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今日はMT(マニュアル)車の話題です。
仮免許を取るまでの所内教習では、
坂道は、低速ギアで通過する練習をします。
上り坂の途中で一旦止まって坂道発進する場合が多いですが、
途中で止まらずに通過する場合でも、
「2速」で坂を登り、坂を下るように教わっていると思います。
ところが、
路上でギアを2速に落とすべき坂道は滅多にありません。
東京の路上試験コースで言えば、
府中・小金井コースの「多磨霊園裏の下り坂」だけです。
鮫洲コースの“太鼓橋”を通過する際も、
速度によっては3速が適切なときもありますが、
2速にまで落とす必要はありません。
路上では、むしろ、高いギアのまま、
アクセルをしっかり踏んでいくべき坂道が多いです。
これを、教科書どおりにギアを落とそうと減速してしまうと、
坂に負けて登れなくなってしまいますよ。
もっとも、先に挙げた多磨霊園裏の下り坂もそうですし、
東京以外(例えば神奈川の二俣川)の路上試験コースには
2速に落とすべき坂道も有るには有ります。
また、歩行者や他の車の動きによっては、
「坂だから」という以前に減速すべき場面もあるので、
そういうときには当然ギアを落とすことになります。
ですので、所内教習における「2速での坂道通過」は
決して無意味なわけではなく、
しっかり練習しておかなければならない課題であることは確かです。
でも、「坂だからシフトダウン」と思い込んでいると、
勝手が違ってしまうことがあるので、注意しましょう。
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2012/12/26 23:30現在、自動車(運転技術+全般)カテゴリーでは、第13位です。
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