小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

高浜けいあいの里竣工式

2005年05月21日 | 活動日記
特別養護老人ホーム「高浜けいあいの里」の竣工式が、現地で行われ出席しました。
施設内部も見学しました。私が今まで見学した特養ホームの中では最も豪華な施設です。
居室の窓から青葉山が一望でき、併せて和田の集落も適度に見えるので非常によい環境だと感じました。

2000年に制度開始された介護保険ですが、全国の要介護者は現在約4百万人で、制度開始から約2倍に増加し、介護保険給付費は約7割増の約5.5兆円です。
このまま放置すれば2012年には介護給付費が10兆円を越します。
このため介護保険は来年度から予防重視に転換し、新たに介護予防サービス(新予防給付)を導入するなどの見直しがあります。今後、注目していかなければなりません。

議会報告会など

2005年05月20日 | 議会活動報告
【議会運営委員会】
本日、10時から議会運営委員会が開催されました。最近、新聞紙上を賑わしている正副議長が高志会議員へ、就任祝いとしてビール券などを贈ったという事象について、今後の議会運営など議論しました。
この件に関しては、23日(月)に議会全員協議会を開催して正副議長から議員全員が事情説明を受けることとなりました。

現在、様々な噂が流れています。細かいことは時期が来ましたら説明しますが、次のことだけは記しておきます。
高志会の議員には、ビール券らしきものを貰っておこうとしたものは一人もおりません。全員、家族や本人が仕方なく受け取った数時間後には一括して変換することを確認しています。
また、この事実を新聞社にリークして正副議長をおとしめようとする卑怯な人間は高志会にはおりません。

【高志会議会報告会】
保健福祉センターで高志会の議会報告会を実施しました。和田地区の住民約40名が来てくださり、非常に盛り上がった報告会となりました。
高浜町の行財政運営について現状に問題意識を持ち、将来を心配する声がたいへん多かったことは少なからず驚きでした。とにかくお前たちが頼りだから頑張ってくれという訳です。高志会に対する期待の大きさをひしひしと感じた報告会となりました。
かなり時間をオーバーして意見交換しましたが、終了後も、これだけは聞いて欲しいといった多くの意見を頂戴しました。やっぱり地元はいいなと感じた次第です。

デジカメ復活

2005年05月19日 | その他
先日の新潟出張で愛用のデジカメ(ソニーのサイバーショット)を水で濡らしてしまい、勝手に電源が入ったりシャッターが切れなくなったりのトラブルが発生していました。
ところが、今日確認すると何事もなかったかのように復活していました。
明日は保健福祉センターで議会報告会(午後7時半から)です。デジカメが復活して助かりました。
議会報告会に一人でも多くの参加をお待ちしております。

産休

2005年05月18日 | その他
職場の後輩社員(女性)が産休に入るため、がんばって会(?)が開かれました。今回は2人目の出産になります。元気な赤ちゃんを無事産んでほしいと思います。

話を聞いてみると、子どもは2人までと考えているようでした。
鳥取県の片山知事のコラムにも書かれていましたが、子育ては2人目までが大変なのです。
3人目以降になると非常に楽になり、子育てを楽しむこともできます。従って、子どもが2人だけでは、苦しい子育てしか経験できないので損なのです。私の経験でもその通りです。
3人目、4人目の楽な子育て経験者が極端に少ないから、子育ては大変だとの認識ばかりが広がってしまうのです。

それと、何回も産休することの職場への遠慮もあるのかもしれませんが、もしそうならとんでもありません。あなたたちこそ日本の救世主です。感謝しています。遠慮など全く不要です。
2人なんて少な過ぎ。最低3人、出来れば4人は産むべきと進言しておきました。

広報研修会

2005年05月17日 | 研修報告
福井自治会館で行われた、福井県町村議会の議会広報(議会だより)編集委員を対象とした研修会に参加しました。
この研修は毎年この時期に開催され、これで3回目の出席となります。
研修内容は議会だより編集の技術的なアドバイス等で、具体的で分かりやすい講義でした。今後の議会だよりの編集作業に生かします。

国家財政

2005年05月16日 | その他
朝ホテルを出発して帰路につきました。今回の研修は列車の移動時間が非常に長かったのですが、お陰で久しぶりにじっくりと本を読めました。今回、列車で読んだ本は「2008年IMF占領(著者:森本亮氏)」です。往復の列車内で読了しました。

危機的な状況にある日本の国家財政ですが、2008年に日本は国家が破産し、IMF(国際通貨基金)の占領下に置かれるという内容の本です。2008年といえば3年後のことですが、この本を読み進んでいくと非常にリアリティーのある話であるように感じます。

日本の公的債務は2005年度末で774兆円となります。これを100年かけて返済するとしても消費税を40%にしなければなりません。天文学的な金額だということが分かります。
現在はゼロ金利となっていますが、長期金利が1%上昇すれば国の負担は3兆円増加します。3%では9兆円となります。そもそもゼロ金利自体が異常なことであり、経済が正常ならば長期金利は4~5%が標準だそうです。仮に日本の経済情勢が正常になったなら日本政府は国債の金利負担に耐えられないということになります。
また、仮に2008年を何事もなく凌いだとしても、2013年には税収が国債の利払いを下回るのだそうです。税収で国債の金利も払えないという状況をどう考えたらいいのか分かりません。
とにかくショッキングな本でした。




