pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

サ・ビ・タ~雨が運んだ愛@本多劇場K列上手

2010-03-27 23:17:39 | 観劇/コンサート

             

駒田一さん、山崎育三郎くん、原田夏希さんの3人だけのミュージカル。
初演は見逃しましたが、うさぎさんから「育ちゃんのファンになること間違いなしですよ。」とタイコ判をもらって行きました。まさにそのとおりでございましたよ。

家族を大事にする韓国発のこのミュージカルは、結婚をあきらめて弟妹のために尽くした兄の誕生日のささやかで心温まる作品でした。山崎育三郎くんは駒田さんの弟役。ちょっとしたトラブルから夢をあきらめなければならなくなり、荒れている風ですが、実はすごーく兄想い。モーツアルト!の主役ヴォルフガングに抜擢されたばかりの育ちゃんですが、心優しく繊細で傷つきやすいのにつっぱった態度をとる弟をキュートにこなし、ヴォルフガングも期待大~と思わされました。

駒田さんは、もうもう、せつなくどこまでも優しく大きな心の兄。なんとなく「ひとつ屋根の下」の「あんちゃん」を思い出してしまいました。自分の幸せよりも兄弟の幸せを願う兄に、思わずウルっときました。

原田夏希さんは、NHKの朝ドラ「わかば」で、造園家を目指すヒロインデビューだったかと思いますが、賠償美津子さんのようなしっかりしたあごとくっきりした目鼻立ちが印象的。こんな可愛い系のキャラが似合うのかしらと思っていましたが、なんの、歌はともかくとってもキュートで、ボイストレーニングしたらヴォルフガングの妻、コンツタンツェなんかいいんじゃないかと思いました。「勉強嫌いで、努力がでっきなーい」と歌っている姿が浮かびましたよ。今回コンツタンツェにキャスティングされたhiroさんは、頭が軽くておバカキャラで努力できない自分に苦しむようにはあんまり見えないなあ・・・なんて思ったりして。

今回サビタはカーテンコール後にゲストのトークがあり、本日は新納慎也さんでした。なんとM列に座っていらしたようで客席から登場。まあ、お顔の小さいこと、おみ足の長いこと。5月には本多劇場でDAIGOさんたちとリトル・ショップ・オブ・ホラーズをされるとのことでした。

サビタは観客参加型ミュージカルとのことで、劇にまきこんでしまったお客さん二人に韓国のりのプレゼントがありました。両サイドで雨を降らせた二人の方には「思い出だけお持ち帰りください。」とのことでしたが、気のまわる新納さんが「それだけじゃ申し訳ないでしょ」と、その方々に握手サービスをされていました。好感度アップですね~舞台役者たるもの、そうでなくちゃね!


              


ロビーには、駒田さんと育三郎くんの次回出演作、「キャンディード」と「モーツァルト!」のポスターが並んで飾られていました。

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モーツァルト!キャスト発表

2010-03-24 22:26:17 | 観劇/コンサート
ヴォルフガング・モーツァルト(Wキャスト)
井上芳雄/山崎育三郎
ナンネール(モーツァルトの姉)
高橋由美子
コンスタンツェ(モーツァルトの妻)
島袋寛子(SPEED)
ヴァルトシュテッテン男爵夫人(Wキャスト)
香寿たつき/涼風真世
コロレド大司教(ザルツブルクの領主)
山口祐一郎
レオポルト(モーツァルトの父)
市村正親
   セシリア・ウェーバー(コンスタンツェの母)
   阿知波 悟美
   アルコ伯爵(大司教の側近)
   武岡淳一
   エマヌエル・シカネーダー(劇場支配人)
   吉野圭吾
だ、そうです。育三郎くんでしたか~・・・四季の柿澤さんという噂もあったんですけど、歌唱力のある方なので期待できますね。吉野圭吾さんのシカネーダーや、祐一郎様のコロレド猊下にまた会えるのが楽しみです!
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立川志らく独演会@北とぴあつつじホール1階F列下手

