pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

メリー・ポピンズ プレヴュー@シアターオーブ1階15列下手

2018-03-24 22:33:56 | 観劇/コンサート

  

原作:P・L・トラヴァース
オリジナル音楽/歌詞:リチャード・M・シャーマン、ロバート・M・シャーマン
脚本:ジュリアン・フェロウズ
追加音楽/歌詞:アンソニー・ドリュー、ジョージ・スタイルズ
演出:リチャード・エア
共同演出/振付:マシュー・ボーン
共同振付:スティーヴン・メア
オリジナル・プロダクション:ディズニー&キャメロン・マッキントッシュ

【出演】
メリー・ポピンズ・・・濱田めぐみ 
バート・・・大貫勇輔
ジョージ・バンクス・・・山路和弘
ウィニフレッド・バンクス・・・木村花代 
バードウーマン / ミス・アンドリュー・・・鈴木ほのか
ブーム提督 / 頭取・・・コング桑田 
ミセス・ブリル・・・浦嶋りんこ 
ロバートソン・アイ・・・もう中学生
ジェーン・バンクス・・・岡奈々子
マイケル・バンクス・・・坂野佑斗

【あらすじ】
1910年のロンドン、チェリー・ツリー・レーンに住むバンクス家。一向に子守が居つかないこの家に、メリー・ポピンズが舞い降りてくる。魔法で部屋を片付けたり、カバンから何でも取り出したり不思議な力をもつメリーと、煙突掃除屋のバートと過ごす素敵な毎日に、子供たちは大喜び。一方、父ジョージは銀行でのある融資をきっかけに、苦境に立たされてしまう。しかしこの出来事をきっかけに、バンクス家は家族の幸せを見つけ、それを見届けたメリーは、また空へ帰って行くのだった。


映画「ウォルトディズニーの約束」で、この作品の作られた意味を知り、そのミュージカル映画も大好きになりました。そんな「メリー・ポピンズ」があの濱田めぐみさんや平原綾香さんで見られるなんて!と、早速オーブへ。渋谷は女袴姿のお嬢さんもたくさん。卒業シーズンですね。桜も咲いちゃったし。

春休みに入ったばかりとあって、小さい子どももたくさん来ていました。この作品、プログラム冒頭に小さな文字でびっしりと書かれたトラヴァース夫人のインタビュー記事にもありましたが、決して子供向けに書かれた作品ではないんですね。子供向けに書いたわけではないけれど、子どもたちがしっかり受け入れた。ということに深い意味を感じます。

実際、大人、特にお父さんたちは身につまされ涙する部分も多いと思います。何しろこれはトラヴァース夫人のお父さんの話でもあるわけですから。

それはそれとして、本当に楽しく不思議で賑やかな素敵なミュージカルで、最初から最後までわくわくし通しでした色彩も本当に美しく、陰鬱なロンドンの空が極彩色に変わる瞬間に息を呑みます。

マシュー・ボーン氏の振付もすごい!大貫勇輔さんのバートは本当にしなやかで美しいダンスを見せてくれました。煙突掃除チームのタップもすごい!そして今まで見たことも無いようなびっくりなパフォーマンスも!まだプレヴューなので言えませんが、本当にすごいです。あれにはまいった!

濱田めぐみさんのメリー・ポピンズも、テキパキとした動きでしかもミラクル!あんなお手伝いさんがほしい!最後もすごいですよ~ミラクル!!

「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス♪」のメロディーが、頭からはなれませ~んその昔、姪がピアノ発表会でこの曲を弾きましたが、「何ひくの?」と聞いたら「スーパーカリフラワー?イクスピアリどーします!?」と言ってたの思い出した

セットもまるで飛び出す絵本のようです。あちこちにいろいろな仕掛けがあって、本当に楽しい!

ほんと、ミュージカル好きのみなさんは必見!5月の平原・柿澤バージョンも楽しみです。

今日はプレヴュー最終日。カーテンコールは撮影OKで、「みなさんSNSで拡散してください!」ということでした。時代ですね~

明日は映画版DVDをじっくり観たいと思います。

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髑髏城の七人~極 修羅天魔@IHIステージアラウンド東京Aブロック4列目上手

2018-03-22 22:02:52 | 観劇/コンサート

    

【作】 中島かずき
【演出】いのうえひでのり
【出演】
天海祐希 古田新太 福士誠治 竜星涼 清水くるみ
三宅弘城 山本亨 梶原善 右近健一 河野まさと
逆木圭一郎 村木よし子 吉田メタル 保坂エマ 川原正嗣 原慎一郎ほか

