pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

レ・ミゼラブル/ソワレ1階M列上手サブセンター@帝国劇場

2007-06-29 00:04:37 | 観劇/コンサート

本日は研修ということで、出勤と退勤の時間が1時間繰り上がりました。と、いうことは、普通に退勤してもゆっくり有楽町にいける!こんなラッキーな機会をのがしてはなりません。

・・・と、いうわけで、「研修終わります。ごくろうさまでした。」の「さ」あたりで風のように研修室を後に、帝劇ダッシュ。

本日は山口バルジャン、今ジャベール、小西イケメンマリウスに安崎テナルディエに港司教様。あっと、岸アンジョルラスに松原フィイも。

安崎さんのテナルディエは凄みもあり、歌は抜群。駒田さんの凄みともまた違った怖さがありました。さすが元マリウスだけあって、この舞台にしっくり馴染んでいるのはさすがです。でも、マリウスは大きくなるとテナルディエになっちゃうんですねーふーん。

小西くんはわたし的には超好みのタイプで素敵。歌もハヒフヘホも大丈夫でしたが、なにか違う。彼の今夜のマリウスは、コゼットもエポニーヌも革命も好きじゃないように見えました。そして、コゼットの辛島さんも、マリウスにはうっとりだけれど。ちっともパパ・バルジャンを好きじゃない。伝わってこなかった。バルジャンは今夜も溢れるほどコゼットに愛を注いでいるのに。

山口バルジャンは、今回随分がんばって演技を細かくしていました。天に召される時も、がくっと首の力がぬけ、幽体離脱()したあとは、「あれ?ここはどこじゃ?」というようにまわりを見回していたり。

今ジャベール、素晴らしかった~やっぱり私、誰がなんと言っても今さんの凛々しい、気位の高いジャベール大好きです。あの気高い歌声には、もううっとり

岸さんのアンジョもよかったですよ~岡さんとはまたちがったタイプのカリスマですね。

今回、続投組と子役ちゃんたちがものすごくよかったです。

ガンバレ若造!

絵手紙風味!?小西マリウス美しいです。

アンジョルラスのお衣装は2階ロビー。かつらもお願いしますよ。

 

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木更津キャッツアイ ワールドシリーズ

2007-06-26 22:48:46 | 映画/DVD

今夜は高嶋忠夫さんの「うつ」との闘いドラマがあり、夫が熱心に「見れば?見れば?」と誘ってきました。が、へそまがりな私は「見ろ」と言われるとなお一層見たくなくなるので、ひとり自室にたてこもり、「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」DVD鑑賞。こっちのほうが楽そうだも~ん

前作「日本シリーズ」で亡くなったぶっさんの声に導かれ、木更津で再会したキャッツ4人組。

「If you build it, he will come(それを作れば彼がやって来る)」

???これってフィールドオブドリームス!?

と、いうわけで紆余曲折の後、野球場建設に取り組むキャッツ。
もう、本当に面白い!そしてせつない!W岡田くんをはじめとして塚本くんも佐藤隆太くんも桜井くんもいい!なにより肩に全然力の入っていないクドカンさんの脚本最高ですね。死んだぶっさんは、いつでもみんなのそばにいたんだ。。。

新感線からご出演の橋本じゅんさんも古田新太さんも、キャラそのまんまのご出演で、文句なく楽しませてくれました。「キサラギ」「宝塚BOYS」に続き、今回もまた男子の部活部屋っぽい雰囲気を楽しませてもらいました。そして、4人が死んだぶっさんに言えなかった最後の「ばいばい」を言うシーン、本当に泣けました。

テレビのシリーズは未見ですが、こちらも借りてみようかな。

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憑神@ユナイテッドシネマ

2007-06-25 23:15:35 | 映画/DVD

うさぎさんに言われて気づきましたが、このポスターは「阿国」にそっくりですね~


日曜日、次女と一緒に「憑神」へ。

浅田次郎さんの原作を読み始めたばかりだったので、「読んでから観るか。観てから読むか」で、少々迷っていましたが、降旗監督は「鉄道員」でも原作の味を大事にしていたのを思い出し、GO!