2010-03-21 23:14:34 | 落語・講談

2月の市ヶ谷の会に遅刻した志らくさんのリベンジの会(主催者が同じだったのね)というので、とっても楽しみにしていました。

。。。。ところがこんなことってあるんですね。17日に開かれた銀座ブロッサムでは約1000席が満席だったというのに、今夜のつつじホールは前方席と後方席の間、E~I列あたりがすっぽり空席。うっそ~っっ私は後方、M列センターだったので空いてるとこに移れればいいのにな~などと思っていたら、開口一番のらく兵さんの「子ほめ」が終わったところで、腕章つけたスタッフさんが出てきて「今日はE列から後ろは自由席にしますので、ご希望の方は移動してかまいません。」ですと!

で、スタッフさんの説明が終わるか終らないかのうちにダッシュでF列のセンター寄り通路席へ移動。夢のような移動劇でございました。

登場した志らく師匠も「いや、志らくのチケットは取りにくいって言われたばかりなんですけど。。。」と苦笑い。私もこんなの初めてです。いつも満席なのに。

でも、落語はとても聴きごたえがありました。一席目はいつか聴きたいと思っていた「品川心中」。廓噺です。売れなくなった年増の女郎が、お人よしの男を道連れに心中をはかり、男が入水したあとに「やっぱやめた。」と逃げちゃうひどい話です。

仲入りの後は、マグナム小林さんのヴァイオリンとタップの漫談。演芸場っぽい感じになりました。

志らく師匠2席目は、一席目に続いて廓噺「紺屋高尾」。こちらは品川宿の性悪女郎と違い、心の綺麗な花魁、高尾さんに一目ぼれした紺屋の職人の人情噺です。高尾さんに一目会いたいという一途な想いで3年間で15両をため、お大尽の振りをして吉原に行く男。しかし「次はいつ来てくれるの?」と聞かれたことで、「3年働かないとこれない」とすべてを話してしまいます。正直な心にうたれた高尾は来年3月15日、年季が明けたら男の嫁にしてくれと。そしてそれが実現します。

・・・・・とっても心温まる噺なのですが、高尾が紺屋の職人に心を惹かれるところがちょっと唐突な感じがしちゃうのですね~ま、ともあれ、志らく師匠の人物の演じ分けは感動ものです。性悪の女郎も、高貴な花魁も、本当にそう見えちゃうところがすごいです。

ホールの行き帰りはIpodで米朝さんの「帯久」を45分ばっちり聴き、今日は本当に落語三昧でした。

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薔薇とサムライ@赤坂ACTシアター1階R列センター

2010-03-20 21:51:20 | 観劇/コンサート

作:中島かずき  演出:いのうえひでのり  作詞:森雪之丞
出演:古田新太 天海祐希 橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと 浦井健治
    森菜みはる 山本太郎 神田沙也加 藤木孝 ほか

いや、面白かったです!「五右衛門ロック」も面白かったけれど、今回はミュージカル色が濃厚で、「蜉蝣峠」と違って下ネタほとんどなし。なんと言っても天海祐希さんの「男前」がきわだっていました。か~っこいいオスカル様~宝塚以外であれだけヅカ男役モードを発揮できるのは新感線以外ないんじゃないでしょうか。相性ぴったりだし。

お話は、秀吉に釜茹でにされ三条河原にさらされたはずなのに実は生き延びて7つの海を股にかける大泥棒となった五右衛門が、女海賊アンヌ・ザ・トルネード(実は。。。。)を助けて某王家復活劇に手を貸すという大活劇。まあ、ストーリーはこの際、結構どうでもよく、ひたすら楽しいエンターテイメントになっていました。

浦井王子は新感線初参加でしたが、前からこの劇団のファンだったそうで、「ここに参加できて嬉しい」オーラが体中からあふれかえっていました。歌う歌う!踊る踊る!こんな楽しそうな浦井君は久しぶりです蜘蛛女、暗かったしね~・・痛そうだったし。金髪クルクルヘア、貴族の衣装、かわいいかった~1階前方上手はかなりおいしいです。

