pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

メタルマクベスdisc1@IHIステージアラウンド東京18列センター

2018-07-30 20:40:37 | 観劇/コンサート

   

【作】宮藤官九郎 【演出】いのうえひでのり
【音楽】岡崎 司 【振付&ステージング】川崎悦子
(【原作】ウィリアム・シェイクスピア「マクベス」松岡和子翻訳版より)

【CAST】

橋本さとし 濱田めぐみ / 松下優也 山口馬木也 /
猫背 椿 粟根まこと 植本純米
橋本じゅん / 西岡德馬
山本カナコ 礒野慎吾 吉田メタル 村木 仁 冠 徹弥 富川一人 小沢道成穴沢裕介 Erica 見目真菜 齋藤志野 鈴木智久 鈴木奈苗 
橋本奈美 原 慎一郎 山崎朱菜 山﨑翔太 米花剛史 渡辺翔史
藤家 剛 工藤孝裕 菊地雄人 熊倉 功 あきつ来野良 横田 遼 北川裕貴 紀國谷亮輔

【MUSICIANS】

岡崎 司(guitars) 髙井 寿(guitars) 福井ビン(bass) 松田 翔(drums) 松﨑雄一(keyboards)

【あらすじ】

西暦2218年――。 たくさんの死体、おびただしいゴミ、廃棄物で埋め尽くされた瓦礫の荒野。
長く続いた醜い戦争でほとんどの人間が死んだにもかかわらず、ここでは今もフェンダー国とギブソン国、そして新興勢力のESP国が戦いの火花を散らしていた。

そんな中、ESP国が誇る無敵の将軍・ランダムスターは過酷な戦いを終え、盟友のエクスプローラーと共にESP国のレスポール王の居城、通称“鋼鉄城”に向かっていた。そこにいきなり怪しげな3人の魔女が出現し、将軍に向かってなぜか<マクベス>と呼びかけて「あなたはマホガニーの領主となり、いずれは王になる」と予言めいた言葉を発し、「あなたの知りたいことはすべてこのコンパクトディスクの中にある」と1枚のCDを差し出す。それは、1980年代に活躍したヘビーメタルバンド、“メタルマクベス”のデビューアルバムだった。バンドメンバーの写真をよく見ると、ボーカルの<マクベス>はランダムスターに、<バンクォー>はエクスプローラーに、<マクダフ>は同じくESP軍のグレコにそっくりで、驚くランダムスターたち。

国に戻ってみると、マホガニーの領主は密かに軍を裏切っていたことが発覚したことから処刑され、魔女の予言通りにランダムスターが新たなマホガニーの領主となることが決まっていた。自らの城に帰ったランダムスターは愛する妻に、魔女に予言をされたこと、翌日にはマホガニー城で記念の宴が行われることを告げる。すると彼女は、魔女たちの予言を現実にして王座を奪おう、そのためには宴の夜にレスポール王を暗殺してしまおうと夫をたきつける。

翌日、レスポール王とその息子のレスポールJr.や友人たちを招いて、盛大に宴が催される。深夜、城の一室で就寝中の王のもとへ向かうことに迷いを見せ始める夫に、計画を実行するようにと強くけしかける妻。しかも息子のレスポールJr.が下手人だと疑われるように画策もするが、不穏な空気を感じ取ったグレコはレスポールJr.をなんとか城から逃がす。王殺害に成功し、まんまと権力の座を手にする夫妻。しかし罪の意識に苛まれ、一切眠ることが出来なくなってしまう。

一方の、1980年代の世界では――。
メジャーデビューを果たし<ローズ>という敏腕バンドマネージャーも付いた“メタルマクベス”だったが、徐々にヘビーメタルブームは陰りを見せ始めていく。焦燥にかられた<マクベス>は、結成5年目を迎える頃にはゴシップ的な話題づくりが必要だと思いつめ、常軌を逸した行動に出る。精神を病んでいく<マクベス>と<ローズ>のやりとりは、2218年の世界を生きるランダムスター夫妻の会話へとシンクロしていき、やがて黒い野望に憑りつかれた2人は周囲の人々の運命をも巻き込みながら、破滅への道を疾走し続けるのだった――。


