Penge (ペンゲ・デンマーク語)
お金、というお題を聞いて、ふと引き出しに眠っている海外通貨のことを思った。ずいぶん前から、手つかずの紙幣とコインが眠っている。このたび思い立ったので、点検をしてみた。
写真は、その一部。特徴は、どれも新券ということ。日本で両替すると、大概このような新券を手にすることになる。これが、海外の人にはびっくりすることらしい。
これまでに、二度ほど聞かれたことがある。「どうして日本人は、きれいな紙幣を持っているの?」フツーに両替してきただけですよ、と言っても、信じられない、というような顔つきだった。この時、紙幣はなるべく使い古したものを持たねば、あらぬ疑いをかけられる可能性があることを知った。もちろん、二人は疑ってはいなかったが、「新券なんて、ろくに見たことがないんだよ!だけど、日本人はいつも新券を持ってくるから、不思議でならなくて」というのが銀行員となれば、反応のしようがないというものだ。それは、こっちの台詞ですよ…
ところで、碧の故郷?エジプトの紙幣は、私の人生の中で最も驚くべきものだった。その使い古された姿には、考古学博物館に飾られていても不思議ではないよね、と思うくらいだった。是非、1枚は手元に置いておこうと思ったのだが、うっかり全て使ってしまった。惜しいことをした。
…と思っていたら、思わぬ人から、ツタンカーメンの彫られたコインを贈られた。「エジプトにご縁の深いあなたへ」はて、そんな記憶はないのだが…
いずれは、両替するか、どこかに寄付しようと考えているこれらの紙幣。だけど、もうしばらく…夢を見ようと思う。きっとまた、これらを持って旅立つ時が来るんじゃないかな、という風にね。[y]
さて私の故郷のお金は、漏れなく衝撃を与えているようで!
手元にって…あのひどいものはさっさと手放したいでしょう。
最近はほとんど見なくなったので、写真に撮っておけば良かったと思いました。
私も、もう行かないであろう国のお金をもっています。
いつか行くかもしれないですものね!
わからないですもの。どこにご縁があるか。
ますます、惜しいことをした気がしますねぇ。
本当にとっておきたかったんですが、最後の空港でナツメヤシの誘惑に勝てず、使ってしまったのでした。
ホントに、どこにご縁があるか分からないですよね。どこへでも行ってしまう我々なだけに(笑)