pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

ミュージカル『ゴースト』@シアタークリエ10列センター

2018-08-30 22:36:04 | 観劇/コンサート

<スタッフ>
脚本・歌詞:ブルース・ジョエル・ルービン
音楽・歌詞:デイヴ・スチュワート&グレン・バラード
演出:ダレン・ヤップ
翻訳・演出補:寺﨑秀臣(東宝)
訳詞:高橋知伽江

サム:浦井健治
モリー:秋元才加(Wキャスト)
カール:平間壮一
オダ・メイ:森公美子

松原凜子/松田岳/栗山絵美/ひのあらた
大津裕哉/岡本悠紀/小川善太郎/木南清香/コリ伽路/島田彩
丹宗立峰/千葉直生/土倉有貴/西川大貴/湊 陽奈

〔あらすじ〕

温厚で誠実な銀行員のサム(浦井健治)は、
陶芸家である最愛の恋人モリー(秋元才加)と幸せな日々を送っていた。
ある夜、外出先から家路を辿る道中にモリーは
「あなたと結婚したい」とサムに打ち明ける。
これまで彼女が避けていた突然の結婚の話題に戸惑いを隠せないサム。
そんな彼にモリーは「愛してる?」と問いかけてもいつも曖昧に答え、
なぜかきちんと言葉にして伝えてくれないのか不安な気持ちをぶつける。

その時、暗がりから一人の暴漢が二人に襲いかかる。
サムは男と揉み合いになり、転倒し狼狽するモリーの声が響き渡るなか、
一発の銃声が夜の路地を引き裂いた。
必死の追送も敢え無く、闇の中へ消え行く音のの姿を見やったサムが、
モリーの元へ戻ると、そこには彼の名前を呼び続け縋り泣くモリーと、血だまりに沈む自分の姿があった──



この作品は1990年にデミ・ムーアとパトリック・スウェイジで大ヒットした映画のミュージカルバージョン。あの映画があまりに素敵でせつなく、さらにパトリック・スウェイジ氏は私がこの世で一番好きな映画「ハート・ブルー」で、キアヌ・リーブスが尊敬してやまない伝説のサーファーを演じた大人の魅力大爆発な俳優だったもので、「う~。。。浦井王子がいくら素敵でも、あの方のあの役をか。。。」というおばばの曲がった先入観全開でチケット躊躇しておりました。

が、しかし。この猛暑の夏、更に大嵐の中を豊洲ぐるぐる劇場から帝国劇場、その翌日にクリエという破壊的エネルギーで劇場を制圧した観劇通のおふたかたが、「この作品いいですよ~」とすすめてくださったので、早速チケットとりました。

よかった!素晴らしい浦井君があんまりエリート銀行員に見えないということはありますが〔同僚はシチサンの髪型だし、思い切っておでこ出したほうが。。。以下自粛〕今度の浦井君は歌が素晴らしいだけでなく、アクションがかっこいい!かつて仮面ライダーなんとか〔?〕で、悪役ン・ダグバ・ゼバ〔?〕やってたらしいのですが、体のキレが素晴らしい!かめはめ波も使ってたそして後姿の仁王立ちの男らしいこと!次はメタル・マクベス控えてますからね。鍛えてるんでしょう。ちょっと肉もついたような。。。霊となって彷徨ってもなお恋人モリーを守ろうとする優しさにやられました。

今回はモリー〔Wキャスト〕が秋元才加さんでしたが、いかにもN.Y.のアーティストといた都会的な佇まいが素敵でした。「結婚しよう」となかなか言わない恋人への切ない気持ちも可愛らしい

そして、怪しい霊媒師の森クミさん!正直、最近はテナ夫人のアクが強すぎ?と思っていましたが、この役(映画ではウーピー・ゴールドバーグさん!)ぴったり!素晴らしいエンターテイナーっぷり炸裂!そして、降霊すると寿命が縮むらしいのに、ラスト近くで「私の体を使っていいよ」と、心はサムとなってモリーを抱きしめるシーン、本当に胸をうたれました。