台風12号の影響が心配でしたが、無事豊洲へ。今回は丸い客席のほぼ中央でした。

いや~すごかった~「髑髏城の7人」花鳥風月極のシリーズで、この360℃シアターの生かし方を熟知したスタッフによる、ものすごい舞台でした。もう、スクリーンの使い方が半端ない!客席の私たちは、次から次へとまるでアトラクションのようにお城に吸い込まれ、荒野をバイクで爆走し、ヘビメタの世界に引きずり込まれます。ほんと、ディズニーランドみたい!
青山劇場で観た「メタルマクベス」は本当に衝撃的でしたが、あの驚きに、この劇場使いのミラクルが加わって、もう、これ観ないと損ですよ、みなさん。こんなの他のどこでも見られやしませんから。ランダム・スター役、橋本さとしさん、かっこいい!登場シーンで拍手がおきてました日本人離れしたスタイルに高い鼻。何より新感線は古巣ゆえ、ぶっとんだギャグもすんなり。歌声もさすがです。バルジャン経験者だしね。今までみたさとしさんの舞台の中で一番かっこいいです

マクベス夫人(ランダムスター夫人というべきか)、濱田めぐみさんですからね。新感線のちょっとアレなギャグもなんのその。初演の松たか子さんにも負けてない存在感とキュートさ!

登場シーンから、「この人、出ただけでミュージカルレベルがあがる!」というセリフに、客席一同 同感! 西岡徳馬さんはどこから見ても王でした。

そして、舞台では初めて拝見した松下優也さんすごい!朝ドラで注目してはいたものの、こんなに歌って踊れる方とは!レスポールJr.は、森山未来くんのイメージですから、ちょいと心配してましたが、なんのなんの。すごいオーラ持った方でした。カルメン観に行けばよかった~ 殺陣の迫力も半端なかったです。

なにせクドカン作品なので、そこここにお遊びがいっぱい。豊洲ネタもいっぱい1980年代のバンド場面にアルフィー坂崎さんのそっくりさんが激似で、本物と、何度もオペラで確認してしまいましたちなみに黒メガネの桜井さんは、原慎一郎さん(今回はちょい役多数でした)

ラストはすごいですよ~次第に西暦2218年と1980年代がごちゃごちゃに重なり合い、ラストはもうものすごい轟音と光の渦。。

所詮小さい人間が大きな野望を持ち、悲劇に向かって転がり落ちる。。。身の丈に見合った生活って大事かも。あ、そういえば、シェイクスピア「マクベス」のラストを飾るバーナムの森って出てこなかったな。近未来作品「メタルマクベス」なんでした。


恋におちたシェイクスピア@自由劇場1階10列センター

2018-07-22 21:39:17 | 観劇/コンサート
ロビーには、今月なかばに亡くなった浅利慶太氏のお写真と輝かしい経歴が。合掌。
原作映画脚本 トム・ストッパード マーク・ノーマン  
台本  リー・ホール
翻訳 松岡和子
演出 青木 豪
作曲・指揮・音楽監督  笠松泰洋

ウィリアム・シェイクスピア(ウィル)

上川一哉

ヴァイオラ・ド・レセップス 山本紗衣
クリストファー・マーロウ(キット) 田邊真也
バーベッジ 阿久津陽一郎
ウェセックス 飯村和也
ヘンズロウ 神保幸由
フェニマン 志村 要
エリザベス女王 中野今日子
ティルニー 星野元信
乳母 増山美保
ネッド・アレン 神永東吾
ウェブスター 平田了祐

【男性アンサンブル】
川口雄二
荒井 孝
鈴木 周
菱山亮祐
小林清孝
小松貴行
佐藤幸治
酒井康樹

【女性アンサンブル】
長橋礼佳
原口明子

【あらすじ】
エリザベス朝の時代。上流階級の貴族たちが演劇を観る芝居文化が花開いていた。

当時ロンドン北部にあった「カーテン座」劇場は、ナンバーワンの人気役者バーベッジが出演し、大盛況。
一方、ヘンズロウがテムズ河対岸に建てた「ローズ座」は、資金難で苦境に立たされていた。ヘンズロウは、作家ウィル(シェイクスピア)の次の新作を収入のあてにしていた。しかし、肝心のウィルはスランプの真っ只中で、まだ台本も完成していないのに出演者オーディションが始まってしまう。そこにトマス・ケントと名乗る青年がやってくる。


いや~、ジョセフ・ファインズとグウィネス・パルトロウのあの映画から、もう20年なんですね~もう、あの映画はうっとりしすぎて何度も観ちゃいましたアルカディアのトム・ストッパード氏の脚本だったんですねなんとロマンティック

