pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

第28回大手町落語会 “年末恒例特別講演落芸会”@日経ホールP列センター

2014-12-27 21:31:50 | 落語・講談

桂宮治,昔昔亭桃太郎,柳家権太楼
瀧川鯉昇,柳家さん喬


今年最後のお出かけは落語。久しぶりの日経ホールに行ってまいりました。

最近、めきめきと力をつけている桂宮治さんが開口一番「看板のピン

この二つ目さんは、なんと落語と出会って6年とのことですが、平成24年 NHK新人演芸大賞 落語部門 大賞、平成25年 にっかん飛切落語会 最優秀賞、平成26年 前橋若手落語家選手権 優勝と、数々の賞をとっている実力派なんですね。

権太楼さんは、なんと日経ホール入りしたタイミングが一緒で、黄色いダウンにキャリーバックをひっぱって歩いているお姿は、高座で拝見するよりも若々しかったです言訳座頭」は年末の借金取り立てをめぐる噺です。昔は掛け売りが一般的だったというから、こういう風景はあちこちであったんでしょうね。昔は我家にも酒屋さんや本屋さん、お茶屋さんなども集金にきていた記憶があります。笑顔で何かおまけだのお土産だのをいただいていたのを思うと、そこそこ払えていたんでしょうね。

中入り後の鯉昇さんの「蒟蒻問答」めちゃくちゃ面白かったですこういう、テキトー感満載の笑える噺、大好きまた、どちらかというと強面の鯉昇さんが演じると、さらにドン!という楽しさです。

トリはおまちかねのさん喬師匠。魚屋の勝五郎・・・芝浜年末といえば談志師匠の「芝浜」ですが、私は優しいおかみさんの愛情がたっぷり感じられるさん喬師匠の芝浜が大好きです。この噺を聴くと、私は夫にこんな思いやりにあふれた接し方をしてないなあと、海よりも深く反省するのです。一瞬だけどね。

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ア・ラ・カルト アンコール!~役者と音楽家のいるレストラン@青山円形劇場Fブロック

2014-12-21 22:21:05 | 観劇/コンサート

役者:高泉淳子 山本光洋 本多愛也 中山祐一朗 
音楽家:中西俊博(violin)
クリス・シルバースタイン(bass) 竹中俊二(guitar) 
北島直樹(piano) 
ゲスト:陰山泰 ROLLY

演出:吉澤耕一 台本:高泉淳子 音楽監督:中西俊博


25年間毎年クリスマスシーズンに開かれ、昨年惜しまれながら閉店したレストラン à la carte

私は2006年からの参加で毎年本当に楽しみにしていましたが、昨年の閉店公演には行かれませんでした。青山円形劇場があと1か月で閉館となり、急遽アンコール公演が企画されたというので、さっそくチケットをとりました。

こどもの城につくと、親子連れでいっぱい。青山劇場の方ではアニーのクリスマスコンサートがあったようです。円形劇場と同じ3階のプレイルームも工作コーナーも大盛況でした。退職したら、ここの工作コーナーでボランティアしたいなあと半分本気で思っていたのに。。。

さて、ア・ラ・カルト 

今年のメニューのテーマは「ヴィンテージ」懐かしい料理といくつかの恋のお話が、洒落た音楽にのせて展開されます本当に極上の空間を楽しませてもらいました。

今までは料理と音楽のmenuがぴらっと一枚配られているだけでしたが、今回はちゃんとしたプログラムが売られています。

その中に、作家 関川夏央さんが寄せた一文に頷きました。

社会も変貌し、人々がとりかわす言葉の質も変わった。「情緒」はあふれている。しかし言語の「意味」は軽んじられる。ギャグと駄洒落はいくらでも聞こえてくるし、はた迷惑な「自己表白」も売るほどあるけれど、「ユーモア」にはなかなかめぐりあわない。「ユーモア」とは、スリリングなコミュニケーションが成立したとき、にわかに発光する「教養」である。

この舞台が本当の意味の「ユーモア」と「ペーソス」にあふれているからこそ、毎回同じストーリーを追っているようでちっとも飽きないどころか、クリスマスシーズンが近づくとチケットの発売いつかしら・・・と、そわそわしてしまうんだなあと思います。

