pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

扇辰日○和@プリモ芸術工房 最前列

2019-11-30 20:02:19 | ミュージアム
 
 
 
この沿線には親族も住んでいますが、洗足という駅には初めて降りました。今、一番気になっている入船亭扇辰師匠が落語と朗読の会をやるというのでとびつきました。
・・・飛びついといてよかったです。この洗足駅まん前のホールは、最大50席。トイレは男女1つずつという小さい空間。でも、あちこちにこの看板のような小さな絵が飾ってあり、清潔感のあるこじゃれたホールでした。ピアノコンサートなどもよく開かれているそうです。高座からこの近さはおいしいです。
 
 
さて、今回の演目は
 
入船亭小辰 いかけや
入船亭扇辰 火事息子
仲入り
入船亭小辰 朗読・黒井千次「冷たい仕事」
入船亭扇辰 朗読・原田マハ「ドライビング・ミス・アンジー」
 
小辰くんの 「いかけや」や「うなぎや」をからかう子どもたちがめちゃくちゃ可愛い彼自身、こんな子どもだったのかも。
待ってました!の扇辰師匠の「火事息子」。その時代の火消したちや、燃え上がりそうな蔵が見えるようでした。勘当された息子の全身の刺青までも。思うようにいかなかった息子と父母の再会シーンっでは、思わず泣かされましたこの素敵なホールが商家の居間に見えてしまう魔法のすごさ扇辰師匠おそるべし。
仲入りのあとはいよいよ朗読タイム。私は寝る前にYoutubeで朗読を聞くのが大好きなので、今日も目を閉じて聴かせていただきました。
本は好きじゃないし自分からは読まないと言いながらの小辰くんの「冷たい仕事」良かったです。行きたくもない出張先の宿で、部下とともに冷蔵庫の巨大な「霜」を見つけてしまい、その除去に夢中になるサラリーマンのちょっとだけシュールなお話。でも、本好きが集まってると思われるこの会で、照れかもしれないけど「本なんか読まない」発言はだめでしょ。と、おばちゃんは思う。
 
そして扇辰師匠登場!なんとタブレット朗読!でも、場面場面で必要な情報を半紙に筆で書いたものを見せてくださるこの配慮
間違いなく師匠は読書好き。こうこなくっちゃ
選んだ素材もまた素晴らしい江戸前の師匠がこの話を選ぶ意外性もまたうれしいドライビング・ミスデイジーの映画をもじった短編ですが、一流企業の幹部社員から転落してタクシードライバーになった男性と、日本人女性と結婚を決めた息子を許してやれなかったアメリカの老婦人の素敵な京都のドライブのお話。本当に心温まる朗読でした。
半年に一度開かれるというこの会、また来てみたいです。
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ファントム2019@赤坂ACTシアター1階I列上手

2019-11-27 21:13:45 | 観劇/コンサート

演出:城田優
出演:城田優、木下晴香、廣瀬友祐、エリアンナ、エハラマサヒロ、佐藤玲、神尾佑、岡田浩暉


大沢たかお氏の初演から、なんだかんだ言ってずっと見続けているファントム。今回は城田くんが演出。先に観た方々からはとても評判が良かったので、期待に胸をふくらませて赤坂へ。

平日マチネなのにものすごい人の山。ロビーでは子役エリックくんが昔のオルガン(本物)で踊っていました。→撮影禁止

ちびエリックくんだけでなく、ドレスにパラソル姿のマドモアゼルも愛嬌を振りまきながらロビーを歩いています。客席でもキャストがプログラム売ってたり、お客さんと談笑したり、楽しい

開幕。色とりどりの楽しいパリの露店。そこに、メ~ロディメロディと歌いながらクリスティーヌ登場!うまいです!さすがクリスタルヴォイスの木下さん!彼女に声をかけるフィリップ・シャンドン伯爵、広瀬くんが素敵すぎこの作品、オペラ座の怪人ベースとはいえ、元は宝塚の舞台でしたから、へアスタイルから立ち居振る舞いまで きっと宝塚男役を徹底研究されたんだろうなあ。。。もう、完璧これは、宝塚ファンのハートもわしづかみでしょう、きっと。フレッド・アステアばりに歌い、踊り、足を高く組んで座り、美しくお辞儀する。もう、完璧~

