Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

障害物回避=“永字八法”

2010-09-14 23:29:24 | Weblog

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「障害物回避」を、
第1段階(所内教習)の仕上げ課題としている教習所様が多いと思います。
しかし、パイロットアカデミーの教習では、
かなり早い段階で障害物回避の練習を始めます。

と言うのも、
パイロットアカデミーの使っている練習場では、
周回コース上に障害物が設置されていて、
教習のたびに必ずそこを通らざるを得ません。
ですから、
早いうちに障害物の避け方を覚えておけば、
毎回そこを通るたびに練習ができる、という寸法です。

しかし、それだけが理由ではありません。

「障害物回避」にはいろいろな要素が盛り込まれています。
障害物回避に必須の「進路変更」には、
「安全確認」や「加減速」の練習が含まれ、
これがそのまま、右左折や発進時にも応用できます。
そして、「対向車との駆け引き」を繰り返し練習することで、
優先順位が理解でき、状況判断のコツもつかめてきます。

ところで、聞きかじりの知識で恐縮ですが、
漢字の「永」という字には、
トメ、ハネ、ハライ等の筆遣いの基本がすべて盛り込まれているので、
お習字では「永」の字を何度も練習するのだそうですね。

言ってみれば、それと同じ。
「障害物回避」によって、運転の基本が総合的に練習できるのです。
しかも、周回コースに障害物があればこそ、教習のたびに毎回。
そういう環境にあることは、むしろメリットと考えて、
有効に利用させてもらいましょう。


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