pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

あかね空/初日舞台挨拶@新宿ガーデンシネマD列センター

2007-03-31 20:06:04 | 観劇/コンサート

待ちに待った「あかね空」今日は「あかね空」Family総出演の舞台挨拶とのことで、朝からわくわくしすぎて、気がついたらぎりぎりの時間になってしまいました。さっさと支度をすればいいのに、それが私の弱点です。

映画の舞台挨拶は初めて。なにせ、映画はほとんど近所のシネコンですから。しかし、この伊勢丹並びの映画館、新しくはなってるものの、雑居ビルの中のため、階段が狭い。開演ぎりぎりまで並ばされてしまいました。ゆったりしたユナイテッドシネマズに慣れてる身にはちと辛かったです。

さて、舞台挨拶。一回目から参加のminiさんにお会いでき、「内野さん、そちらから登場ですよ!」と教えていただき、わくわく感は最高潮!司会の女性の紹介でご入場!ここでウッチーやや早まったか、「あっ・・」とか言って一度あとずさり。思わず場内から笑いが。おちゃめなんだから、もう!以下、うろ覚えながらレポさせていただきます。間違っていたらごめんなさい。

最初に監督のご挨拶があり、その最中もひと言ひと言に頷くウッチー。次はいよいよさわやかな内野さん!「ウッチー!!」と、他のキャストに合唱されると、「そういう映画じゃないから。。」と照れながら前へ。ゴールドがかったジャケットにポケットチーフ。真っ白なシャツ。ダークブラウンのスラックスの内野様。
「皆さん、忙しい中ありがとうございます。非常に素晴らしい映画ができました。今の時代、家族関係が希薄になっているといわれますが、家族の素敵さ、家族って基本なんだよね、という事を思い出していただける作品です。バトルもあります。いろんなことがあって、『家族』なんだと。。永吉がじっくり豆腐を作ったように、僕等もじっくりとこの作品をつくりました。」

次は中谷さん。あでやかな和服に、場内から「きれいねーーー」と、ため息がもれました。「みなさん、今日みたいな日にお花見行かなくていいんですか?」ここで何故か汗を拭く内野さん。続くキャストのみなさんへのインタビューの答にも、ひとつひとつ丁寧にあいづちを打っていました。こういう姿勢も、とっても誠実さを感じ、さらに好感度急上昇。

末っ子みゆちゃんの「お父さんの内野さんは優しかったけど、伝蔵さん(2役)はこわかったです。」というお答えに内野さん。「こわかったね。首から上は全部そっちゃいましたから。毛が一本もないんです。はじめて自分の顔を見た時は火星人(異星人?)みたいだと思いました。道行く人はみんな避ける。それから、僕はごらんの通りすごい汗っかきなんですけど、汗をかくと直接目に入ってきちゃう。眉毛っていうのは、汗をせき止めるるためにあるんだと、あらためて思いました(笑)」

この後、お豆腐は絹と木綿とどっちが好きですか?との質問。内野さんは「絹です。」ときっぱり。「京や」の豆腐は絹ですからね

映画本編は、それはそれは素敵な映画になっていました。相州屋の正吉くんが永代橋ではぐれてしまう最初のシーンから、「家族」をしっかり描いた後半部分まで、涙が止まりませんでした。悪い人は一人しか出てこない、本当に心がほっこりする作品でした。次は夫と観にいこうかな

帰りにサミットに立ち寄り、新宿では配られなかった男前豆腐を買いました。今夜皆でいただきます。

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お花見日和

2007-03-29 22:31:25 | 私の好きなもの

遅いの早いのとやきもきさせられた桜も、我が家の地域では、わりと例年並みに咲きそろいました。

昨日は仕事がらみで板橋区の公園へお花見に。それにしても、桜の薄いピンクと抜けるような青空というのは、どうしてこんなにも心を揺さぶるのでしょうね。

18年度もカウントダウン。ラッキー人事で、4月からは今よりも更に気持ちよく仕事ができるようになりそうです。となると、ストレス解消、現実逃避の手段でもあった観劇は減るのか?!はたまた環境に甘えて増えるのか?!それは、神のみぞ知る、かも・・・