そして城田ファントム登場!私の前は通路なので、客席上手ドアが開くと、仮面のファントムが目の前通過!スペシャルシート最高!なんと美しい横顔

でも、完璧貴族オーラの広瀬伯爵、いえシャンドン伯爵とは違い、孤独に苦しみ、醜さからくる劣等感にさいなまれる若者ファントムでした。もう、痛いほどの孤独がひしひしと伝わって切ないのなんの。そして、やっと醜さを超えた自分の内面を理解してくれる人が現れたと思ったのに、瞬殺で翻され、天国から地獄に突き落とされたようなショックその慟哭がもう可哀想で可哀想で。。。クリス最低でも、パパに抱きしめられ、やっと心の氷を溶かすことが。。。この父と息子のシーンで、客席のあちこちですすり泣く声が。

今回、大きなドアのあるクリスティーヌの楽屋とか、オペラ座の地下のボートのシーンなど、劇団四季の舞台を彷彿とさせるセットが多用されていました。演出家として、きっとオペラ座の怪人の舞台たくさんご覧になったんだろうなあと思いました。ちなみに、本物のオペラ座の地下にも、切り出した石を運ぶ水路が実際に通っているうそうです。

この舞台、木下さん、城田君、岡田さん、広瀬くんなど、本当に歌のうまい方々がそろっていて、本当に心地よかったです。レッスンシーンの美しいことダンスシーンの綺麗なことカルロッタを演じたエリアンナさんも迫力満点でした。最初を知ってるだけに、どんどん洗練されていく舞台にこれからも期待します。演出家城田優、恐るべし。

赤坂サカスのツリー。きれい

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スーパー歌舞伎Ⅱ新版オグリ@新橋演舞場1階3列どセンター

2019-11-24 23:03:30 | 観劇/コンサート

 

 

 

   

梅原 猛 原作

横内謙介 脚本

市川猿之助 演出

杉原邦生 演出

市川猿翁 スーパーバイザー

遊行上人
藤原正清後に小栗判官
照手姫
小栗一郎
小栗二郎
小栗三郎/山賊
小栗四郎
小栗五郎/山賊
小栗六郎
鬼次/銀鬼少将/商人
カメ婆
金坊
大納言の妻/閻魔夫人
横山修理太夫/長殿
鷹乃/薬師如来


フグ婆/女郎屋女将
鬼王/赤鬼大将/女郎千早
横山家継/鬼頭長官
高倉久麿/黒姫/女郎蒲公英
閻魔大王
市川 猿之助
中村 
坂東 
市村 
市川 
市川 
中村 福之助
市川 
中村 玉太郎
市川 弘太郎
市川 寿
市川 
市川 笑三郎
市川 男女蔵
市川 門之助

石橋 
下村 
石黒
髙橋 
嘉島 
浅野 
 

あらすじ
 武芸学問に通じた美貌の若者、藤原正清後に小栗判官=オグリ(中村隼人)は、縛られることを嫌って心のままに生き、集まった若者たちとともに自らを小栗党と称していた。ある日小栗党は、横山修理の娘、照手姫を輿入れ行列から奪い去る。照手姫とオグリは強く惹かれ夫婦となることを誓うが、修理は二人の仲を許さず、オグリたちは殺され、照手姫は川に流されてしまう。閻魔大王の前にやってきたオグリたちは地獄で大立廻りを繰り広げるが、ついには捕えられ、オグリは顔も手足も重い病に侵された姿で娑婆に送り返される。
 生き返ったオグリは、遊行上人(市川猿之助)の導きで善意の人が曳く土車に乗り、熊野を目指すこととなる。その道中、照手姫と再会するが、姫はオグリに気づかず再び別れていくのであった。果たして二人は再び会うことができるのか、オグリの旅の行く先は—

