pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

天才スピヴェット@ユナイテッドシネマ

2014-11-30 17:50:47 | 映画/DVD

【監督】 ジャン ピエール ジュネ

【あらすじ】
 アメリカ北西部のモンタナで牧場を営む父(カラム・キース・レニー)と昆虫博士の母(ヘレナ・ボナム=カーター)、アイドルを夢見る姉(ニーアム・ウィルソン)に囲まれ暮らすスピヴェット(カイル・キャトレット)は、10歳にして天才科学者だが、なかなか家族からは理解されずにいるのが悩みの種だった。双子の弟が死んで以来家族それぞれの心にぽっかり穴があいてしまっていた。ある日、アメリカを代表する研究機関であるスミソニアン学術協会から、スピヴェットが最も優れた発明に贈られるベアード賞を獲得したという連絡が入る。認められることの嬉しさを噛みしめながら、スピヴェットは東部にあるワシントンDCで開かれる授賞式に向かうため家出を決意。大陸横断の冒険の中で、スピヴェットは様々な人と出会いながら本当に大切なものに気付いていく。


「アメリ」のジュネ監督が作った、フランスではなくアメリカを舞台にした映画でした。100年遅れのディープなカウボーイである父と昆虫に夢中な母、アイドルを夢見る姉という家族の中にいごこち悪そうにいる双子のかたわれの天才少年、どうももうひとりの子は亡くなったらしい。その子がベアード賞授賞式スピーチで告白した事実とは・・・・というのに予告編の時点から完全に掴まれました。何?告白って?もしかして入れ替わりとか?本当は彼はスピヴェットじゃないとか?

・・・・・と、何故かものすご~く気になっていました。が、ぼやぼやしているうちに近所のシネコンは3Dは夜1回、2Dも昼1回ということに。最近はすぐ終わっちゃうのもありますからね

で、本当は3D希望だったのですが、2Dで辛抱することにしました。

でも、無理して観に行って正解でした。

コメディでもなければ子どもを使ったお涙ちょうだい映画でも、ただのロードムービーでもない、素敵な作品でした。スピヴェットの家庭は、双子の弟レイトンが銃の暴発により彼の目の前で亡くなるという不幸な事故のあと、大きな喪失感に包まれています。趣味も嗜好も人生の方向も異なるように見える夫婦、地に足のつかない姉、頭はいいのに教師からも理解されないスピヴェット、バケツの底を噛んでボコボコにしてしまう犬のタピオカ・・・

そんな時にスミソニアンから彼の発明に大きな賞が授けられたという電話が入ります。最初は「学校があるから」とためらいつつも、ひとりワシントンDCに向かうことを決意します。

ここから、小さなスピヴェットが様々な人たちの良心に触れながらスミソニアンにたどり着くわけですが、そこに待っていたのは善意ばかりではなく、10歳の天才(科学界のモーツァルト!と紹介されてました)を利用しようとする大人たちにも出会います。でも、そこから彼を救い出してくれたのは、やはり一番身近な「家族」でした。昆虫博士なお母さんのかっこいいこと!エクセレント!あとにひかえたパパも最高!

そして語られる家族の本当の想いに、思わず涙がこぼれました。

「簡単に銃が手に入る世の中が悪い。銃のある場所で、大人が立ち会わず子どもたちだけにしたことが悪い。あなたは悪くない。あれは事故だったの」と、まっすぐにスピヴェットを見つめる母親の言葉には、いろんな意味がこめられていると感じました。

弟レイトンの亡くなった時の家族の心情の描写が切なかったです。姉と犬のタピオカがいつまでも空を眺める後姿は涙でかすんでいまいました。タピオカくんがすご~くいいんです

絶望も喜びも実にさらりと語られて、普通の日常がそこにあることの幸せが感じられる、素敵な作品でした。メインのポスターは授賞式のスピーチのシーンですが、私はシネコンに飾られていたいくつかのパネルのうち、下↓の写真が一番この映画の温かさを表しているなあと思いました。また、ただの天才ではなく、「これは既存の理論の組み合わせで、発明とは違う」とか、「400年で磁気が消える。400年は人間にとっては永遠に近いけれど、自然界では一瞬にすぎない」といった冷静なコメントがスピヴェットの言葉で語られることも作品をひきしめています。なにせ彼は博物館の科学の特別講義にも参加してましたからね。

