pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

『立川流鎖国論』刊行記念 立川志らく独演会@紀伊國屋サザンシアター最前列センター

2010-10-31 22:44:56 | 落語・講談
立川志らく師匠が梧桐書院から出した『立川流鎖国論』刊行記念の独演会に行ってきました。

志らく師匠によれば、志の輔師匠の高座にあつまるのは「志の輔ファン」談春師匠は「談春左翼」談笑師匠は「談笑マニア」
そして、志らく師匠のは「志らく右翼」なんだそうで、しょっちゅう独演会やっているのに今日のようなレアな会に集まるのはもっぱらコアな客、つまり「志らく右翼」だとか。そうだろうなあ・・・という雰囲気が客席に漂っていました。

「普通は前座から入ってまず軽い噺なんですが、今日は前座はなしでいきなり私が人情噺をやって、客をいや~な想いにさせたあと二席目はクレイジーなのやります。前座あるだろうと思って遅れてくる人は置いていきます。」と、一席目はなんと上方落語の大型人情噺「たちきり」

遊び人の若旦那が柳橋の芸者おひさにいれあげているのを心配した主人や親戚、番頭が一計を案じて若旦那を100日の間、蔵の中に閉じ込めます。こじきになるか、蔵の中に入るか選ぶのですが、「こじきになるくらいなら日本書紀・・・のギャグ連発。その間に芸者は亡くなり・・・という噺。「たちきり」は、一本の線香がたち消えるまで遊べるということらしいです。

2席目は「長短」ペースの違う友人のやりとりが面白い!志らく師匠は短気だと思いますが、気の長い長吉もなかなか楽しいです。



中入り後は、開演前にロビーに置いた「立川流目安箱」にお客さんが入れた意見・質問・疑問等々に志らく師匠が答えるというもの。
弟子の志ら乃さんと志ららさんが進行。「談志師匠が死んだら誰が名前を継ぐんですか?」などなど、結構切りこんだ数々の質問に丁寧にまじめに答える志らく師匠にますます好感が持てました。

年末の独演会もいこうかな。
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じゃじゃ馬馴らし@さいたま芸術劇場1階G列下手

2010-10-23 23:28:18 | シェイクスピア
【演出】蜷川幸雄
【作】W.シェイクスピア
【翻訳】松岡和子
【出演】
市川亀治郎/筧 利夫/山本裕典/月川悠貴
磯部 勉/原 康義/廣田高志/横田栄司/日野利彦/妹尾正文/大川ヒロキ/岡田 正/清家栄一/飯田邦博/新川将人/井面猛志/澤 魁士/田島優成/川口 覚(さいたまネクスト・シアター)/五味良介/宮田幸輝/石橋直人/荻野貴継

【あらすじ】
修学のためパドヴァにやってきたルーセンショーは、資産家のバプティスタが妹娘の求婚者たちに「姉の嫁ぎ先が決まるまで誰も妹と結婚をさせない」と宣言しているところへ出くわす。従順で美しい妹ビアンカに対し、姉のキャタリーナは鼻っ柱が強く、街でも有名な‘じゃじゃ馬’。男などまるで眼中にない姉娘の結婚が条件となり苦りきる求婚者たちをよそに、ルーセンショーは召使のトラーニオを身代わりにし、自分は偽名を語ってビアンカの家庭教師になりすます。彼もまた、ビアンカに一目惚れしてしまったのだ。
求婚者のひとりであるホーテンショーの元へ、ヴェローナからペトルーチオという紳士が訪ねてくる。彼もまた結婚相手を探していた。相手は金さえあれば誰でもよいペトルーチオは強引にキャタリーナとの結婚話を進める。破天荒なペトルーチオの振舞いに辟易するキャタリーナ。それをよそに結婚話を進めるバプティスタだが…。
果たして、ルーセンショーはビアンカと結婚出来るのか?
そして、ペトルーチオはキャタリーナを従順な妻に変える ― じゃじゃ馬馴らしは成功するのか?
それぞれの結末は如何に…? (公式HPより)