     


これ以上ジャンル増やすと地獄に落ちるので、歌舞伎は見送ろうと思っていたのに、10月に外苑うまや信濃町に行った際、何気なく目に入った「オグリ」のポスターに、高橋洋さん、浅野和之さん、下村青さん(旧下村尊則さん)を見つけてしまい、猛烈に行きたい行きたい虫が蠢きだしてしまいました。(邪道です。猿之助様、隼人様ごめんなさいませ)

そして無謀にも前方センターGET座ってなんでビニールシートがあるんだろうと思ったら、思いっきりのスプラッシュ席でした

いや、ほんっと面白かったです!なんというか、本格的な歌舞伎の皆さまが本気で新しい歌舞伎を作っていこうというすごいエネルギーをびんびん感じました。

あの、蜷川先生にばりばり鍛えられまくりの高橋洋さん、劇団四季の看板やってた下村さんですよ!どんな格好で出てきたって、声だけでわかりました。洋さんなんて悪役だけど出番も多く、あの張りのあるまっすぐな声を聴いているだけで幸せ下村さんなんて、ハムレットだってやったのに、寒村の婆さん役で登場でもちゃんと下村さんだってわかるオーラしかも、驚いたのが、その夫であるおじいさんが石橋正次さんですよ若い人は知らないだろうけど、「あしたのジョー」やった人ですよ!「夜明けの停車場」歌ってた人ですよ!(知らないよね)下村尊則と石橋正次が老夫婦として共演するなんて、誰も予想できないですそれが、ちゃんと成立してるとこがスーパー歌舞伎のすごいとこまた、荒唐無稽すぎるこのお話の中でも、荒唐無稽自由自在天上天下唯我独尊なのが怪優・浅野和之!閻魔大王様から、あの日曜夜ラグビードラマで可愛さ全開だった市川右近ちゃんと友達みたいなガキ大将までやっちゃうんですから!もう浅野さん最高!

特筆すべきはやっぱり中村隼人さんまるで武者人形が立って歩いているような凛々しい小栗判官美しかったです~どんなみじめなお姿になってもあふれ出す気品は隠せず、殺人暴れ馬も天馬も颯爽と乗りこなすお姿に心もっていかれました そして、どんな境遇に落とされても真っ直ぐに生きてオグリを思う照手姫にも感動

私も、虹の橋を渡った時、愛する人に「まっすぐによく生きたな」と言ってほしいです

最後は光るリストバンド(1000円)を振りまくり、客席まるごと歓喜の舞を踊りましたウサギ姉さん、貸してくれてありがとう!

今回は3列目センターなのに、前の席が空席という超ラッキーに恵まれましたが、かなりゴージャスな演出なので、2階前方か、一階でももう少し後方がよかったかも。あ、本水ばしゃばしゃは2幕ですが、オグリ判官も客席に向かって水かけてるので、そうとうびっしゃりになります

なんかもう、すごい幸せな気分になりました!来年は豊洲のぐるぐる劇場でヤマトタケルやるらしいので、ぜひそっちも行きたいと思います!

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ダンスオブヴァンパイア2019その2(おけぴ観劇会)@帝劇1階E列センター

2019-11-19 22:42:09 | 観劇/コンサート

性懲りもなく、クロロック城の舞踏会へ行ってまいりました。今夜はおけぴ観劇会とあって、チケットもぎりのお兄さんたちもヴァンパイアスタイル。

今回のアルフレートは東啓介さん。初めて拝見する役者さんです。ポスター写真で見たときにはカワイイ系の方かと思いましたが、でかい!ほんとでかい!サラ役の桜井さんの頭、アルフの肩にも届きませんそして、伯爵様と並んでもおんなじくらいおっきい!そして、声が落ち着いてる!なんというか、新鮮でしたでも、この方はいずれジャベールやるかも、2.5次元出身の方らしいですが、とても将来有望オーラありました!