今日は、ヴァイオリンの中西氏の「ひとり弦楽四重奏」を聴かせてもらいました。すごい!あんなことができるんだ

山本光洋さん、本多愛也さん、中山祐一朗さん、そして今回ゲストとして復活の陰山泰さんのきびきびとした小粋なギャルソンぶりも 素敵です。あんなギャルソンのサービスを受けてみたいです。

青山円形劇場なきあと、この公演はどうなるのかな・・・と心配でしたが、「ここはなくなっても、別の形で存続していきたいです」というコメントがありました。またいつか、どこかで観られることを祈っています。アンコールを終えて深々と頭を下げる高泉さんの目に涙が光っていました。25年間、お疲れ様でした。

帰りは表参道のイルミネーションを見ながら明治神宮前駅まで歩いてみました。とてもきれい歩道橋の上から見たらさぞ素敵だろうなあと思いましたが、こちらは封鎖されてました。ちょっと残念

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年賀状も作らなきゃ・・・・

2014-12-19 23:25:23 | 手仕事

・・・と、あせってますが、手芸屋さんに行ったらかわいい作品があり、刺激され、見よう見まねで思い出しながらチクチク

もしかすると元の作品は子犬だったのか?何でも猫になってしまうのは、やはりうちの猫又の呪いかもしれません

猫又さんた→ 

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二人芝居~対話する力~ 『星ノ数ホド』@新国立劇場小劇場C2列下手

2014-12-18 22:02:53 | 観劇/コンサート

作:ニック・ペイン
翻訳:浦辺千鶴
演出:小川絵梨子

出演:浦井健治 鈴木杏

あらすじ:

物理学者のマリアンと養蜂家のローランド。

二人が出会ったのは雨のバーベキュー場。その時、彼には妻がいた。

あるいは、晴れた日のバーベキュー場で出会い、恋におちた。

いつしか別れてしまった二人が再会する時、ローランドは別の誰かと婚約していた。あるいは......。

あの日、違う受け答えをしていたら?あの日、二人の状況がまったく逆だったら?

さまざまなパターンを繰り返しながら物語は進行し、やがて二人に運命の日が訪れる......。

(公式HP)


このあらすじを読んだ時、まず思い浮かんだのが1998年のイギリス映画「スライディング・ドア」でした。グィネス・パルトロー演じる女性が地下鉄に乗り遅れた(つまりドアが閉まってしまった)場合と、間に合って無事地下鉄に乗れた(開いたドアに滑り込めた)場合の運命と恋の行方が並行して描かれるという異色の作品でした。

誰にでもありますよね~「あの時、別の選択をしていたら」ってことが。

・・・・・でも、この作品はもっと複雑な構成でした。マリアンとローランドが出会うシーンから「チン!」というベルの音を合図に何通りものパターンで繰り返し同じ場面が展開されます。????なんじゃこりゃ?ローランドに妻がいるパターン、いないパターン、などなど。あの「チン!」がなければ本当にわけがわからなかったかも。

その不思議な進行は、マリアンが専攻する量子力学と深く関わっているらしく「この世界は、実は無数の可能性にあふれている」ということのようです。

う~ん。。。。かなり実験的な作品。浦井君と杏ちゃんでなかったらきっと客席埋まらなかったのでは。。。。

唯一のものに思える日々の裏には、実は数限りない別の可能性があるのではないか。誰もがぼんやりと考え、けれど答えの出ない人生の大きな疑問。この作品ではその無数の可能性を、同じようでいながら少しずつ変化している場面を連続して演じる、という一風変わった手法がとられています。』(公式HP)

とあり、同じ場面の違うバージョンが行きつ戻りつ少しずつ進行し、やがて二人が始めた生活が互いの心のすれ違いや浮気(これも数バージョン)そして別れ、再会、深刻な悲しみへとつながって行きます。最後に用意されたのは、やはり観客への「どっちだと思う?どちらがいい?」的な投げかけでした。

浦井君演じるローランドは本当に純真でまっすぐで不器用で誠実。マリアンの命をめぐる一大事を知って青ざめ、必死に心を整理しようとする表情は、鬼気迫るものがありました。そして、「そんなことにはならないよ~」バージョンの場面(何の事だかわかりにくいですね。ヒントは「完治」)では、喜びを体中で表現。浦井君、すごい役者になったなあ。プロポーズの場面も数パターンありますが、どの場面でも必ずナイトのように彼女の前にひざまずく姿が揺るぎなく「王子」なのもうれしい

杏ちゃんは、11年前に藤原君のハムレットでオフィーリアを演じた時、レアティーズ役に苦しんでいた井上芳雄くんに「生まれた時から女優のような杏ちゃん」と言わしめたほどの実力のある女優さんですから、もう鉄板です。難解な物理学の解説も流暢そのもの。まるで彼女自身が本当の物理学者のようでした。スタイルもいい!そして何より目ヂカラが半端ではない。

そんな二人の渾身の二人芝居。もう少し、もう少しわかりやすい物語にしてくれたら通いましたよ。小川先生!