この作品を四季がどんな風に?という思いで劇場へ。映画のようなとろけるようなロマンティックさはもう一歩ですが、豪華な衣装、聞き取りやすい台詞や男性アンサンブルの美しい賛美歌などが本当に美しかったです。一幕はちょっと説明的な感じでしたが、ウィルとヴァイオラが結ばれた後の2幕は一気に見せて素晴らしかったです。映画版でもあった「殿!ごむたいな~」的な、胸に巻いたさらしクルクルほどきシーンはちゃんとあります

ふたりの愛が切なさを増すたびにつむぎだされる言葉の数々が、ロミオとジュリエットの美しい台詞を生んだという展開が本当に素敵でした。あんなこと、言われてみたい

エリザベス1世など、実在の人物も出てきます。女王陛下は演劇好きだったんですね。ローズ座やカーテン座といった場末っぽい小さな劇場にもお忍びで出かけていたとは。ジョン・ウエブスターはちょっと陰気な少年で登場しますが、将来暗くて残酷な作品を描く劇作家になることがほのめかされてましたクリストファー・マーロウは若くして刺殺という最期を迎えますが、シェイクスピアの作品に大きな影響を与えた作家だったそうです。このおいしい役は、イケメン、田邊真也さん。四季はずいぶんご無沙汰なせいか、この方と阿久津陽一郎さんくらいしか知らないんですけどヴァイオラ役の山本さんも、凛とした気品のあるとても素敵なお嬢さんでした。

身分違いで結婚できないふたり(といっても既にこの時シェイクスピアくんは別居しているとはいえ、既婚で子どももいたのよね)の演じる最初にして最後の「ロミオとジュリエット」の名場面、本当に素晴らしくてため息ものでした

実らぬ恋の情熱がヴァイオラという名の女性を主人公にした「十二夜」につながったというラストも素敵

8月にはオックスフォード大学演劇協会来日公演の「十二夜」を見に行きます。"Twelfth Night, or What You Will"「御意のままに」と副題がついているのは、台詞にあったように十二夜の祝宴用の喜劇を書くようにとの女王陛下のリクエストだったからなのかな~ちがうかな~

 

竹芝地区の大規模再開発で、「春」「秋」の劇場は既に取り壊され、自由劇場も工事塀に囲まれてひっそりと建っている感じでした。


 

 


万引き家族@ユナイテッドシネマ

2018-07-18 20:58:31 | 映画/DVD

監督 是枝裕和

出演 リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、
   城桧吏、佐々木みゆ、緒形直人、森口瑤子、山田裕貴、
   片山萌美、柄本明、高良健吾、池脇千鶴、樹木希林

[上映時間:120分 ]

あらすじ
高層マンションの谷間、今にも壊れそうな平屋に治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活費は、万引きで稼いでいた。冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが明らかになっていく。


是枝監督の作品は心がひりひりするような物語が多いですが、この作品には「誰も知らない」と同じ、救いようのない痛さを感じました。

どうしようもない大人たちと、どうしようもない親の元に生まれてしまった子ども。もしかしたら、どうしようもない大人たちの方は、もう何も捨てる物も守る物も持たない者の純粋さや真直ぐさだけはあるのかもしれません。だから、世の中の多くの人が持つ常識的な行動とは異なった方法で、どうしようもない親の元に生まれてしまった悲惨な状況にある子どもたちを救い上げ、束の間の幸せを共に味わおうとしたのかもしれないなあ。。というのが素直な感想です。

世の中で頻発している児童虐待やネグレクトがこの映画以上にリアルな現実としてあることを考えれば、もしかしてこれは一種のファンタジーなのかもしれないし、束の間みんなは「幸せ」を感じたのかもしれない。

でも、私は、おばあちゃんが「幸せな一日の翌朝、目覚めることなく逝った」という、ある意味大往生を迎えた後、擬似家族がその死を隠しておばあちゃんの存在を単なる「お金」にしてしまったあたりから、吐き気を感じてしまいました。怪我した子どもを病院に置き去りにして夜逃げしようとしたことも。「ごめんな」のひと言じゃすまないでしょうよ。「責任」という感覚を持たないことの危うさと脆さを象徴するできごとなわけで。