そして山本太郎さん!「デスペラード豹之進」というスペイン人と日本人のハーフですが、いい!歌もお上手だし、怪しい動きが新感線モードにぴたりとはまっていました。もちろん五右衛門、古田新太さんも高田聖子さんも橋本じゅんさんも怪演なんですが、今回は天海さんと浦井君に持っていかれたかな~という感じでした。

あ、ところどころに「M!」や「エリザ」や「離婚弁護士」ネタありましたよ。特にアンヌ天海とシャルル浦井の二人のあのシーン・・・あれ見ただけでも儲けもんでした。がま~ん、できなぁ~い

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柳家喬太郎独演会@東京芸術劇場中ホール2階最前列センター

2010-03-15 23:21:03 | 落語・講談

今夜は喬太郎さん。歌舞伎チャンネルの録画があったようで、ノリノリの独演会でした。

開口一番は柳亭市也さんの「牛ほめ」。
この広いホールでは、ちょっと心細そうな感じ。2階からは舞台全部を見下ろす形なので、広い中ホールの舞台にひとりぽつんと座っているように見えてしまいました。

ところが、やはりオーラの違いでしょうか。喬太郎さんが登場すると、途端に舞台と客席が一体化して、今度はさきほどのガランとした感じが全くなくなってしまいました。

今日やっと確定申告をすませてきたという喬太郎さんの1席目はなんと「死神」。
この噺は志の輔さんのCDで何度も聴いてすっかり頭に入っていましたが、最後に明るいところへ逃れてうっかり自分の命のロウソクを吹き消してしまう志の輔さんの結末と違い、喬太郎さんは最後に死神が用意した長いロウソクに消えそうな自分のロウソクの火を移すことができず、その小さな炎がゆらゆらゆらめきながらすっと消えて、喬太郎さん自身もぱたっと伏せてしまうという〆です。「ほらほらほら、。。。消えた」う~ん。。。甲乙つけがたいですが、どちらもその光景がくっきり浮かんできます。そして、喬太郎さんが最後に救った大店のご主人は、なんと「文七元結」に出てくる近江屋右兵衛さんなんですね。「旦那の命を3ヶ月延ばしてくれたら千両差し上げます」と懇願するのはなんとおひさちゃんと結婚したばかりの文七さんなんです。
それにしても、喬太郎さんの死神はこわかった~。。普段がライトで明るい声なだけに、死神の低くくぐもった声が本当にこわい。一時間近い長講でした。

10分の仲入り後は滝川鯉橋さん「粗忽の釘」。これは予定になかったのですが、「死神」が長すぎたので喬太郎さんが休憩をとるために急遽頼まれたと言っていました。なんとこの方は喬太郎さんのご親戚だそうです。Ipodの「お台場寄席」かなにかで鯉橋さんの落語を聴いたことがありましたが、なかなか歯切れのよい聴きやすい落語家さんです。

再び登場の喬太郎さんは、「長くて暗い『死神』でしたね~『こんなの、普通トリでやんねえ?』という同じ気持ちで客席が一体感につつまれてましたね~」と。
そんな重い噺の後は、ライトに落研ネタの「すみれ荘」。華やかな80年代に、まさか彼氏が落研て、言えないですよね。。。。と、長い長いマクラの後は、同棲中の女子大生が、彼が落研ではないかと疑って、ひそかに故郷でお見合いするという新作。この見合いの相手が破壊的な面白さ。その彼が作った歌を喬太郎さんがそれはそれは楽しそうに歌いまくってもう誰も止められません!って感じで、喬太郎ワールドにどっぷりでした。

古典も新作も自分の世界に塗り替えてしまう力は本当にすごいです。隣に座っていた女子高生にも大うけでした。

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三婆@新橋演舞場1階16列センター

2010-03-14 19:14:52 | 観劇/コンサート

母、姉、私のリアル三婆で、新橋演舞場にて親孝行観劇会。新派大好きな母は、この日に備えてしっかり体調管理をしてきたようです。

前回一緒に出かけた新派「女の一生」でも凛とした演技を見せていた波乃久里子さん(愛人)と水谷八重子さん(本妻)、朝丘雪路さん(小姑)の言ってみれば友情物語。

原作は有吉佐和子さんですが、現代風な味付けもしてありました。

金融業を営んでいた資産家の死によって本妻・小姑・愛人が遺産をめぐってドロドロの戦いを繰り広げるわけですが、したたかでたくましそうに見える3人が、実は根が優しく弱くかわいい女性であることが少しずつわかってきます。