今年観た映画の中では、間違いなく№1です

あ~・・・「ウォルトディズニーの約束」もあった甲乙つけがたいです・・・・

 

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しろちゃん

2014-11-29 23:42:52 | 手仕事

先日、姪っ子から「白い猫ちゃんが捨てられていたんだけど、チャメの弟にどお?」というメールがきました。

さんざん迷って、家族でもいろいろ話し合ってうだうだしているうちに「ご心配おかけしました。引きとりてが決まったよ」との連絡。

実は、鍵を握っていた夫(石橋を3回叩いて渡らないタイプ)の心がしろちゃんを引き受ける方向に傾いていたところだったのでちょっと残念だったんですが、とりあえず安心。

そのしろちゃんの写真があまりに可愛かったので、イメージでしろちゃんを作ってみました。

しろちゃん、優しい飼い主さんのところで、幸せになってね

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皆既食~Total Eclipse~@シアターコクーン1階G列下手

2014-11-28 20:48:13 | 観劇/コンサート

作:クリストファー・ハンプトン
翻訳:小田島恒志
演出:蜷川幸雄

<出演>
岡田将生/生瀬勝久
中越典子/立石涼子/土井睦月子/外山誠二/冨岡弘
清家栄一/妹尾正文/堀文明/下総源太朗/野口和彦
加茂さくら/辻萬長/他

<あらすじ>
19世紀フランスを代表する天才詩人、
アルチュール・ランボーとポール・ヴェルレーヌの軌跡。
物語は、若く才気溢れるランボーと、
その才能をいち早く見出したヴェルレーヌとの運命的な出会いから始まる。
突如現れた自由奔放なランボーに心揺さぶられながらも、
美しい若妻への執着や、厳格な義父母の干渉も断ち切れないヴェルレーヌ。
パリ、ブリュッセル、ロンドン…。
2年間に渡る放浪と闘争の日々、
その果てに来る別離と破滅、そして各々の孤独な最期が描かれる。(公式HP)


 

さて「皆既食」ランボーのビジュアルは、ポスターとは違い、私たちの世代にはなつかしいマーク・レスターくんみたい。

 あんなに金髪のくるくるヘアが似合う日本人は浦井くんとこの方だけだと思います美しい

ランボーとヴェルレーヌといえば、若き日のレオナルド・デカプリオくんがランボーを演じた映画「太陽と月に背いて」という作品がありますが、どうもこういう変則的な愛の形は苦手なので未見です。ラカージュ オ フォールでさえ行くのに抵抗があった臆病者なんです私。

美しく、若く、過剰なまでの自信。土足でテーブルに乗り、平気で刃物を振り回すような めちゃくちゃ自由形なランボーに魅かれ、翻弄されまくるヴェルレーヌ。彼もまた、一目ぼれしてGETした美しい若妻の実家に寄生し、詩作以外で生活費を稼ぐ様子もなく優柔不断な上にやりたい放題。

そんなふたりの破滅的な愛を描いているわけですが、傷つけ合い、罵り合うふたり。ランボーとの愛にどっぷりなくせに若い妻や生まれたばかりの息子への執着も見せ、義父母に資金援助をしてもらいながらひどい悪態をつくどっちつかずのヴェルレーヌ、一体何をしたいのか、どこへ向かおうとしているのかさっぱりわからない駄々っ子のようなランボー、まったく理解不能というか、感情移入のしようがありません。

でも、これが初舞台という岡田くんの堂々たる演技、長台詞にも少しも不安定のない滑舌に驚きました。もしやこれが「地」と思えるほどに違和感のないランボーでした。

生瀬さんは出てきた姿には吹きそうになりました。が、緩急自在で、語る言葉に情景が浮かぶ素晴らしい演技でした。妻に一目ぼれしたときの情景と、ランボーに出会った時の情景が同じ言葉で語られた時には、ヴェルレーヌの本性が伝わってくるようでした。「魂よりも体」という生々しさに傷つき、別れを選ぶランボーの涙が痛かったです。(本音→でもさ、やだやだ、マチルドもランボーも、あんな醜い中年男の一体どこがよかったの・・・・

別れの後、若くして悲惨な最期を迎えたランボーを追想するやつれ果てたヴェルレーヌの慟哭には鳥肌がたちました。

客席には三宅健さんが。

10月のジュリアス・シーザー観劇前にビストロやまでランチしているとき、劇場に入ってくる人の中に岡田将生くんを見たと思ったら、この作品のお稽古に来てたみたいですね。

劇場を出るともう既に暗く、東急本店前のハチ公サンタのツリーが綺麗にライトアップされていました。音楽とともに色が変化します

  

小腹がすいたので、ヒカリエの「よーじやカフェ」であんみつをいただきました。

ほうじ茶つき。上品なよいお味でございました

 

 

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このさい、猫をきわめたい!!