そして子どもは成長していく。どうしようもない大人たちは、どうしようもないまま生きていく。一度どん底から救い上げられたと思った子どもは再びどん底に戻されるけれど、そこはもう「這い上がれないどん底」ではないかもしれないという希望は感じました。

死体遺棄で逮捕された信代に、婦警が「あなたは何と呼ばれていたの?」と問いかけた時の信代、安藤サクラさんが素晴らしかったです。もう、信代自身にしか見えませんでした。母親の資格なんかひとかけらもないのを知っているけれど、もしかしたら嘘でもいいから「お母さん」と呼ばれてみたかったんだろうな。「愛してるから叩くなんてうそ。大好きならこうするよ。」と、りんちゃんをぎゅっと抱きしめる信代さんには真実を感じました。

 虐待でやせ細ったりんちゃん(本名じゅりちゃん)が素晴らしかったです。怯えるような心細い瞳が、うそっこのお兄ちゃんを頼り、やがて「おにいちゃん!」と、力強く叫んで元気よく手を振る姿に涙がでそうでした。そしてそのうそっこのお兄ちゃん祥太くんがすごい。「学校は家で勉強できない奴が行くところ」「スーパーにあるものは、まだ誰のものでもないから盗ってもいい」とめちゃくちゃなことを吹き込まれながらも、一方でスイミーを愛読し、「スイミーたちはなんでマグロと戦ったんだろう」と思いをめぐらす。この映画では読まれませんでしたが、「はなればなれにならないこと、みんなもちばをまもること。」というスイミーの一節が、この家族を象徴しているようにも思えました。万引きを知りながらお菓子をくれて「妹には、やらせるなよ」と諭してくれた駄菓子屋(雑貨屋?)の老店主の言葉に心を動かし、事態を打開しようと行動する。子どもの力って素晴らしい

狭苦しい家にぎゅうぎゅう詰めでも何者にも束縛されず、自由で何でもありで、豊かでなくても苦労しないでお金を手に入れられる、みんなで笑って優しい毎日を過ごす、それをファンタジーと呼ぶのかな。でも、そんな生活が永遠なはずもなく、運命を切り拓こうとする祥太くんの成長を目の当たりにして「もう、あたしたちじゃ無理なんだよ」とつぶやく信代さんが悲しかったです。

お金持ちじゃないけど普通に生活できている自分にほっとしたりして。親に感謝

エンドロールに絵本作家のミロコマチコさんのお名前を見つけ、え?どこ?と思って調べたら、題字とイラストを描かれたそうです。

ミロコマチコさんのファンなので、思わぬところで作品に出会えてうれしかったです。色遣いも素敵だけど、味のある字だわ~


お蘭、登場@シアタートラムL列センター

2018-07-13 20:24:52 | 観劇/コンサート

【作】北村想
【演出】 寺十吾 
【出演】小泉今日子 高橋克実 堤真一

【あらすじ】
断崖絶壁の濁流に投げ込まれた一輪の花。名探偵空地小五郎と目黒警部を待ち受けていたのは、神出鬼没の謎の女、お蘭だ。事件あるところに必ずお蘭の影あり。
大胆不敵な七変化で小五郎と警部を翻弄する。
次々と奇妙な事件が起きるなか、お蘭のターゲットはついに・・・。
果たしてお蘭とは何者なのか。そして、その真の目的とは!?


堤真一さん、空地小五郎って。。。。

実は、江戸川乱歩「お勢登場」が、夫が長持の中で窒息死というかなり怖い話だったので、おどろおどろしかったらやだな~と思いつつ、このキャストの魅力に負けてチケットとりました。

・・・が、しかし、全然怖くなかったです小泉今日子さんが婦警に、科捜研の女に、ピエロに、人妻にとくるくる変装しては神出鬼没の大活躍。歌も!さまざまな犯罪に首をつっこんではかきまわし、空地探偵と目黒警部を翻弄します。このふたりのボケとツッコミが漫才みたいで超楽しかったです。事務所ネタ満載「公演時間が延びると罰金1万円」とかでも、さすが手だれの堤さんと高橋さん。内輪ネタでげらげら笑っていたかと思うとさっと演技に入って、さすが!