そしてヴァンパイアダンサー佐藤さんすごい!この枠は超人的ダンサーばかりですが、この方は完璧に伯爵の動きとシンクロしてる感が半端ないです。ぞくぞくしました

そしてそしてそして、今夜は最高!な、伯爵通過席アルフとサラが上手下手に分かれてデュエットを始めるとすぐ客席通路から登場!もう、本当に気配を消してすうっと通路を進む、その静謐な表情と言ったらなんだかんだ言っても、やっぱりクロロック伯爵をやれるのはこの方しかいないと確信した夜でした。

予習もばっちりのカーテンコールダンス。今回はルミカライトも配られました。さすが前方席だけあって、ほとんどの方が赤いハンカチふってました!さすがプロ観客集団おけぴ観劇会

 

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ビッグ・フィッシュ“12 chairs version”@シアタークリエ20列上手

2019-11-14 22:17:43 | 観劇/コンサート

脚本= ジョン・オーガスト
音楽・詞= アンドリュー・リッパ
演出= 白井 晃
翻訳: 目黒 条
訳詞: 高橋亜子
音楽監督: 前嶋康明
振付: 原田 薫 Ruu
美術: 松井るみ

 

出演

川平慈英
浦井健治
霧矢大夢
夢咲ねね
藤井 隆、JKim、深水元基、佐田 照(Wキャスト)、佐藤誠悟(Wキャスト)、東山光明、小林由佳、鈴木蘭々、ROLLY


2年ぶりの再演。今回は“12 chairs version”ということで、日生劇場の時より10名少ない、でもヤング・ウィル以外は全て同じキャストでの公演でした。

前回はアンサンブルが引き受けていた部分も、すべてこの12人でこなし、主役のエドワード・ブルーム、川平さん以外は常に複数の役を演じています。これ、いいかも!子役ちゃんですら複数の役を演じます人数が少ない分、サーカスとか人魚の演出が縮小された感はありますが、「家族の物語」という印象がより鮮明になった印象です。背景が本当に美しい浦井くんウィルは、客席扉から現れて釣りをしている舞台上の父をじっと見つめます。このシーンがいい!前方席好きな私ですが、こうして客席も使った舞台は後方からのほうが全体像を見られていいかも。

いつも大きな話をして注目を集めたがる父を冷ややかに思う息子、でも父の最期が地がづくにつれ真実を知るにつれ、葛藤しつつ段々と心に寄り添えるようになっていく姿に胸を打たれます。

そして妻はいつでも夫への愛を忘れない。ここ大事

なんといっても、臨終の床から抜け出して、それまで出会ったたくさんの人々に囲まれ幸せに旅立っていく父の姿にもう、いろんなことが思い出されて涙が止まらなくなりました。

擦り切れるほど観た映画版DVD,また観たいと思います。

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ダンスオブヴァンパイア@帝国劇場1階J列センター

2019-11-13 20:54:14 | 観劇/コンサート

4年ぶりのヴァンパイア!待ってました!

今回はまったく予習なしで臨んだのですが、いろいろと演出が変わっていました。まず、最初の吹雪が客席も襲います。あ、オープニングは照明だけなので安心ですが、ラストは要注意!

セットもずいぶん変更があり、立体的な構成になっています。進化してるのね~進化といえば、初代サラの大塚ちひろちゃんが妖艶なマグダになってました。「え?」と、思わずオペラでガン見してしまうほどの色っぽさ。後半はちょっとホラーですけど。歌声はますます進化して伸びやか。またちひろちゃんのサラでも十分いけるのでは?