妻夫木君は、こういう役、本当に上手ですね。真面目で不器用で背筋がぴん!と伸びた彦四郎をそのまま演じていました。「春の雪」の世間知らずで身勝手な貴族のぼんぼんや「砦なき者」の異常性格の若者ような役はあんまり好きじゃなかったので、ほっとします。「涙そうそう」もみようかな。

代々お上の影武者を仰せつかった家系で榎本武揚などとも机を並べた秀才ながら、時代の波に乗れず、貧乏くじひきっぱなしの若侍が、あろうことか間違えて貧乏神に「よろしくお願いします」と手を合わせてしまったことから、さまざまな困難を抱え込むことになってしまいます。貧乏神、疫病神、そして。。。

西田敏行さん、赤井英和さん、ちびまるこちゃんを演じた子の3人が憑神を演じるのですが、本当におかしくて人情味溢れた神様たちで、まるで落語の世界のようです。夏木マリさんのおばあ様、能天気で不精な兄、佐々木蔵之介さん、兄嫁鈴木砂羽さん、香川照之さんのお蕎麦屋さんも元家来で修験僧の佐藤隆太君もはまり役。このキャスティングは絶妙ですね。みなさん楽しそうに演じていました。(赤井さんはちょっと固かったかなー)


仏教が伝来し、盛んになる前はこうした小さい神様がたくさんいて、氏神や道祖神のような形で庶民を守ったり戒めたりしていたんだろうなあ。。最後は将軍慶喜公の影武者をきっちり勤め、「壬生義士伝」を彷彿とさせるいさぎの良い幕切れ。心がほっこりする素敵な映画でした。



本日は「パイレーツオブカリビアン3・ワールドエンド」を観ましたが、1・2に比べるとちょっと分かりにくかったのが残念。もう少し予習していけばよかったかな。結末の「呪い」にまつわる重要な台詞が訳されていなかったらしいというもっぱらの噂。確かに、エンドロール後、10年たって出会えたウィルとエリザベス親子との行く末がその台詞によって変わるのに~

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風林火山 第25話 「非情の掟」

2007-06-24 23:07:32 | 風林火山

いよいよ折り返し後半にはいってきましたねー

1枚岩かと思われた勘助と晴信様の間に微妙な空気・・・勘助は恋する姫様のbaby四郎ちゃまを溺愛しすぎでなんとしてでも諏訪の跡継ぎにもっていこうとするし、晴信様はパパ虎様と同じような跡継ぎ発言をするしで、武田家は大混乱ですな。

もう、私は寅王丸様の涙にうるっときてしまい、「なんでこんなにめんこい子を政治の道具にしてあっちへやったりこっちへやったりするんだ!泣いてるじゃないの!」と、ひとりツッコンでおりました。

そんなぐちゃぐちゃな中、着々と進む甲州法度の作成。昔から、優秀な事務方が縁の下でこうやって地道な努力をしていたのよね。

最後に、法に反すればお屋形様自身も罰するという一文を入れてくれと震えながら提案した一生君の覚悟の表情が凛々しかったです!

今日は浅田次郎さん原作の映画「憑神」もみてきました。若い侍がきちんと頑張る姿は気持ちがいいものでごいす。あ、平蔵役の佐藤君も、とっても彼らしさ全開の役で登場していました。感想は後日に。

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宝塚BOYS前楽 1階21列下手@ル・テアトル銀座

2007-06-23 23:23:43 | 観劇/コンサート

月夜野猫蛍です。圭吾兄さまと同じ口元ホクロが自慢です



今夜は三月うさぎさんとご一緒。ひとりよりふたりですな。楽しかったです。

もうもう、本当にせつなく泣けるこの舞台。今夜は、須賀君の身に降りかかる大きな大きな悲しみを、BOYS達が飲んで騒いで励まそうとする、その不器用な友情に涙腺が決壊しました。


男子の部活ってこんな感じ?と思えるシーンがいくつも出てきます。世の中では、まだどちらかというと男中心という傾向が残る中、「女にはかなわないよ。」と絶望する男子達を観ている客席が8割女性、というのもなんだか面白い図ではあります。

前回みてから一週間しか経っていないのに、みなさんダンスがとってもお上手になっているのに驚きました。最後の10分の大階段でのレビュー、本当に圧巻です。でも、ここでおふざけしなくてもいいのになー。吉野さんのスパニッシュには、もう魂もっていかれました。

前楽とあって、客席には風林火山で村上義清を渋く演じている永島敏行さんや野沢総さんもいました。「キャー!!」と、歓声をあげているお嬢さんたちがいたので聞いてみると、阿部サダヲさんがいらしたとか。芸能人オーラの方もいっぱいでした。

