Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

目視確認中に車がふらつくのは

2013-02-08 23:51:49 | Weblog

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進路変更前などにおける安全確認では、
特にミラーに映らない部分の目視をしっかりやってください。

ところが、この目視確認をしている最中に
車をふらつかせてしまう人がいます。
この症状が出る原因としては…

まず、見る場所(方向)の問題がありそうです。
もしや、後ろを振り返るように見ていませんか?
目視確認すべきなのは、
“真横より少し後ろ”ぐらいの所ですよ。
そこよりも後ろの方はサイドミラーに映りますから、
ミラーを上手に使えば確認できるはずです。

また、首だけでなく、肩も一緒に動かしてしまっていませんか?
たしかに「首を振っただけではダメ」とは言われますが、
(教習でそのように注意することもありますが)
それは「肩まで動かせ」の意ではなくて、
「しっかり見なさい」ということです。
肩は動かさずに、首だけで斜め後ろを見るようにしてください。

加えて、ハンドルを握り締めていることが原因であることも多いです。
目視確認中は言わば“わき見”状態なのですから、
ハンドルには余計な力を加えないでください。
肩と腕の力を抜いて、正しい運転姿勢を保持したまま、
首だけを斜め後ろへ向けてください。

そもそも、車がふらつくのは、
ドライバーがハンドルに頼りすぎている証拠でもあります。
車の運転で重要なのは、「安全確認」であり、次いで「加減速」であり、
「ハンドル操作」は、二の次(「三の次」と言うべきか?)です。
確認中だけの話ではなく、普通に走行している時にも、
ハンドルを握り締めないように、心がけましょう。


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切り返しはどれだけバックする?

2013-02-06 23:59:22 | Weblog

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狭路の中で曲がりきれないときは、
躊躇せず切り返しをしましょう。
もし車体がポールにぶつかったら
その時点で試験は中止になってしまいますし、
1つの狭路課題に切り返し1回だけなら減点されないのですから、
無理して通ろうとする意味がありませんよ。

ところで、その切り返しでは、
どのくらいの距離をバックしたら良いでしょうか。

無論、その時々の“曲がりきれなかった度”によりますが、
「概ね1m」と覚えておけば、まあ間違いないでしょう。

切り返しが必要となった時点で、
ボンネットの前やドライバー横の景色を見ておき、
さらに、1m後退した後にどう見えるかを想像して、
バックを始めてください。

ちなみに、切り返しの際のハンドルは、
曲がりきれなかった時のハンドルを逆に回すことになりますが、
それだと車体の動きが分かりにくい人が多いので、
パイロットアカデミーの教習では
「逆に切る」のでなく「ハンドルまっすぐ」でのバックを教えています。
ハンドルを切らなければ内輪差も外輪差も生じないので、
「どれだけ下がるか」に神経を集中しておくことが出来ます。
お試しあれ。


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クランクは曲がれれば良いわけではない

2013-02-04 20:17:50 | Weblog

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クランク型(屈折型)やS字型(屈曲型)の狭路課題は
何を目的にしているか、お分かりですか。

狭路課題の目的は、
ズバリ言って、「車両感覚」と「速度調節」です。

ハンドルをどう回せば車体がどう動くのか、
前輪と後輪とで軌跡の描き方はどう違うのか、
加えて、切り返しをする時の車体の動きはどうなるのか、
といった車両感覚を、
そして、
MT(マニュアル)車なら半クラッチと断続クラッチを、
AT(オートマ)車ならクリープの体感と微妙なアクセル加減を、
狭路を通過しながら身に付けてもらいたいのです。

そういう意味を込めて、パイロットアカデミーの教習では、
「ここでハンドルを回し始めてください」というような目標は、
少なくとも初めの段階では、敢えて教えません。
ある程度ご自分で車を誘導できるようになってから教えたり、
教習生によっては、そういう目標を教えないことすらあります。

車両感覚と速度調節がうまく出来ていれば、
ハンドルを切り始める目標なんか知らなくても
クランクは難なく通過できるはずですし、
逆に、目標を使って狭路を通過する“近道”を覚えてしまうと、
教習課題としての目的が達せられなくなる心配もあります。

クランクは曲がれれば良いという課題ではないことをご理解ください。


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ネタ帳を付けることの効用

2013-02-02 17:16:21 | Weblog

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この「 Pilot-K の『前見て加速!』」を
gooブログで開設してから、丸6年が経過しました。

小生がブログを書き始めてから一番変わったのは、
「ネタ帳」を持ち歩くようになったことかも知れません。
いつでもどこででも
「これはブログのネタになる」と気付く事があれば
ちょこちょこっとメモするようにしています。

特に、教習時間中はネタの宝庫です。
同じ教習課題でも
教習生によって説明方法や例え話が異なったり、
時には「ああ、こんなふうに説明した方が分かりやすかったかな」
と反省したりするのも含め、
(教習生さんには申し訳ありませんが)
ブログのネタにさせてもらっています。

そういう意味で、このブログを書くことが、
日記(そもそも「ブログ」は「日記」なのですが)を付けるのと
同じような効用をもたらせてくれていると言えます。

これからも、皆さんに分かりやすい記事を書くよう心がけ、
可能な限りブログ掲載を続けたいと思っていますので、
ぜひ今後もご愛読のほど宜しくお願いします。


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