山口祐一郎さま@クロロック伯爵は、4年前よりなお若返ってました!なにあれなんで還暦すぎにはとても見えない人外オーラやはり、伯爵様は他の誰にも真似できないものがあります。

重厚さと色気と怪しさとの絶妙なバランスと、大きな劇場を支配する圧倒的オーラ

今日は学生団体が入ってましたが、恒例のカーテンコールのダンス指導の時にヘルベルトがあおると、地響きのようなすごい盛り上がりになりました。あ、伯爵の新息子、植原さん、ビジュアルが初代の吉野圭吾さんばりにシャープでダンスのキレも良く、素敵でした。

なんだかんだ言ってもこの作品大好き マントにお城に伯爵様に舞踏会、天井まである書架、そして吸血鬼 心が躍ります

 

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無言館

2019-11-10 20:07:26 | ミュージアム

なかよしさんたちとの秋の旅は、いつか行ってみたいと思っていた戦没画学生慰霊美術館「無言館」のある信州上田。

上田の別所温泉に行こう!と決めた時には、あんなひどい台風が来るとは、まさか乗るはずだった上田電鉄の鉄橋が落ちるとは思ってもみませんでした。中止かなあ。。と思っていたら、行動派のMちゃんが車を出してくれることになり、決行!ほんとありがとう

丘の上にひっそりと佇む無言館は、案内表示がなければ教会と間違ってしまいそうなシンプルな建物で、入口も普通の家のドアのよう。中に入るとすぐに沢山の作品が展示され、出口で料金を支払うようになっていました。

ドアを開けて入るとそこには20代から30代の若くして戦争で亡くなった画学生たちの絵や彫刻が、亡くなった状況や場所などの解説とともに展示されていました。

出征の直前まで、「この絵の具がなくなるまで描いていたい」と絵筆を放さなかった方、この続きは無事に帰ってから描く」と言ってついに帰らなかった方、もっともっと生きたいのに生きられなかった若い命の叫びのようなものがそこにありました。作品とともに、彼らが家族に送った手紙や絵をしたためた葉書、そして戦死の通知なども展示されていました。どれもみな色が変わり、文字も不鮮明なものもありましたが、この美術館が設立された1997年までの長い長い年月、作品とともに大事に保存された家族の気持ちに胸を締め付けられる思いでした。中には戦地で行方不明となり生死もわからぬまま、ずっと生還を信じて待ち続けたご家族もいらしたそうです。

同じ敷地内の「傷ついた画布のドーム」の天井には、画学生たちのデッサンがびっしりと張り詰めてあり、それを見上げるように未完成の彫刻が置かれていました。

「小生は生きて帰らねばなりません 絵を描くために」

純粋な想いに溢れた空間に立ち、こみあげてしまいました。生きたくても生きられなかった命。私たちはちゃんと生きなくては。またいつか、ここに来たいと思いました。

 

 

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錦秋

2019-11-01 22:53:56 | 手仕事

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華燭

2019-11-01 22:11:11 | 雑感

あっという間に11月になってしまいました。

10月は大忙し(いつも忙しいけど)でした。作品展あり、お祭りあり、そして極めつけは娘の結婚式

いや、我が家にこんな日が来るとは。。。まわりの年頃の皆さまは次々に嫁に行ったり嫁もらったりで片付いて行きましたが、わが娘はどこ吹く風で、できることならずっとうちにいたいも~んという調子でしたが、ついにかっさらわれて行く日が来てしまいました。「親父の一番長い日」がついに来た。。。

といったわけで、父はまさかのモーニング、私も一生縁がないと思っていた留袖を着るはめに。

最初の写真のウェルカムボードと夫婦猫、がんばって作りました。ウェルカムボードの左下の猫はわが家のちゃめ、右の2匹は新郎の実家のニャンずです。石粉粘土で作った嫁猫の赤い内掛けは娘が実際に披露宴で着るのと同じ柄です力はいりました

式は本人たちのたっての希望で明治神宮。ラグビー観戦のついでに観光に来たらしい外国人の皆さま、修学旅行らしき学生さんたちもいっぱいの中を、神主さん、巫女さんに先導され、赤い傘をさしかけられて参進。なかなか素敵な経験でした。

この日の感激を忘れずに。末永く幸多かれと祈る母でした

コメント (4)
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