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pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

インフルエンザおそるべし。

2009-09-29 23:40:01 | 雑感

インフルエンザの猛威がじわりじわりとやってきています。
近所の中学校は学校閉鎖。公立校も私立校も学級閉鎖が相次いでいます。

楽しみにしていたおまつりや運動会なども中止や延期になり、このあと冬が近づき、季節性のインフルエンザの波がやってきた日には一体世の中はどうなるのでしょうね~・・

今日みていたWHOの女性医師の取材番組で、タイの様子などが明らかにされていましたが、100人単位で患者が亡くなるという異常な状況なようです。ある病院では、インフルエンザで集中治療室入りになって還ってきた人はいないとか。こわいよ~

しかも、若くて元気な人の死亡率が高いとか。

こんな状況では、やはり劇場でもマスク着用必須ですかね。

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ホノカアボーイ

2009-09-26 23:44:26 | 映画/DVD

岡田将生くん。さわやかな笑顔のポスターを、友人と2人で見て「この子、かわいいねえ・・」と言ってたのはついこの間のような気がしますが、あれよあれよと言う間にすっかりイケメン代表のようになってしまいましたね~

やさしくて、ナチュラルで、草食系男子っていいなあ・・・
この映画は、ポーターでおなじみ吉田カバンの社長さんの息子である吉田玲雄さんの体験に基づいた小説が原作だそうですが、ハワイ島のなんともいえないの~んびりした空気感が素敵でした。レオにご飯を食べさせてくれるビーこと賠償千恵子さんもとっても素敵。喜味こいしさんが素敵な不良おじいちゃん「コイチさん」で出色。
「年とってやっちゃいけないことなんて、何もないんだよ。」という言葉にじーんときました。

ネットで検索していたら玲雄さんの結婚式のお写真も出てきましたが、岡田くんに劣らず素敵な方でした。

余談ですけど、朝の番組で「歴女」たちが武将の姿でパレードしてる映像があり、コメンテーターが「最近の若い男の子って、お小姓みたいな子が多いから彼女たちが自分で武将やっちゃうんですかね~」と言ってたのが印象的でした。

なんと言われても、私は草食系の男の子、好きだなあ・・・

芳雄くんとか浦井くんとか岡田くんとかね~

内野さんや小栗くんは何食系ですかね???

 

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カムイ外伝

2009-09-23 20:53:35 | 映画/DVD

その昔、なんだかよくわからないけれど恐ろしい感じのマンガだった白土三平「カムイ外伝」。宮藤官九郎さんの脚本、松山ケンイチさんの素敵なポスターにつられ、長女と一緒に観にいきました。今日はレディース・デイだったんですね

し・・・しかし、甘かった。。。そうだった、カムイは下人で抜け忍、血しぶきに飛び散る人体・・・だったのをすっかり忘れて浮かれておりました。しょっぱなからハードな画面がこれでもか、これでもか状態。あんなもんが目に!!その目がええ~っっっといった感じで、流血NGな私は目をつぶりっぱなしで、しかもそのまま気を失う(って、寝ちゃっただけ)というていたらくでした。

キャストは素晴らしいんですよ~松山くんに小雪さん、小林薫さんに佐藤浩市さん(バカ殿)にワタリ衆・不動に伊藤英明さん。伊藤さんが極悪人を演じるのは初めて観ました。

そしてそして、サプライズは森山開次さん!CMでも上半身裸で踊る姿が印象的で際立っていたので、もしや?と思っていたら、やはり森山さんでした。ものすごい存在感です。

客席には、昔の少年がいっぱいいました。きっと「ガロ」とか夢中で読んでたひとたちなんでしょうね。逃げても逃げても追ってくる追忍。ポーンポーンと宙を飛び、斬りまくるカムイは本当に劇画そのものでした。忍者好きの男の子にはたまらないでしょうねえ。

エタ・と言われた人々の悲しみとか差別の悲惨とかは意外とあっさりで、痛快活劇風な仕上がりです。でも、クドカンさんにしてはおふざけなしの真面目な脚本でした。

 