2014-11-26 23:38:39 | 鹿賀さんの舞台

羊毛フェルトにはまってからいろいろ作ってみましたが、どうもいまひとつ納得がいかない。そこで、やっぱり自己流はだめかあ・・・と、いうことで、アマゾンで「羊毛フェルトでつくるリアル猫人形」というテキストを購入。

「あ~そうかあ。。。」と思う解説がたくさんあり、目からウロコがばりばり落ちました。モデルはやっぱりチャメですが、左の自己流(小チャメ1号)とは違った雰囲気がでました。これからいろんな猫にチャレンジしようかと思います。

せっかくだから本物チャメと小チャメ1号、2号で3ショット・・・・と思いましたが家元は少しムカついているようで、こっち向いてくれませんでした

  

すねる長男に小チャメ1号が「お兄ちゃん、おっきいのにおかしいよ~」と言ってるみたいです

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モーツァルト!@帝国劇場1階H列下手

2014-11-24 22:32:55 | 観劇/コンサート

4年ぶりのM!に、いそいそと行って来ました。今回のポスター、めちゃくちゃかっこいいですね~

井上くんは今期でM!は御卒業ということで、先日のウィーン紀行で得たものを生かしたいとおっしゃっていましたが、まさにそんな情熱ほとばしるヴォルフガングでした。ブラボー!

演出にそう多くの変化はありませんが、目立つキャストが何人か変わっていました。特に、パリでヴォルフを翻弄するウェーバー夫人の新しい夫トーアヴァルトは、KENTAROさんにかわり、ますます恐ろしさが増しましたヴォルフの姉、ナンネールも、高橋由美子さんの印象が強いですが、花總まりさん、耐える姉を美しく演じて気品がありました。妻、コンスタンツェは、私の中では松さんか大塚ちひろちゃんが印象に残っていますが、平野綾さん、とてもよかったです。歌声ものびやかだし、若く直線的なコンスってあんな感じだったんだろうな、と思いました。

2005年にはじめて観た時は、コンスタンツェの「ダンスはやめられない」に激しく感情移入していました。

「毎晩どこかへ 踊りに行く やめられないの♪」を、「毎週どこかへ 舞台を観に行く やめられないの♪」に置き換えてたりして・・・・寂しかったのか私って

だんだん反応する歌が変わってきて、今回はレオポルト父さんの「私ほどお前を愛するものはいない」にもそうだそうだ!とうなずき、ヴァルトシュテッテン男爵夫人の「星から降る金」の「愛とは解き放つことよ 愛とは離れてあげること 自分の幸せのためでなく 涙こらえ伝えよう」にそうかもしれないよね~と、いつまでも家から旅立たない娘らを思ったりもしてしまいました

若い頃だったら、きっと自分の才能を信じて新たな世界に羽ばたこうとするヴォルフに共感したかもしれません。

今回は、大きな病を乗り越えた市村さんの復帰公演で、変わらぬ歌声とおちゃめなカーテンコールにほっとしました。

山口祐一郎さまのコロレド猊下は、なんとなく喉が不調かな?と思える場面がありましたが、圧倒的存在感は健在。あんなに豪華なマント返しが似合うのは祐一郎さまだけだろうなあ馬車の場面は今迄で一番揺れが激しかったかも。

私が気づいた一番大きな変化は最後の場面でした。今迄はヴォルフとアマデが最期を迎えて消えて行く時、アマデの大事な小箱も輝きながら消えていっていましたが、今回は舞台中央にそっと残されていました(カーテンコールでアマデが回収)これは、きっとまた新たな才能がこの重要な秘密を持った小箱を手にすることを暗示しているように思いました。そういう意味では、未来への可能性を感じる終わり方で、素敵だなあと思います。

この作品、本当に体中に音楽のシャワーを浴びている気持ちになります。衣裳の豪華さにもうっとり。特に2幕最初の「ここはウィーン」で、ヴォルフ支持派がゴールドを基調とした暖色系、不支持派がシルバーを基調とする寒色系の衣裳でくっきりと分かれて鮮やかです。貴族の女性たちのヘアスタイルにも注目です。

