pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

増やせ筋肉!減らせ体脂肪!

2009-06-30 21:11:09 | 雑感

せまる盛夏に向けてか、テレビも新聞広告も、やたらダイエット企画が目に付きます。

かくいう私も、人間ドックで内臓脂肪を見るために腹まわりのCTスキャンをしてもらったところ、内蔵脂肪は少なめなので安心だったものの、まるでロールケーキのようについた皮下脂肪が・・・そして、先生の言うことには


「内臓脂肪はないけど、細いですね~筋肉。」

・・・と、いうわけで今日からスクワットと腹筋運動がんばります。


傘・・・・

2009-06-28 15:21:27 | 雑感

出かけようかと思ったら雨・・・で、今日は家でのんびり過ごすことに。

「傘」のことについて、先日志の輔さんが新宿の会で話していたことを思い出しました、

リニアモーターカーがいよいよ実用化というこの時代、つまり電車も浮く時代なのに、なんで「傘」は相変わらずあの「傘」なんでしょうねえ・・だって、あの小野道風が傘もって立ってて、そばにカエルが跳ねてる、あそこから傘って、ほとんど変わってませんよねえ・・と。リニアみたいに、頭の上になんか浮いてる、みたいな傘があってもいいですよねえ。。。


はいはい、私も同感。子供たちが小さいころは完全防水のレインウェアとレインハットで自転車乗っていましたが、やはり外側はずぶぬれなんですね。あの不快感はたまらない。傘ならあそこまではぬれないけれど、なんかこう、体全体を覆う透明バリアみたいなものがあってもいいのになあ。。なんて思う雨の午後でいた。最近、なんかちょっとウツっぽいかも。

 


志の輔らくご21世紀は21日@新宿明治安田生命ホール

2009-06-21 23:59:23 | 志の輔らくご

今回の前座は志の八さんの「たらちね」以前も若い噺家さんが前座でやっていましたが、この演目は江戸の長屋にお嫁に来た京の雅なお嫁さんの噺なので、京ことばが巧みな噺家さんだともっと面白いんじゃないかな・・と、生意気にも思ってしまいました。


志の輔さんの一席目は「大名房五郎」江戸が大飢饉にみまわれた時代、茶室を作ろうという豪商と、名人大工房五郎さんの「掛け軸」をめぐる噺です。マクラは天から降ってくるおたまじゃくし。この新宿の会は本当に雨が多いので、そのあたりでも笑いをとってました。

松元ヒロさんの時事マイムをはさんで、なんと二席目は先月ちょっとさわりを聞かせてくれた森鴎外「高瀬舟」の語りでした。一席目の「大名房五郎」は55分もある大ネタで、本当は2席目にもってくることが多いそうですが、この「高瀬舟」でしめるためにあえてこの構成にしたようです。「落語でも、講談でも、浪曲でもありません。」と、ことわる志の輔さん。鉄九郎さんの三味線も要所要所で入り、ぐっと引き込まれる語りでした。落語を期待してこの会に来た人たちも多いと思いますが、私としては、ものすごくラッキーでした。志の輔さんが語る同心と弟殺しの罪人のやりとりに、鳥肌が立つ思いでした。先月は裁判員制度のマクラにひっかけてサワリだけを語ってくれましたが、今回はこの短編を志の輔さんの味付けでじっくりと聞かせていただきました。

「高瀬舟、読みきりでございました。」と深く頭を下げる志の輔さん。「来月は太宰治かな。。。」と笑いをとってましたが、こういう名人の語りをもっともっと聞きたいです。

「大名房五郎」も「高瀬舟」も円生さんの演目だったとか。志の輔さんも、その域を目指しておられるのでしょう。今月もとっても得した気分で会場を出ました。うれしくなりついでに、タカシマヤのバーゲンでワンピース買っちゃいました!父の日のケーキもね。こちらはアンリ・シャルパンティエでございます。おいしかった~

 

           

             