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グラン・トリノ

2009-09-22 23:24:14 | 映画/DVD

クリント・イーストウッドという人は、本当にすごい。

チェンジリング」でも感じた「あきらめずに生きる。最後まで信念を貫き通し、自分の人生にけじめをつける。」という一徹さに圧倒されました。

伴侶を失った老人が、葬儀の後ひとりになっても周囲の心配をよそに自分の生活を貫く。離れて暮らす息子夫婦や孫の素行にも一言いわずにはおられない頑固ジジイ。その彼が、今までは偏見をもっていたアジア系の隣人に親しみを感じはじめ、ふとしたきっかけから老人の宝物「グラン・トリノ」を盗みに入った気弱なモン族の青年を助ける。青年を追い詰める不良に対し、強引な方法で解決を図ろうとし、かえって隣人一族に不幸をもたらしてしまった老人は、ある決意をし、ひとりで不良たちに立ち向かう。

自分のしでかしたことにケリをつける。過去の戦争の中でしたことへの後悔、隣人を不幸に引きずり込んだことへの懺悔。その決着のさせかたは、いろいろな想いすべてに対する老人なりの総括だったに違いありません。

当日、老人は若い牧師に今までしたこともない懺悔をし、散髪をし、服をあつらえ、そこに向かいます。そして、ピストルをぶっぱなすよりもはるかに確かな方法で彼らを倒す。命をかけて。

すごい。これって、武士道じゃありませんか。そのあまりのかっこよさに、私は圧倒されっぱなしでした。

「グラン・トリノ」は、この老人が製造にかかわったフォード社1972年のスポーツ・タイプの車。ピカピカに磨き上げられ、古くても立派な佇まいと何より誇りを持つ存在。つまりこの老人そのものだったわけです。最後にクリント・イーストウッド自身がしわがれ声で歌う「グラン・トリノ」の曲に涙が出ました。

こんなに口は悪くないけれど、この老人のこの精神、年老いても誰にも頼らず自分の足で立ち、きりっと歩んでいこうとする姿は、義父の姿と重なります。もう高齢すぎて地方で暮らすのは無理だから東京に戻るか、どうしても伊豆で暮らすなら良いホームを探そうとみんながいくら言っても耳を貸さずに今の生活を守ろうとする義父に。あ~また泣けちゃう。

この映画でも出しゃばりな嫁がマジックハンドだのプッシュボタンのやたら大きな電話だのを、したり顔で義父にプレゼントしていやな顔されたり、老人ホームのパンフレット見せて「ほらあ!高級ホテルみたいですよお!」とか言ってたたき出されたりしてたなあ・・そのおせっかいっぷりが自分と重なり・・・やっぱり老人には老人の考えがあるんだよね~などと胸の痛い作品でもありました。

 しっかし、クリント・イーストウッドは年老いても本当に立ち姿が美しい。かっこいいい老人でありました。

 

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シルバー・ウィーク

2009-09-21 21:30:58 | 雑感

シルバー・ウィークはゆっくりのんびり・・と思っていましたが、伊豆高原の夫の実家へいったり、夫と湾岸ドライブに行ったり、実家の母を連れて秩父ミューズパークへ来たりと、忙しい日々になりました。落語も行っちゃったしね・・・

しかし、近場でも結構楽しめるものですね。ここは秩父。コテージの窓を開ければ緑がいっぱい。広い温泉は貸切状態でゆったり。コツンコツンと音がするので何かと思ったら栗がはぜてたくさん落ちてきていたので、母と一緒に沢山拾いました。

ここは元は西武の経営でしたが、今は秩父市が買い取って管理しているとのことです。100棟もあるコテージ群。奥まったあたりはちょっと管理しきれていない様子。でも、高齢者連れということでフロント棟や温泉棟に近いコテージにしてもらうことができ、ラッキーでした。室内も清掃が行き届き、とっても良かったです。何よりのんびりできて最高!