【あらすじ】
関東荒野に現れた一人の美女、渡り遊女の極楽太夫(天海祐希)。だが彼女こそは、かつて織田信長に最も信用され愛された凄腕の狙撃手だった。
折しも関東では。髑髏の仮面で素顔を隠した第六天魔王(古田新太)が率いる関東髑髏党を名乗る軍団が難航不落の髑髏城を築城、豊臣秀吉の天下統一を阻まんと関東に覇を唱えその勢力を広げていた。
その髑髏党に追われる熊木衆の少女・沙霧を行きがかりで助けた極楽は、関八州荒武者隊の頭目である兵庫の口利きで無界の里に身を寄せる。街道を旅する様々な諸事情を抱えた人々が出入りする色里・無界では、一番人気の若衆太夫・夢三郎がこの里を盛り立てていた。
そこで極楽を待つ狸穴二郎衛門と名乗る浪人。彼は、極楽に天魔王暗殺を依頼する。二郎衛門の正体は徳川家康。信長を通じて極楽とも親しい仲だったのだ。
秀吉は天魔王討伐のために20万余の大軍を率いて進軍していた。関東で大戦が起きる前に天魔王を倒そうという策に乗る極楽。
だが、彼女に狙われていることを知った天魔王は自ら極楽の前に現れその仮面を取る。その顔は、織田信長と瓜二つだった。
「貴様こそ信長公の仇」。極楽が銃口を向けたとき、天魔王は意外な真実を告げた。
修羅の道を行く女と天魔の世を作らんとする男。二人の奇しき縁の歯車が再び回り出す…。

 


久しぶりの豊洲。「」と「」は観たけれど、なんとなくチャンバラ疲れもあって、「風」「月」は見送ってしまいました。しかし、天海さんが極楽太夫と聞いては行かねば

取れるかな~と一番心配した今回が今までで一番良い席でラッキー私の席は端席でもないのに、前列が車椅子のためにぽこっとそこだけひとつ椅子をはずしてあり、見通しも出入りも良い不思議な場所でした。こんなこともあるのね

天海さんは今回、極楽太夫で蘭兵衛で捨之介でした前の花鳥風月すべての作品に主役級だった蘭兵衛も捨之介も極楽太夫もみんな引き受けたようなキャラの「お蘭」というわけです。もう、登場シーンから釘付けこんなに美しくてかっこいい人がいるかしらと、ため息ものです蘭兵衛で捨之介で。。といっても、さすがにあの立ち回りは大変なので、今回の武器は「銃」です。凄腕スナイパーこれがまたかっこいい!

昔、天魔王といろいろあったらしいというエピソードも艶っぽいです

艶っぽいといえば、今回無界の里を仕切っている夢三郎を演じた竜星涼くんそう、あの朝ドラ「ひよっこ」で、茨城出身のおまわりさんをやっていた方です。まあ、見違えるほどの美しさ正体は。。。。重要なネタバレになるので書きませんが、まあ立ち回りのかっこいいこと!古田さんと並ぶと(失礼)顔の小ささ、スタイルの良さが際立って、まあ素敵なこと!台詞まわしはまだこなれていない感じもありますが、思い切りの良い演技で、これからもたくさん舞台に出てほしいと思いましたシンデレラ・ストーリーの王子もできそうかなり激しい立ち回りがあるので、お怪我などしませんように。。

主要キャストそれぞれに見せ場があり、なんと東宝ミュージカルでおなじみの原慎一郎くんがまるで美女と野獣のビーストのようないでたちで歌って踊って、そこだけミュージカルパロディなのかもしれませんけど、ミュージカルファンは大喜びのおいしいシーンです

三宅弘城さんもすごい!あれだけぶっとんだギャグを徹底できるのすごい!言うことありません言葉にできないタナカネタもう観た人にしかわからぬ世界です。

今回の兵庫は福士誠治さん。今までの兵庫で一番好きかも。お兄ちゃんの梶原善さんとともに、すごいミラクルシーン(めがねのいらない3D)があります

客席が回るだけだって、自由自在のプロジェクション・マッピングだってものすごいのに、あの手作り感いっぱいのミラクルシーンはすごい!

髑髏城の内部が燃え上がるシーンでは、本当に自分も炎に包まれているような感覚になってしまいました

最後のキメのシーン天海さんの大きな瞳に流れるひとすじの涙もう、やられました!