MAN ON WIRE@テアトルタイムズスクエア

2009-06-20 23:26:33 | 映画/DVD

2008年アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞受賞作品。夫とふたりで観にいきました。

夫は9.11以前からN.Y.のワールド・トレードセンターのツインタワーにとってもこだわりがあり、実際にWTCの2つのビルを綱渡りしてしまったフランスの大道芸人フィリップ・プティ氏よりも、むしろWTCの建設経過映像のほうに興味津々でした。独身時代から夕暮れのビッグ・アップルの大きなポスターを部屋に貼っていましたから。あのツインタワーがそこからすっぽりなくなった時にはかなりショックを受けていました。・・って、世界中がショック受けてましたけどね。

トシがばれますが、私もうっすらとこの綱渡りのニュースをテレビでみた覚えがあります。特にフィリップ・プティ氏が手塚治虫作品に出てくるキャラに似ていたという記憶が強い。この映画のインタビューでしゃべりまくるプティ氏はまさにその容貌でした。

驚くべきは、プティ氏がノートルダム寺院やオーストラリアで綱渡りして場数をこなしながら、WTCの建設計画の時点から「ここで綱渡りしよう」と心に決めていたことですね。そして、やはりなんといってもそこに至るための周到な準備。200kgもあるワイヤーをふたつのビルに張るわけですから。どうやったと思います~??その緻密な計画には驚くばかりです。しかし、これは立派な犯罪なんですね。逮捕しようとするおまわりさんが、「すごいもん見た。」と口走っちゃうのもよくわかります。


プティ氏はなんと45分も綱を行ったり来たり、寝そべったりひざまずいたり、すごいです。しかし、こうやって人生綱渡りばっかりしてる人って、なんというか、アドレナリンジャンキーなのかな。哲学的な扱いですが、ご本人は「そこに綱があるから渡る」的な感じがしました。安定志向な私たちにはとてもまね出来ません・・・


人間ドッグ2009

2009-06-18 23:57:52 | 雑感

今年も仲良し3人組(?)で恒例の人間ドッグへ。まあ、トシもトシなのであちこちひっかかってはいますが、そこそこの結果。消化器健診のバリウム退散を待つ間のおしゃべりが至福のときです。年に一度の心と体のメンテナンスというわけですね。以前はドッグとセットになったランチはサンシャインシティ高層階のトリアノンでしたが、今回はプリンスホテルのロビーラウンジで。お味はまあまあですが、何時間くっちゃべっていても大丈夫なのでゆっくりできました。気がつくと4時間超それでも帰りの電車の中までも尽きぬおしゃべり。リフレッシュした一日ではありました。・・・・が、肝心のバリウム退散のほうは、日付変わってんのにまだまだです。。。このまま固まっちゃったら

ちょっとビビリモードです。。


写真はサンシャインシティの沖縄フェアのシーサーです。悪霊退散!


女の一生@三越劇場2階最前列

2009-06-13 22:35:43 | 観劇/コンサート

実家の母、姉と三人で三越劇場へ。演目は新派ファンの母の希望で「女の一生」です。

俳優さんたちの年齢層も観客の年齢層も高そうな演目。正直、あんまり期待せずに出かけたのですが、とても良かったです。主人公・布引けいを演じた波乃久里子さん、うまい!堤家・女主人の司葉子さん、美しい!風間杜夫さんや中山仁さんも頑張っていましたが、男性陣ではやはり安井昌二さんが重厚で印象的でした。

杉村春子さんの「布引けい」のあとを継ぐのは大変なプレッシャーだったと思いますが、

「誰が選んでくれたのでもない、自分で選んで歩きだした道ですもの。」という名台詞がぴたっとはまってお見事でした。

三越劇場2階最前列はとっても観やすかったのですが、2階に上がるエレベーター等がなく、しかも階段の幅が狭くて勾配が急。百貨店の中とはいえ、高齢者には優しくない構造だったのがちょっと残念でした。

帰りは2階のカフェ・ウィーンでお茶。大好きなアプフェル・シュトルデルを楽しみにしていたのですが、これは冬限定とのことで、ザッハトルテをいただきました。


桂文珍 大東京独演会@国立劇場小劇場3列上手

2009-06-11 22:54:17 | 落語・講談

          


志の輔さんとともに、前々からきいてみたいと思っていた桂文珍さんの独演会に行ってきました。今回はリクエスト落語会ということで、どんな感じかな~?と思ったら、会場で配られた落語40題の中から、お客さんに選んでもらったものを演じるという形でした。投票?と思ったら、なんと文珍さん自身が客席に向かって「この中でやってほしいものありまっか?手を上げてくださ~い!」みたいな感じで呼びかけるのです。ちょっとびっくり。