実を申せばこの私にもありましたよ。あの日、あの時、あの地下鉄の通路で、出会うはずのない現夫とばったり再会しなければ・・・・というのが。ぼやっと壁の左側歩いてたら今頃は全く別の人と全く別の生活があったかもしれないということが。

オペラシティのツリーがきれいでした謎の巨人が見上げていました

   

 

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エリザベート 新キャストにびっくり!

2014-12-15 22:12:26 | 観劇/コンサート

この写真、なつかしい~何度通ったんだろう・・・・

久しぶりに冬の定番大粒牡蠣フライを食べて満腹。いただいた小笹の最中でお茶を飲みながらBS朝日で羽生君の「オペラ座の怪人」に感激していたところにchat noirさんから「来年のエリザベート、ルキーニ役、山崎育三郎さんと尾上松也さんのWキャストというニュースにビックリです!」というメールが

急いで東宝HPを見ました。すると!な・・なんと井上芳雄くんが城田くんとWキャストで黄泉の帝王、トート閣下就任育三郎くんと松也さんがWで暗殺者ルキーニ!そして、田代万里生くんとLE VELVETSの佐藤隆紀さんがWでオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ!タイトルロールのエリザベートは先日モーツアルトのお姉さんを演じたばかりの花總まりさんと蘭乃はなさんのW。

ルキーニは嶋 政宏さんのイメージが強烈(と、いうより他の人のルキーニを知らない)なので、あの強烈な毒のある、しかも出ずっぱりで狂言回し的役回りのルキーニを育三郎くんや松也くんのような若手が担うのはさぞ大変だろうなあ・・でも、その力を認められたということなのでしょうね。

そして井上くんのトート閣下!何年か前に井上くんのコンサートで映像の中の井上トートを見せてもらいました(たしかひとりでトートとルドルフの役をこなして「闇が広がる」を歌ったような・・・)が、清潔なプリンスのイメージと対極にある艶めかしさと妖しさ全開の黄泉の帝王だった記憶があります。あの日から、いつかこんな時がくると~私にはわかってい~た~の~

・・・・って、歌える人はお友達

それにしても、皇太子ルドルフでミュージカルデビューの井上くんが大きくなっても皇帝陛下にならず(ルドルフはマリーとマイヤーリンクで情死なんでしょうがない?)黄泉の帝王になり、後輩皇太子の万里生くんが皇帝陛下になってシシィの愛を奪い合い、ロミオでモーツァルトだった純真な育三郎くんがぐれて無政府主義者になり、この前までお姉さんナンネールだった花總さんを暗殺するって・・・・しかも、井上トート閣下と花總シシィはちょっと前までシェルブールで恋人同士だったもう、脳内大混乱

なにはともあれ、これは通わずにはいられないでしょう。もちろん、渾身のファントムを経た貫禄の城田トート閣下も観たいです!

そしてそして、やはり山口祐一郎さんの誰にも真似のできないトート閣下を見られないのはとても寂しいですまた観たいなあ・・内野さんのトートとともに

 

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学生街の喫茶店は遠く・・・

2014-12-11 23:42:13 | 手仕事

ガロの堀内護さんが亡くなったそうです。

「学生街の喫茶店」という曲が町のどこに行っても流れていた頃、私たちはまだまだ青春の入口にさしかかったあたりでした。何がきっかけだったか、某大手出版社編集長の息子らしいという噂のN君が、HRで「僕たちは小さい大人です!」と、担任のK先生に言い放ったのを覚えています。なんか青臭さぷんぷんだったな~あの頃って。

学生街にたどりつくのももう少し先でしたが、御茶ノ水~駿河台あたりがそんな感じかなあと、ちょっと背伸びをしてあの頃御茶ノ水の「画翠」や「レモン」に行ってみたりしたことを思い出します。なんか、その頃の私にはともまぶしい世界でした。