計算高い愛人・波乃久里子さんがいい!着物の裾さばきが本当に綺麗で、結構激しく動いたり回転()したりするのに、全く着崩れない。身体能力高いんだろうなあ・・・着物での生活が習慣になっていない方には絶対に無理な動きかと思われました。

そして、朝丘さん。バストが大きいのは知っていましたが、あそこまでとは頼りないのに結構図々しい小姑を楽しそうに演じていました。

水谷八重子さんは、愛人や小姑に翻弄される孤独な本妻ですが、いかにも新派な前半から、22年後の現在の姿のギャップが大きくてうまいなあ・・・と思いました。

なんだかんだ言っても女同士の友情は最強!と思わせられる、痛快なお話でした。客席は年配率高く、外に出ると「自民党女性部なんとか支部」というバスが止まっていました。そういう団体さんが多かったみたいです。

帰りは築地の市場をのぞき、おいしいお刺身を買って帰ってきました。「てっぺん」と呼ばれるマグロの額~頭頂部の肉、美味しいです!

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神楽坂劇場二人会@新宿区箪笥町区民ホールG列・R列

2010-03-13 23:49:25 | 落語・講談

             


最近はまっている志らくさんと喬太郎さんの二人会というので、初めての神楽坂劇場へ。ここは牛込神楽坂の駅のすぐ上というロケーションの良さ。区立施設らしく地味なロビーには地域住民の書などがひっそりと展示されていました。

ところが、開場になって2階ホールにあがると、そこはとっても豪華な造りになっていて、椅子もとっても立派。びっくりしました。

でも、座席についてまたびっくり。G列まではフラットで、右ひじだけのついたパイプ椅子が並べてあるのですが、まるで天罰とでもいうように私の前の席にめちゃくちゃ肩幅も上背も大きな男性が、壁のようにお座りに。しかも椅子は並行配列。。。。しかも私はセンターど真ん中席。当然2大巨壁で前方は視界ゼロ。ど真ん中なので、右に頭を傾ければ右隣のおじさんと頬寄せることに。左隣も同じこと。。。。もう、これって天罰

中入までは我慢しましたが、さすがに困ってスタッフに相談したところ、最後列の最下手が一席あいていて、交換してもらうことができました。。。てなわけで、前半は志らく喬太郎2大巨頭のほとんど声だけ。。。

でも、最後列ではストレスなし。この劇場は最前列以外ならH列以降がベターです。

開口一番は先日一門会のチケット係だったらく太さんの「がまの油」口上が面白かったな~。続く志らく師匠は、二人会だと構成が難しい、今回は2席ずつなので志らくは最初とトリでいいだろうと思われるかもしれないけれど、中入はさんで喬太郎師匠の噺が2題続くと、そこで「喬太郎ワールド」ができちゃうからな~と言いつつ、一席目は滑稽噺「松竹梅」。もう、ぐーっと志らくワールドに連れていかれました。本当に志らく師匠の江戸っ子はかわいくて大好き。長屋の祝言に名前だけで呼ばれた「松・竹・梅」の三人の余興をめぐる噺。こんな余興がでたらドン引きかも。

2席目喬太郎師匠はちょっと重めの人情噺「錦木検校」。家督争いに負けそうな大名の息子のの体を揉んでいた按摩・錦木がその体型だけで「将来大名になる骨格」と言い当てる噺でした。

中入後は喬太郎師匠「饅頭こわい」。あまりにも有名な噺ながら、じっくり聴いたことのある人は少ないかもという噺。師匠のてにかかるとこれだけ面白くなっちゃという見本のような噺でした。「みなさん、志らくと喬太郎の火花とか期待してない?楽にいこうよ~」ライトな喬太郎師匠の肩の力の抜き方いいですね。