客席からも「はい!『らくだ』おねがいします」「『商社殺油地獄』おねがいします」と、反応あり。挙手の方々も多すぎず少なすぎずいい感じ。初心者の私は個人的には「地獄八景亡者戯」とかきいてみたいなあと思いましたが、ここはこらえて慣れた方々のリクエストにお任せ。結果、「新版 七度狐」「百年目」「老婆の休日」が選ばれました。


文珍さんは「新版 七度狐」をリクエストした男性に、「この噺、どこでききはりましたか?」と質問。「米朝さんで。」という答えが返ってくると、「もっともっと面白くします。」とにっこり。

この噺は、お伊勢参りから帰ってくる途中の情景から入ります。

「野辺へ出てまいりますと、れんげたんぽぽの花盛り。向こうからやってくるのは、お伊勢さんからの帰りの連中と見えて、人数が百名ほど。そろいの笠をかぶって、囃子ながらやってきます。その道中の陽気なこと~♪」そして下座から『伊勢音頭』。これ!これ!「ちりとてちん」で渡瀬恒彦師匠がやってたやつだ~!あれは「愛宕山」でしたが、いろんな落語でこのフレーズが使われるみたいですね。情景が目に浮かんで楽しいこと!

文珍師匠のあのなんともいえない「間」がいいです。女道楽師「内海英華」さんの都々逸をはさんで次は「百年目」。この噺は4月の前進座劇場で志の輔さんが演じていました。噺家さんによって全く違ったイメージになるのがよくわかりました。
仲入りで時計を見てびっくり。ここまでで、既に予定より45分も過ぎていました。「七度狐」も「百年目」も大ネタなので文珍さんも力が入ったのでしょう。ラッキー。

「老婆の休日」は、病院での老人たちの楽しいエピソードを並べたライトなお話でした。文珍さんのお母様も84歳だそうなので、かなり具体的なエピソードも。過激な言葉も決して下品にならないのはお人柄でしょう。最後は、「はなし下手、笑い上手に助けられ」と結び、深々と頭を下げていらっしゃいました。この腰の低さときらっと光る知性がいいなあ。。。

来年4月には、おとなりの大劇場で10日連続の会を開かれるそうです。すっかりファンになりましたので、絶対チケットとりたいと思います。


映画情報!TAJOMARU

2009-06-08 00:38:57 | 映画/DVD

9月に公開予定の小栗旬くんの新作主演映画は「TAJOMARU」!

どっかで聞いたことのあるお名前・・と思ったら、内野さんが演じた劇団ガジラ「藪の中」の多襄丸だ!芥川龍之介の名作ですね。内野さんのムキムキの二の腕、セクシーな多襄丸が印象的でした。あれを小栗くんがやるのね・・・・しかし、今の今まで、多襄丸じゃなくて多丸だと思い込んでいた私って腐女子・・・

生舞台でみたいなあ。


重力ピエロ/伊坂幸太郎

2009-06-07 19:03:14 | 私の本棚

連続放火事件の現場に残された謎のグラフィティアート。無意味な言葉の羅列に見える落書きは、一体何を意味するのか?キーワードは、放火と落書きと遺伝子のルール。とある兄弟の物語。


伊坂幸太郎さんの作品は初めて読みました。話題の映画の原作でもありましたが、今回は迷うことなく先に原作を。

・・・・う~ん。。。母親がレイプされるという不幸な出来事によって、絶世の美少年、春くんは出生時から重い十字架を背負っています。その呪縛は、両親が春くんを生むと決めた以上、どうすることもできず一生彼につきまとうものであるわけです。その母は亡くなり、父は癌に冒されている。今や春くんの味方になれるのは兄・泉水のみ。そんな中で起きる連続放火事件に謎のグラフィティーアート(スプレーの悪戯描き)。

遺伝子がキーワードになって兄・泉水が少しづつ謎解きをしていくわけですが、苦しみつつとはいえ重力から開放されたかのように軽やかに罪を犯し、償いが描かれていないのはどうかな・・・それでいいのかな・・・確かに不幸な出生には辛いものがあるけれど、そんなに簡単なことで許されてよいものやら・・・だって放火の先にあるものはもっとすごい罪なのですから。いくら相手が極悪人でも、それはないんじゃないかなあ・・などと、軽やかに二階から落ちてくる美少年・春くんを思いながらも考えてしまいました。映画は・・DVDになってから借りようかな。


女信長@青山劇場1階E列下手

2009-06-06 22:29:58 | 観劇/コンサート

黒木メイサさんが女信長!?中川晃教くんが明智光秀!?石田純一さんが斉藤道三!?山崎銀之丞さんが徳川家康?!