今は虹の橋を渡ってしまった大切な人たちと会える。話ができる。触れ合える。一瞬でいいからそんなことができたらどんなにいいだろうなあ。。

邪悪な霊は地獄にひきずり落とされ、清い魂は天国へ。という図式もくっきり。映画版DVDも見てみようかな。

歌、アクション、ダンスにプロジェクション・マッピング。すごくバランスのいい舞台でした。あ、幽体離脱シーンはぼやっと見ていて見破れませんでした!残念!幽体離脱もそうだけど、演技だけで人や物をすり抜ける霊っぽい動きが面白かったです。演出の技ですね。


映画DVD「真夏の夜の夢」を観て納得。

2018-08-12 19:27:01 | シェイクスピア

ナイツ・テイルに出てくる「アテネ公シーシアスとアマゾン国のヒポリタ」に、なにかどっかで聞いたことあるな~と、ひっかかるものがあり、ずーっと考えていました。で、なんとな~く思い出して超美女ミシェル・ファイファーさんと超イケメンのルパート・エヴェレットさんご出演の「真夏の夜の夢」DVDを借りてみました。

・・・そして、やっぱり!スーツ姿の老紳士シーシアスと、あのソフィ・マルソーさん扮するアマゾンの女王ヒポリタ登場。そこでね、なんでアマゾン?と思っちゃったんですね。私が思ってたアマゾンの人って、半裸で槍を担いで馬に乗ってるイメージで、漠然と南米アマゾン川流域にお住まいな気がしていたもので、何故アテネの公爵が大陸違いのアマゾンまで遠征?と。。。ほんと、無知蒙昧ですよね~バカと呼んでください。

Wikiによれば、黒海はかつてアマゾン海と呼ばれていたこともあり、黒海沿岸の他、アナトリア(小アジア)や北アフリカに住んでいたアマゾネスは実在した母系部族をギリシア人が誇張した姿なんだそうです。納得。

おばちゃ~ん、いったい、何を、教わってきたの~

と、自分ツッコミした私でございました。

あ、「真夏の夜の夢」、すごく良かったです妖精の王と王妃の夫婦喧嘩、妖精のイタスラ、恋人たちのドタバタ、最後は幸せな気持ちになれる素敵な作品舞台で観たいなあ

もうひとつ、牢に囚われた主人公に牢番の娘が恋をして逃がすって話も、どっかで観た気がしてならないんですが、思い出せません。。。なんだったかな~アテルイかな~。。。。。。


ナイツ・テイル~騎士物語@帝国劇場1階R列センター&L列サイド

2018-08-12 12:14:02 | 観劇/コンサート

 

  

【原案】

ジョヴァンニ・ボッカッチョ / ジェフリー・チョーサー / ジョン・フレッチャー/ウィリアム・シェイクスピア

【劇作・脚本・演出】 ジョン・ケアード

【音楽・歌詞】ポール・ゴードン

【日本語脚本・歌詞】 今井麻緒子

【出演】
アーサイト:堂本光一  
パラモン:井上芳雄  
エミーリア:音月桂 
牢番の娘:上白石萌音  
シーシアス:岸祐二  
クリオン・ジェラルド:大澄賢也  
ヒポリタ:島田歌穂

青山郁代、石井亜早実、遠藤 令、折井理子 門間めい、小林風花、今野晶乃、杉原由梨乃
知念紗耶、富田亜希、七瀬りりこ、原 梓 藤咲みどり、水野貴以 神田恭兵、小西のりゆき、酒井 航、茶谷健太 寺元健一郎、照井裕隆、中井智彦、西岡憲吾 練子隼人、樋口祥久、広瀬斗史輝、松野乃知  