・・・・それにしても、アマデ怖い。。。。

ロビーには、ミシン刺繍の両ヴォルフ。すごい!ミシンでここまでできるとは。

帰りにどうしてもウィーンのお菓子、アプフェルシュトゥルデルが食べたくなって、かつてカフェ・ウイーンのあった国際フォーラムに行ってみましたが、あそこは全部神戸屋になってました。残念。  で、アフタヌーン・ティールームのアップルパイを食べに行っちゃいました。

 

ここのアップルパイは温かく、甘味のないホイップクリームが添えられ、巻いてはいませんがアプフェルシュトゥルデルに限りなく近いと思われます。アッサムのミルクティーとよく合って、大変おいしゅうございました。

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わんにゃん寄席@横浜にぎわい座1階下手&みなとみらい散策

2014-11-22 23:42:07 | 落語・講談

オープニングトーク  柳家喬太郎 春風亭百栄 江戸家まねき猫
バイオレンス チワワ 柳家喬太郎
ロシアンブルー    春風亭百栄

仲入り

動物の声帯模写 (カッパほか) 江戸家まねき猫 
バイオレンス スコ  春風亭百栄
拾い犬         柳家喬太郎

11月22日は「いい夫婦の日」かと思ったら、わんわんにゃんにゃんの日でもあるらしいですそんな犬好き猫好きな落語ファンのハートをきゅっと掴む「わんにゃん寄席2」に行って来ました。昨年のこの会では愛犬家や愛猫家からのエピソードを元に、白鳥師匠が新作を作って発表したそうです。

今回は柳家喬太郎、春風亭百栄、江戸家まねき猫(先代江戸家猫八師匠のお嬢さん)のご出演。

喬太郎さんは一応(?)犬担当、百栄さんはご自身でも3匹の猫を飼っているということで猫担当でした。

猫の古典落語は「猫の皿」「猫の災難」「猫の忠信」「猫の茶碗」など、いろいろありますが、犬の落語は「元犬」「鴻池の犬」くらいでわりと少ないそうです。

今日は、喬太郎さんの「バイオレンス・チワワ」と百栄さんの喬太郎トリビュート「バイオレンス・スコ」が聴けるということでわくわく。

ちっちゃくてかわいいチワワや癒し系のスコティッシュ・フォールドの本音(粋な江戸弁)がめちゃくちゃ面白かったです。特にデイープな猫好きの百栄さんの落語には「ロイヤルカナン」「カリカリ」など、猫主には大ウケするワードが盛りだくさんでした。

喬太郎さんの2席目の新作、幼い頃に拾った犬をめぐる噺「拾い犬」がとっても心に沁みました。

長屋の幼い男の子たちが拾った白い子犬、貧しいので飼うことができません。見かねた大家さんが大店に連れて行き、娘の遊び相手として飼ってもらえることになりました。

拾った子どもはこの犬の様子が気になり、大店をたびたびのぞきに行って番頭さんに見咎められますが、気持ちを察した大旦那様がその子をこの家の奉公人にして犬の面倒を見させてくれました。

何年か経ち、この大店の娘が美しく成長。シロと名付けられた犬は年老いて姿を消してしまいます。

ある日、かつて一緒にこの犬を拾った仲間(悪党に成長。この子も犬の様子を時々のぞきに行ってたらしい)が、お嬢さんの美しさに目をつけて「誘拐して売り飛ばそう」という企みを持ちかけます。

断る奉公人に「殺してやる」と襲いかかる悪党。すると、その悪党の袖をぴっぱり、悲しい声で鳴く犬が。あのシロでした。シロが必死で悪事を止めようとする姿に、悪党は子どもの頃の純粋な気持ちを取り戻し、逃げて行きます。そして、シロもまた姿を消します。

喬太郎さんは、今回犬担当と言っても、一年ほど預かった経験があるだけ。なぜ犬を飼わないかというと、人間より先に死んでしまうから、そういう思いをしたくないから、とおっしゃっていました。この噺に、そんな気持ちがこもっていた気がして、ほろっとしてしまいました。