いや~観られてよかった。今日は開演時間が12:30だというのに何故か14:00と勘違いしてしまい、家で11時頃までお菓子なんか焼いてマッタリしていました。

 ←これ

ふっと嫌な予感がしてチケット見たら、開場時間まであと1時間しかない!・・・で、ろくに髪もとかさず普段着にコートひっかけて飛び出しましたほんとバカ。幕間に食べようと思ったお菓子も置いたまま。。。ほんとバカです。間に合ってよかった~市場前の駅に着いたときには泣きそうでしたよ

まだまだ始まったばかりですが、とにかく激しい舞台なので役者のみなさんが倒れたりお怪我されたりしませんように。

 

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桂米朝一門会@紀伊国屋ホールJ列上手

2018-03-21 21:11:15 | 落語・講談

久しぶりの米朝一門会。めでたいことに、米團冶師匠は4月から米朝事務所の社長さんに就任なんだそうですまあ、米朝師匠の息子さんなんで当然なのかもしれませんけど。

前座の米輝さんの「つる」の後は、ざこば師匠のお弟子さん、ちょうばさん「ぜんざい公社」。この噺は、以前ほかの真打さんで聴いたことがありましたが、こういっちゃあなんですが、あまり面白くなくて居眠りしてしまいました。・・・が、しかし。ちょうばさんの「ぜんざい公社」は歯切れが良くて、「ああ、こういう話だったんだ~」と聴き入ってしまいました。噺家さんによって、こんなに印象が変わってしまうんだなあと笑いながら感心。しかし、前に聴いたのはほんとひどかった

続く南光師匠はもう安定の面白さ。相撲界のあんなことやこんなことをマクラに、相撲噺の「佐野山」。もう笑った笑った

中入りの後は、ざこば師匠。知らなかったのですが、ざこば師匠は結構重い脳梗塞でしばらく高座を休んでいたんだそうです。片方の手がなんとなく不自然だったのはそのせいか。

でも、本当におどろきです。「時々言葉が出てこないんですわ」と言いながらも、後方まで届く大きな声で、笑わせながら酒飲みネタ「上燗屋」この噺は「首提灯」の前半で、短い噺ながら、ざこばさんにぴったりな滑稽噺でした。でもねえ、お身内に脳梗塞の方がいらしたり、ご自分がその病気にかかったりした方には涙なしには聴けない高座だったと思います。脳梗塞やっても、こんなに回復できるんだと。がんばれ、ざこば師匠!

さて、トリはわれらが米團冶師匠!社長!待ってました!関西における京都の立ち位置を、川崎における麻生区、尼崎における武庫之荘と対比させながら はんなりと解説した後に「はてなの茶碗なるほど!これ絶妙もう、大好き南光師匠、ざこば師匠の後になんとも品の良い若旦那さん(といってももう還暦だそうです)いつもながら、米團冶師匠の噺を聴きながらにやけてしまう私なのでした。チラシに6月のブロッサム独演会。一月は行かれなかったので、速攻GETしましたなんか幸せ

上方落語、好きだわ~

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第177回朝日名人会@有楽町朝日ホールG列センター

2018-03-18 21:52:52 | 落語・講談

久しぶりの朝日名人会。注目の若手、柳家わさびさんの高座を生で聴くのは初めてでしたが、歯切れ良く、「佐々木政談」の、ちょっと生意気で利発な子どもとお奉行様のやりとりがわかりやすくてとても良かったです。

ひとつ間違えると こざかしい子どもの言い分が鼻についてしまうところですが、わさびさんがあまりにも可愛い感じなので、「利発の裏の素直さ」のようなものが見えました。

年度末のせいでしょうか、今回は仲入りの間に下座さんのお三味線と太鼓で「いい日旅立ち」生演奏が流れましたあまりに素晴らしくて客席からもみんな拍手粋なはからいです

お目当てのさん喬師匠「ちきり伊勢屋」もう、本当に素晴らしい江戸落語にはめずらしくしっとりした場面にお三味線が入ります。

易者から2月15日に命を落とすと運命を告げられた伝次郎が、密かに愛するおつるさんと寄り添う夜の辻が、また死を前に芸者や幇間をあげてどんちゃん騒ぎをする伊勢屋の広間が、目の前に広がっているかのようでした。

この噺は前回の朝日名人会で上が語られたということでしたが、今回の下もたっぷりの長講。師匠のわかりやすい解説で前編も理解できましたが、ありがたいことにyou tubeに上巻もアップされていました。

本当に格式高いこの名人会のトリを飾るにふさわしい、素晴らしい高座でした

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江戸は燃えているか~Touch and GO@新橋演舞場1階5列花道脇

