Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

「やむを得ず失効」でも無免許運転です

2014-12-06 23:49:24 | Weblog

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俳優の高倉健が亡くなった。

ところで、彼の代表作『幸福の黄色いハンカチ』
(ちなみに、同タイトルのTBSドラマは菅原文太が主演だったそうな -Wiki情報)
物語中に、主人公・島勇作が車を運転するシーンがある。
しかし、島は、服役中に運転免許の期限が切れていた。

このシーンで、
「やむを得ず失効」というセリフが出てくるが、
下世話なことを言うと、この用語の使い方は正しくない。

「やむを得ず失効」とは、
傷病、海外渡航、身体拘束等のやむを得ない理由で更新手続きができなかった場合に、
その理由が止んでから1ヶ月以内に手続きを行えば免許証が交付される、
というもので、「免許復活」の際に用いる言葉。
この手続きをする前の状態は、単なる「無免許」でしかない。

本来なら、警察が放免するはずがないし、
刑期満了でなく仮出所であった場合には再び刑務所行きになりそうなところだが、
そうしてしまうと話が進まないし、
これこそが物語の核心(ムショ帰りであることが判明する)なので、
そのまま運転を続けることにしたのも、ストーリー上、仕方が無いのだろう。

まあ、それを差し引いても「名作」には違いないのだが、
商売がら、ちょっと気になった次第。


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