【あらすじ】

テーベの騎士で従兄弟同士のアーサイト(堂本光一)とパラモン(井上芳雄)。2人は厚い友情を誓い合い、騎士としての誇りと名誉を何よりも大切に生きていた。戦争により敵国アテネの大公シーシアス(岸祐二)に捕虜として捕えられるも互いに励まし合いながら同じ牢獄で過ごしていた2人は、ある日シーシアスの美しき妹・エミーリア(音月桂)を牢獄の窓から見掛け、同時に恋に落ちてしまう。だが、アーサイトは追放され、テーベに戻るよう命じられる。アーサイトは、残ったパラモンがエミーリアに近づくのではないかと、一方パラモンは、祖国に戻ったアーサイトが兵を率いて攻め入りエミーリアを奪うのではないかと、互いに敵愾心を抱きながら、愛するエミーリアを必ず手に入れると決心し道を違えて行く。

テーベへ戻る道中で、アーサイトは森の楽団を率いるダンス指導者ジェロルド(大澄賢也)に出会う。エミーリアの誕生祝賀の稽古をしている一座に名を偽りダンサーとして加わった彼は、再びエミーリアに出会うチャンスを得る。その頃パラモンは、食事の世話をしてくれる牢番の娘(上白石萌音)の手引きにより牢獄を脱出する。牢番の娘は脱獄という危険を冒すほどパラモンを愛していたが、ふとした瞬間にパラモンが去ってしまい、ショックのあまり正気を失ってしまう。

エミーリアに再会したアーサイトは、シーシアスが愛するヒポリタ(島田歌穂)の計らいも有り周囲には正体を隠して彼女に仕えることになったが、シーシアスやエミーリア達と狩猟に出かけた森で、無二の友であり今や恋敵となったパラモンと出会う。

艱難辛苦を経て再会した2人は、どちらがエミーリアを得るにふさわしいか男か、愛と名誉そして生死を賭けて決闘を挑むのだった―。


いや~、この世には神様も仏様もやっぱりいらしゃる

井上芳雄くんと堂本光一さんが競演でしかも騎士と、くればチケット難は必至はがき出しまくったものの、全敗。。 もう、こうなりゃあきらめるしかないか。。。と思っていたところに女神様から声をかけていただき、まさかのGET体調管理しつつその日を待っていたところ、なんともう一枚「行けなくなっちゃったんで、どうですか?」というありがたいお話。そういうことってあるんですね~で、まさかの2夜連続 帝劇詣でとなりました。

ロビーはいつもの帝劇とはちょっと雰囲気が違う。1夜目のパンフレット売り場は長蛇の列でびっくり。ロビー内上部のパラモン、アーサイトの写真を写真を撮る人たちでごったがえしていました。

幕が開くと、そこはもう「騎士物語」の世界スモークと光の使い方が絶妙で、ぐっと引き込まれました。つかみはばっちり。オープニングの曲で流れるように様々なことが語られているので、ぼーっとしていると大事な場面を見逃してしまします実際、アクロバティックなダンスの流れの中でいくつかの戦いとその結末が語られ、何故パラモンとアーサイトが囚われ人となったのか、アマゾンの女王ヒポリタがどういう流れでアテネのシーシアスの妻にされたのかがわかります。(2回見てようやくわかった私)テーベの王に国を滅ぼされ、未亡人となった3人の喪服の王妃が、この前見たメタマクの3人の魔女に見えてしまい。。以下自粛。。

ともあれ、本当に素敵な2人の騎士堂本さんは生で拝見するのは初めてですが、うわさどおりちょいと華奢。でも、ダンスはキレッキレダンスの先生、大澄賢也氏のジェロルドもびっくりのシャープな身のこなしでした。歌もいけます。

プリンス井上芳雄氏はもう、はっきり言って独壇場ビジュアルはディズニーアニメの王子のようそして台詞まわしがシェイクスピア役者あくまでも滑舌よく、広い帝劇の隅々まで響き渡るような力強い声歌声はもう、朗々として無敵すごいなあ。。堂本さんというスーパーアイドルとの競演で、更にパワーアップしたんでしょうねえ。ほんと、ふたまわりくらい大きく感じましたよ