ファイナルジキル&ハイド、鹿賀さんのインタヴューが朝日夕刊に出ていました。もうすぐ開幕。楽しみですね。

 

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TOMMYソワレ 1階E列下手@日生劇場

2007-03-27 23:13:59 | 観劇/コンサート

前回に観た時には私の中ではあまりにイマイチだったため、ここに感想をUPする気力がなかったのですが、やっぱり観劇記録だからなー・・・と、思いなおしました。

THE WHOの伝説的ロックミュージカル!とのふれこみだったので、まず予習に映画を見た時から、ちょっといやな予感がしていたのですが、的中してしまいました。

アッキーの声は相変わらずすばらしいのです。でも、致命的なのは、日本版で、ストーリーの要の部分を変更してしまったことだと私は思います。

オリジナルでは、戦死したはずの父が帰還した途端にTOMMYの目前で実の母とその恋人に惨殺されるのです。それが、日本版では何故か父が生き残る。TOMMYは最も会いたかった父を、大好きな母親がその恋人と共謀して殺したという事、世界で一番優しいはずの母が恐ろしい顔で「何も見なかった、聞かなかったことにしなさい。喋ってはいけない」と、悪魔のような顔で言ったという事のダブルパンチで三重苦になったのでは?

それが、両親は生き残り、彼が正常に戻るように病院を転々とするというのでは、意味不明です。

それに先日Chat noirさんとも話していたのですが、この作品は、アメリカの嫌な部分、見たくはない部分が強調されているように思います。少年への猥褻を思わせるようなところも嫌だったなーまあ、現実から目をそむけてはならないということなのかもしれませんが、ある意味現実から逃避するために劇場に足をむける私には馴染まなかったということかもしれないですね。

アッキーだ!ロックオペラだって!と、浮かれていっぱいとってしまったチケットは、なんとか嫁ぎ先がきまり、ほっとしています。千秋楽も。(だって、内野様の映画「あかね空」の舞台挨拶の日と重なっちゃったし)ごめんなさい。

 

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風林火山 第12話 「勘助仕官」

2007-03-25 21:32:40 | 風林火山

甲斐への仕官を目指し、青木大膳を利用して板垣殿に恩を売ろうとする勘助。
 それを見事に見抜く板垣殿。しかし、晴信様は「つかいこなしてみたいものじゃ。」と、あっさり高禄で召抱えてくれましたねーbut世の中はそんなに甘くなく、
「なんでこんなのがいきなり高待遇で採用されんのよ!」と、重臣たちの目は厳しい。晴信様は咄嗟に海の口城でのいきさつを偽って伝えますが、そんなことではだまされなさそうな面々の複雑な表情。

そうですよね。これから新しい武田家を創っていこうという時に、海の物とも山の物ともわからない異形の浪人を仲間にするわけですから、拒否反応があってあたりまえかも。特に甘利殿の渋い顔。・・・でもね、アナタ(竜雷太さんね)だって、「これが青春だ!」の時には、保守的な校長や教頭と闘う新米熱血教師だったじゃないよ~って、この話題はある程度の年配じゃないとわからないネタでしたね。つまり甘利殿は昔、ドラゴン桜の阿部寛みたいな先生役やってたんです。・・・・・話はずしてますね、すいません。

今週のツボは、めちゃくちゃにかっちらかった小屋の中で寝転んでる勘助でした。片付けられない○○の部屋・・・身近にあります。

入浴シーンあり、夕飯持ってきた若い源五郎君を、「わしがこわいか?」と引き寄せるシーンありで、ドキドキ。そして最後は鬼美濃に切りかかられる勘助。来週も、見逃せないです。

今夜は世界フィギュアのエキシヴィジョンも「ひばり」もあり、あちこち録画で大変大変。高橋君の「ムーランルージュ」もよかったこれからミキティが、絢香さんの歌に合わせて滑ります。「愛ルケ」の平井賢さんの曲で踊った外人ペアも良かったですね。