私も子どもの頃に、よく子犬を拾ってきて母を困らせていました。(夫もそんな子どもだったらしい)犬でも猫でも、生き物を飼うことの大変さがわかる大人は簡単には引き受けてくれない。誰かに譲ることになっても、やっぱり別れはせつない。そ~っとでも見に行きたい。できることならいつまでも見ていたい。そして、大人になってからでもやっぱり無垢な動物に触れると素直で優しい気持ちになれるんです。それが悪党の心も溶かしたのでしょう。犬好き、猫好きにはよ~くわかる心情で、じんわり泣けてしまいました。喬太郎さんも、かつては「犬を飼いたい子ども」だったんじゃないかなあと、ふと思いました。

せっかく桜木町まで来たので、横浜に住む大学時代の友人と待ち合わせてみなとみらいを散策しました。

  


Bright Christmas 2014~Disney TIMELESS STORY ここから始まる、終わらない 物語。というディズニーのプロモーションで、トイ・ストーリーの大きなツリーにキャラクターたちが、たくさん飾られているのにわくわくしてしまいました。丸の内でもやっているようですね。そっちも行ってみようかな。

 

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Happy Birthday!

2014-11-20 21:24:28 | 雑感

今日はわが夫の誕生日でした。

残業続きの長女も今夜はを抱えて早めに帰宅し、次女は会社帰りにケーキを買ってきてくれました。

私は夫のリクエストでいつもよりちょっといいお肉(山形牛霜降り)をはりこんで、みんなですき焼きを囲みました。

明日は大事なプレゼンがあるという夫は、本当は1本つけたかったようですが、がまんがまん

でも、久しぶりにわいわい楽しい夕食になりました。

おつかれさん

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石敢當って?

2014-11-13 22:48:29 | 雑感

我が家はわりあい古い住宅街の中にあるのですが、最近はどこの地域でもあるように、1軒の古家が更地になったかと思うと、そこに何軒もの家が建ったりしています。

そんな新築の家のひとつの塀に、不思議なものが。

そのお宅は、T字路の角なのですが、東南角の塀の下の方に「石敢當」という表札のようなものが貼り付けてあるのです。玄関には別の一般的な苗字の表札がかかっています。無知な私は、「2世帯住宅?なんであんなところに表札があるんだろう。。。」と、そこを通るたびに不思議に思っていました。

ところが今日、図書館に行った帰りに全く別の場所に全く同じ文字の物が。やはり塀の角の下のあたりです。「ん?と、いうことは、表札じゃないんだ!」ということにようやく気づいたのでした。

さっそく「石敢當」を検索してみると、「魔除けの石碑。泰山石敢當。直進しかできない魔物が丁字路や三叉路などで突き当り の家屋に侵入するのを防ぐため、その突き当りに置いて魔物をぶつけて消し去るためのもの。一般には壁面に直接貼る表札タイプの石標が広く普及している。中国で発祥したもので、日本では主に沖縄県や鹿児島県で見かける。」と、ありました。

や~っと腑に落ちました!念のため職場で何人かの同僚に知っているかを聞いてみましたが、知っている人、いない人、半々でした。沖縄に行ったことのあるチームはほとんどみな知っていました。な~るほど~

すごい!ね、ね、知ってた?と夕食の時に家族に自慢げに話したら、沖縄好きの娘たちは「知ってるよ。沖縄ではシーサーとセットにしてる家もあるよ。何、お母さん知らなかったの?」とあっさり。 く・・・くやしい

でも、なんだかすっきり奥歯にはさまったものがきれいにとれたような(?)気持ちになったのでした。まだまだ知らないことがいっぱいあります。

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草津女子会

2014-11-10 21:44:30 | 私の好きなもの

多感な時期を一緒に過ごした親友たちとプチ旅行に行って来ました行き先は草津。日本人に生まれたというのに、テルマエ・ロマエで初めて湯畑を知った無知な私をみんなが連れて行ってくれました。

そんなわけで、せめてものお礼の気持ちもあり、早起きして自慢(?)のおはぎと、今回初挑戦の栗蒸しようかんを作って行きました。おばちゃんたちの遠足気分

高崎で待っていてくれたM子ちゃんの愛車で、一路草津へ 

硫黄の匂いと湯気でいっぱいの湯畑は、思ったよりもずっと壮大な感じで、感動こんなのもありました。

  ルシウスきたのか「テルマエ設計技師」と、ちゃんと書いてありました。

「大滝乃湯」で温まってから宿泊する草津湯菜の宿「杓凪華」へ。ここは、湯畑からは離れていますが、草津の宿を検索して一番評判の良かったところです。建物はシンプルですが、確認メールや電話もとても好感のもてる感じでした。ついてみると期待を裏切らず入館時から本当に丁寧な接客で、細やかな配慮が感じられました。