劇場で原作の「男たちの宝塚」購入。これからじっくり読みます。

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ウィキッド/ソワレ 2階10列センター@四季劇場「海」

2007-06-22 23:55:50 | 観劇/コンサート

代休を利用して、注目のウィキッドを観て来ました。

「オズの魔法使い」の話自体はあらすじくらいしか知らず、なーんとなく子供心にシュールなお話のように感じて、あまり読み込んだおぼえがありませんでした。

でも、有名なお話のサイド・ストーリーとか、「そうなる前のお話」とか「それはまた別の話」の「別」の方とかに滅法弱いので、とっても楽しみでした。

 

お話自体は結構深いものがありました。何故西の魔女は緑色の体をしているのか、どうして「悪い魔女」と言われるようになったのか、オズの魔法使いは何故動物から言葉を奪ったのか、そのあたりはまるで今の世界情勢をみているかのように風刺に富んでいます。


差別とそれを乗り越える強さ、友情、最後に笑うのは。。。
この作品は人によってツボが微妙に違うかもしれません。「良い魔女」グリンダの沼尾みゆきさんと、エルファバ濱田めぐみさんの歌が本当に素晴らしかったです特に濱田さんは、ビジュアル的にぴったり。今回だいぶ高い位置からみていましたが、時々ユーミンに見えました。横顔の綺麗な方ですね。一幕終わりのソロは、本当に素晴らしく、演出にも度肝をぬかれました。アンサンブルも厚みがありレミゼやジキハイを思わせるような迫力。今までの四季とはちょっと違ったエネルギッシュな感じを受けました。

キャストの熱演に加え、金曜夜のせいか、カーテンコールも熱かったです。山羊先生がかぶりものをとったら、あら素敵今回一番ぐぐっとハートをもっていかれました

中庭に出ると、エメラルド・ファンタジーと銘打って、幻想的な光のエメラルド・シティーが。冬はブルーでしたが、この緑もすごく綺麗でうっとり。これだけでも見に行く価値は十分です。

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宝塚男子部!

2007-06-21 23:10:10 | 私の好きなもの

な・・・なんか、TVドラマ化も検討されてるという噂が!!!

後生ですから、この方と須賀さんは残留、できれば今のメンバーを変えないでお願いしたいです!

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セクシーボイス&ロボ最終回

2007-06-19 23:20:32 | テレビ番組

毎回とっても楽しみにしていたこの番組もとうとう終わってしまいました。今回は爆死した「三日坊主」の亡霊が出てきたりしてちょっとホラーもはいっていましたが、最終回らしく、ふんふん、そうだよね、と共感できる言葉をたくさんもらいました。

見えないふりをしていると、本当に見えなくなってしまうんだよね。byニコ

呪文なんて、なんでもいいんだよ。自分を励ますだけなんだから。今回は「まがたま、れんこん、トマトママーックス!!」(だったかな?)byロボ

「『あーいっぱい遊んだ~楽しかった~』って言って死にたいじゃない。」by地蔵堂のルリ子様

・・・最後の台詞は、今が「その時」でも言えるかも。あ、でも橋本ヴァルジャンと井上君の「ロマンス」小栗君の「お気に召すまま」浦井君の「暗くなるまで待って」に「蜘蛛女のキス」にアッキーの「エレンディラ」に高橋洋さんのイアーゴ@オセロに藤原君の「ヴェニスの商人」とダブル・ヴォルフガングみてから言いたいかもです。

 

『あーいっぱい遊んだ~~楽しかった~』と。

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風林火山 第24話  「越後の龍」

2007-06-17 22:54:29 | 風林火山

種子島で撃たれた勘助様。どうなることかと1週間心配していましたが、真田様と馬糞のおかげ(?)で助かりましたね~・・しかし、それを飲まされたと聞いた勘助のリアクションが胸キュンでした。

艱難辛苦の末、武田への仕官を決意する真田様。猛反対し、そんなことするんなら妹と別れさせてやるという義兄に、忍芽さんがきっぱりと「私は別れませぬ!」と言った場面、素敵でした。忍芽さんと真田様のご夫婦って本当に素敵ですよね。夫の辛さを代弁し、全てを引き受け共に人生に立ち向かおうとする妻。全幅の信頼を寄せ、なおかつ全力で守ろうとする夫。もう、本当にこの二人をみていると、自分が恥ずかしくなります。

今週は晴信様ちょっとこわれてましたね。彼もまた人間くさい男だったというわけですか。そしていよいよガッ君登場!謙信Gacktの登場シーンはかっこよすぎて笑ってしまいました。