お話はしごく単純シーシアスの娘エミーリアにひとめぼれした2人が意地になって争うわけですが、パラモンは最後の最後に自分を愛してくれた牢番の娘、萌音ちゃんの愛に気づいて双方めでたくチャンチャンの、ハッピーエンド「私もバカだけど、あの人たちはもっとバカ」と言ったエミーリアの言葉に激しく同意男は戦いで、女は愛で平和を勝ち取る。ってことですかね。萌音ちゃんの歌声も素晴らしかった~

舞台はシェイクスピア作品らしく森の中でお話が展開。その森を駆け抜ける「牡鹿」が素晴らしいまるで もののけ姫に出てくる大鹿、シシ神のよう。そして馬も。

牡鹿の人は誰と気になってパンフで確認すると、松野乃知(だいち)さんという方で、東京バレエ団ご出身、眠れる森の美女の王子や、ボレロのソリストなどを努めたそうです。なるほど~牡鹿以外のアンサンブルのダンスの際にも、ダンスのキレが素晴らしく、滞空時間も長いので、めちゃくちゃ目だっていました。甘いマスクの のっぽさんこれからも注目したいです

最後のハッピーエンドで、アーサイトがエミーリアを抱き上げてくるくる回すシーンで、エミーリアが扇風機みたいにぶんぶん回っているのがツボでした

素敵なおとぎ話の世界にどっぷりつかって、幸せな時間でした女神様たち、ありがとう!

 

オックスフォード大学演劇協会来日公演「十二夜」@シアターウエスト

2018-08-08 20:57:04 | 観劇/コンサート

作:ウィリアム・シェイクスピア

演出:オックスフォード大学演劇協会

シェイクスピア演劇の本場である英国で、創設130年の歴史と伝統を誇るスチューデント・ドラマ・ソサエティ、オックスフォード大学演劇協会による2年ぶりの来日公演。

この演劇協会からは、マギー・スミス、ジュディ・デンチ、ヒューグラント、『Mr.ビーン』のローワン・アトキンソンなども輩出されていうそうです。

いつか原語でのシェイクスピア劇を生で観たいと思っていたので、今回は近くで公演があってラッキーでした。それも大好きな「十二夜」だし前方サイド席には、英国の演劇プロデューサーで蜷川さんとも親交の深かったセルマ・ホルトさんも。

さて、十二夜。今まで私が観た「十二夜」は、「海」「遠い記憶」など、とてもファンタジックで郷愁を覚えるような作品だったのですが、今回はいきなりロックできました

登場したオーシーノ公爵はエルトン・ジョンみたいなグラサンだし、ヴァイオラは超ミニ。。。オリヴィアは60年代のファッション執事のマルヴォーリオはサー・トービーとマライアの陰謀にはまってからはクイーンのフレディ・マーキュリーみたい

台詞はさすがのクイーンズ・イングリッシュだし、お話はよく飲み込んであるので、英語苦手の私でもよくわかりました。もちろん字幕もあります。

セルマさんや、お隣に座ったオックスフォードのプロデューサー(超イケメン)さんたちはかなり大きく笑い声をあげてました。やはり日本人とちょっとツボが違うのか、内輪ウケなのか、え?なんでそこで笑う?と、ちょっととまいました。

串田さんの十二夜では笹野高史さんが演じた道化のフェステは小柄なお嬢さんが演じています。素敵な歌声で物語をしめていました。

にぎやかな場面ではサーフダンスやなども。オーソドックスな演出で観てみたかったかも。

一番期待していた「韻」が、あまり印象に残らなかったのがちょっと残念。

 

 


富田菜摘展「真夏の夜の夢」@新宿高島屋10階美術画廊

2018-08-03 00:08:33 | ミュージアム

先輩からのおすすめで夜行性の生き物たちをテーマにしたという、富田菜摘さんの金属廃材を使った作品展を見に行きました。

話には聞いていましたが、本当にミラクル!どこの家にもころがっていそうな古いフライパンやら鍋やら金属メジャー、ビールやスパイスの空き缶、フライ返しや泡だて器、排水溝の網にボウルに。。

それらのガラクタが、こんなにかわいい動物たちになるなんて!