  

お食事も大満足!簾で仕切られた半個室のようなお席でいただきます。特に上州牛はとろけるおいしさ山女魚の炭火焼はこの状態で運ばれてきて雰囲気満点。本来はスタッフさんがお皿にのせてくれるのですが、私たちが写真をとっていたら「どうぞごゆっくりお撮りください。」と、置いていってくれました。直前に骨粗鬆症の話題で盛り上がっていたせいもあり、竜の子太郎のお母さんになった気分で頭からバリバリいっちゃいました。

たっぷり食べて、温泉にきたんだから!と卓球も。華麗(加齢?)なスマッシュを決め、熱くなっちゃいました。おばちゃん女子会に手加減はありません

こちらの温泉は、

[源泉名]草津温泉 万代鉱源泉、[泉質]酸性-塩化物・硫酸塩温泉(pH値1.5) [泉温]源泉96度、浴槽43度 ※加水・加温はしておりません。100%源泉掛け流し。 [湯色]無色 ※草津温泉の白色のイメージは湯の花でありもともとの温泉色は無色です。 [効能]慢性皮膚病/慢性婦人病/糖尿病/高血圧病/動脈硬化病/きりきず/やけど/神経痛/筋肉痛/関節痛/五十肩/うちみ/運動麻痺/関節のこわばり/冷え性/疲労回復/健康増進/皮膚病

とのこと。とってもあたたまりました。部屋数も少ないせいか、大滝乃湯のような賑やかさはなく、静かにゆったりとお湯につかることができました。浴衣も好きな色をチョイスできます。また、今回は3人でしたが、かわいい手提げかごに用意されたお風呂・洗面セットは3人ともすべて色違い。これなら絶対間違えません。そんな心遣いが本当にうれしい

眠くなるまでめいっぱいおしゃべりし、朝陽を感じて起床やった~青空だ朝風呂にも入って幸せ~

 朝ごはんも、ありがちなバイキングではなく、きちんとした朝定食。アマゴの一夜干しは、骨を感じることもなくこちらも頭からバリバリ。蓼科農園の自然卵のだし巻や、上州和牛筋の煮込みなど、もう本当に美味しくて、朝からめちゃくちゃテンションあがりました。

お部屋も広く清潔、食事も最高。でも、一番素晴らしかったのは、スタッフの皆さんの接客態度と細やかな配慮でした。微塵も不快を感じさせないおもてなしの心をそこここに感じ、絶対また泊まりに来よう!と思いました。

帰りは湯畑に戻り、「ちちや」で名物温泉まんじゅうをおみやげに。

そして、帰路は榛名山の紅葉を抜けて伊香保へ。

    

色づいた山々は本当に本当に美しかったです。秋~って感じ。

伊香保では、地元のM子ちゃんおすすめの「清水屋」で、前々から食べたかった水澤うどんをいただきました。

輝くようなつるつるのうどんを、香りのいいゴマだれでいただきました。本当に美味しい!こちらは創業400年の歴史があり、天皇陛下や三笠宮殿下のご来店もあったそうです。入口には「キッチンが走る!」の太陽くんたちとのお写真もありました。

美味しいものをいただき、ゆっくり温泉につかり、子どもにかえって卓球で汗を流し、紅葉に浸る。

そして、子育てや介護や仕事など、心にいっぱい抱えた重いものを吐き出してしっかりと

リフレ~ッシュ~ッ!!

できました!

帰宅すると、ちょいと不機嫌なチャメが玄関で鳴いていました。

  ←ふま~ん・・

昨晩は私がベッドにいなかったので、忠犬ハチ公のように家の中を鳴きながら探して歩き、「一緒に寝ようぜ」と誘う夫に背を向けてリビングで泣き寝入りしたそうです。なんとかわゆいわが息子

ごめんね。

 

 

 

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美女と野獣@ユナイテッドシネマ

2014-11-03 23:28:13 | 映画/DVD

監督:クリストフ・ガンズ

出演: 美女/レア・セドゥ  野獣/ヴァンサン・カッセル

あらすじ;バラを盗み、命を差し出せと言われた父の身代わりに、野獣の城に囚われた美しい娘ベル。死を覚悟するも、野獣はディナーを共にすること以外、何も強要しない。やがてベルは、野獣の恐ろしい姿の下にある、もう一つの姿に気付き始める。かつてその城で何があったのか、野獣が犯した罪とは?いま、真実の愛が、隠された秘密を解き明かしていく――。