結局、親の思いも自分の迷いもあって美術の道には進まなかったけれど、美大に行った友がちょっとうらやましかったことなども蘇ります。でも、こうして普通の大学に進んで今の仕事を得、自分のやりたいことも少しは生かせているので、私のような普通の人はこのくらいが丁度良かったんじゃないかなあなどと思ってます。

ガロの曲では「君、忘れないでいて若い愛の日を 今日は僕たちに二度とはこない」という「ロマンス」の詩が印象的でした。と、言っても「若い愛の日を」というところは記憶から抜け落ち、「君、忘れないでいて、今日は僕たちに二度とはこない」だけ覚えていたのはやっぱり本気の恋愛前夜だったからなんでしょうね

TOMMYも今はなく、残された大野真澄さん、どうぞ長生きしてくださいね。

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うさぎ夫人

2014-12-08 23:01:31 | 手仕事

先日、小さな作品展がありました。そこにつるし雛を出展した方のバッグに素敵なうさぎちゃんのお人形が

なんと、毛皮をまとっています!「これ、ミンクなのよいらなくなったから切ってお人形に巻いてみたの。」

・・・・・・ビンボー症の私には、そんなお高いものを切ってしまうという発想が脳のどこにもなかったので、まじびっくり

でも、すご~く素敵だったので、家にほったらかしてあった子どもだましのなんちゃってショール(ポリエステル)を引っ張り出してさっそく真似して作ってみました。

あら、いいじゃない毛皮は動物愛好家の間では御法度ですが、ポリエステルなら罪悪感もなし。それでいて、結構手触りも良いです

今の科学をもってすれば、動物の命を奪わずに高級毛皮も作れるんじゃないかなあと、ふと、思いました。

小学校だったか中学校だったか、エボナイトの棒をこすって負の電気を生じさせる実験があり、その毛皮があきらかに猫のものだったことに驚き、先生にくってかかったことなどを思い出します・・・・何もそんなことに使わなくても・・・今でもやっているのかなあ。。。。

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T.S.スピヴェット君傑作集/ライフ・ラーセン著 佐々田雅子訳

2014-12-07 20:45:16 | 私の本棚

「天才スピヴェット」の原作「T.S.スピヴェット君傑作集」を読んでみたいなあと思い、Amazonで検索しましたが在庫なし。

レビューには「とにかくでかい本です。だから、結構なお値段します。」なので、一応図書館を探ってみたら、区内では一番遠くの図書館に1冊在架。速攻で予約したら、朝には受取を希望していた至近の図書館から「ご用意できましたのでどうぞ」というメールが届いていました。図書館オンラインGood Job!

で、早速借りに行きました。・・・・本当にでかい。

どのくらいかというと、学研の図鑑と同じくらい。しかもスピヴェット君のほうが厚い

中には、記録魔であるT.S(テカセム・スパロー)の描いた図表とその解説がいっぱい。かといって読みにくくはなく、むしろ楽しく読み進めることができます。おびただしい図表と解説によって物語が立体的に展開、そう、まさに3D映画を見ている感じ。ジュネ監督がこの物語を3Dで作った気持ちがよくわかります。こんな小説ははじめてかも。

「ぼくは、あるもの全体がどんなふうに組み合わさっているのか、少しでも理解しないままで死にたくはないんです。」

これがT.S.が図表を描きまくる動機。

この物語の鍵を握る人物は、やはり「あの人」大きな愛がそこにありました。

・・・・・・話はがらりと変わりますが、久しぶりに夫とランチ焼肉に行きました。備長炭を使うのが売りなわりにはお安い焼肉屋さんですが、BGMにいきなりダンス オブ ヴァンパイアのフィナーレの曲がな・・・なんで近藤マッチの歌の後にこの曲がと思ったら、この曲はジム・スタインマンの映画『ストリートオブファイヤー』の劇中曲「Tonight Is What It Means to Be Young/邦題:今夜は青春」のアレンジだったんですね。

モーツァルト!もDVD化されたことだし、ヴァンパイアもぜひ!DVD発売お願いしますよ~東宝さん!浦井くんで市村さんで吉野さんでちひろちゃんで!

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モーツァルト!がDVDに!

2014-12-06 14:01:52 | 映画/DVD

八女さんのアンコロ日記・別館をのぞかせていただいたら、嬉しすぎる情報が!