日本の犯罪発生件数と検挙率の推移、冤罪の発生率など、興味深いデータが映像で示されたり、「カノンコード」と「乱歩コード」の話も楽しかったです。確かに「さくら」「負けないで」「愛は勝つ」など、カノンコードを用いた曲ってヒットしてますよね。

お蘭の目的は冤罪で亡くなった兄弟のあだ討ち?ですが、プログラムには「大人の茶番」という表現があって、こっちがぴったり。あれだけいろいろやっても事件はな~んにも解決してないみたいだったし堤さんとキョンキョンのトレンチコート姿が眼福でした。

キョンキョンはこの後、一本の映画と1本のテレビドラマに出演し、女優業はしばらくお休みだそうです。なんだか残念だけれど、またいつか舞台でお会いしたいです。

終演後、時計を見たら15:55。上演時間は75分のはずなので、10分オーバー。罰金か


柔らかい首輪。

2018-07-12 21:08:39 | 

ちゃめも7月で13歳になりました。

長いこと首輪をしていたせいなのか、首まわりの毛が一部薄くなってしまったので、気がついてからはしばらく首輪なしですごしていました。が、ニュースなどで大規模災害の様子などを見るにつけ、いつ大きな地震や災害に遭うかわからないなあ。。と感じます。万が一ちゃめが外に出てしまった時のことを考えれば、本当はマイクロチップの装着などが必要かもしれない。でも、もう高齢期に入っているちゃめにあまり負担をかけたくない。

と、いうことで、柔らかい首輪を作ってみました。前にも布で作ったことはありましたが、薄いせいかすぐにだめになってしまうので、今回は首への感触がより柔らかくなるように、少し綿を入れ、首吊り事故が起きないように、止め具も小さなスナップ1個にしてみました。ゆるゆるですが、走り回ってもジャンプしても今のところ外れることもなく、気に入っているようです。万が一の時の連絡先もしっかり書いておきました。

西日本豪雨、被害に遭ったペットもたくさんいるんだろうなあ。。一日も早く復旧して、被災者の皆さんの日常が戻りますように。


たなばたランチクルーズと浜離宮散策

2018-07-08 14:12:24 | 私の好きなもの

旧職場の女子会でシンフォニーのランチクルーズに。

今回はシンフォニー・モデルナに乗船。

モデルナは、すっきりとしたシンフォニー・クラシカの倍くらいの大きさだそうです。ビルのよう。

 ←こちらクラシカ

  

お魚、お肉、デザートも、大変おいしゅうございました。がっつり食べてたっぷりおしゃべりした後は、都会のオアシス浜離宮へ。

この松は300年ものだそうです。他の場所が観光客でごったがえしているにもかかわらず、ここは本当にすいていてゆったりと散策できました。

あ~今日はゆったり海をながめておいしいものたべて、緑を満喫して、贅沢な時間した!ありがとう!


沢田研二70YEARS LIVE OLD GUYS ROCK@日本武道館1階スタンド席

2018-07-06 23:00:29 | 観劇/コンサート

久しぶりにジュリーのコンサートへ。古希ですよ。あのジュリーがしょっぱな、キラキラのピエロの衣装で現れたジュリーアリーナ席は結構年配の方が多いにもかかわらずオールスタンディングなつかしい「カサブランカ・ダンディー」いきなり来ました!そう、あの、ドリンクをぶわ~っと吹き上げるパフォーマンス(なぜか古田新太氏の吹き上げを思い出す私)まあ、古希のジュリーがもう、飛んだり跳ねたりすごいノリノリ会場もめちゃくちゃ盛り上がりましたピエロの首まわりのヒラヒラが落ちてしまうというアクシデントもありましたが、そんなの大丈夫!なジュリー。激しくシャウトする曲も甘いバラードも、素晴らしかったです。あの喉の強さ。沢田研二おそるべし。

以前観たときよりも少しですがお顔が細く感じました。「悪名」を演じた直後のライブでは勝新太郎さんみたいだったようですが、今日はもう少し大丈夫な感じ。

すごいなあと思うのは、ジュリーが過去のよく知られた曲を3曲ほどしか入れず、あとはもう最近の新曲などを激しく歌っていたこと。過去の栄光ではなく、常に現在進行形な姿勢。

もしかしたら(私も含めて)昔の懐かしい曲をいっぱい歌って欲しいというお客さんが多いかもしれませんが、ジュリーはそんなに振り返ったりしないんですね。きっと。常に闘うロックアーティスト ジュリー、かっこいい。

このあと来年1月まで全国を回り、60回以上のライブを開催するそうです。がんばれジュリー!