小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

地方政治情報・・・

2007年06月18日 | 私の考え
民社協会が、所属の地方議員向けに年4回発行していた「地方政治情報」が本年6月号をもって休刊しました。
議会質問の参考となる素材の提供や考え方などたいへん参考になる資料だったので休刊は残念です。

最終号には、議会で質問する際に留意するべき点が書かれていました。以下に何点か私の考え方とともに紹介します。

■国の動きをフォローすること
意外に思われるかもしれませんが、地方議員にとって国の動きをフォローすることは非常に大切なことです。国の動きを知らなければ非常に薄っぺらな議論となってしまいます。
今はネットで全ての国会審議も視聴可能ですし、審議会等の配布書類や議事録もダウンロード可能です。その気にさえなれば必要な国の動きは把握可能です。

■新聞報道・論調をフォローすること
何と言っても新聞の情報量・質に優るものはありません。私は議員になってこの4年間、新聞のスクラップを続けてきました。この新聞情報から多くのことを学び、質問してきました。
もちろん、新聞記事だけでは質問は出来ません。記事をもとにネットで掘り下げて調べたり、町の状況を役場や現場で聞くなりして肉付けしていくことが大切です。

■財政状況を把握すること
全ての基本です。財政状況を把握していない人に政策を語ってほしくはありませんし、財政状況を度外視した政策論争など時間の無駄というものです。

■住民要望を政策として組み立てること
住民から聞いた意見をそのままオウム返しに議会で発言しているだけでは議員失格です。できるだけ多くの意見を聞くことは必要ですが、一番大切なことはそれを政策として組み立てていく力量です。