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立川流特選会 立川志らく・談笑二人会@よみうりホール2階E列上手

2009-09-20 22:56:20 | 落語・講談

よみうりホールで立川志らくさんと談笑さんの二人会を聴いてきました。ふたりとも志の輔さんの兄弟弟子ですね。生で聴くのははじめてです。

まず登場は談笑さん。いきなりの「のりピー」ネタ。さすが時勢を読み込んでますね。押尾学さんと清水健太郎さんのシャブネタなども。この方、すっごく型破り???と、思いきや、一席目の「子別れ」には泣かされました。時代をサンシャイン60建設当時に設定。別れた父は東京タワーや霞ヶ関ビル、貿易センタービルを建て、今はサンシャイン60の現場にいるというゼネコン関係。(?)

息子は父を「ウルトラマンのような人」と尊敬し、友達には「とうちゃんは東京タワー建てたんだぞ」と自慢しています。この親子の再会の場面が泣かせます。別れた父の顔をそっと覗き込むさま、ためらい、うつむきながら問いに答える様子。子どもの動き、よく研究してるなあ・・・それだけで泣けます。

そして元父からもらった500円札を見た母が、「ひとさまのお金に手をつけたのか?その悪い手はこれか?!」と切り落とそうとすれば、「おかあちゃん!ごめん!針をおくれ!嘘ついたから針のむよ!」という、そのやりとりがまた泣ける。子はかすがいとは、よく言ったもんです。

2席目は志らくさん「疝気の虫」
以前、志の輔さんが、この噺はまるでミクロの決死圏みたいなすごいSFです。こういう噺を昔の人が考えたなんて本当にすごい想像力・・とおっしゃっていましたが、本当にすごい。そして、地味で静かな感じのする志らくさんが、いきなり疝気の虫になって「ブキャー!」となるところがすごいサプライズ。その表現の豊かさには驚きました。

仲入り後は談笑さんが居酒屋改作の「イラサリマケリ」と、志らくさんの「紺屋高尾」。どちらも楽しかったです。

一階席はM列以降が自由席だったので、仲入りの時間に一階席の様子を見ましたが、なんだか2階のほうがゆったり感があったので、移動はやめにしました。また贔屓が増えちゃった~

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パトリック・スウェイジさん逝く

2009-09-15 22:25:17 | 映画/DVD

夕刊を見て驚きました。パトリック・スウェイジといえば、やはりデミ・ムーアと共演した「ゴースト~ニューヨークの幻」が有名ですが、私はなんといってもキアヌ・リーヴスと共演の「ハート・ブルー」の印象が強いです。

キアヌが大好きで、飽きることなくこのビデオを観ていた私ですが、ギャングとして若い刑事ジョニー・ユタ(キアヌ)を翻弄しつつ、同じアドレナリン・ジャンキーであることを意識させ、成長させる伝説のサーファーを演じたのがパトリック・スウェイジでした。ものすごい存在感と色気。57歳は若すぎます。心からご冥福をお祈りいたします。

この作品、監督はキャスリン・ピグローという女性ですが、彼女もきっとキアヌとパトリックが大好きだったに違いない。と、確信させられる絶品映画です。キアヌの魅力は300%この作品と「スピード」で、すっかりはまったのに、「マトリックス」の2作目以降はなんだかゲームの中の人みたいに思えてしまい、最近は疎遠()になっています。「ディアボロス」などでも成功していたのに、「マトリックス」以降はなんだかなー・・・作品選びというのは難しいですね。

邦題は「ハート・ブルー」ですが、原題”POINT BREAK”は、サーファーの憧れる究極の波の崩れ落ちる瞬間をあらわしています。作品のテーマにぴったりの題名。なんでハート・ブルーにしちゃったんだろ。

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前世はカタブツ・・・?

