小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

首相の靖国参拝

2006年08月11日 | 私の考え
8月15日が近づいてきました。

今年は特に、小泉首相がかねて公約の「8月15日靖国参拝」を実現するとも取れる発言があって、一層注目されています。
私は以前は、小泉首相が中国や韓国の反発にひるまず靖国神社に参拝を続ける姿勢を評価していましたが、今はそう感じません。間違っていました。

「個人の自由ですから」と言って首相が参拝するのもどうかと思いますし、まして、個人の自由といったことならよくも総裁選挙の公約に掲げたものだと呆れます。
小泉純一郎個人の公約なら、本人も守らなくてもどうってことないと言っていたとおり、私もどうでもいいです。

内閣総理大臣が、国のために命を捧げた英霊に対し国を代表して正式に参拝されることは望みますが、小泉純一郎個人が8月15日にどこへ行こうが全く関心はありません。

【中国は日本を併合する】
東京までの移動で、読みかけだった下記の本を読み終えました。靖国参拝に関して、中国にも配慮すべきだという人にぜひ読んでもらいたいものです。

中国は日本を併合する

講談社インターナショナル

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要望活動:2日目

2006年08月10日 | 議会活動報告
東京での要望活動2日目です。午前中に厚生労働省、午後に経済産業省に対し要望活動を行いました。

【厚生労働省】
厚生労働省を訪問し、社会保険庁と厚生労働省の担当官に高浜病院の課題を説明し支援を要請するとともに、社会保険病院の整理統合についての最近の情勢について情報収集しました。

社会保険病院の整理統合問題に関しては、国会が閉会中でもあり、社会保険庁の年金の不正免除問題の影響もあって殆ど議論は進んでいないようです。新しい情報は何も得られませんでした。
また、高浜病院といった個別の病院の支援に関しては、当然ではありますが国からこれといった示唆は得られませんでした。

【経済産業省(資源エネルギー庁)】
資源エネルギー庁を訪問し、午前中と同様の要望活動を行いました。
資源エネルギー庁で病院のことを要望することが筋違いであることは百も承知ですが、それでも資源エネルギー庁の担当官からは何とか解決に向けた取り組みが出来ないかということで、ある程度の議論が出来ました。
出来る努力は行うとの回答を得られました。

【今回の要望活動について感じること】
今回は、高浜病院の存続問題に焦点を絞って高浜町議会で東京まで陳情に来ました。おそらく、このように病院の事だけで東京まで議会が要望活動に出向くといったことは高浜町議会でも始めてのことだと思いますし、他の自治体でも余り例がないと思います。
この熱意は、それなりに相手に伝わったことと思いますし、この結果何らかの手立てを講じてくれることも期待できます。しかし、だからといって今回の陳情活動を手放しで評価することには、反発を覚悟の上で、少し疑義を感じると言わざるを得ません。

まず、高浜町には、高浜町の地域医療をどうしたいのか、そしてその中で高浜病院をどう位置づけるのか、それに対して高浜病院にはどのような課題があるのか、その課題を解決する手段としてどのようなプランがあって、そのプランを実現するために高浜町として出来る事はどのようなことで、高浜病院には何を望み、国にはどのような支援を求めたいのかといった基本戦略が欠けています。

だから今回の要望活動でも、困っているのはよく分かりました、みなさんの熱意も感じます、それで高浜町としては何を望むのですか、といった根本的な問いかけに答えられないのです。

こうしたプランニングを議会に求めるのは無理があります。スタッフも予算の執行権も持たない議会でできることではありません。行政として、この課題に対する戦略を練る時期に来ているのではないかと思います。

要望活動:1日目

2006年08月09日 | 議会活動報告
陳情活動のため議会で東京に来てます。
東京に午後に到着し、防衛庁長官政務官である高木毅代議士を訪ね、高浜病院の現状を説明するとともに医師確保に関する側面的な支援要請を行いました。
また、明日は厚生労働省と経済産業省に出向いて同様の要望活動を行う予定になっており、その場をセットしていただいたお礼も併せて行いました。