ストーリーに抵抗があったんで、どうしようかと悩みましたが、「絶対面白い!」という評判に背中を押されて与野本町へ。
・・・・いや、本当に面白かったです。お話は酔っ払いのスライが貴族の気まぐれの余興のネタにされ、殿様に仕立て上げられて劇中劇を観る、という設定なので、当のスライと奥方に仕立てられた小姓は舞台の前半から本物の客席に降りて終わりまでずっと観劇しています。私はG列下手でしたが、同じGのセンター通路席が2席空いていてもったいないなあ。。。と思っていたら、スライと奥方がその席に座りました。隣りの女性はびっくり顔。

蜷川作品は通路使いがいっぱいあって本当に楽しいです。
今回じゃじゃ馬キャタリーナを演じる市川亀治郎さんと求婚者ベトルーチオ筧利夫さんがものすごい怪演。傲慢なキャタリーナが強引なベトルーチオに圧倒され、次第にしとやかになっていく様が鮮やかでした。なにせ、最初のころは姉キヤタリーナはしとやかで美しい妹ビアンカ(月川くん、ますます美しさに磨きがかかってます)をグーでパンチしたりするんですよ~
若手では山本
裕典くんが注目のキャスティングだったようですが、私は、山本くん扮する貴族の息子ルーセンショーより、彼の身代わりになってビアンカ獲得に一役買うトラーニオの田島優成くんが、とっても気になりました。幕間でも、「トラーニオくん可愛いわね~」との声があちこちから聞こえました。ルーキーズにも出てたんですね。活舌もとてもよく、緊張気味のルーセンショーよりのびのび楽しそうに演じていました。横田栄治さんも本当に素敵。ビアンカにぞっこんなのですが、コミカルな演技もとってもツボでした。

この作品、ベトルーチオによってキャタリーナが「調教」されるようなストーリーが、「女なんか飼いならせばおとなしくなる」みたいな印象が、フェミニズム的観点から相当非難されていて、シェイクルピア好きで有名な演出家のジョン・ケアードさんも「この作品は大嫌い」と公言しているそうです。確かに女性をいろんな方法で追い詰めておとなしくさせるやり方はどうかと思うし、最後の方でキャタリーナが延々と語る「女はこうあるべき」という大演説は抵抗を感じる向きはあるだろうなあ・・・と思います。でも、パンフで蜷川さんがお書きになっているように、あんまり深読みしないで単なるドタバタ喜劇としておもしろがればいいんじゃないかな、と思います。

それにしても、亀治郎さんのオーラすごい。最初に出てきた時は「なんじゃこりゃ」な女装っぷりでしたが、妻となったキャタリーナの凛とした気品、半端ではありませんでした。キャタリーナのシメの大演説は、舞台上の役者さんたちまでも、ものすごく聴き入っているのが印象的でした。

今までのオールメールシリーズ、全部観ていますが、たぶん今回が一番よかったかも。
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じゅんさん、成志さん、お大事に・・・

2010-10-21 22:37:31 | 雑感
劇団☆新感線「鋼鉄番長」が25日まで公演中止、27日以降のことは25日に公表するとの発表が公式HPでありました。主演の橋本じゅんさんは過度の疲労による『重度の腰痛』及び『坐骨神経痛』と診断され、池田成志さんは右アキレス腱断裂で鋼板し、河野まさとさんが成志さんの代演だそうです。
確かに、かなりハードな動きの連続で、無理しちゃったんでしょうねえ・・・新感線の舞台、大好きなので、お二人とも無理のないようきちんと完治させてから次の舞台に臨んでくださるといいなあと思います。
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なんだかとってもいいにおい

2010-10-20 21:54:24 | 私の好きなもの
今日はいいことがありました
仕事で接した小さな女の子が私の背中に鼻をくっつけて「なんだかとってもいいにおいがするね。」とにっこり。