 

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最後の春休み

2007-03-23 21:50:50 | 雑感

長女は大学の卒コンで、お世話になった4年生達を大騒ぎして送り出したようです。
そして次女は、あろうことか幹事を引き受けて卒業旅行に行きました。

大学の卒業式シーズンだけあって、町でも女袴姿のお嬢さんたちをよく見かけます。
出会いがあれば別れもある。なんだかせつない季節ですね。

またまたユーミンの「最後の春休み」で感傷に浸っています。

もしもできることなら この場所に同じ時間に
ずっとずっと うずくまっていたい
もうすぐ別の道を歩き思い出してもくれないの
そよ風運ぶ 過ぎたざわめき
今は春休み 今は春休み 

最後の 春休み

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蒼き狼&フライ、ダディー、フライ

2007-03-22 23:02:47 | 映画/DVD

次女と一緒に「蒼き狼」鑑賞。角川春樹さんが何年も温めていたという超大作。
CGも満載だし、モンゴルの風景も素晴らしかったです。・・・が、しかし、何だろう。何か中途半端というか、やはりこれはひとつの映画では描ききれなかったのでは?という感じがしました。時間もお金も相当かかっていると思いますが・・ストーリーは華麗なる一族を彷彿とさせる出生の疑惑を根底に持つ父子の確執というか、父の心子知らず、子の心父知らずのすれ違いに、後悔先に立たずな展開。最近はやってますね。こういうの。思わず次女に「いつも不出来よばわりしてごめんね」と謝って、かえってケイベツされました。

「父のために闘って死ねるか?」といったコピーが前面に出ているわりには息子松山ケンイチさんの出番がとても少なく、いい表情だなーと思ったら次のシーンでは帰らぬ人になってるし。反町さんは健闘しているし立ち姿もりりしいのですが、セリフがイマイチ胸に響かない。子どもの頃に親友の誓いを交わした彼のほうがよほどどっしりとした存在感があったように思ってしまいました。

帰宅してからチョイ見した、堤真一さんと岡田准一さんのフライ・ダディ・フライのほうが面白かったかもでした。こちらは、まじめだけがとりえのエリートサラリーマンな父が、乱暴された愛娘のために血の滲むようなトレーニングを重ねて、犯人に立ち向かうお話。泣けました!

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恋の骨折り損1階L列&P列下手@さいたま芸術劇場

2007-03-21 23:21:50 | シェイクスピア

娘ふたりを連れて「恋の骨折り損」を観てきました。これで「お気に召すまま」「間違いの喜劇」に続き、全員男性の役者によるシリーズは3作制覇ですね。オール・メールシリーズは、流血率ゼロなので、安心して笑ってみられるから大好き!次は「から騒ぎ」なんかいいですね。

 蔵之介さんからもお花が

蜷川さんの舞台はお初というナヴァール国王ファーディナンド北村一輝さん。素敵!「夜王」のホスト聖也さんもよかったけれど、本当に大きくきれいな目鼻立ちが舞台後方からもくっきりしてみえました。ホスト仲間、いや側近貴族の須賀貴匡さん、高橋洋さん、窪塚俊介さんの男子チーム4人と、フランス王女の姜暢雄さん、侍女の内田滋さん、月川悠貴さん、中村友也くん(かわいい!)の女子チーム4人の、恋のかけひきのようなお話なのですが、なんだか男子高と女子高の合コン話のようで、とっても楽しめました。一幕の終わりの方で、男子チームひとりひとりがお目当ての彼女にソネットを作り、読み上げる場面があり、これがまた良かったです。シェイクスピアは何といっても言葉のシャワーが最大の魅力。「美食は脇腹を豊かにし、知恵を破産させます。」などなど、今回もうんうん、核心をついてる。と、思える言葉が満載でした。

