Festival(フェスティバル)
carnevale(カルネバーレ)
「とうとう始まったね!カーニバル!!
早くレンタル衣装の予約をしに行ったおかげで
今年もまたお気に入りの衣装を借りることが出来て良かったよ。」
ベネツィアでは観光客でもカーニバル用の衣装を貸してくれるところが
たくさんあります。
もちろん、maschera(マスケラ:仮面)も、靴もなんでも揃っています。
mascheraくらいは思い出のために購入してもいいかもしれません。
フルマスケラ(顔を全部覆うようなタイプ)は、皆さん一年くらい前から
注文している場合が多いのですが、
目だけを覆うものや、顔半分を覆うマスケラはいつでも買えます。
私は顔半分のマスケラを購入していて
衣装は朝8時半に着付けてもらいに貸衣装屋さんに出向きます。
所々にゴブラン織りを施したシルクのドレスに(これが結構重いっ!)
ベルベットの黒いマントを羽織ります。
ドレスの下には今ではもう見ることもない木製のパニエを履きます。
パニエとは、ウエディングドレス等の下につけるペチコート、
ドレスをより広げるために履くんですね。
そして口元にはなぜだか、黒いほくろを描くのがお決まりのようで。
完成した姿はまるで別人!中世のお姫様も顔負けの出来栄え!!!
男性の正装は、黒マントにハット、そしてステッキですね。
(でもどういうわけか、フルマスケラをして女装する殿方の方が多いのです)
これで朝から夜までベネツィアの街中を練り歩きます。
途中、いろんな国の人々から「写真を撮ってもいいですか?」と
お声がかかり、その度にポーズをとらなくてはなりませぬ。
カーニバルの仮装って、本当に楽しいんです。究極のコスプレですね。
その仮装のまま、みんなが決まって集まる場所は
サンマルコ広場のカフェ・フローリアン。
ここでお茶をするのが、最大の楽しみなのです。
店の内装と、そこに集う人々を眺めていると
「いったい今、いつの時代にいるんだろう?!」とタイムスリップしたような
感覚に陥ります。
最後の日には、サンマルコ広場で仮装コンテストなるものが行われ、
いつもどんなすごい仮装の人が選ばれるんだろうと思うのですが
疲れてしまって見に行った試しがない(笑)
途中で家に戻って、ガラーニを食べながら熱いコーヒーで
体を温めます。
ガラーニはベネツィアの方言で、カーニバルの揚げ菓子のことです。
フリテッレとか、キアッケレとも言いますが、同じ種類です。
私は中にカスタードクリームが入ったフリテッレが大好物です。
シュークリームを揚げたような・・・・と想像してもらうのが
一番近いですね。
ガラーニは中に何も入っていませんが、バニラ風味の粉砂糖が
これでもか!っていうくらいかかっていて、たまらなく美味しいです。
たーくさん種類があって、毎年美味しいガラーニを見つけてくる友人がいます。
もしあなたがベネチアのカーニバル時期に旅をすることになったら
是非ぜひ、仮装していにしえのお祭りを体験してみてください。
忘れられない思い出になることでしょう!(ミ)
ベネツィアには仮装コンテスト、こちらはブログランキング。応援クリックよろしくね!
ヴェネツィアの写真を見て懐かしくなってついコメントしたくなってしまいました。
ヴェネツィアの街には仮面を売る店が沢山目に付きますね。店の奥に職人がいてそこで造っているんだと同行者に教えてもらった事を思い出します。
今度は是非カーニバルの時期に出かけてみたくなりました。
コメントありがとうございます、とても嬉しいです。
今日は今年のカーニバルの最終日です。
一度でも参加すると、また次も!と思うんです(笑)
みんなカーニバルが終わった日に、もう次のマスケラを注文したり。
あれだけド派手に楽しんだら、ストレスも発散します。
うまくカーニバルの時期に合わせて渡伊出来ますことを祈ってます♪
いや~お祭り騒ぎなら何でもOK。
文章から伝わる勢い、トンチンカンにも一緒にもありあがりそうなエジプト人が参戦したら大変でしょうねえ(笑)
日本にもうお帰りですか?
エジプトっぽい服装の人もいるんですよ、毎年(笑)
写真がありますから、今度お見せしましょう。
どこの国の人も、楽しいことはやっぱり好きなんですね♪