トリは志らく師匠の「柳田格之進」。志の輔さんの高座で何度か聴いた人情噺の大作ですが、柳田が碁会所に行くようになったいきさつや、娘のいとさんの描写が少しちがっていました。終演後、横を歩いていた人の話によれば、志らく師匠は馬生師匠の噺を、志の輔師匠は志ん朝師匠の噺に忠実になぞっているとのことでした。

ソフトな喬太郎師匠とストイックな中に狂気を秘めた、でも結構プリティー感のある志らく師匠。どっちも好きだなあ。しばらくこの二人を追っかけます。

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それぞれのコンサート市村バージョン@東京国際フォーラム2階2列センター

2010-03-13 23:31:17 | 観劇/コンサート

迷いましたが、やはり幻の「市村ファントム」観たさにフォーラムへ。
ゲストは武田真司くんでした。エリザベート「愛と死の輪舞」で登場。サックスもお上手で、緊張でコチコチだったのが、サックス演奏からはだいぶリラックスされていました。市村さんとのつながりは「スィーニートッド」ですが、次回作「ロックンロール」でも共演されりそうです。

市村さんのステージはやはり素晴らしいエンターテインメントという感じ。しょっぱなからとばしていました。ダンサーもたくさん登場して四季時代のメドレーも素敵。「コーラスライン」では、還暦を迎えられたことなど微塵も感じさせない足のあげっぷり。そして、若いダンサーさんをリードする素晴らしいダンス堪能いたしました。

でも、やはり一番感動したのは「オペラ座の怪人」。もちろん本編まるまるでもなければクリスティーヌが出てくるわけでもないのですが、構成が素晴らしく「オペラ座の怪人」「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」「ポイント・オブ・ノーリターン」など、「これぞファントム!」な曲がぎゅっと詰まって全編みたような気になってしまうのはさすがでした。最後の切ない「クリスティーヌ、I love you.....」ではどわっと涙がでてしまいました。

終演後の市村さん、武田くん、指揮の塩田さんのトークもとっても楽しかったです。百戦錬磨の市村・塩田に武田くんタジタジといった図・・・・面白かった~

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桂米團冶独演会@東京芸術劇場小ホール2 K列下手

2010-03-10 23:07:07 | 落語・講談

上方落語の御曹司、桂米團冶さんの独演会に行ってきました。

最近は仕事帰りの落語会にいける機会が多くてうれすいです。
と、いうか、サラリーマンでも仕事帰りにちょこっと立ち寄れるような時間と値段の設定になっているんでしょうね。背広のみなさんがたくさんいました。

米團冶さんは人間国宝・米朝さんのご長男とあって、表情や声がよく似ています。そして、やはり御曹司。コテコテの大阪弁なのに、とても品のある噺家さんでした。米朝さんの「一文笛」を聴く機会が今後あるかどうかはわからないけれど、
米團冶さんによるこの落語を聴くことができて、本当にラッキーだったなあと思います。

上方落語、江戸前とはまた違ったゆったりした面白さがあるなあ。。。

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なごり雪

2010-03-09 23:36:31 | 雑感

残業して職場を出ると、夕方からのみぞれが雪にかわっていました。

あ~あ・・・・さっさと帰れればよかったのにな~と思いつつ、

口ずさむはお約束の「なごり雪」

時は卒業式シーズン、もうすぐ春休み

いろんな別れがあって、この歌を口ずさむ人もまだ結構いるんだろうなあ・・・

と、雪の中を自転車で走りながら歌ってしまいました。

「去年より ずっと きれいになった~

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それぞれのコンサート鹿賀バージョンその2@東京国際フォーラム2階2列下手

2010-03-08 23:19:02 | 鹿賀さんの舞台

               


久しぶりの猪突猛進モードに入った私。今日も有楽町へ。駅で同じ目的のchat noir先輩に偶然お会いしてハイ・タッチ!もう、私たちって、どうしようもないですわよね~