さて、本日は全国的に「父の日」娘がケーキを作りました。夫はアメリカン・チェリーのファンなので、チェリーケーキということで、結構いいお味。「こんな顔してないぞ。」といいつつ、嬉しさを隠せないお父さんでした。

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キサラギ・舞台挨拶@シネリーブルC列センター

2007-06-16 21:46:51 | 映画/DVD

先日次女と行った「神童」の予告編で観たこの映画。ちょっと面白そうだなあと、初日舞台挨拶付につられてまたまたミーハー親娘で行ってきました。内野さんの「あかね空」で、初めて舞台挨拶を体験しましたが、結構お得な感じですねーなにせ今日は、小栗旬君にユースケ・サンタマリアさん、「間宮兄弟」にもご出演の塚地さんですから


如月ミキというあまり売れなかったアイドルの死を悼んで一周忌に集まった5人のネット仲間。初対面ながら死んだアイドルの思い出話で盛り上がるはずが、語っていくうちに次々と新事実が明らかに。果たして如月ミキの死の真相は!?

・・・・と、いうこれは三谷幸喜さんなどがお得意のシチュエーション・コメディー。冴えない公務員、実は××・・・、ストーカーもどき、実は○○・・という、井上ひさしさんがよく使う「実は誰々」という登場人物の設定も面白いです。事実がひとつずつ明らかになるたび、5人の力関係が微妙に変わるのも、とても緊迫感があって、この映画面白い!いつかこのメンバーでこの作品を生の舞台でやってほしいなあと、強く強く思いました。「真実は瞬間にしかすぎない。」これがキーワードです。


舞台挨拶は、映画終了後に行われました。一回目の上映後と二回目の上映前の2回行われるというわけです。私と娘はラッキーなことに前から2番目のセンター(A列は未使用)で、映画は画面が近すぎてめちゃくちゃ観にくかったですが、舞台挨拶は小栗君が目の前!若くて小顔で細~い!落ち着いた様子の監督やユースケさん、塚地さんの横でジャンプしたり体をゆすったりして照れくさそうでした。

「みどころは?」の質問には、「香川照之さんの鼻が腫れている(めんちょを潰した?)ところがあるので、ぜひそれを見つけてください!」(どうも撮影何日目かに腫れたらしいです。)

ユースケさんからも、一度観て、あ~この人は実は○○だったんだとわかって、次にこの映画を観た時には伏線となるような台詞がたくさん使われているのが分かるので、ぜひ何度も劇場にきてくださいというご挨拶がありました。会場ではリピータークーポンも配られ、二回目からはいつでも1000円でみられるというわけです。なるほどね。

どのキャストも本当に魅力的ですが、小出恵介君がとってもいい味を出していました。すっかりコメディー路線になったかな?!でも、彼のシリアスなお芝居も観たいなーと思いました。舞台挨拶にみえなかったのが本当に残念!

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宝塚BOYSソワレ @ル・テアトル銀座1階9列下手

2007-06-15 23:25:21 | 観劇/コンサート

「宝塚に男子部があったらしい。」この意外なお話が実話に基づいていると聞いて2度びっくりでした。

絶対観たい!と、八方手を尽くし、ようやく2公演GETしましたが、この舞台、本当に手に入りにくかったようです。


出演者は吉野圭吾さん、柳亭花禄さん、猪野学さんに仮面ライダー須賀貴匡くん、蔦山信吾さん、TEAM-NACSから佐藤重幸さん、三宅弘城 さん、ゾフィー皇太后、初風諄さんにボーマルシェ山路和弘 さん。


山路さんは、ついこの間までMAでほとんど出ずっぱりだったにもかかわらず、今回もかなりセリフ多いです。男子部の運命を握る重要な役。大人の男、ここにあり。


タイトルだけ見ると、歌って踊ってのミュージカル仕立てかと思いますが、これはものすご~く真面目でせつないストレートプレイです。ためてためて、我慢して我慢して、最後の10分ちょっとでぱあっと花開く感じ。あー・・あの長い忍耐の日々は、この最後の10分のためにあったのか・・・おとなりのおばさまたちは大笑いで観ていましたが、わたしは切なくて切なくて、あの姿で笑うことなどできませんでした。


吉野さんは、BOYSの中で一番の存在感です。踊りはもちろん、台詞も立ち姿も、「吉野圭吾ここにあり」という感じ。他の皆さんだってそこそこスタイルはいいけれど、吉野さんの体型は、もう別格という感じ。カタカナでない役は初めてみるかも。宝塚での芸名は「月夜野 蛍」です。ぴったり。