・・・・まあ、信長が女だったという奇抜なお話ながら、黒木メイサさんのシャープな信長姿と、アッキーの歌声めあてに青山劇場へ。


オープニングは結構おしゃれ。アッキーの歌とキャストの群舞が楽しめます。ただ、まあ奇抜なフィクションだからそこを楽しめばいいのでしょうが、衣装も髪型もなぁ・・・チラシの写真とはだいぶ違い、まるでゲームの世界の人たちのようでした。織田信長、徳川家康、豊臣秀吉、明智光秀に浅井長政、斉藤道三に今川義元、お市の方に濃姫と、大河ドラマでも常連のような方々が金髪とか、今どきのヘアスタイルで登場されるとかなり違和感ありで。。。衣装もねえ・・新感線のいのうえ歌舞伎などもかなりデフォルメしていますが、今回はちょっと私には無理な感じでした。



中川君は歌う場面が4回あります。特に最後の曲は鳥肌もの。今回のアッキーは演技も安定している感じ。最後の方で信長と激しく言い合うシーンでは、アッキーの感情が昂ぶった時によく出るクセが。手元に注目ですよ~このシーン、相当頑張っていて、こちらも手に汗握ってしまいます。メイサさんは本当に美しいし、劇中で踊る姿はセクシーでもあります。懐かしい曲も出てきます。


ただ、結構若い世代に受けそうな作りの舞台なのに、女は愛するんじゃなくて愛されてこそ本物。とか、女はみんな弱いもの。とか、愛におぼれた女は男の意のまま。などなど、かなり男目線な作品で、ちょっと受け入れ難い感じも。メイサさんにセクシーギャグやらせたりするのもなんだか余計な感じがしました。お隣に座っていたおじさんは色っぽいシーンでめちゃくちゃ受けてましたから、この作品は男女で相当感じ方がちがうのでしょう。


20分の休憩はさんで2時間30分。プログラムは2500円もしたので買いませんでしたが、イケメンくんたちが結構出演。南沙織さんの息子さんも(どの役かわかりませんでしたが)ご出演のようでした。

検索したら、もうサンスポでアッキーとメイサさんの舞台写真が出ていました。こんな感じです。→ここ


今拓哉さん@はなまるマーケット

2009-06-02 22:53:26 | テレビ番組

朝一番でうさぎさんから「今日の○に、岩崎ご夫妻ご出演だって。今ご夫妻じゃないのね~しかたないけど。」というが到着。

すわっ!!ノーチェックだった!と、早速録画。

ほとんどがお二人の生活っぷりと岩崎さんの新アルバムの宣伝でしたが、今さんのジャベール映像も。ワタシ的には神に祈りを捧げる一瞬が観たかったけれど、「スターズ」を謳いあげる今さんの姿が映っただけでも胸いっぱいでございましたよ。


         


「岩崎さんの歌声、本当に素晴らしいですよね~」とほめられた時に、「いえ、今さんの歌声を一度聴いてください。本当に気品に満ちて素晴らしいんですよ。」と言ってほしかったな~・・


話は違いますが、蜷川さんの「コースト・オブ・ユートピア」の大きな記事が朝日にのっていました。蜷川常連の俳優陣に加え石丸幹二さんや麻実れいさん、勝村政信さん、阿部寛さん、別所哲也さんなど、超豪華キャスト。し・・しかし、上演時間9時間超って・・・・しかも通しで29000円って・・・体力ないといかれませんね~長谷川博己さんや大石継太さんも出るし観たいけど・・・・・う~ん。3部別々に観るって手もあるけど、3日間渋谷に通うのも大変だしなあ・・悩みます。