pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

王様と私@日生劇場二階C列センター

2024-04-30 19:58:16 | 観劇/コンサート

  

スタッフ

音楽:リチャード・ロジャース

脚本・歌詞:オスカー・ハマースタインII

翻訳・訳詞・演出:小林香

振付:エミリー・モルトビー

 

キャスト

王様:北村一輝

アンナ:明日海りお

タプティム:伊藤かの子(朝月希和さん休演)

ルンタ:竹内將人

チャン王妃:木村花代

ラムゼイ卿:中河内雅貴

オルトン船長:今拓哉

クララホム首相:小西遼生

STORY

1860年代のシャム(現タイ)。イギリス人将校の未亡人アンナ・レオノーウェンズ(明日海りお)が、はるばる王都バンコクに到着する。植民地化を図る欧米列強が迫る中、王(北村一輝)は、国の将来を背負う子供たちに西洋式の教育を受けさせるために、アンナを家庭教師として雇ったのだった。オルトン船長(今 拓哉)に見送られ、宮廷からきたクララホム首相(小西遼生)にバンコク式の出迎えを受けたアンナは、異国の地に赴く難しさを痛感する。隣国から王に献上された踊り子のタプティム(朝月希和)とその恋人ルンタ(竹内將人)、王妃のチャン夫人(木村花代)のように服従を強いられる姿は、自立したアンナにとっては相いれないものだった。

 

国王と家庭教師。人一倍頑固で誇り高い二人は、当初はことあるごとに対立をしていたが、互いの聡明さや誠実な心を知り、国籍や身分、性別を超えて、人としての信頼を深めてゆく。

 

ある日、イギリスからの特使としてラムゼイ卿(中河内雅貴)がバンコクにやってくるとの急報がもたらされる。対策を講じる王に対してアンナは歓待の宴を開催するように提案する。王の威信をかけた宴の準備が始まり。。


この作品、白鸚さん、高島兄さん、Mr.ケン・ワタナベと観てきていますが、今回はミュージカル初挑戦の北村一輝さんがシャム王と聞いて、どんなんかな〜と興味津々。アンナは素敵な明日海りおさん。そして船長さんは今拓哉さん。今さんは黄金のブッダも!

いや、明日海さんのアンナ先生、美しいものすごいボリュームのドレスを着こなし、優雅なのにキュートほんと素敵です。そして王妃の木村花代さん、素晴らしいです。たくさんのお妾さんにたくさんの王子や王女をきちんと育てようとする心意気と気品。歌声もさすが!

今拓哉さんはアンナ親子をシンガポールから乗せてくる客船の船長さんですが、船長さんが出てくるだけですごい安心感です

奴隷のタプティムは朝月希和さんの体調不良で3日前から伊藤かの子さんが演じていますが、伊藤さんの歌声素敵。恋人のルンタ、竹内將人さんとのデュエットも本当に美しかったです。このような事態が起きた時のために、きちんと準備されていたんだろうなあ。。本当に感動しました。

イギリスの特使を迎えるために急遽西洋風の舞踏会を開こうと準備を急ぐ王宮の人々をコミカルに描いてますが、ここはやっぱり西洋目線?自国の文化で迎え入れればいいのにね。と、今回もまた思ったのでした。でも、王様とアンナ先生のダンスにはもう、うっとり。素敵〜

シャム王、北村一輝さん。ソロもありました。すごく頑張っておられました。アンナ先生とのバランスもとても良かったのですが、次回はあと少しだけ、少しだけ重厚さを感じられるといいなー

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