今回、目をひいたのは、須賀君です。イケメンなのは前からですが、いつも何か乗り切れないような感じがあったのですが、今回熱いです!辛いシーンのあとにスポットライトを浴びて独白する場面があるのですが、汗と涙で美しい顔がぐちゃぐちゃになるほどの熱演です。


現在の宝塚に男子部が存在しないという事実で彼らの運命はわかってしまいますが、8年も下積み生活をおくるのは、本当に忍耐のいることだったでしょうね。大劇場デヴューが実現していたら、日本の演劇界はちょっと違った様相を呈していたかもしれません。

この劇場、9列目から背もたれが高くなっていることに気づきました。見やすいし、椅子の形状に工夫があって疲れません。ひとつ後ろの席には、劇団☆新感線のいのうえひでのりさんがいらっしゃいました。次回はもう少し後方ですが、本日確認してきたところ、そこからでもばっちり見えるようです。ひと安心。

 

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雨の訪問者

2007-06-14 23:21:14 | 

にゃ~という鳴き声とともに「おかあさん!おかあさん!」と、玄関で次女と夫の声。どうしたのかと思ったら、ずぶ濡れのぽっちゃりした、チャメによく似たメス猫ちゃんが雨宿りにきていました。

チャメは、かなり遠巻きにながめているだけで、近くには来ません。それでも、ドアを閉めると、気になるのかにゃーにゃーと外の猫に向かって話しかけている様子。

どうやら若いメス猫ちゃんのおなかには、Babyちゃんがいる様子。「こんな雨の日にふらふらしちゃだめだよ。」と、夫はちゃめのご飯をわけてあげていました。首輪はしていませんが、あまり警戒心がないところをみると、人に飼われているのかも。

彼女が行ってしまった後も、チャメはしばらく2階の窓から下をながめていました。

・・・・でもね、チャメ、いくら可愛い子ちゃんでも、子持ちの彼女はやめといた方がいいかもよ。あなたはパパにはなれないからね。

話は変わりますが、バルジャン4人組のインタビューが、朝日夕刊にのっていましたね。4人4様のバルジャン。わくわくしながら読みました。

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レ・ミゼラブルSP公演@帝国劇場1階H列ど真ん中

2007-06-12 21:51:28 | 鹿賀さんの舞台

今日のジャン・バルジャンは、私が一番バルジャンらしいと感じている今井清隆さんでした。今井さんはアンサンブルからかかわって10年間レ・ミゼラブルに取り組んでいらっしゃいます。

鹿賀さんとの相性もぴったりで、このお二人の対決を見逃す手はない!という思いで今日も劇場へ行ってしまいました。

幕があき、囚人たちの第一声!初日はここで音をはずしてしまったアンサンブルさんですが、今日は大丈夫。なんだかほっとしました。

何度もみているのに気づいたことも。建築中のバリケードに会いに来たエポニーヌにマリウスが「コゼットに手紙を渡して」と言う場面。自分に好意を持つ娘になんという残酷な事を!この鈍感ボンメルシー!といつも思っていましたが、この直前に彼は必死の形相で「行け!今のうちに!行け!危険だ撃たれる!」と彼女に言っているんですね。なのに、「心配してくれた!好きなの?あたしを!」と、まったく能天気なことを言っている。マリウスはもしかしたら、彼女をバリケードから遠ざけるために苦肉の策で言ったのかもしれないですね。それは結果的に裏目にでるわけですが。

鹿賀さんは、今日も文句なしの威厳ジャベールでしたが、センターで観たせいか本当に美しかったです。特に「自殺」いつもは、橋の欄干を乗り越えてから髪がばさっと乱れるのですが、今日はその前に右側の髪がはらっとほどけ、右の頬にかかりました。それをよけるかのように左に傾けた顔の色っぽいことと言ったら!!暗がりに浮かびあがる壮絶なまでに美しいジャベールに、私もセーヌの川底にひきこまれてしまいました。・・・・ったって、私じゃせいぜいカッパになるのがオチですけど。

今日も期待の岡給仕は、テナ夫人のスカートめくって銀フォーク拾ってるわ、お札一枚ネコババしてポケットにつっこんでるわ、さりげなく目だっていました。

バルジャン4人を一回づつだけ!もう絶対増やしちゃだめ!と心に固く誓いましたので、今公演の鹿賀ジャベールは今日で見納めです。その、わたし的鹿賀ジャベール楽は、十分に満足できる公演でした。