2009-09-13 21:58:36 | 雑感

miniさんのブログで知った「前世うらない」をやってみました。私は「護る者」属「カタブツ騎士」でした。しかも善人度90%悪人度10%。自らの剣を捧げた者に忠誠を誓い、国をそして、人々を守る気高き「護る者」

まあ、そんなような仕事してるんで(婦警さんじゃありません。)
いいかなあとも思いますけど、つまり保守的で融通がきかないってことですね。ちなみに夫は「治す者」属「マッド・ドクター」で善人度10%悪人度90%でした。正反対。スゴイのが出てきたね~。
命の尊厳を無視し、自らの知的好奇心や探求心の赴くままに行動する「治す者」
やっぱりね~。だから喧嘩になるわけだ。

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就活前に愛を叫ぶ@エアーズロック

2009-09-09 14:49:06 | 雑感

   

大学の夏休みが終わり、本格的な就職活動が始まる前にどうしてももう一度と、オーストラリアに出かけていた次女が帰国しました。今回は観光オンリーということで、野生のコアラ探しだの、イルカ・クジラウォッチングだの、美しいグリーン島だのと、あちこちめぐって来たようです。

特に「世界の中心で愛を叫ぶ」で超人気スポットとなったエアーズロックでは、テントに泊まって日の出を見るという、寝坊の次女にしてはびっくりな企画。外国でテントになんか泊まって本当に大丈夫なの?と心配する親を尻目にその感動を満喫してきたようです。

まことにうらやましいことよ。。。。就活もがんばれよ。

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ジェーン・エア@日生劇場1階A列センター

2009-09-08 20:44:33 | 観劇/コンサート

              

 

今週はかなり遅めの夏休みをとっていますので、昨日の試写会に続き、今日は日生劇場へ。平日マチネなのに満員御礼!

舞台上と両サイドにはSP席が設けられていますが、これがかなり高い位置にあり、ベガーズ・オペラやファンタスティックのような客席いじりは一切ありませんでした。なんでああいう席にしたのかな~??

オケピは舞台奥なので、私の目の前はすぐ舞台。イングランドの荒野のようなセットです。土の下から植物の根っこが出ていたり、開いた松かさのような実が散らばっていたり、シンプルながらなかなかの凝りようでした。このシンプルな舞台で、小道具の展開のみで場面を変えて話が進んでいきます。一切の無駄をそぎ落とし、観る人の想像力をかきたてる演出はさすがケアードさん。「錦繍」の舞台を彷彿とさせました。

不勉強な私はジェーン・エアのストーリーについて「自分で人生を切り拓く強い女の物語」という程度しか知りませんでしたが、幼いジェーンが早くに父母と死に別れ、意地悪な親戚にうとまれ、寄宿学校で辛い思いをし・・・ん??この話、「小公女」に似てる!岩波少年少女文庫で擦り切れるまで読んでは爆泣きしていたあのお話に!

・・・てなわけで、のっけから号泣モード。また、上手いんですよ、子役ちゃんが。もう、あの子が出てきただけで泣けてしまい、すっかり感情移入でした。リトルコゼット経験者の子みたいですが、マジうまいです。その子も、ジェーンが家庭教師に入ったロチェスター家のお嬢ちゃまも、(こちらは明るくておちゃめ担当。)可愛くて上手い。子役恐るべしです。

ポール・ゴードンの音楽もとても素敵で、この悲しく美しく力強い話にぴったりだと思いました。とにかく松たかこさんが凄いです。ストーリー・テラーとして、2時間40分出ずっぱり。伸びのある歌声、説得力のある演技にキラキラ光る大きな瞳とピカピカの肌。そして、力強く優しいジェーン。

松さんは好みが分かれる女優さんですが、私は好きだなあ・・好意を寄せる主人ロチェスターに美しい貴族の娘の出現で自分の容姿や身分に自身を失い、感情を爆発させるところなど、思わずぐっときてしまいました。その貴族の娘、二期会のソプラノ歌手、幸田浩子さんの声も素晴らしかったです。

さとしさんもかなり頑張っています。某シーンのファルセットにはびっくり!美形・阿部よしつぐさんと小西遼生くんも登場。オールバックがなお美しいよしつぐさんはカーテンコールの時、本当に手をのばせば届くほど目の前で、ぷ~さんと代わってあげたいほどでした。

と、いうわけで久々に思いっきり泣いてきました。ただ一点、ただ一点、大団円のめちゃくちゃ悲しく美しい場面だというのに、どうしても笑いのツボに入ってしまう某プリンシパル・キャストの特殊メイクがあり、それだけ困った。。ホントにひどい私でした。