恋愛が禁止された宮廷にあふれる恋する面々。巻き込まれて捕らえられた田舎者コスタードの大石継太さんがとっても魅力的でした。ラップあり、コスプレ(?)ありの継太さんは、大活躍でした。蜷川作品の「秘伝のかくし味」のような方ですね。最後に舞台から客席降りする際、私の脇を通られたので、思いっきり拍手すると、にっこり微笑みかけてくれました。実は、KITCHINの公演の時、偶然コクーンから出てくる継太さんを見つけて握手してもらったり、一緒に写メとってもらったことがあります。(憶えてないでしょうが)大好き!ほかの舞台の客席でも何度かお会いしています。研究熱心なんでしょうね。

今回の舞台も、森をイメージした舞台装置が素晴らしかったです。照明によって朝になったり明るい昼間になったり暗く寒い夜になったり。斬新な舞台美術にも酔いしれました。長女はフランス王女の姜暢雄さん、次女はロンガウィルの須賀貴匡さんにうっとりで、帰りの電車の中でもパンフレットをとりっこして見ていました。窪塚弟は演技がまだ堅い感じでしたが、パンフにも聡明さを現すコメントをのせていました。すでに兄を乗り越えたかもしれませんね。

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風林火山 第11話 「信虎追放」

2007-03-19 23:06:00 | 風林火山

昨日は個人的にショックなことがあり、落ち込んでいましたのでPCに向かう気力がうせてしまいました。そんな日もあります。もう立ち直りました。今日は公休日だったので、噂のPASMOを購入し、都内を飛び回りました。すごいよPASMO。これは使えます。定期入れから出さずにピ!とできるところが特によろし。

で、風林火山です。いよいよ信虎退治のはじまりはじまり。「力ではない。心じゃ。」と、信虎派と見られていた重臣をも束ねた晴信。弟信繁も「よくぞそむかれた。」と。
なんだ、みんな心の底では晴信こそ!と思っていたわけですね。

今川家の連歌(?)「晴れし心に戻る甲斐なし。」はよかったですね。ああ勘違い・・の信虎にそそぐ義元様の視線の冷ややかなこと。。谷原さんの真骨頂!しかし、回想シーンで「晴れし心に・・・」という文字が出てきたところで、思わずちびまるこちゃんのおじいちゃん、「友蔵、心の俳句」を思い浮かべました。ごめんなさい。

そして、信虎を駿府に連れ帰る勘助様。今回もかっこいい!突然暴れだす信虎に、山並みを背にして刀を抜くお姿は、まるで絵のようでしたね。映画「マトリックス」は、画面のモチーフをアニメのひとコマひとコマで表現し、そのまま映画で再現したそうですが、このシーンも完璧に絵になるように構成してありますね。本当に一枚の絵のようでした。私は三船敏郎さんの全盛期って知らないのですが、勘助姿の内野さんは、
なんとなく三船さんを彷彿とさせます。当時、三船さんはスター(どの役をやってもミフネはミフネ)で、仲代さんはアクター(役によって全く違う演技をする)だという比較をされたそうですが、内野さんはどちらの要素もお持ちなのではないでしょうか。最近、強くそう思います。

いよいよ来週は仕官がきまるのかな!?わくわく。

 

 

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阿国マチネ最前列@新橋演舞場&卒業公演「レ・ミゼラブル」@東京芸術劇場

2007-03-17 23:00:35 | 観劇/コンサート

阿国。最初の木の実ナナさんとピーター、ふたりのシックなポスターでは全く心が動かなかったのですが、東山さんも駒田さんもいるこの賑やかなポスターにすっかりすいこまれ、チケットを衝動買いしました。なーんと最前列!