さて、今日は昨日より一列前なだけで殆ど同じようなお席でしたが、開演のオルゴールが鳴るころ、前の席に黒いスーツの青年がふたり、そっと座りました。
誰だろ・・・と思ったら、な・な・なんと、本日の特別ゲストESCOLTAのバリトン吉武大地くんとリーダー結城安浩さんじゃありませんかうっそ~

お隣に座っていた二人連れの方はESCOLTAファンだったようで、ものすごく緊張されているのがわかりました。こんなとこで座ってていいの~??と思っていたら、万里生くんの「彼らの心は天国に」が終わったあたりで退席してステージへ。

大地くんの「万里生がお世話になってござりまする。」みたいな緊張のあまり()のようなカミカミのご挨拶のあと、鹿賀さんの「PRIDE」に結城リーダーがアレンジしたという素敵なバックコーラスをつけていました。・・・でも、それでおしまい。「特別ゲスト」なのに~ジキル&ハイドの「事件、事件」なんかESCOLTAがやってくれたら最高なんだけどな~それにしても、もう一曲くらいは聴きたかったです。まあ、間近で見られたんだからいいけれど。

今日は万里生くん、宝塚を退団した安蘭けいさんがメインのゲストで、昨日市村さんがおやりになった部分は万里生くんが頑張っていました。まさか万里生くんのバルジャンが聴けるとは思いませんでした。「対決」では、昨日と変わって鹿賀さんがジャベール、万里生くんがバルジャンパートを歌い、最後に「先輩!ありがとうございました!」と、さわやかに消えて行きました。ラ・カージュのゲイも可愛かったです。もともと可愛いですからね。万里生くん。

てなわけで、衝動買いしたリピーターチケットでしたが、本日も大満足でした。

ホリプロさん、やっぱり私、鹿賀さんのジキル&ハイド、また観たいです!
期間限定でいいからお願いします!

 

コメント (5)
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それぞれのコンサート鹿賀バージョン@東京国際フォーラム2階3列下手

2010-03-07 23:12:14 | 鹿賀さんの舞台

              

鹿賀さんがジキル&ハイドを引退してどれくらいになるでしょう。バンクーバーオリンピック、フィギュアのエキシヴィジョンでも使われた「時がきた」そして「生きている」。もう一度鹿賀さんの歌で聴きたい!という気持ちだけでこのチケットをとりました。

その期待に答えるように、開演はオルゴールのような「時がきた」
私にとっても、「キター」という感じで、胸がいっぱいになりました。指揮者正装の鹿賀さんが登場!オーバーチュアはわくわくするようなミュージカルナンバーのメドレーです。
踊る指揮者、塩田さん真っ青のノリノリの指揮っぷり。後姿も素敵でした。

登場した塩田さんと握手して交代の後は、鹿賀さんの舞台の歴史、映画やテレビの歴史、そしてまた舞台に戻ってきた喜びなどを素敵な曲の数々とともに披露してくれました。

鹿賀さんにとって大きな出会いだったというミュージカル「レ・ミゼラブル」からの最初の一曲はなんとカフェ・ソング。ジャンバルジャンもジャベールもやった後でマリウスやりたいとは言えなかったものの、一度はこの曲を舞台で歌ってみたかったと仰っていました。また、バルジャンもジャベールもされた鹿賀さんの「ひとり対決」は出色でした。ふたりがだぶって違う歌詞を歌うとこはどうするのかな~と思ったら、「長い年月~」のところから市村正親さん登場。やっぱりうまい!声の相性がいいのか、バルジャンとジャベールのふたりの歌詞がくっきりしてすばらしい「対決」。そして、市村さんが「ひとりでやってろよ!」と去った後は、本当の「ひとり対決」をやってのけた鹿賀さん。ジキ・ハイでも「ひとり対決」ありましたが、実は間違えちゃったこともあります。。。と告白されてました。

今日のゲストは市村正親さん・田代万里生くん・笹本玲奈ちゃんと、歌の素晴らしい方ばかりで、聴きごたえがありました。田代くんはジーザスの「彼らの心は天国に」歌いましたが、今までのようなオペラの歌唱法ではなく、ものすごく迫力がありました。ウーマン・イン・ホワイトからの「すべては幻」も素晴らしかったです。「エリザベート」では皇太子ルドルフですからね~衝撃の石丸トート(噂は本当だったんですね!)との「闇が広がる」が今から本当に楽しみです。