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TAJOMARU試写会@東京厚生年金会館

2009-09-07 23:58:29 | 映画/DVD

         

長女とふたりで夜の新宿厚生年金へ。

「芥川龍之介×小栗旬!世紀を超えるコラボが実現!!」・・・というコピーですが、芥川の「藪の中」ベースの映画とはいえ、旅人夫婦と盗人多襄丸の三者三様の告白で構成され、人間のエゴを描いた原作とはかなり違い、登場人物も背景も相当膨らました別の物語になっていました。「藪の中」自体がかなりな短編なので無理ないとは思いますが、なんで「多襄丸」だったんだろうなあ・・???

とはいえ、小栗くんの多襄丸、品があってワイルドでとっても素敵です。育ちの良いぼんぼんがいきなりの転落、逃避行、裏切り、様々な試練を経てどんどん男っぽく成長していく。小栗くんのこういう姿が見たかった!というほど魅力200%な映画でした。

ショーケンこと萩原健一さんが快演です。あんなショーケンの姿、誰が想像したでしょう・・・

そしてまたまた柴本幸さん、お姫様です。ひっぱりだこですね~しかし、「藪の中」の女御の複雑な心の変化をよく表現されていたと思います。

しっかし、2000席の厚生年金で試写会はいいけど、客席マナーの酷さには辟易しました。無料だからガマンなんですかね。。

 

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情報~乱歩歌舞伎第2弾 京乱噂鉤爪―人間豹の最期―

2009-09-05 21:24:47 | 観劇/コンサート

ノーマークだったのですが、昨年に続き、高麗屋親子の乱歩歌舞伎「人間豹」の続編が国立劇場で・・という新聞広告。さっそくチケットGET.

染五郎さん幸四郎さんのこの芝居にかける情熱いかばかりか・・・第一弾はドキュメンタリーも放映されましたね。またまた楽しみが増えました。

     ←こっちのチラシより、幸四郎様親子のスーツ姿に惹かれてしまうのは何故なの~

今回は、センターブロック前方席が「特別席」となり、12000円、サブセンターやサイドはかなり割安。この設定いいですね。最前列でもサイドは見にくいですからね。帝劇などもそうして欲しいなあ。。

平成中村座では、「お大尽席」というのがあるようです。座ってみたいかも。ビンボーだけどお大尽。

 

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たぬきのちょうちん 浜田廣介

2009-09-02 23:59:28 | 私の本棚

久しぶりにこの絵本を手にとって、しみじみしました。
秋だからですかね~「泣いた赤鬼」も好きです。ひろすけ童話を読むと、本当に優しい気持ちになれます。

おじいさんのたぬきがいました。
年をとって、最近では尻尾をかかえてじっと空をながめてすわっているだけでした。

「おじいさん、何をみているの?」まごのたぬきがききます。
おじいさんたぬきは、

「空と雲を見ていると、昔のことがおもいだせるんだよ」
と、わかいころの話をしてきかせました。

そして、おじいさんたぬきのおじいさんから
いわれた話を、まごのたぬきにしてきかせました。
おじいさんのおじいさんは

「お前はけして気のきく子では
ないけれど、なにかひとつしっかりおぼえて
役にたてればそれでいいんだ。」

と言って、化け方をおしえてくれました。。
何に化けたいかときかれたおじいさんは、
いろいろ考えたすえに、暗い晩でもあかりをともせる
ちょうちんがいいと思いつきました。

こどもだったおじいさんは、いっしょうけんめい
化け方をならいました。

まごのたぬきがききました。
「そのちょうちんを誰がもっていたの?」

おじいさんはこたえます。「お祭りのばん、村のはずれの
ヤナギの木にぽつんと下がっていたんだよ」
お祭りの帰りの人が、ちょうちんのあかりをありがたがって
とおっていくのが、うれしくて今でも時々思い出すんだよ、と話してきかせました。

まごのたぬきは
おじいさんがなぜうれしかったか、わかりました。
そして、おじいさんに言いました。
「ぼくにもその化け方をおしえて。人がうれしく思って
くれるなら、ぼくも化けてそのちょうちんになる」って。

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