本の大好きな少女ベルの冒険と恋の物語・・・という感じだった四季のミュージカル「美女と野獣」を娘たちと観に行ったのは4年前のことでした。娘たちは、魔法でティーポットやナイフや家具に変えられてしまった召使たちがベルを歓迎する「Be our guest!」の感激を今でも目をキラキラさせて語るほど、このミュージカルが大好きになりました。

そんな思い入れのある作品だったので、「マレフィセント」を観に行った時に「美女と野獣」の近日公開ポスターを観たときには小躍りして楽しみにしていました。

次女は封切り日に観たというので、今日は長女とふたりでシネコンへ。

ここからネタバレありです

 

 

 

 

導入部分は、お母さんが小さい子どもたちに絵本を読み聞かせる形ではじまりはじまり。映像もとても美しくて、絵本のページがそのまま映像に変化するところもわくわくします。クリストフ・ガンズ監督は今回ディズニー映画やジャン・コクトーの映画ともちょっと違う、1740年にフランスで書かれたれたヴィルヌーヴ夫人版を深く探究し、「おとぎ話」色を意識したらしいです。

ですが・・・・う~ん。。。ベルのパパが不運な事故から海運事業に失敗し、転落に転落を重ねてビーストの城へたどりつくまでが大変。父に代わってベルがある決心を持って城に向かう描写は迫力がありました。すごい疾走感。でも、その後な~・・・・う~ん。。。「何故ベルが野獣に魅かれたのか」というところが、イマイチ説得力に欠けるような気がするんです。

ヴァン・サン・カッセル氏は、フランスではすごい人気の方らしいのですが・・・う~ん。。王子なのかそして、あくまで私にとってですが、致命的だったのは、舞踏シーンがロマンチックじゃないうっとりできない」やっぱ野獣になってっても王子なんで、うっとりさせて欲しい!んで、野獣メイクも納得いかないCATSかと思った・・・そして、ポット夫人をはじめとする召使の出番がないから、当然「Be our guest!」シーンなし。(ディズニー版じゃないって)さらに、大団円に向かってどんどんCGが大掛かりになり、「おとぎ話」じゃなくて戦隊物の大戦争みたいな展開になって大魔神あらわる、シシ神出てくる、さらに最後の読み聞かせの種明かしもまた、納得いかなかったのでした。この作品ファンの方々、本当にごめんなさい。私にはダメでした。。前日に観に行った次女に感想を聞いたら「別に~ありだと思ったよ」と言ってたので、感じ方は人それぞれだと思います。

予告篇に実写版「アニー」。これはミュージカル作品です。この調子で「エリザベート」や「ダンス・オブ・ヴァンパイア」やってください。今回の予告篇では、「天才スピヴェット」が気になりました。スピヴェットの告白ってなんだろう。。。

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まるちゃん

2014-11-02 23:55:30 | 

ちゃめのところには、いろんな猫ちゃんが遊びに来ます。最近よく顔を出す子がこの「まるちゃん」ぺろんと舌を出してるところがキュートその名のとおり、ころんとした総柄のキジトラちゃんです。(たぶん女の子)

まるちゃんも厳しい野良生活ですが、意外となつっこいので、いろんなところでご飯をもらっているんでしょうね。台風で大雨が降っいた時には、我家のガレージに避難していたので、あの雨じゃあ ごはんを探しにもいけないだろうとキャットフードの出前」をしました。後から他の猫ちゃんたちも来ていましたが、喧嘩しないで仲良く食べていたようです。

そんなこともあってか、私にはちょっとだけ警戒心を解いてくれたようです。ちょとうれしいな。こうして近くで写真もとらせてくれます。もう一匹、前から来ている猫ちゃんにごはんをあげようとして手を出したら、にょんにょん!と高速猫パンチされましたが、爪は出さず。なんともかわいかったです

いろいろな猫ちゃんが来ますが、ちゃめのごはんの残りをもらっているせいか、ちゃんと仁義(?)を通しておし〇こや、う〇こはしていきません。そんなところも可愛がれるポイントですね。

  

まあ、この子が世界で一番かわいいですけど。。。(親バカ)

 

 

 

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