        

素材の使い方が絶妙なばかりか、動物の造形や表情がとても生き生きとしてしかもキュート!ひとつひとつにライオンの「ライアン」こうもりの「蝙蔵」カンガルーの「るり子とるう」獏の「広夢」アルマジロの「次郎」など、ちゃんと名前がついています。作家は1986年生まれ、多摩美の油画専攻の方だそうです。ほんとにすごい!作品の点数は多くありませんがこんなに素晴らしいのに入場無料、写真OK8月13日まで開催だそうなので、新宿方面にお立ち寄りの方はおすすめですよ!我が家の台所の雪平鍋を見つめ、「これでアルマジロつくれないか。。。。」と、真剣に思っちゃった私でした。無理だけど


レインマン@新国立中劇場1階11列センター

2018-08-02 21:25:29 | ミュージアム

【脚本】ダン・ゴードン
【上演台本・演出】松井周
【出演】藤原竜也 椎名桔平 安蘭けい 横田栄司 吉本菜穂子 渡辺哲

1幕75分 休憩15分 2幕70分

【あらすじ】
事業に失敗して破産寸前のチャーリー(藤原竜也)の元に、自分を勘当した父の訃報が届く。
莫大な遺産全てが自分のものになると期待して帰郷するが、財産を受け取るのは、いるはずのない兄のレイモンド(椎名桔平)だと聞かされる。
チャーリーはなんとか財産を手に入れようと、重度の自閉症患者である兄を施設から連れ出すことを決意するが・・・。


ダスティン・ホフマンが自閉症の兄、トム・クルーズが弟を演じたあの映画「レインマン」から、もう30年もたつんですね。「レナードの朝」と並ぶ、大好きな作品。
今回は兄を椎名桔平が、ということで、速攻チケットをとりました。(かつては兄を橋爪功、弟を椎名桔平が演じたそうです。観たかったな~
)

幕開きからハイテンションな弟、チャーリー。マシンガントークなのに台詞が全部ちゃんと聞き取れるのはさすが藤原竜也兄、レイモンド椎名桔平。まさかのマッシュルームカットが、しかし。素晴らしい。私事ですが、私の勤務先にもレイモンドと同じ障害を持った青年がしばしばやってきます。その彼とまるで同じ動き。同じテンポの会話。本当に驚きました。かつて、元スマップの中井くんがサヴァン症候群の青年を演じた時も、すごいなあと思いましたが、椎名氏すごい!おそらくはものすごく研究されたのだと思います。

はじめは疎遠だった父の遺産目当で兄に接触していたのに、兄との旅の中で既に記憶から消えてしまっていた子ども時代のことを思い出す弟。そして、兄が施設に預けられた訳、父の思いなどを知ります。このあたりの心の動きが、もう本当にすごいです。映画の中では確か兄の驚異的記憶力をカジノで発揮して大勝ちする場面がありましたが、そこは案外あっさり。

でも、現在の後見人や精神科医との対決の中で、お金ではなく兄の幸せだけを願うように変化していく弟にほろり障害を抱え、知恵遅れと言われようとささいな失敗で施設に送られようと、弟を思う兄の大きな温かさにほろりでした。

弁護士、空港警備の人、精神科医を横田栄司さん。この前ここで観たヘンリー5世では、頭にニラくっつけたフルーエリンだったとは思えません。藤原君とぴったり息があってるのはさすが。

カーテンコール1回目は自閉症のレイモンドとして登場した桔平氏。カーテンコール2回目には素の椎名桔平として登場。同じ姿で同じように手を高く振っても、微笑んでも、1回目と2回目がまったく違った人物に見えてしまったことに本当に驚きました。椎名桔平おそるべし。

桔平氏、ストレートには珍しくオールスタンディングとなった客席に明らかに知り合いを見つけた様子である方向に別なお手振りしてると思ったら、仲村トオルさんが来てましたお名前わかりませんが、今日は俳優オーラを持った方が客席に多数でした。あんな人やこんな人もいたのかも。

 

追記:3日の朝イチで、小栗旬さんが同じ時にこの舞台観てたと言ってました。