ジーザス・クライスト・スーパースターのメドレーでは、鹿賀さんの「ゲッセマネ」初めて聴きました。山口祐一郎さんや今井清隆さんの「ゲッセマネ」とはまた一味違う、鹿賀さんならではの叫びがありました。そして、市村さんの「ヘロデ王の歌」楽しかった~ダンスのノリもよく、さすが市村さん!真骨頂ですね。ラ・カージュ・オ・フォールの曲も素敵でした。本編、観にいけばよかったなー・・

玲奈ちゃんとはそれこそ親子ほども年の離れたトニーとマリアのウエスト・サイド・ストーリーでしたが、しっとりして素敵な「トゥナイト」でした。市村さんが、玲奈ちゃんのマリアいいねー。。ホリプロでウエストサイドできればいいのにね~と、しみじみ話していました。本当ですね。

さて、いよいよおまちかねジキル&ハイド。「時がきた」~「生きている」で、ジキルからハイドに変わっていく様を演技プラスで再現。やっぱりいいな~素晴らしい!でも、できれば「生きている」はフルコーラス歌って欲しかったです~

最後はレ・ミゼから「彼を帰して」アンコールはやはり「スターズ
ジキハイではじまり、レ・ミゼデ締める。
鹿賀さんの中でも、やはりこの2つ作品は大きいんだな~と思わせられました。

そして、鹿賀さんにしてもゲストの3人にしても本当に素晴らしく、「一流」をみせてもらったという満足感で一杯になりました。それなのにロビーでは流行り(?)の「日程限定リピーター割引・半額」・・・・んで、明日は公休なんでのんびり寝てようかと思ってましたが(こちらは2000円引き)のエスコルタゲスト日を一枚GETしてきちゃいました。

年度末で残業続きだっちゅうのに、市村さんバージョンもみたくなってしまい、必死でこらえてます

エスカレーターで、「ねえ、やせたんじゃない?」などと大声で話してるふたり連れがあり、何気なく見ると森公美子さんと床嶋佳子さんでした。床嶋さん、お顔が小さくてまるでお人形さんのように美しかったです。森さんも、確かに少しシャープになったような。。。他にも俳優さんオーラの方が多かったです。やはり御大ふたりの競演は役者さんたちにとっても勉強になるんでしょうね。

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雨の中のにゃんこ

2010-03-02 23:03:14 | 

先日の雨の日のことです。行きつけの歯医者さんの駐車場でだれかにじ~っと見られている気がして振り向くと、フェンス越しに猫がいて、「ねえ!たのむ!」という感じで

「にゃー!にゃー!」と鳴きかけています。そばに仔猫でもいるのかな?と思いましたがそうでもなく、歯医者さんの予約時間になっていたのでそのまんまにして行ってしまいました。

歯医者さんで待ち時間と診療時間で30分ほどたったでしょうか。階段を下りるとそこに

「待ってたんだよ!」と言わんばかりにさっきの猫が。

本当に必死に何かを訴えかけている様子だったので、雨の中でしたが今度はちょっと時間をかけてあたりを見ました。・・・でも特に変わった様子はなし。猫も、呼んでる風なのに手を伸ばすと逃げて距離をとってしまい、つかまりません。

そんなこんなで結局は何もできずに帰宅したわけですが、いつだか、知人の飼っている猫がものすごく必死に鳴いて赤ちゃんのベッドの方に呼ぶので行ってみたら、赤ちゃんがうつ伏せになって窒息寸前だった、猫が呼んでくれて九死に一生を得たと言っていたのをふと思い出しました。

フェンスの向こうは古いアパート。もしかしたら、何か尋常ではないことがあったのかもしれないなあと、ちょっと不安に思いました。生き物って、本当に不思議です。

あの猫、本当は何が言いたかったんだろう・・・

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