを愛する気持ちに少しもブレのない女性。最後はハイドでさえも、エマの呼びかけに混乱して「俺を自由にしてくれ!」と叫んだんじゃないかと思えたほどでした。最後の決着をつけたアターソンの後ろ姿が悲しくかっこよかったです。

今日は3月11日。カーテンコールでは、石丸さんのご挨拶とともに被災者の皆様に向けて会場全体で黙祷。有楽町駅前では、福島の新聞が配られ、テレビカメラもずいぶん出ていました。また、たぶん東京国際フォーラムあたりで大学の卒業式があったのでしょう。女袴姿のお嬢さんたちがたくさんいました。思えば昨年あの震災の影響で、大学の卒業式は軒並み中止や延期。わが娘も卒業式は半年後となり、とうとう女袴姿で卒業式を迎えることはありませんでした。まあ、高校卒業の時に着たからいいか。。。。

それにしても、首都直下型地震の予想怖いです。震度7ならピアノもすっ飛ぶとか。怖すぎてしばらく電車に乗るのも自粛、必然的に劇場へ行くのも減るかなあ。。。。などと考え中です。「大地震あなたのまちの東京危険度マップ」によればわが町は危険度低いし、千代田区は全域が安全らしいので家や劇場にいるぶんには圧死や焼死も大丈夫かと思いますが、道中がねえ。。。どうしましょう。もう一度、ジキルに会いに行きたくなったんですけど。観劇も命懸けです。。。

 

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M.クンツェ & S.リーヴァイの世界@シアタークリエ13列センター

2012-03-05 22:11:58 | 観劇/コンサート

【出演】
山口祐一郎 新妻聖子 石川禅
一路真輝 土居裕子 山崎育三郎
スペシャルゲスト=パトリック・シュタンケ

アンサンブル
安部誠司 杉山有大 武内 耕
中山 昇 松澤重雄 横沢健司

石田佳名子 石原絵理 河合篤子
鈴木結加里 真記子 水谷祐紀

≪1幕≫
1.オープニングメドレー
◇プロローグ~我ら息絶えし者ども~/エリザベート
◇奇跡の子/モーツァルト!
◇もう無くすものもない/マリー・アントワネット
◇夢に見るマンダレイ/レベッカ

[レベッカ]
2.幸せの風景(山口祐一郎)
3.永遠の瞬間(新妻聖子)
4.レベッカⅠ(一路真輝/アンサンブル)
5.誠実さと信頼(石川禅)
6.今宵マンダレイで(アンサンブル)
7.レベッカⅡ(一路真輝/アンサンブル)

[マリー・アントワネット]
8.ILLUSION~或いは希望~(山口祐一郎)
9.100万のキャンドル(新妻聖子)
10.流れ星のかなた(新妻聖子・土居裕子)
11.神は愛してくださる(土居裕子)
12.もしも鍛冶屋なら(石川禅)
13.心の声(新妻聖子/アンサンブル)
14.なぜあなたは王妃なのか(パトリック・シュタンケ)
15.すべてはあなたに(新妻聖子、パトリック・シュタンケ/アンサンブル)
16.苦しみの彼方に(パトリック・シュタンケ、新妻聖子/アンサンブル)

≪2幕≫
[モーツァルト]
1.ここはウィーン(アンサンブル)
2.僕こそ音楽(山崎育三郎)
3.モーツァルト!モーツァルト! (一路真輝/山口祐一郎/アンサンブル)
4.心を鉄に閉じ込めて(石川禅)
5.終わりのない音楽(土居裕子、石川禅)
6.ダンスはやめられない(新妻聖子)
7.チョッピリ・オツムに、チョッピリ・ハ‐トに(山崎育三郎/アンサンブル)
8.何故愛せないの?(パトリック・シュタンケ)
9.星から降る金(土居裕子)
10.神よ、何故許される(山口祐一郎)
11.影を逃れて(山崎育三郎/アンサンブル)

[エリザベート]
12.私だけに(一路真輝)
13.ミルク(山崎育三郎/アンサンブル)
14.私が踊る時(一路真輝、山口祐一郎)
15.最後のダンス(パトリック・シュタンケ)
16.夜のボート(一路真輝、石川禅)
17.闇が広がる(山口祐一郎、山崎育三郎)

18.影を逃れてフィナーレバージョン(全員)


いやー・・・ホント瞬殺完売で満身創痍でもぎとったこのチケット・・・・雨の中、ようやくクリエにたどり着いた時には泣きそうになりましたよ。

今回の収穫は、なんといってもプリンシパル差し置いてなんですがアンサンブル中山昇さんのかっこよさ。幕が上がったとたんに惹きつけられました。誰?あれ?と。新納くん?いや違う。中山さんだ〜と。

ま、それは置いといて、さすがにこれだけのメンバーを揃えてウィーンミュージカルのエッセンスをぎゅっと詰め込んだだけあって、本当に聴きごたえのあるコンサートでした。もう、最初にエリザベートの東宝初演のオープニングのルキーニが裁かれている音声から期待ぐんぐん盛り上がりました。死んでもなおルキを裁いている声は治田敦さんだったそうな。