帰りに書店で雑誌をのぞいたら今井さんのインタビューがあり、原作の一節が紹介されていました。「海よりも壮大な光景がある。それは天空だ。天空よりも壮大な光景がある。それは人間の奥底だ。」・・・深い。レ・ミゼが読み継がれ、演じ継がれているのもそれが真理を深く追求した作品だからなんですね。

キャストの色紙がロビーにいっぱい。

 

これは、emiemiさんへのおみやげ。↓

この方のジャベールも楽しみです。ついこの前までのほんわかフランス国王と同一人物には見えませんねー

んで、これが噂の司教館。銀のコブレット持ってしっかり記念撮影もしてもらいました。衣装も着てみたいかも。テナ夫人?いやいや、コゼットの喪服ワンピがいいなあ。

 

 

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風林火山 第23話 「河越夜戦」

2007-06-10 22:57:18 | 風林火山

「風を読み、糸を操る者が勝つ。自然に逆ろうては、人の力など儚きものでござりましょう。」晴信様の名言に始まった本日の風林火山。8千の兵で8万を破るとは、油断大敵。慢心というのは本当におそろしいものでごいす。

北条の間者、本間殿への真田様の情けも、本間殿の覚悟の死も、本当に涙を誘います。恩と義理とでがんじがらめな武家社会。しかし、先日の相木様といい、この時代というのは本当に誰が味方か敵かわからず油断禁物ですね。女風魔にあこがれます。昼はまっとうな勤め人、夜は劇場通いの遊び人(有休の日も)という現代の風魔もいっぱい知ってますけど。って、自分のことか・・・。

浪人に化けて敵方に潜り込み、真田幸隆様を武田の力に誘う勘助。真田様も心は動きつつ、葛藤に苦しんでいる様子。このあたり、さすがに佐々木蔵之介さんうまいですねー。。内野さんと蔵之介さんの目の演技対決凄い!まるで武蔵と小次郎を見ているような錯覚に陥ってしまいました。いつかふたりの「巌流島の戦い」見てみたいです。 そしてそのさなか、福島ジュニアの銃が炸裂して勘助に!と、同時に姫と晴信様のわこ様誕生!あの展開は、まるで勘助が転生したような場面展開ではないですか。いや、まだ半分いってないので、大丈夫か・・・
かんすけ~~~~!!!

来週は、いよいよ上杉謙信様のご登場ですね。ばっちり見なくては。

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ハミング・ライフ

2007-06-09 23:14:59 | 映画/DVD

プリンス・井上芳雄君がご出演の映画ということで、一度は観にいきたいと思っていたものの、なかなか実現できませんでした。

今日はヒマだったので近所のTS○TAYAに行ったら、もう棚にありました。ついこの間まで映画館で上映していたのに・・・早!!

お話は田舎からデザイナー目指して上京してきた女の子と、夜間保育所で働く男の子(井上君)の、木の中に隠した手紙のやりとりを中心に展開します。とても叙情的な映画なので、特別な事件や動きはほとんどありません、

淡々と流れる日常。「自分だけが気づく小さな営み。誰かの営みが、全然関係のない誰かをHappyにする。それはとても素敵なことだと思う。」と語る主人公の女の子。思うようにはいかない生き方の悩みを交換しあうのですが、その中で井上くんが彼女を励ますために童話を書き、朗読するのですが、それがまるで新美南吉の童話のように優しくて、心がほっこりとしてきます。

文通というのもいいですね。木のうろに手紙を入れての文通なんて、まるで一昔前の少女マンガみたいですけど。

井上君(役の中では小川君)も文通によって勇気をもらい、いつも保育所に真夜中に迎えに来て熟睡した我が子をたたき起こし怒りとばして連れ帰る母親に、勇気を出してずっと言えなかった言葉「もう少し優しくしてあげてください。」を言います。人を励ますことは、自分をも励ますことなんだなと、思いました。しかしプリンス、ピンクのエプロンがめちゃくちゃ似合う!

わたし的には女の子がアルバイトをクビになった雑貨店の先輩の言葉がツボでした。

「どんなことでもさ、一歩ずつ目標に近づいてると思えば毎日が楽しいわよ!」ま・さ・に、そのとおり!ポジティブ・シンキングというわけですね。

激しく同感!

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