ついにM!がDVDになるそうです。初演は見逃しているものの、(そのころ大病して治療の真っ最中でした)再演から憑りつかれた私は、その次が待てなくて新幹線遠征もやらかしてしまいました

もちろん、生のあの臨場感や一体感は劇場に足を踏み入れた者だけの特権ですが、繰り返し様々な角度、様々な方向、表情のアップなどが一度に観られる、聞きのがした大事な台詞の確認もできるのはとても嬉しいことです

一日早く情報GETしていれば、昨日帝劇の前を通ったのに!(劇場での予約は送料無料だそうですよ)

井上くんのヴォルフがもう観られなくなるので、要望が多かったのかもしれませんね。井上Ver.のコンスタンツェが未見のソニンさんなのもうれしい。

今回は井上Ver.と山崎Ver.ですが、伝説の中川晃教Ver.もぜひお願いしますよ!東宝さま

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モーツァルト!@帝国劇場2階H列下手

2014-12-02 23:24:26 | 観劇/コンサート

今日は人事ヒアリングで結構吠えてしまい、クールダウンのために帝劇へ・・・なんのこっちゃまあ、長いこと仕事をしていればいろいろありまんがな。

・・・で、今夜は2階からの応援ですこの作品、複数観劇するなら一度は2階で観るのがおすすめです。貴族たちの配置や照明がとてもきれいで面白いです。舞台を覆うモーツァルトの楽譜、ヴォルフやコンスの孤独を表すような窓格子の影、コロレド猊下のシーンには大きな十字架も。大司教様ここにあり。猊下、今日は安定した歌声。あのお衣裳、本当に素敵。あれがお似合いになるのは祐一郎さまだけだと思います。なんか、見るたびシャープになっている気がします。すごいな。

今夜のヴォルフは山崎君。表情が豊かでぴょんぴょん跳ねる、若さがはじけています。井上くんのようなスーパー開脚@プラター公園の胴斬り箱はありませんでしたが、連続側転を披露してました歌声ものびやかでばっちり。井上くんはファイナルを決めていますが、育ちゃんはまだまだ頑張ってほしいものです。

今回お初の春野さんの男爵夫人、とても品があってすばらしかったです。「星から降る金」では何故か涙が出てしまいました。幼く見えるヴォルフがパパに旅立ちの許しを請うため何度も食い下がる姿と歌声があまりにぴったりだったせいなのか、この素敵な歌詞がいろいろなこととオーバーラップしたせいなのか・・・本当に毎回自分の気持ちを揺さぶるポイントが変わります。だからついつい行っちゃうのよね

2幕最初の男爵夫人の夜会のシーン、「サリエリだ!」と貴族が叫ぶ場面にはっとして観たら、前期のレミゼで学生たちの革命のリーダー、アンジョルラスに抜擢された杉山有大さんでした。金色のシカネーダーと銀色のサリエリが男爵夫人をはさんでいますピーター・シェーファーの「アマデウス」では、サリエリはおじいさんだった(少なくとも中年以降)ので、ちょっと若すぎるかなあと思ってしまいました。貴族たちのモーツァルト絶賛の大合唱が次第にプレッシャーの大合唱へとじわじわ変化する様が本当に不気味で、それでいて美しかったりして、すごい演出だなあと感じます。

今日のアマデちゃんも可愛くて恐ろしく、目が離せませんでした。シカネーダーたちが乱痴気騒ぎをする場面では、ピアノの下で耳を押さえて我慢している姿が可愛かったです

カーテンコールでは、山崎ヴォルフとふたりで「ありがとうございましたあ!」と、ご挨拶。舞台では終始無言のアマデちゃんの声は初めて。可愛かった~

ロビーで、「あの赤い服の子って霊かなんか?」「そうみたいよ」という会話が聞こえ、思わず「あれは、モーツァルトの才能の化身です」と説明したくなっちゃいました

 

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師走に突入

2014-12-01 22:16:12 | 

12月になってしまいました~

今日はご近所の皆さまとクリスマスリース作りを楽しみ、高齢のおばさま方は「この前まで夏だったのにね~」と、季節のうつろいの速さを嘆いておられました。

12月といえばもはや冬、冬と言えばこたつで、こたつと言えば猫

・・・と、いうわけで、チャメも冬の定位置におさまりました。私もおこたでPC、娘たちもおこたに魅かれて和室に集合。日本の冬感満載

そして夕飯はやっぱり鍋今夜は豆乳ごま鍋であったまりました。

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