実は最近、アロマ柔軟剤に凝っています。

そもそも我が家は洗濯物はしゃきっと!お日様の香りのみでおねがいします!という主義だったため、柔軟剤というのをあまり使って来ませんでした。たま~にやってみっか・・・・と使うと、ご主人さまから、「やだ。タオルがなんかふにゃっとしてる。」といわれてしまうのです。
(ふにゃっとじゃなくてふわっとなんですけどね・・・
しかし近年、スーパーに行くとフルーティーアロマだの、ハッピーフルーティーシャワーだのの花盛り。長女のすすめもあってダウニーのエイプリルフレッシュというのを使ってみたら、本当にいい香りで、天気が悪い日に部屋干ししても、その素敵な香りが部屋に広がるじゃありませんか

・・・なので、ふわっと感よりも「香り長続き」を重点にしていろいろ買いこんではためしていたところでした。だから、その子の反応がとっても嬉しくて、ちょっとウキウキな一日になりました。た~んじゅんなんです。私って。
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亜門版ミュージカル「ファンタスティックス」@シアターコクーン1階A列下手

2010-10-19 23:07:41 | 観劇/コンサート
鹿賀さんがエル・ガヨ、田代万里生くんがマットを演じるファンタスティックス。どんな感じか興味津々でした。

以前に観た時には、初回をステージ・シートで観たために、やっぱり正面から観たくなった経緯があったので、今回はステージシートは避けて前方席GET。正解っだったように思います。舞台って、正面向いて演じますからね。やはり。何度か行くならステージ上も楽しいです。

一幕最初の鹿賀さんの「トライ・トゥ・リメンバー 」とても素敵でした。やっぱりこういう役がよくお似合いです。ゴージャスなマントにルイザをくるんで歌う場面もあり、ジキルとハイドを思わせうっとり。マントさばきもさすがです。
万里生マットも、井上君とはまた違ったオーラがありました。なんというか、結構ワイルドな感じ。頑張っていますね。歌は安定して素晴らしいです。

でも、今回、なんと言っても素晴らしかったのは、一言の台詞もないミュート役の蔡 暁強(ツァイ シャオチャン)さん。伝説のミスト・フェリーズ(@キャッツ)にして、驚異のヴァンパイア・ダンサーズ(@ダンス・オブ・ヴァンパイア)のあの方です。本当に、ひとつひとつの動きが美しく、身が軽く、あっさり飛ぶジャンプの高いこと美しいことすっかり魅了されてしまいました。

またこの方の舞台観たいです。
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混じりけのない信頼

2010-10-17 20:52:38 | 
今朝の朝日新聞の読書面【視線】に、作家の村山由佳さんが荒木経惟さんの写真集「チロ愛死」について書かれていました。
村山さんもまた猫を家族としているのでしょう。

もらい泣きなどではなかった。一枚、一枚、写真を睨んでは、いつかこういうことに耐えなくっちゃならない日が来るんだと奥歯を噛みしめていた。姿形は全然似ていないのに、チロが荒木氏を見るまなざしときたら、私の猫が私を見つめる時のそれとそっくりなのだ。これほどまでに混じりけのない信頼を、私は他の誰からも向けられたことがない。

この村山氏の「混じりけのない信頼」という言葉に、涙が止まらなくなってしまいました。私もチャメに感じるのはそうした感情だからです。

おりしも今日から始まった「獣医ドリトル」の最初のエピソードは猫の高層マンションからの転落。意識不明になってしまった猫に一生懸命声をかけ続ける少年にまた涙。骨太なドラマのようで、これからも楽しみです。
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チリ落盤事故救出劇に感動。

2010-10-14 23:36:57 | 雑感

2010年8月チリの鉱山で落盤事故。作業員33人が地下700mの避難所に閉じ込められた。10月14日に全員救出完了。

チリ北部コピアポ郊外で33人の作業員が生き埋めになった鉱山落盤事故。本当に失礼なのですが8月にこの報道があった時は、正直全員の方が無事救出されるとは思いませんでした。
暗く蒸し暑い地の底でどういうことが起きるのか、閉所恐怖症の私には考えるだけでも恐ろしい・・・・