【国立国会図書館】
夜の懇親会まで少し自由時間がありましたので、散歩がてら国立国会図書館を見学しました。
日本一の蔵書の図書館ですから、膨大な書架を想像していましたが、パソコンで書籍を検索して、受付で貸し出しサービスを受ける仕組みになっており、普通の図書館とはかなり違ったイメージでした。(写真は図書館の玄関)

【懇親会】
夜は、高木衆議院議員、松村参議院議員、山崎参議院議員の秘書と高浜町議会との懇親会が行われ参加いたしました。

台風

2006年08月08日 | その他
台風7、8、9号が発生し観光への影響を心配しましたが、どうやら高浜町への直撃はなさそうです。

今年の夏期観光は、7月は梅雨明けが遅れ天候不順が続いたため最悪です。
8月になって少し客足は戻っていますが、ここに来ての台風は大打撃になります。せめてお盆が過ぎるまで台風の襲来が無いことを願いたいものです。

なお、景気回復のお陰か、若干お金を使うようになってきているようにも感じます。

【明日は東京】
明日から2日間、議会で東京へ陳情に行きます。日記は帰ってから更新します。

硫黄島

2006年08月07日 | 私の考え
NHKスペシャル「硫黄島玉砕戦」生還兵が語る日米軍、を見ました。
雨水以外に全く水の無い、灼熱地獄の島の凄惨な戦いの実態をあらためて知る事ができました。
硫黄島の攻防戦は日米戦で唯一、日本軍の死傷者数より米軍の死傷者数の方が多かった戦闘です。決して万歳突撃を許さず、硫黄島全体に張り巡らせた壕にこもって徹底的に米軍を苦しめた戦いです。
世界の戦史にその名をとどめた攻防戦ですが、今の日本人でこの戦いをどれだけの方が知っているのでしょうか。

ホットデー

2006年08月06日 | プライベート
猛暑の一日です。和田海水浴場は今夏最大の入込で、我家の浜茶屋ではなんと私までもが手伝いました。

今日の「あさひ(我家の浜茶屋の店舗名)」は一族郎党フルキャストの布陣で臨みました。
まず、私(最も役にたたない)、妻、長女と次女、妻の友人の助っ人2名、私の母親、妻の母親、私の上の妹、その旦那、その長女と次女と三女、私の下の妹の長男、他に男性アルバイト2名、来週遊びに来る約束で無給で働いてくれた元バイトの、以上17名です。
この17名が常に全員忙しく立ち働いています。
断言します。浜茶屋「あさひ」より、注文した品が早く届く店はありません。
とにかくお客さまを待たせないことに重点を置いた結果、この布陣となりました。

関労高浜支部定時大会

2006年08月05日 | 活動日記
【関労高浜支部定時大会】
高浜町文化会館で開催された関労高浜支部定時大会に出席し挨拶をさせていただきました。(写真)

(挨拶の概要)
平成15年4月にみなさんのご支援で初当選を果たして早くも3年以上が経ちました。
この3年間、自分なりには精一杯がんばってきたという自負は持っております。

議会活動において常に情報公開ということを念頭に活動してきました。議員は選挙で選ばれる訳ですから、自らの活動を有権者にお知らせすることは議員の当然の責務だと考えております。

議員の大きな仕事は議会での議論です。議員としてみなさんから頂戴した意見に基づき議会で議論し、役所の政策の方向性を形づくっていくのが議員の仕事です。議員は役所内の世論の形成者との見方が出来ると思います。
この点、これまでも、そしてこれからも、議会で積極的に議論し、みなさんが望む方向に行政を導いていくための努力を続けていきます。