のっけからノリノリだったのですが、「クモ舞」コンビの東山義久さんと、西村直人さんに釘づけ。あの素敵な二人がぴったり息を合わせて踊る姿のかっこいいこと!しかも、ポジションが私の目の前東山さんの上腕二頭筋のぴくぴくまで、よーーーーくみえました。一幕目の終わりには、みなさん舞台からおりて客席へ。なんとなんと西村さんが両手タッチに来てくれましたこれって、最前列の最大のうまみですよねー。。。東山さんは通過のみでしたが、瞬間、サッと触ってしまいました!・・・なもんで、休憩に入ったときにはなんかこう、興奮状態。

ご一緒した三月うさぎさんと、素敵よねーーーと騒ぎつつ、地下で小倉アイスを食べながらクールダウンしました。

それにしても、木の実ナナさんすごいです。体のキレも、脚線の美しさも、全く年齢を感じさせません。この方、本当に阿国そのものなんですね。二代目阿国は大和田美帆さん。さえない百姓娘から阿国にあこがれてのしあがっていくのですが、せつなくもあり、逞しくもありました。阿国の亭主でポン引き(?)でもある若松武史さんもよかったです。「藪の中」などのストレートで知的な役が多かったと思いますが、踊りや身のこなしがとってもシャープでした。

あまり期待もせず、予備知識ゼロで望んだ阿国でしたが、民衆パワー全開の群像劇に圧倒されっぱなしでした。京都南座まで追っかける人達の気持ち、わかります。

で、帰りは銀座までふたりでおしゃべりしながら歩き、私は池袋東京芸術劇場へ。東宝ミュージカルアカデミーの卒業公演です。これは抽選でしたが、招待状にはコゼット役の穴田さん自筆のイラストとお手紙がついていました。感激!

こちらもHPにいろいろと情報があったらしいのですが、予習なし。なんとアンジョルラスが女性バルジャンは上条コウさんです。マチネの阿国では、父上の上条恒彦さんが出ていらして、不思議なご縁を感じました(ってなにが?)

キャストは男性は本当に数えるほど。殆どが女子。全体的に女子のレベルは高かったです。男子ガンバレ!目立つところでは司教様。。まあまあ。しかし、司教様は林アキラさんや弟の小林仁さん、高野二郎さんなど、歴代歌唱にすぐれた方が担当する役。ガンバレ若造!マリウス。。ビジュアル的にはOK.しかし、歌はまだまだ。カフェ・ソングでこぶしまわしちゃあかんぜよ。テナルディエ。ちょっと三遊亭亜郎さん風。駒田テナのファンである私にはもう少しウィット感のあるアクが欲しい。がんばってるほうですが。

そして、大きく無理だったのがジャベール。この役は私がレ・ミゼラブルを観にいくときに一番の基準にしておる超大事な役。卒業公演とはいえ、バルジャンに本公演アンダーをもってきてるんだから、ここもそうして欲しかったです。オーラがなかったの。ジャベールなのにただの町のお兄ちゃんにしか見えませんでしたの。大きく残念

女子アンジョ。美しく上背も貫禄もありましたが、ソプラノ何故にここでソプラノ学生たちの歌は、若くて力強い男声の中にアクセント的に女声が混じるのが良いのに、女子学生チームじゃなー・・ごめんなさい!このアンジョの方は、宝塚でオスカルやって欲しいです。東宝には彼女の出番は少ないかもしれません。

とてもよかったのはファンテーヌと、エポニーヌ。声にも艶と迫力があり、この方々はすぐに本公演でも通用しそうです。バルジャンが天に召される最期の場面では、やはり涙が出てしまいました。なんだかんだ言っても、すごい力のある作品だなあと、つくづく思います。暴走馬車が板に書いた絵でも、バリケードが手動でも。あ、ジャベールは橋の上からではなく、バリケードから川に飛び込んでましたなんでだろう。

後ろの席に膝抱きしている母子がいて、隣の父らしき男性は上演中なのにその子にいちいちストーリーの解説をするし、「スターズ」「オン・マイ・オウン」「彼を帰して」「カフェ・ソング」「自殺」「最期の告白」などの静かなソロになると、お嬢さんの体がかゆくなるらしく、「かゆい、かゆい」とむずかり、そのたびにビニールをガサガサさせる音がするので参りました。ロビーに出てみると、どうもその子は子役候補だったようでめちゃくちゃ着飾っていました。化繊のチュチュのようなスカートにタイツがかゆかったようです。あの子、リトル・コゼットとかになりたいのかな。でも、マナーは守らせてほしいです。