発見されるまでパニックも暴走も起こさず17日間を過ごし、希望が見えてからはみんなで一筋の光を信じてこの日を待ったという、その精神力の強さ、統率するリーダーを柱とした素晴らしいチームワーク、そして、4か月はかかると言われた困難な救出劇を半分の期間に収縮させた技術の高さに、ただただ感動するばかりでした。そんな中でも愛人騒ぎを面白おかしく報道する輩には辟易。映画化されるそうですが、やっぱりこのエピソードはとりあげられるんでしょうね。それはともかく、事実は小説よりも奇なりなこの事件、映画では誰がリーダー役になるのかちょっと興味あります。ジェラルド・バトラーか、ブルース・ウィルスあたりかな。案外ロバート・デニーロとか。

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センチメンタルな秋

2010-10-12 21:33:31 | 雑感
連休明けの職場で、思わぬ訃報にふれました。40代のお母さん。今年中学生になったひとり息子と最愛のご主人を残し、旅立たれました。息子のYくんが小学校の時は、いつもご夫婦で運動会のPTA競技にも参加して、本当に幸せそのもののご家族でした。「中学の運動会、行きたかったなあ・・・」という最期の望みもかなわなくて・・・とご主人。

彼女の命を奪ったのは乳がん。治療方法も進み、生存率は上がっているとはいえ、やはり甘く見てはいけない病気なんだなあと、あらためて思いました。このブログを読んでくださる女性のみなさんも、「がん検診」受けてくださいね。
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正蔵 馬石 一之輔の会@六本木スプラッシュ

2010-10-10 21:59:42 | 落語・講談
正蔵さんの落語をちゃんと聴いたことがないのと、一之輔さんは同じエリアの住人らしい・・というので行ってきました六本木。ミッドタウンの出口から、叙々苑方面に住宅街の中にあるはすなんだけど・・・・???そこに向かうらしき人の列もみあたらない・・・わーこまったな、と思っていたら、なんかのぼりのようなものが。あったあったいや、マジでわかりにくい。しかもここって、ライブハウス??入ってすぐに立ち食いそば屋さんにあるような券売機もあるしちょっと謎な建物。
中に入るとらせん階段があり、地下の舞台に赤い毛氈を敷いた高座がしつらえてありました。自由席ですが、最後列まで6列なのでどこからでもよく見えます。

開演時間になると、普段着の男性が舞台前に並び、?と思ってよく見ると林家正蔵さん 隅田川馬石さん 春風亭一之輔さん。
着物着てないと普通のおじさんみたい正蔵さんも「わかりにくいところへようこそ。これって秘密クラブじゃないですよ。」と。
この3人の会は今回はじめてとのこと。隔月くらいのペースで開いていくそうです。馬石さんは「高いお金だしてオリジナルのぼり旗作っちゃったんで、よろしくお願いします!」と話していました。

開口一番は正蔵さんのお弟子さん。「自己紹介します。正蔵師匠の弟子です。」と、林家たこ平さん「時うどん」
たこ平さんはそう言いながらも名前を言い忘れたので、次に出てきた一之輔さんにつっこまれていました。関西の方が江戸前の正蔵さんに弟子入りして、上方落語の「時うどん」紆余曲折ですね~「うどん」もうちょっときれいに食べてくれると嬉しかったかも。

春風亭一之輔さんは「明烏」
二つ目さんですが、表情が豊かで噺も分かりやすい本格派でした。声がいいなあ。32歳には見えない落ち着き。

林家正蔵さんは「しじみ売り」そうきたか!
マクラは茨城駅前のハンバーガーショップ「ドムドム」の前にいた日立ギャルに「『ととのいました』系の人じゃね?」と言われた話。「しじみ売り」は志の輔さんのCDを繰り返し聴いては涙していますが、正蔵さんもいいです。しじみ売りの少年が可愛い。見知らぬ他人にお金をもらったが故に不幸になってしまった家族の生活をしょって、なおあどけなさを失わない元気な子、という感じかな。人物の描き分けもくっきりして楽しめました。