2018-03-16 23:02:56 | 観劇/コンサート

  

 

作・演出 三谷幸喜

出演 中村獅童 松岡昌宏
    松岡茉優 高田聖子 八木亜希子
    飯尾和樹 磯山さやか 妃海風 中村蝶紫 吉田ボイス
    藤本隆宏 田中圭

あらすじ

時は慶応四年。
鳥羽伏見の戦いで幕府軍に勝利した西郷吉之助(隆盛)率いる官軍(新政府軍)は、江戸城総攻撃のために、東海道を進んできていた。
西郷としては、無駄に血を流さずにを江戸城を受け渡してもらえるなら、こんなに嬉しいことはない。そこで幕府側の代表である勝海舟と会って、降伏を勧めることにする。
だが、この勝という男、実は元来の江戸っ子気質で、気が小さい上に喧嘩っぱやい。
こんな性格の勝が西郷に会ったら、間違いなく交渉決裂。江戸は火の海になるのは目に見えていた。江戸の庶民たちも、誰もが戦さは望んでいない。もう戦さはこりごりだ。
そこで立ち上がったのが勝家の使用人たち。
彼らが考えた作戦は、勝をニセの西郷に会わせて、ニセ会談をやらせている間に、勝家の庭師の平次に勝のフリをさせ、本物の西郷に会わせて、和平交渉をしてしまおうという、大胆なもの。

なんとしても江戸を戦火から守るんだ!
名もなき庶民たちによる、西郷吉之助&勝海舟を相手の大芝居が、今、始まろうとしている。


三谷さんの幕末物といえば「新選組!」を思い出します。あれも面白かった~ 劇友は、いまだに山本耕史氏を愛を込めて「副長」と呼んでいます。堺雅人さんの山南敬助は、思い出すだけで泣けて泣けて。。。

ってなわけで、今回は特に贔屓な役者さんもいない中、衝動的にとったチケットが前方どぶ席。しかも花道脇で、主役がたいてい立ち止まってなんか言ったりするのを見上げる席。ああ、これがアテルイで、目の前の獅童さんが新幸四郎さまだったら。。などと、してはいけない妄想にかられました

な~んて言ってないで感想。ほとんど予習なしで行ったので、ああ、あの若侍きれい。。と思ったら田中圭くんでした。そして、チリン。。と鳴って花道を走ってきたのはお笑いの飯尾さん。

肝心の勝海舟はかなり小心な出だしで、こんなことでは。。。と、一念発起した娘の松岡茉優ちゃんの発案で、海舟の替え玉大作戦がはじまるわけです。出てくるキャストがみんな面白すぎ。三谷さんの狙いはただただ笑える「お江戸でござる」風のコメディ。考えさせたり泣かせたりは あえてやらない。ということで、まさにそんな感じのドタバタ喜劇でした。海舟の替え玉のあとはなんと西郷どんの替え玉。。なんとこれが、かつてエリザベートでエルマーを演じた藤本さん。元水泳選手だっただけあって、がっちり体型(もちろんアンコいれてますけど)だし、薩摩弁もばっちりで、大河の西郷どんより本物っぽかったです。その藤本さんがコメディやるとは!しかもコテコテ。あんな藤本さんはじめて。で。おなかよじれるほど笑いました。

獅童さんには当然「萬屋!」と声がかかっていましたが、なんと松岡昌宏さんにも「TOKIO!」と大向こうさんから声がかかり、ここでも客席大うけでした。GOOD JOB!

松岡茉優ちゃんは、「あまちゃん」で地方出身がウリのアイドル役だったときから、ただ可愛いだけの女優さんじゃない感じがしましたが、すごくいい味出してました。高田聖子さんはもう、高田聖子さんなんでもう、自由自在でした。三谷さんの舞台は初めてとのことですが、何せ新感線の舞台でこの演舞場じゃあ何度も拝見しているせいか、獅童さん以上にホームグラウンド感、漂ってました。新感線といえば、この舞台の稽古と、豊洲の髑髏城の本番とが重なっていたので、聖子さん、相当ボロボロ状態で稽古場に現れてたらいしいですそりゃそうです。。4時間の舞台やった後に次の舞台の稽古だなんて!どんだけ体力あるんだ!って感じ。役者さんてすごいなあ。。。

宝塚娘役出身の妃海風さん、とっても可愛かったです。彼女のリードでミュージカル風の場面も。こういうの楽しい!