あと残り一年を切った議員の任期を精一杯活動していくことと、来年に向けた取り組みに全力を尽くすことをお誓いいたします。

【関労の他の支部大会】
今日は同じ時間帯に、関労美浜支部、原子力事業本部支部の大会も開催されています。案内をいただいておりましたが出席できません。代わりに大会メッセージを送らせていただきました。

【懇談】
夜は4時間以上にわたって高浜町の直面する課題について関係者と懇談しました。
関係者の方から、どうしても聞いて欲しいとの要請で実現した懇談です。
現場サイドの実態をつぶさにお聞きすることができました。今後の議会活動に生かしてまいります。

小学校図書室

2006年08月04日 | 政策調査
「暑いですね」、ここ数日挨拶といえばまずこの一言。
暑中お見舞い申し上げます。

今日は朝から健康診断で胃カメラを受けてきました。
私の場合、毎年受けなければいけない「胃カメラ」ですが、過去5年間は最低でも逃げていましたので、本当に久し振りの受診です。
結果は「異常ナシ」でしたが、何回やっても好きになれません。

【小学校の図書室】
和田小学校校舎を来年度に改修する予定ですが、現在、詳細設計に向けた現場確認作業や改修に際しての要望事項等の確認を実施されているようです。

「子どもの読書環境の充実」は、私の選挙公約のひとつです。当然、小学校の図書室の充実については大きな関心を持っています。
そして、和田小学校の図書室は今回の改修工事で拡充すべきであると考えています。

理由として、まず高浜小学校の図書室は平成16年度の改修工事で拡充されました。
内浦地区の小学校は、生徒数から考えて狭いということはないと思いますし、現在建設中の内浦公民館には町立図書館分館が整備されます。
青郷小学校は校舎全体の面積に余裕がないため、現在実施中の改修工事で図書室の拡充は実施されませんが(エアコンは設置される)、青郷公民館には立派な町立図書館分館が整備され、小学生の利用も多いと聞きます。
ところが、和田には満足な町立図書館分館もないため(公民館にあるが狭い)、和田地区の図書館の環境はあまりよくありません。
大人なら町立図書館本館へ行くこともできますが、小学生にとっては学校の図書室が唯一の図書館といえます。

だからこそ、学校図書室の拡充が必要なのです。幸い、和田小学校の校舎は面積に余裕がありますので、拡充はそれ程難しいことではありません。

先日も、教育委員会にはこのことを申し入れていますが、今後も意見提起していきたいと考えております。

絵本

2006年08月03日 | 活動日記
和田小学校の図書ボランティア会合に出席。
1学期に実施した「読み聞かせ」の反省と2学期の計画を検討しました。

私も同じ意見ですが、読み聞かせで一番悩むのがどの本を読むかの選書です。
結局、自分が気に入った本を選ぶのがベストですが、これが簡単そうで難しいのです。
特に私の場合は、あまり絵本のことを知りませんでしたから、絵本の読み聞かせをするようになって初めて知った本もたくさんあります。(むしろ、ほとんどの本がそう)

本当に素晴らしいと感じる絵本もたくさんあって、昔からこれを知っていたら自分の子どもにもっと良い絵本を読んでやれたのにと思うこともあります。

モラルハザード

2006年08月02日 | 私の考え
妻から信じられない話を聞きました。日本はいったいどうなってしまったのか、心配になる話です。

妻が地元の神社の近くを通りかかったときに信じられない光景を目撃しました。
神社には通常、手と口を清めるための場所である手水舎(ちょうずや)があります。地元の神社にももちろんあります。
その手水舎で、あろうことか、砂に汚れた足を洗っている海水浴客がいたというのです。
妻は、車を止めて注意しようかとも考えたのですが、とばっちりを恐れて見過ごしたとのことでした。
そんな非常識な人間に(人といえるのかな?)、妻一人で注意してどんな災難に会うかも分りませんので、それはそれで正しい判断だと思います。

しかし、この話しを聞いてなんだか末恐ろしくなりました。もう、行き着くところまで行ってしまってます。