ここで仲入りですが、「何分ですか?」と聞いたら、「お客さんが落ち着いたら始めます」と。結構アバウト。

トリは墨田川馬石さんの「八五郎出世」
馬石さんは兵庫出身の方ですが、江戸っ子八五郎になりきって勢いよく、ほろっともさせられすっかりファンになりました。

3席ともたっぷりの熱演で満足。正蔵さんは豪華な襲名披露興行をされましたが、こんな小さな会場で手作りの会を開くセンスが素敵だな、と思いました。それから、他の落語家さんの高座で「正蔵の落語つまんない」というのがネタにされたりしていましたが、なんの。この人情噺ぴったり。やっぱり先入観にだまされず自分の目と耳で確かめないといけないですね。

ライブハウスなので、最後列の後ろはドリンクを出すカウンターになっているのですが、お店の人らしき方がビニールガサガサさせたりしてちょっとうるさかったです。マイクを使わない会のようなので、気をつけて欲しかったなあと少し残念でした。

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覚悟

2010-10-08 22:02:53 | 
書店でぶらぶらしていると、小さな猫の写真集が目にとまりました。それは、今はやりの変顔の猫でも、CMで話題になっている猫でもなく、痩せて毛並みバサバサの、でも瞳だけはしっかりとこちらを見つめ。見る者の心を捉えてはなさないような猫の写真でした。
タイトルは、「チロ愛死その猫は、ページをめくるごとに死に近づいていくようなオーラにくるまれていました。

アラーキーこと、荒木経惟さんの愛猫チロの最期の日々を撮ったこの写真集には、荒木さんのチロに対する愛がたくさん詰まっているように思えました。次第に弱々しくなり、小さなともしびが消えるように亡くなったチロ。荼毘にふされる直前のその姿は、まるで空に昇っていくようでした。そして。。。。とても衝撃だったのは、アラーキーさんがチロの遺骨まで撮っていたことです。驚いてページを閉じ売り場を離れましたが、なんだかきちんとみてあげなくてはいけないような気がしてまたその場に戻りました。すると、小学生くらいの女の子を連れたお母さんがその写真をじっと見つめ、涙ぐんでいました。そして、女の子の目にふれないようにそっと元の場所に戻していました。もしかしたら、ペットを亡くした経験のある方かもしれないですね。

そんなふうに肉体が亡びても骨になっても、なおチロを想う飼い主の気持ち、すごくよくわかります。いつかは来る別れに、耐えられるのかな・・・と、ものすごく切ない気持になり、帰宅してチャメを抱きしめました。
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10年先も君に恋して/最終回

2010-10-05 23:52:45 | テレビ番組
一時はどうなることかと心配でしたが、無事(でもないけど)最終回まで放映されて本当に嬉しいです。
内野さんの私生活はともかく、このお話めちゃくちゃツボでしたから。

出会った頃の気持ちをいつまでも忘れない・・・う~ん。そうなんだよね~そうなんだけど、夫婦の期間が長くなるとそういう熱い気持ちを素直に表わすことがだんだんできなくなってしまうからね。なんだかキュンとしてしまいましたよ。このおふたりの結婚式の写真、本当に素敵ですね。

そして、あーあ、終わっちゃったよ。。と思って余韻にひたっていたら、画面に長谷川博己さんが!鈴木京香さんのお相手か
舞台でもほーんとに素敵ですが、アップも素敵。ソフトなお顔なのにクールでスタイリッシュ来週からもこの時間はテレビの前で決まり。
NHKさんGood job!
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劇団☆新感線30周年興業(秋)豊年漫作チャンピオンまつり「鋼鉄番長」初日@サンシャイン劇場1階16列上手