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確定申告

2007-03-14 15:00:35 | 雑感

我が家は夫婦共にフツーのサラリーマンですので、基本的に税金は給与からさっさと引かれるし、住宅なんとか控除もとっくにないのですが、たったひとつだけ、払った税金が戻ってくるのがあります。そうです。医療費控除の還付申告。

今年も昨年のお医者さんの領収書をかき集め、計算計算。たいした額が戻る訳ではありませんが、これが結構楽しいのですね。ふんふん、そうだ今年は花粉症で目が開かなくなったんだとか、熱を出してしばらく休んだんだとか、コンタクトのトラブルがあったっけ・・と、振り返る時でもあります。

今年の還付額は、ちょうど日生劇場一回分ランチ付です。まあ、みんなたいした病気や怪我もなく、元気に過ごせましたということですね。

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風林火山 第10話 「晴信謀反」

2007-03-12 23:28:55 | 風林火山

昨日は伊豆高原のお舅様、お姑様の元へ、次女の進路の報告に行っていて大河に間に合わず、本日ようやく録画を観ました。「申し訳ござりませぬ、勘助殿。

晴信様の決意の元、いよいよ重臣たちが動き出しましたね。実の父の追放も、嫡男の追放も、その時代の家臣たちにとっては本当は許しがたいことだったんだろうなあということが、板垣、甘利、飯富殿の苦渋の表情でよーくわかりました。ご恩と奉公で成り立つこの武士の世界では特にね。

今回胸に響いたのは信虎に侵攻され、上州へ逃れる真田幸隆様の家臣への言葉でした。

「うらみにはやって無駄に命を捨ててはならぬ。生き延びよ。

この時代って、主君のために命を捨てるのがあたりまえだったのではとすれば、真田幸隆という人は、かなりリベラルな考えを持っていたんでしょうね。この方になら命を捨ててもついていこうという家臣の気持ちが、わかるような気がします。「必ずや、生き延びよ。」その役に、佐々木蔵之助様がよくお似合いでした。勘助をはじめて人間らしく迎えてくれたのも、この方でしたね。

さて、来週はいよいよ今川様から、まさかの大役を仰せ付けられる勘助様。「うらみを捨て、士官のためにその役をお受けしとうございます。」と。。。そして勘助はミツやんお手製の形見の眼帯を握り締める。と、いうことは、やはり・・・またまた期待膨らむ来週の展開。見逃せません。

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スーパーエキセントリックシアター「倭人の噂」@東京芸術劇場

2007-03-10 23:19:06 | 観劇/コンサート

今日は午前中に仕事関係の説明会で、みっちり2時間のプレゼンをしたあと、午後は次女のショッピングに付き合って新宿へ。夜はご招待で東京芸術劇場へと、まさに体力勝負な一日でした。

新宿でだいぶあちこち歩いたせいか夜の観劇のあたりはもうちょっとお疲れモードだったため、一幕の肝心なところで気を失い、タイムスリップものでやや複雑なストーリーがちょっとわからなくなりました。「卑弥呼暗殺」にまつわるミュージカルでギャグもそこそこ入っていますが、ふだん東宝ミュージカルや四季を観ている身には、ちょっと流れに間が多すぎ、歌とストーリーの絡みに???という感じを持ちました。が、この劇団の常連さんのような方々の爆笑がところどころでわきおこっていました。私にはこの劇団のツボがわかっていないので違和感をもつのかもしれません。

個人的には豪族のムラサキ君が素敵だと思いました。それから、オープニングのダンス・ソロは素晴らしかったです。歌と踊りもいいのですが、気になるのはセリフとのバランスなのかなーと思いました。

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劇団四季ファミリーミュージカル「はだかの王様」@自由劇場4列センター