最後は獅童さんがきっちりと締め、無血開城、江戸が焦土にならずに済んだ渾身の交渉に説得力がありました。先日上野に行ったばかりだったので、寛永寺に慶喜公が。。というくだりに風景が浮かんできました。

冒頭、ゆめちゃんが江戸の風景を並べたて、「この美しい江戸を失ってはいけない」と話すシーンを見て思いました。あの時、江戸が燃えてしまっていたら、東京は今のようではなかったかもなあと。

「今、日本人同志が争ってまっぷたつになってしまったら、欧米列強が必ず日本を狙ってくる。今はひとつにならなければ。」という勝海舟と西郷隆盛の英断がなかったら、本当に全く違った日本になっていたのかもしれませんね。三谷さんの思惑とは違う感慨も持ってしまいますが、やっぱりこの時代って、日本の将来の大きなターニング・ポイントだっただけに、また、それだからこそ心惹かれてしまうんだろうなあと感じます。

最後にはっとする場面。女心は怖いのでごんす。

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パンダと春のランチ会そしてプラド美術館展ベラスケス@上野

2018-03-09 23:12:46 | ミュージアム

先日の迎賓館見学の時に、「早くいかないとシャンシャンが大きくなっちゃうわよという話題になり、なんとかみんなのスケジュールを合わせました。が、しかし。その日が近づくにつれ、気温は高いものの強風大雨という予報。。。もしかして無理?しかも、前夜~未明は大嵐。一度ベッドに入ったら朝まで目覚めることのない私ですら、午前4時にはものすごい風の音で目が覚めた。。。

でも、朝になったら雨はなんとか小降りに。「意外とこういう日が穴なんじゃないのか?」という夫の意見もあり、また誰ひとり「やめよう」と言い出す勇者もいなかったので、予定を30分ほど遅らせて決行!

大雨による電車の遅延などもありましたが、無事集合。入場して約1時間後にパンダが見られる整理券もGET

 

小雨が降り出したので、動物たちも室内に入っていることが多かったですが、夜行性動物のコーナーでマヌル猫も。かわいい

ゴリラ親子。母さんにしかられて反省?

ライオンの王様はお食事中。何の骨なんだろう。。

サル山のマジメ君。



なかよしペンギン

素敵なフラミンゴ夫人たち

不動の大物ハシビロコウ

そして真打!

しゃんしゃん0309

おてんば娘のシャンシャンは、ちっともじっとせず、それでもママのあとを追っかけて、めちゃくちゃ可愛かったです~見学は約30秒ずつ3箇所、右方向にずれながらとなりました。タイミングが悪いとまったく見えないこともありますが、今回は結構可愛い姿を見せてくれてラッキーでした

パンダ目当てで来館する人が多いのは当たり前なのですが、それを機会にこうしていろいろな動物を見られるのも楽しいです。子どもたちが大きくなるとなかなか動物園に足は向かないけれど、また時々行ってみたいです。

たくさん歩いておなかすいた!ランチはおなじみ韻松亭。花籠膳をいただきました。

お雛様も。

ソメイヨシノの開花は22日の予想ですが、河津桜はきれいに咲いていました

お食事の次は、西洋美術館で「プラド美術館展~ベラスケスと絵画の栄光」

日本ではめったに見られないベラスケスの絵画7点を含む王室コレクションをはじめ、スペインの名画がずらり。この写真の中央、王太子バルタサール・カルロス騎馬像が目をひきます。当時6歳のこの王子がスペインの将来を背負って立つという期待がびしびしと感じられますが、王子は17歳で亡くなり、王座につくことはなかったそうです。

そして、王子の左のフェリペ4世。アンコロさん情報の「反対咬合」ってこれか~と、妙に感動。この一族、幼時は天使のようなお顔なれど、成長に従い、かみ合わせの関係なのかしゃくれあごの方が多いようです。

そして、マルス。

私の中の軍神マルスは、高校時代に美術室で一目ぼれした若いイケメン軍神でしたが、ベラスケスのマルスは中年のややくたびれた姿。ビーナスとの不倫がばれてしょげてるのでは?というイヤホンガイドの解説もあり、な~んか複雑な気分でした。

このあと、充実の常設展もみて、大満足の一日だったのでした。歩数計23000歩。がんばった!

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千住落語会白鳥・白酒2人会@シアター1010 1階4列下手

2018-03-01 21:32:55 | 落語・講談

前座なしの4席。古典をきっちり語る白酒師匠と自由奔放な白鳥師匠。体型は似ていても全く違った芸風のふたり。

最近は自由奔放に疲れてきた自分を感じる夜でした。。。トシかな。。

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