2010-10-04 23:49:14 | 観劇/コンサート
今日はお休みだったので、なんとエリザベートと鋼鉄番長をマチソワしてしまいました
絢爛豪華なヨーロッパから、新感線のおポンチ・ネタものの世界・・・・
こちらは本当にナンセンスギャグ満載。スケバン刑事にガンダム、マジンガーZにアリエッティー、アバターまで出てきた・・・
客演の田辺誠一さんがまさかのスタイルで大ウケでした。パパラッチネタがあるのですが、「本当にそういうの迷惑なんだから。ウチノくんとかも。」・・・と、これまたまさかのうっちーネタで、ウケまくりでした。内野さんと田辺さん、同年代だよね。いいなあ、田辺さん。楽しそう。坂井真紀さんのスケバン刑事かわいかったな。

久しぶりの劇団員総出演という感じでした。池田成志さんも古田さんも踊る踊る!川原さんまですごいダンス。ちょっと息があがってましたけど。
初日とあって台詞が抜けちゃったりかんじゃったりが多発してましたが、そのたびにじゅんさんが鋭いツッコミいれてました。
古田さんはダンスも多いせいなのか、ダイエットの成果なのか、かなりスリムになっていてびっくりでした。東方神起風ダンスは意外にカッコよかったです。

お腹を抱えて笑ったけど、やっぱりマチソワは組み合わせ考えないときついなあ。。。と反省の一日でした。
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エリザベート1階C列下手サブセンター

2010-10-04 23:10:52 | 観劇/コンサート
長女と一緒に帝劇へ。長女はヴァンパイア以来、山口祐一郎さんのオーラの虜になったとのことで、
今回もトート閣下が出てくるたびに泣きそうになったと話していました。

今日は浦井くんの初日。オープニングで棺から起きあがった瞬間から、思わず「おかえりなさい!」と言いたくなりました。

9月まで宝塚BOYSで金蔵さんやっていた人とは思えないほどの見事な皇太子っぷり。ちゃんとオーストリアの人に見えちゃうのは欲目でしょうか。今日は瀬名じゅんさんのエリザベートで、この方も私にとってはお初。若い頃の歌はな~・・・と思いましたが、「夜のボート」では、すれ違う夫婦の感情がせつなく心に響きました。

山口閣下は、そりゃあもうパワフルでした。ダンスであんなに浦井君とからんでたっけ?あんなに踊ってたっけ?と、嬉しくなっちゃいました。また、閣下の声はほっといてもバズーカなんだから、あんなにエコーかけなくてもいいのになあ・・・と感じました。まあ、この世の人ではない感じを出すためにはとてもいいのかもしれないけれど。

カーテンコールは何度もあり、浦井君は岸エルマーにつっつかれたり山口閣下に前に押し出されたりしてましたが、ついにごあいさつはありませんでした。でも、満面の笑顔で頭にピストルのポーズ。可愛かったです。
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東西笑いの喬演@国立演芸場10列上手

2010-10-02 22:55:06 | 落語・講談
柳家喬太郎さん、笑福亭三喬さん。江戸前と上方のコラボ二人会。

<演目>
奥野君の選挙  桂 三金
転宅        笑福亭三喬
野ざらし      柳家喬太郎
     仲入り10分
いし         柳家喬太郎
次の御用日    笑福亭三喬

桂三金さんは、三枝さんの弟子で、「金」は元銀行員だからだそうです。巨体を生かした(?)デブネタでした。
落語家さんには、それぞれぴったりくる噺があるそうで、桂米團冶さんは若旦那、桂雀々さんはそのスジの人、三喬さんはよく「泥棒顔」と言われるそうで、「口のまわりに黒い丸を描くとほら。」う~ん。確かに。で、今回は泥棒ネタ「転宅」

喬太郎さんは長~いマクラの後、「野ざらし」今日はとっても楽しそう。
仲入り後は新作落語「いし」独身の男の人の部屋の前に毎日一個づつ石が置かれていく・・ちょっとシュールなお話でした。
トリは三喬さんのお白州もの。「次の御用日」江戸落語では「しゃっくり政談」とも言うそうです。

落語に興味をもったきっかけがNHK「ちりとてちん」だったせいもあって、上方落語の力の抜けた感じがいいなあ・・・と思います。
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