小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

首長の多選禁止法制化へ

2007年06月09日 | 政策調査
昨日の福井新聞報道によると、自民党は、首長(知事、政令市長)の多選(四選以上)を禁止する地方自治法改正案を秋の臨時国会に提出を目指すとありました。
なお、一般の市町村長は地方自治法に多選禁止の根拠を規定して条例で禁止できるようにするようです。

以下、福井新聞記事の引用
『自民党の党改革実行本部は七日、首長多選問題小委員会を開き、知事や政令市長の連続四期の立候補を禁止する方針を決めた。(中略)秋に想定される臨時国会で地方自治法改正を目指す。一般の市町村長に関しては、地方自治法に多選禁止の根拠を規定して条例で禁止できるようにし、判断は自治体に委ねる。』(引用終わる)

一般論として、首長の多選については数々の弊害が指摘されています。既に、総務省の有識者研究会が、首長の多選禁止を「必ずしも憲法に反しない」との報告書を公表しており、これを受けて一気に法制化に動き出したものだと思います。
いずれにしても注目するニュースです。