pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

中川晃教Symphonic Concert 2018『Spring has come』@板橋区立文化会館1階10列上手

2018-04-21 22:08:47 | 観劇/コンサート

出演:中川晃教
指揮:高谷光信
演奏:音屋室内管弦楽団

うさぎさんとご一緒に、アッキーのスプリングコンサートに行ってきました。

以前、サントリーホールでこのようなオーケストラをバックにしたコンサートに行きましたが、その時はオケの存在感が強すぎて、もっとアッキーの歌声を聴きたい!と思ってしまいましたが、今日のコンサートでは16人の編成でそのあたりがすっきり解消され、とても素敵なコンサートになっていました。

コンサートマスターはとっても美しい女性で、アッキーのMCに思わず笑っちゃったりする反応も好感が持てました指揮者の高谷さんも息がぴったり。

オープニングの曲は、次回作「銀河鉄道999」から。

続いて初期のアルバムからListen これ、このオケにぴったりはまって素敵

このツアーのセットリストは毎回違うようですが、テーマはやはり「春」

チャイコフスキーの曲にのせた「旅人」もとても良かったです。アッキーはポップスとクラッシックを融合させた「ポップシック」を試みていると話していました。アッキーの声もひとつの楽器としてオーケストラと一緒に作っていくという試みに挑戦し続けると。なるほど~1部はこのほかに「相対性理論」「フタツ ヒトツ」

2部はミュージカルを中心にということで、最初の3曲は「Wiz」から。ここで自身の出演した曲じゃないのをやっちゃうところが前向き

そしてお待ちかねの「君の瞳に恋してる」も。アンコールではデビュー曲 「I will get your kiss」に続いてピアノのイントロは「僕こそミュージック

本当に素敵心地よい音楽に酔ったひとときでした

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髑髏城の七人~極 修羅天魔ライブビューイング@渋谷TOEI

2018-04-12 22:03:32 | 観劇/コンサート

修羅天魔のライブビューイングに行ってまいりました!

いや~ライブビューイングといえば、数年前「おのれナポレオン」ライブビューイングが、天海さんのご病気で中止、払い戻しになるという事件がありましたねえ。。
その天海さんの修羅天魔ライブビューイングということで、なんか胸に迫るものがありました・・・というか、私、実は今回がお初なんです。そもそもライブビューイングというものが。

で、初めて渋谷TOEIという映画館にも行きました。リンツチョコレートの側のビルの9階なのですが、1階の入口がゲームセンター?BIG CAMERA??というような場所で、タバコ臭くてちょっと大丈夫か私?といった感じでしたが、たぶん同じ目的でエレベーター前に並ぶ女性たちがいらしたのでちょっと安心。

初めて入るこの映画館は、いつも行っているシネコンとはかなり趣が違い、スクリーンは2つ。でも、劇場内は清潔で、

席と席の間がこーんなに広くゆったり。短足な私では、足を伸ばしても前の列に届かないくらいでしたスクリーンには、既に豊洲のステージアラウンド東京のお客さんが着席しはじめる様子も中継されていました。

お隣の女性2人連れ「ねえ、これってさ、いつ撮ったんだろうねえ。。」・・・って、ライブだってば

「なんで客席のお客さんまでうつってんのかね~?」・・・だからさ、ライブなんだってば

などと声にならないツッコミを入れる私でしたが、確かに不思議な感じ。実況中継って。

でも、さすが新感線舞台。中継なれど少しも危ういところなく、ものすごく楽しめました。ダイナミックな360℃の映像も、引きで観るとほんと壮観!天海さんの極楽太夫や、竜星涼くんの夢三郎のアップも流麗な殺陣も堪能しました。

天海さんが本当に美しく、そして男前でほれぼれ!後半に、天魔王の正体を見破る大事な場面、カメラがぐぐっと寄って、目の表情、色までもがさっと変わってどきっとしました。

また、兵庫兄弟の必殺戻り鎌、豊年満作鎌のミラクルシーンでは、ムキムキの吉田メタル氏が、自分で傷口を赤ペンで書いてるとこまでばっちり。この場面、ものすごくスピーディーなので、生で観たときには全くわかりませんでした

裏切り体質の三五が、本当の裏切りについて夢虎くんに説教するとこも面白かった河野さんいいわ~そして、かつては心を通い合わせた(と、兵庫が思い込んでいた)夢三郎こと夢虎と、兵庫の一騎打ちが本当にド迫力でした

カーテンコールでは、古田天魔王が定番の潮吹き。前回はなかったので、ちょっとうれしかったです。こうこなくっちゃ!3月末に観てから既に3週間。すごくパワーアップした感じです。最後は天海さんがカメラにもにっこりほんと、どこまでもついて行きたいです!