地方議員の研修

2005年05月15日 | 研修報告
北信越の地方議員が集まる研修会に参加するため、新潟県の越後湯沢町に来ました。
道中、落雷による信号機故障で列車が遅延し、会場のホテルに入ったのが午後4時前になってしまいました。
研修では、4名の講師の講演を聞くことになっておりましたが、何とか、北海道のニセコ町長と民主党枝野衆議院議員の講演は完全に聞くことが出来ました。
以下、私の簡単なメモです。

【ニセコ町長逢坂誠二氏の講演】
・地方議員の役割について
地方議員は市民からほとんど何も期待されていません。議員も自らを振り返って、志を持った仕事をしているとは思っていないのではないですか。首長も議会には期待していないのです。邪魔な存在です。
世間には、議員の質問を行政が考える議会があるそうです。質問も答弁も行政が考えて、議員と首長が下手な学芸会を演じるのです。
刺激的な内容ですが、このくらいの認識から議会改革をスタートする必要があります。地方議会はそれ程ひどいのが実態です。様々なアプローチが考えられますが、まずは、今の議会の体質そのものを変えていくことからスタートしなければならないのです。議員としてきちんとした活動をしたければ、議会改革から始めるのが先決です。

・国政と自治の関係について
中央集権体制の日本では国政の場で地方のことが議論されますが、その議論に地域の声が反映されていません。自治と国政の間で情報交換がされておらず、国政の場では往々にして自治の的外れな議論が行われているのです。例えば国民年金の事務を市町村から社会保険事務所に移しました。実施前から失敗することは市町村の現場では分かりきっていましたが、その声は無視され、予想通り失敗しています。
市町村合併、介護保険、住基ネットなど地域の住民に直接関わりのある事柄にどれだけ地方の声が反映されたのかはなはだ疑問です。

【枝野幸男衆議院議員(民主党憲法調査会長)の講演】
民主党の政策の根幹は地方分権です。では、なぜ地方分権なのかは次の理由からです。
日本は過去130年間中央集権体制をとってきました。そしてこの選択は基本的に間違いではありませんでした。貧しい国が発展していくためには最も合理的な方法だからです。
北海道でも沖縄でも、日本中どこに行っても同じ製品をきちんと生産できる国づくりが必要だったのです。しかし、今では中国の北京でも上海でも同じように作ることができます。従って、地方の特色を生かし、各地方でなければ出来ないことをやっていかないと中国には対抗出来ません。これが地方分権が必要な理由のひとつです。

次に、日本が豊かになって住民の政治に対するニーズが変わってきました。昔は財布を満たしてもらうことが住民のニーズでしたが、今は老後や将来に対する不安の解消や安心の確保というように変わってきています。大都会の住民と地方の住民とでは、将来に対する不安も安心の定義も違いがありますので、こうしたニーズに中央集権では対応できません。地方分権が必要だという訳です。

地方分権の発想そのものを変えていく必要があります。国でやることを地方に任せるのではなく、あらゆることを市町村でやるのです。そのうち出来ないことだけを県が実施して、県にも出来ないことだけを国で実施するという考え方に変えていくことが必要です。

【懇親会】
研修終了後、枝野議員も参加されて出席者同士の懇親会がありました。(ネクタイ着用による円卓での懇親会です)新潟県の加茂市、三条市、見附市の市議会議員と親しく懇談することが出来ました。

(写真:逢坂町長)

チラシ配り

2005年05月14日 | 活動日記
5月20日に開催する議会報告会の案内チラシを地区内に配布しました。
最近、自分の議会REPORTや今日の案内チラシなど、チラシ配りばかりやっているように感じます。
また、自分ひとりではとても配りきれないので妻や時には母親にも手伝ってもらいます。心から感謝しております。

【研修】
明日から1泊2日で新潟県の越後湯沢で開催される、北信越の地方議員が集まる研修会に参加します。
越後湯沢という温泉地が開催地に選ばれたのは、中越地震で宿泊客が減少している温泉地の復活に少しでも貢献するためだということです。
研修ではニセコ町長の逢坂誠二氏の講演会も予定されており、非常に楽しみにしております。
帰ってから概要について報告いたします。

自転車

2005年05月13日 | その他
先日、四女の自転車の練習のことをこの日記書きましたが、今日、娘が自転車に乗れるようになりました。

帰宅すると娘から笑顔で自転車に乗れるようになったことの報告を受けました。そして、どうしても今から見て欲しいと言います。既に暗くなっていましたが、早速、デジカメ持参で娘の自転車姿を見物することにしました。得意満面の笑顔でスイスイと自転車に乗り、近所の中学生からは「咲生(四女の名前)、乗れるようになったんや、おめでとう。」と声をかけられていました。
我家の、ささやかな記念日となりました。


議会報告会の案内

2005年05月12日 | その他
高志会で議会報告会を開催します。4月28日に城山荘で高浜地区住民を対象に実施したのに続いて、和田地区の住民を対象に開催します。
概要は以下の通りです。近々、開催案内のチラシを和田地区内に配布します。今回は、私が報告を担当します。ぜひご来場下さい。

開催日時:平成17年5月20日(金)午後7時30分~9時00分
開催場所:保健福祉センター2F大広間(畳の間です。)
実施内容:平成17年度予算を中心に概要を報告し、参加者からの質問や意見交換を予定しております。
参加議員:高志会(高浜町議会議員有志の勉強会)の議員7名