本公演では聴けない一路さんのダンヴァース婦人、新妻聖子ちゃんのコンスタンツェ、土居裕子さんのナンネールやヴァルトシュテッテン男爵夫人などもお得感ありました。聖子ちゃんはすごい表現力を身につけましたね〜持ち歌とはいえ、「100万のキャンドル」や「心の声」では鳥肌たちました。感情たっぷりで、その時はマルグリットにしか見えない。「ダンスはやめられない」ではコンスタンツェにしか見えない。次回のモーツァルト!ではぜひコンスタンツェ希望です。あれだけ歌えると、あの人やあの人が歌ってたのとは違う歌に聞こえるからすごいです。

そして一路真輝さん。やっぱり多少おやつれになった感はありましたが、ハプスブルグの紋章の前で深いブルーブラックのドレスで「私だけに」を堂々と歌い上げる姿はすごいオーラでした。山口祐一郎さんとの「私が踊る時」も。そして、石川禅さんとの「夜のボート」ではご自分の人生とかぶってしまう辛い歌を、情感たっぷりに。思わすもらい泣きしそうになりました。何はどうあれ大変なことでしたね。

ドイツのパトリック・シュタンケさんもド迫力の「最後のダンス」で会場を圧倒していました。やはりドイツ語圏のミュージカルはドイツ語がぴったり合うな〜と思わされますね。ホントに。

今回はヘア・スタイリストさんの趣味でしょうか、男性陣はパトリックさんを除いてかなり明るめカラーに軽いウェーブが目立ちました。石川禅さんなどは、登場したとき「井上くんか」と思うような可愛らしいウェービー。祐一郎さんもしかり。祐様は素のナチュラル・ヘアより今回のような華やかな感じがお似合いだな〜

今年はいろいろと思うことがあり、ミュージカルはジキル&ハイド以降自粛かなーと漠然と考えていましたが、こんなのを観てしまうと、また血が騒いでしまいます。それほどステキな2時間半でした。

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渋谷に福来たるSPECIAL~落語フェスティバル的な~改作魂@さくらホール1列上手

2012-03-04 19:51:15 | 落語・講談

昨日に続き、渋谷大和田へ。「『落語フェスティバル的って何?』おととしのラフォルジュルネ(あの時はショパン)みたいの?」と娘に聞かれ、「そんな感じ」と答えてGO!

最初は3人のトーク。こしらさんは革の紋付袴。「合皮です。自分で縫いました。直線だから簡単ですよ。みなさんも作ってみてください。」。。って、こしらさんどんだけ自由なんだ。。。。白鳥さんも黒紋付にオレンジ色の運動靴。。。談笑さんが「このふたりと一緒なんで今日は責任重大です。」と。確かに談笑さんみてると妙に安心感ありました。(でも、こしらさんには「談笑あにさんは金の匂いがする」と言われてました。そして談笑さんは「あいつは小銭の匂いがする」と返してました)

1席目はこしらさん火焔太鼓。「江戸っ子は、五月の鯉の吹流しと申しまして・・・」とオーソドックスに始まりましたが、古道具屋がお城に汚い太鼓を持って行く時のおかみさんの妄想がすごかった。。畳がぱかっと空いて下に落ちると隠密がいて・・・そこからは本当にこしらワールド全開かと思ったら、突然こしらさんの落語CD「高速落語」やこしらプロデュース?の「ツボ押し」のCMをさっと入れ、すぐにまた噺に戻りました。「???」という会場の動揺ものともせず、噺を続けるこしらさんにびつくり最後はきちんと「こんどは半鐘でも仕入れておいで」「よしとくよ。おジャンになる。」とちゃんとサゲてました。

2席目は談笑さん。昨日の女子限定「らくこのらくご」では紺屋高尾の改作「ジーンズ屋しょうこたん」だったそうですが、今日は「イラサリマケ」。ミャンマー人の店員のいる居酒屋のとんちんかんなやりとりが面白い。でも、この噺の後、「失敗しちゃった。ますいなあ・・・CDになってないやつやってくれって言われたの忘れてました。」と、もう一席はCDになっていない「無精歯科」でした。「無精床」の改作です。やだ〜こんな歯医者。きのうの高座じゃ絶対やらないようなピーッな単語満載でした。それでも、なんか談笑さんて安心してみていられるのはお人柄でしょうか。

10分の仲入り後は白鳥さん。実は昨日の会で、白鳥著・小説「ギンギラ落語ボーイ」を購入しました。さすがストーリーテラー白鳥さん。これが面白い!「落語は誰のためにやるんだ」という大事なテーマに突き当たったあたりを読んでいるところですが、破天荒に見えてとてもまじめで実直な人なんだなあと思いを新たにしています。

