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試験官:「不合格です。進路変更の際の目視確認がおろそかでした。」
受験生:「ええ~? ちゃんと首振って見てたじゃないですか~!」
試験場では、日に1回必ずと言って良いほど、
こんなやり取りが交わされます。
(毎日見ているわけではないですけど。)
こんな認識違いはどうして起きるのでしょうか?
最も考えられるのが、「首を振っただけ」というもの。
「ルー・シー・サイ・モク」(※)というような、
手順を“型”に嵌めた練習ばかりしていると、
ともすれば、“目視した振り”をすることに陥りがちです。
「首は振っていても“確認”をしていない」というのは、
試験官には見抜かれてしまっていますよ。
(試験官でなくても小生でも分かりますから。)
※「ルー・シー・サイ・モク」とは、
安全確認項目を覚えやすいようにその頭文字を拾ったもの。
これ自体は良くできた語呂ではある。
教習を始めたばかりの頃に手順を覚えるためには上手に使いたい。
・ルー=ルームミラー
・シー=指示器(ウインカー)
・サイ=サイドミラー
・モク=目視
もう一つ考えられるのが、
「目視したその目が横を見た状態のままハンドル操作した」というもの。
「確認の動作が終わらないうちに進路変更を開始した」のなら、
すなわち、「確認せずに進路変更した」ことと同義です。
これを防ぐには、
ミラーと目視で安全を確認し終えたら、
ハンドルを操作するより前に、
目を前に向けて、アクセルを踏んでいくと良いでしょう。
そう。「前見て加速!」がコツなのです。
加速した後、ハンドルを操作することになるのですが、
多くの場合は、ハンドルは意識しなくても
「前見て加速」だけで自然に進路変更ができてしまうはずです。
冒頭に挙げた試験官との口論は、
少なくともパイロットアカデミーの教習生は、
試験場でやっていないと信じています。
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