うれしくなって、リンツの春色のチョコを買って帰りましたこちらもほんときれい

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1789~バスティーユの恋人たち@帝国劇場1階R列下手

2018-04-10 23:00:00 | 観劇/コンサート

  

潤色・演出=小池修一郎 
出演 加藤和樹 広瀬友祐 夢咲ねね、龍真咲 
   三浦涼介 上原理生 渡辺大輔 ソニン 吉野圭吾 坂元健児 岡幸二郎 ほか

【あらすじ】
パリに咲き、バスティーユに散った美しき愛の物語。

民衆は貧困にあえぎ、貴族は贅沢に溺れる18世紀末のフランス―。
農夫ロナンは父を貴族に殺害されたことをきっかけに、
パリへ飛び出し、革命派に身を投じる。
ロベスピエール、ダントン、デムーランら熱き仲間を得て、新しい時代に希望を燃やす。

一方、宮廷に仕える心優しき侍女・オランプは
マリー・アントワネットとフェルゼン伯爵の逢瀬を手引きしてパリにやってくる。
マリー・アントワネットをつけ狙う一味との騒動に巻き込まれたロナンは
オランプと運命の出逢いを果たす。

決して出逢う筈のなかった二人は強く惹かれ合うも、対立する身分が壁となる。
そして、愛に悩む彼らの心を揺さぶるかのように革命の足音が近づいてくる…。

1789年7月14日、バスティーユ牢獄襲撃。
遂に革命の火蓋が切って落とされる―。(公式HPより)


 いよいよ4月9日から始まった1789ロナン=加藤和樹さんの初日に行ってきました。初演の時は小池徹平くんのロナンだったので、クール感の強い加藤さんがどんなロナンを演じるのかわくわく

いや~良かったです!貧しい農民ロナンの父が殺されるという暗いはじまりなれど、アップテンポな音楽とアクロバティックなダンスが滝のようもう、圧倒されまくりです。悪役な岡さんは客席からの登場ですが、お姿はジャベールのよう。違うのはあくまでも冷徹で、ジャベール警部のようなちょっとした心の揺らぎなどはみじんも見せません。それは王の弟、吉野さんも同じ。もう、笑っちゃうほどゴージャスです。

まあ、ストーリーは???なとこもあり、~たとえばバスティーユ監獄勤めのパパが、いくら娘を信じてるったって囚人の脱獄をかんたんに手伝っちゃう?・・的なツッコミどころいっぱいですが、そんな細かいことは気にしないで楽曲やダンスを楽しんだほうがいい感じの作品です

加藤ロナン、さわやか!幼さの残った感じの小池ロナンもよかったけど、加藤さんはすごく純粋で、結構苦労人な風情もあり、豊かな学生あがりの革命戦士との違いもくっきりしていました。

その革命戦士、ロベスピエールは三浦涼介くん。あの東京キッドブラザースの三浦浩一さんと純アリスさんの息子さん。ビジュアルはお母様に瓜二つな、不思議なオーラを持つ方です。ダンスもキレキレ初演ロベスピエールは古川雄大くんだし、ここはきっと美形枠なんですね。もうひとりの革命家、デムーランの渡辺大輔さんもとても良かったです。いいお声!なぜか遠目にあの話題の女子レスリング、伊〇馨さんに見えてしまい。。以下自粛この方、アンジョルラスいけそう。その恋人役のリュシル、則松亜海さんも素敵で目をひきました。お似合いのカップルロベスピエールにもそっと寄り添うかわいい恋人がいましたが、なにせ三浦涼介さん自身がお人形さんのようなビジュアルなので、ラブラブ感は薄かったかな。

そして、実は一番楽しみだったのが、マリー・アントワネットの愛人にしてスエーデンの外交官、フェルゼン伯爵広瀬友祐さんいや、もうなんというか、シンデレラの王子様ばりのかっこよさ。なにあれ、反則~流れるような髪を束ね、黒いベルベットリボンでまとめた横顔、ひるがえるマントに颯爽とした剣さばきもう、うっとりを通り越してロック・オンでしたよ~アントワネット王妃は、宝塚版で農夫ロナンを演じていたという龍真咲さん。名前からも、ばりばり男役ですよね顔も小さく、ゴージャスなドレスで華々しすぎる登場お衣装を見るだけでもおなかいっぱいになりそうです。ただ、この日が「女優」としての初舞台ということで、フェルゼン伯爵の戦友みたいな感じもしました何も考えずに愛人に夢中になったり無邪気に贅沢な暮らしを楽しんだりするような小娘感はないな。。。むしろ、「フランスのために、国王とともに!」と決意する後半の演技に説得力がありました。処刑寸前の姿も美しかったな

2幕はじめのシトワイヤン一丸となった力強いダンスには鳥肌たちます!必見!そして、戦い前夜の恋人たちのシーンもとてもせつなく美しいあーなるほど~それで副題に「バスティーユの恋人たち」ってついてるんだ~と納得。もちろん、フェルゼンと王妃の恋も入ってるんでしょうけれど。

あとちょっと、あともう少し!というところで起きる悲劇も切な過ぎて泣けましたお隣の席のお嬢さんはもう号泣。わかる~

カーテンコールでは、加藤ロナン、夢咲オランプ、龍アントワネットのご挨拶、そして小池修一郎氏、フランスチームのプロデューサー、作詞家、作曲家の方からご挨拶がありました。

加藤ロナンの「一日一日、一回一回を大切にして、だれひとり欠けることなく、最後にみんなで笑って終えられるよう、頑張って行きたいと思います!」という、座長としての素晴らしいご挨拶に、またほろりとさせられちゃったのでございました。

今回、スタンプラリー企画があるようですコンプリねらいか

入場者全員にキャストの缶バッチ。中身の見えない袋入り。私のはロベスピエールくんでした

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