そんな白鳥さん。「落語をやっていると、自分の人生にぴったりオーバーラップする噺があります。今日はそんな噺を一席。」ということで「富久」改作「富Q」。池袋のびっくりガードの近くのおんぼろアパートに住んでいた売れない落語家が、みずほ銀行池袋支店の人に変な番号の宝くじを売りつけられ、提灯の中に入れて一張羅の黒紋付の上に引っ掛けておく。そんなある日池袋演芸場が火事になり、飛んで手伝いに行ったところ、今度は自分のアパートが火事に。後日、宝くじが2億円の当たりくじだったことがわかり、気落ちしながら火事現場に行くと、アパートの隣人の北朝鮮のおばあさんがその黒紋付を着ていた。聞けば火事の時、提灯と黒紋付を持って逃げたとのこと。。。。というストーリー。「売れない落語家」が変な新作落語ばっかりやっていて池袋演芸場以外あちこちで出入り禁止になったとか、貧乏のどん底でいろんなものを食べてつないだとか、なんだか新潟の高田から出てきて結構苦労したらしい白鳥さんの青春ストーリーをたどっているような不思議な気持ちになりました。「東武デパートの前から西口公園を抜けて、メトロポリタンすぎて・・・」などなど、あまりにも身近な風景が語られたのも手伝っている気がします。お腹の底から笑いながら、ほんのりあったかい気分になりました。

 

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渋谷に福来たるSPECIAL~落語フェスティバル的な~圓丈ゲノム@さくらホール8列下手

2012-03-03 23:24:58 | 落語・講談

3月2日から3日間、2会場(渋谷文化総合センター大和田さくらホール、伝承ホール)9公演行われる落語のお祭りです。
押しも押されぬ大御所から真打間近の新鋭までの最強噺家各派合わせて25人+αが、進化する「いま」の落語を見せるという企画です。

私は今日の「圓丈ゲノム」と、あすの「改作魂」に参加します。

今日の出演は、タイトルどおり圓丈師匠の遺伝子を受け継ぐ昇太さん・白鳥さん・彦いちさん。喬太郎さんを除くSWAのメンバーです。
この中で圓丈師匠の弟子は白鳥さんひとりですが、流派を超えた新作落語の遺伝子ということですね。他の会場でも、「師匠噺/四派響宴」「大吟醸/三人会」「江戸暦/粋」「古典ムーヴ/三派爆笑編」「古典ムーヴ/春一番」「三K辰文舎+/王道編」、女子のお客さんしか入れない「らくこのらくご」など、いろんな切り口で、テーマにぴったりな落語家さんがそれぞれに振り分けられています。自分の好きな方向で選べるところがいいですね。

今夜の「圓丈ゲノム」。最初の三人のトークの最中に当の圓丈師匠が「旨いうどん」ののぼり旗を立てて自転車で舞台を通過。実験落語でかなり斬新な落語をはじめたという師匠の自由さに会場も盛り上がってました。

今日の4席の中では、昇太さんの「オヤジの王国」がすっごく面白かったです。

会社から往復四時間のところに購入した中古のマイホームで鬼嫁と娘に邪険にされているお父さん。帰宅しても誰も迎えに出ないし、ご飯はすき焼きの食べ残しを自分でチンして食べる。。。そんなお父さんが、押し入れの奥のドアに通じる「オヤジの王国」に導かれるというファンタジー。オヤジの王国には、畳が敷き詰められ、テレビの野球は見放題、ちゃぶ台返しのコーナーもあり、そこには癒されたいオヤジがいっぱい。先日、鬼嫁に虐げられているタレント夫の番組がありましたが、世の中には鬼嫁が増えているようで、会場受けまくりでした。。。。。なんちゃって、人のこと言えなかったりして。

白鳥さんは、先日の草月ホールと同じ演目で、面白かったけれどやや残念。明日の改作魂では何を聞かせてくれるか楽しみです。
彦いちさんの「二月下旬」は30年ぶりに卒業文集の作文を恩師に届けるお父さんの噺。途中、電車の中に現れる地方出身の青年が、「半蔵門線に乗っていて、乗り換えた覚えがないのにいつの間にか田園都市線ていう電車に変わってた!」とパニクるところで大爆笑。そうですよね、あれは慣れないとびっくりしますよね。

トリの圓丈師匠は「悲しみの大須」。名古屋の大須演芸場の噺でした。「嘆きの箱」「猫背の階段」「いましめの柱」「幻の白鳥座の見える社長室」などをクリアして楽屋にたどり着くという演芸場。ハリポタみたいですね。21時終了予定が30分オーバー。最後は客席を背に記念撮影されてました。

帰り道。歩道橋の上から新劇場ヒカリエが夜空に浮かび上がってきれいでした。

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雪、溶ける

2012-03-01 20:20:00 | 

昨日の雪、東京にしてはよく積もり、雪かきも結構大変。前回で懲りて購入しておいたスノーブーツがようやく役に立ちました。我が家の前はあまり車が通らないので、雪かきしないと大変です。

・・・が、今回の雪は溶けるの早かったですね今朝まだベランダに残っていた雪が午後にはもうなくなっていました。

小さい時は雪が降ると喜んではねまわっていたチャメも、ちょこっとさわって「つめたい」とびっくりして部屋に入ってしまいました。もう、おじさんなんだから。。。

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