2007-03-09 00:15:47 | 観劇/コンサート

卒業式で一日お休みをいただいたので午後の時間を無駄にしてはいけないと思い、早朝次女の着付け待ちの時間に何気なくチケット検索をしていたら、「はだかの王様1階4列センター」というのが目に飛び込んで、「おいで」と私を呼びました。

で、昼食の後においしいコーヒーを飲もうと誘う夫に「いや、仕事が残ってるからお先に」(何の仕事だ)と、速攻浜松町へGoすると、さすがファミリーミュージカルだけあって、小中学生の団体と幼児がいっぱい。

「おーさまは~はっだーかだーなーんにも~きてーない~この作品、実は私にとってはいわくつきなのです。四季は昔っから良質の舞台を学校単位で小学生に見せてくれています。が、しかし、姉の学年は生で観られたのに私の時は、その舞台映像を映画のように自分の学校の体育館でみせてもらっただけだったんです。だから、いつかきっと生でみてやる!と、子ども心に思ったわけですね。○十年たって、ようやく実現したわけです。

舞台は本当に楽しく、バレエの分量も多く、とっても華やか。役者さんが客席に「王様の服、本当にみえる?」と聞くと、「みえなーーーい」と、楽しいやりとり。この舞台は、客席に子どもたちがたくさんいてこそ面白いものになるんだなーと思いました。

4列目はラッキーだと思っていたら、センター3列目がそっくりはずされており、実質3列目。そして、はだかの王様の行列が私の前に!お姫様が結婚させられそうになる運動大臣も、その見えない衣装を着ているという設定なので、ふん○し姿の王様と運動大臣のおしりが目の前!し・・しかし、まるで学習院の海中訓練のようなその赤は・・絵本ではこの写真のような白い長ぱんつじゃありませんでしたか右となりの20代らしきお嬢さんは、きゃおきゃお言って顔を真っ赤にしておられました。すごいわ。

テーマは深いですね。この素晴らしい布は賢い者には見える。見えない者は「とびぬけたバカか役に立たない者」と言われる。ほとんどの人は見えないのに見えると言い、見えないと素直に言った者は追放されたりバカにされたりする。「本当は見えていない自分」を人に知られる事が怖い。アンデルセンはすごいなあ。。深い。私はちゃんと「見えない」と、言えるでしょうか。言える人でありたいけれど、「嘘も方便」の方を採用するかも。やーね、おばさんは。

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卒業おめでとう

2007-03-08 23:11:22 | 雑感

今日は次女の卒業式でした。3年生の春までは部活のバドミントンにあけくれ、引退してからは受験勉強に没頭し、気がついたらもう卒業です。

高校の合格発表の日と同じルートを一緒にたどりながら、「3年なんて、あっという間で不思議なくらいだね。」と、お互い同じ思いでいることに頷きあいました。違っているのは、私はただただ3つ歳をとり、次女はお花のような女袴姿になっていること。七五三以来、はじめてプロに着付けとお化粧をしてもらい、「この子って、思ったより大人っぽいんだ。。。」と、今更気がつく母でした。

卒業式には後から夫も駆けつけ、ふたりでため息をついたり、送辞や答辞の純なスピーチに涙したりしました。今時の高校生のスピーチは、本当に生の心の声なのね。。「かけがえのない友達、かけがえのない先生方、かけがえのない人達に出会えて、私は本当に嬉しかった」そんな素直な心がまぶしく、なつかしく、保護者席はすすり泣きでいっぱいでした。

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やった!

2007-03-07 23:00:27 | 観劇/コンサート

あたれ!あたれ!と、念を送り、ハガキもいっぱい出した東宝ミュージカルアカデミーの卒業公演「レ・ミゼラブル」に1枚当選

大好きなこの作品を、ミュージカルスターの卵のみなさんがどんな風に演じるのか、とても楽しみです。本公演でもものすごいモチベーションの高い舞台なので、舞台にあこがれる若い力の結集を体験できるなんて、本当にラッキーなことです。ジャンバル・ジャンは上条コウさんとの噂。本公演のプリンシパルのみなさんもくるかも。

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