بِيرَة (ビーラ)
これは、私のカイロの部屋のベランダ。
時折聞こえる「ベッキアー!」(金物修理)という声と、子ども達の声以外しない、静かな地域。
歩き回って帰った夕方は、さわやかな風と、緑を眺めながら、冷たいビールが美味しいものです…
と言うほど、実はビールが好きではないのが残念。
味はもっさりした感じ?ドライビールとはほど遠い。とはいえ、ビール好きではないので「旨い」表現がわからない。
このビールは、「こんな暑い日は帰って一杯やりなさい」と、上司が買ってくれたもの。
アルコールを飲んだら地獄に落ちると信じている彼が、買ってくれたのはもちろん、ノンアルコールビール。
BIRELLという、エジプトではポピュラーなブランドである。
上司はこれが大好きだが、ファーストフード系4星レストラン(ケンタやピザハットなど)には置いていない。置いていないのに、必ず聞く。
「いつでも、どこに行ってもあったためしがないじゃない」と言うと「あるかもしれないじゃないか。聞いてみなければ判らない」と言う。こういう、なんでも「聞いてみる」と言うのは、エジプト人の特徴と言える。
街中のキオスクにはよく置いているので、ランチの後、食事と一緒に飲めなかった彼は、立ち飲みしている。
キオスクで立って飲むのは牛乳…というイメージの私は、エジプト人にはどう見えるだろうか?
ノンアルコールと言えど、道の真ん中で瓶ビールを傾ける姿に、私はいつになったら慣れるのだろうか?[a]
アワアワ~
祖国を離れると、ラマダンの過ごし方も変わってくるのだなぁと感心した次第。
私もアルコール0のもどき飲料が苦手なので、アルコールを飲んではいけないのだったら、碧さん同様、牛乳をグビグビ飲むか、冷たいお茶をグッと飲み干すほうがいいなぁ。
ないならないで、違うものを探求したいと思います。
旅なれるに従い、よりいっそうそう思うようになりました。
でも私は水が大好きなのでグビグビと飲んで幸せになっています(笑)
「いつでも、どこに行ってもあったためしがないじゃない」より「あるかもしれないじゃないか。聞いてみなければ判らない」の精神素敵です。経験で先を読んでやめてしまうよりも聞いてみるって案外できないんですよね・・・参考になります!
おお、ビールが飲めるのは大人になった感じでしょうか?
しかし、水ほど美味しい物はないですよね。
エジプト人はこういう人たちなので、ナビは必要ないです。
この感覚、忘れないでもらいたいです。